ちなみになんでアテナ信仰の町かっていうと、アテナ信仰の町だとどでかい箱をしょっていても聖闘士かで済むからです。普通の町だと少しは怪しまれます。正方形ですから。
簡単だが遠い場所の任務を終えて、近くのアテナ信仰の町に着いた時のことだった。俺はある少女に出会った。森の気配を感じる小宇宙をしていた。
普段持ち運ぶには多い荷物を持ち、汚れてところどころ破れたり、ほつれた服を着て靴はおそらく皮や布などではなく藁を編んだもので、特に足の怪我が目についた。
少女はリンゴを食べていた、それを見ていたらなんだか腹が減って、そうしたらそれを見た少女がリンゴをくれた。
俺はそいつの横に座ってリンゴを食べた。
「お前、どうしたんだ?そんなぼろっちいカッコして、怪我までしてる」
すると少し考えてから少女は
「村が…燃えたんです。私はあっちの方角の森の奥のずっと奥の村の生まれでした。」
確かにあっち側には深い森がある。低い山もありこの辺やつはめったに入らない山だ。
「悪いモノが来て村を燃やしてしまったんです…私は、燃え始めた場所から、はなれた、場所に、いて、…一緒にいた従妹が、私を逃がしてくれました、」
泣きながら話す
「母は、従妹がいうには、真っ先に、も、えてしまって、…父も燃え始めた、とこの近くに、いた、はずです、からダメで、従妹も、私を逃がした後恋人の、ところに、戻って、しまって、…」
「ひとりぼっちになっちゃって…どうしたらいいか、わからなくて…」
泣きながら必死に話していた少女に俺は
頭に手を置いてやって、撫でながら
「お前、俺と一緒に来るか?」
「え…」
そいつは今まで泣きじゃくってたというのに口を開けてこちらを涙の流れる目を真ん丸にして見ていて。思わず笑ってしまう。
「はははっ!お前なんだよその顔は!」
「俺はなアテナに仕える聖闘士なんだ!」
笑われたとき恥ずかしくなって小さくなっていた肩が反応した。
「アテナ…知ってる。ここはアテナ信仰の町だって教えてくれた。聖闘士は、おばぁちゃんが言ってた。アテナに仕える戦士で、小宇宙を使って戦うって…」
「あぁ、その聖闘士だ。俺はなその中でも強い黄金聖闘士って言ってな、蠍座の聖闘士なんだ。」
「すこーぴおん…」
「ああ!今は任務の帰りでな。これから聖域…アテナの神殿があるところに帰るところでな、お前の小宇宙は森の気配がして気に入ったのだ。一緒に来て俺の弟子になってほしい。」
俺はこいつの森の気配がする小宇宙が気に入った!それにリンゴをくれたしな!
「…うん、ついてく、よろしくおねがいいします、先生」
「先生…!おう、よろしくな!」
こうしてこいつは俺の弟子になった。可愛い可愛い俺の初めての弟子…これから、よろしくな