Futures   作: 白山胡蘿蔔

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A Praise Chorus

「アンコールありがとー。いえーい」

 ステージからマイクスタンド越しに挨拶して、ひらひらと手を振ると歓声が返ってくる。

「えー、ワンマンってことで箱埋まるか不安だったんだけど」

「おいおい、そういうこと大っぴらに言うなよ」

 巴の突っ込みに、フロアを埋め尽くす観衆から笑いが漏れる。

「たくさん集まってくれてありがとうございますー。今日もいつも通り、最高の演奏ができたんじゃないかなーと思ってるわけですが…みなさんどうですかー?」

 呼びかけると、再び歓声が返ってくる。思わず気圧されそうな大音声だ。

「おー、活きがいいですなー」

「モカ、魚じゃないんだから」

「へへ」

 下手、ベースアンプの前に立つひまりが苦笑交じりに言う。上手にはころころと笑うつぐみ。安心感に思わず頬が緩む。

「じゃあ緊張もほぐれたところで、やりますか」

「最初っからしてないだろ」

 巴の入れた茶々をスルーしつつ、目を閉じて頭の中で独り言を言う。

(緊張してるのはほんとなんだけどな)

 いち、に、さん、し。左足の爪先でカウントを取って、バッキングのフレーズを弾き始める。休符を意識して歯切れよく。二小節あとに入ってくるひまりのベースと足並みを揃える。ふたりで二小節。巴のシンバルとつぐみのピアノが入ってくる瞬間から、リードのフレーズに切り替わる。伸びやかに、歌い上げるように。クレッシェンドで力を溜めて、思い切り解き放つ。レスポールの太いネックと重たいボディは未だにちょっと苦手だけど、あの頃よりは何倍も上手に弾けるようになった。

 

「いやー、今日のライブも最高だったな!」

 控え室。とめどなく流れる汗をキラキラと輝かせながら、巴は快活に笑ってペットボトルの水を呷る。八月の中旬、夏真っ盛りの気候にステージの熱気。その上ドラマーの巴は人の何倍も汗をかく。

「うん!お客さん凄く盛り上がってたし、新曲も反応良かったよね」

「わたし、あの曲のラスサビ前好きだなー。モカとつぐが二人だけになるとこ!」

「えへへ、あそこはね、蘭ちゃんから歌詞を貰った時に…」

 談笑する三人を横目に見ながら、わたしはソファに座って携帯を眺めていた。

『Afterglowのワンマンめっちゃ良かった、新曲も最高!』

『あれ弾きながら歌ってるってやっぱりモカやべえわ』

『ひまり、あんなに可愛いのに音はゴツいし客煽るし超カッコいい』

『巴の音が熱すぎて震えた、あとハモり上手い!!』

『つぐみのピアノで感動して泣いちゃった、アレンジの才能もあるし凄すぎ』

 SNSの検索結果に並ぶライブの感想。いつの間にか、本番後の習慣になっていた。

「どうしたの?」

 ひまりが顔を覗き込んでくる。

「ひーちゃん直伝のエゴサーチだよー」

「直伝って…それよりモカ、打ち上げ行くでしょ?早く片付けようよ」

「りょうかーい」

 言って、ソファからゆっくり立ち上がる。ひとつ息を吐いて、いくつかの書き込みを思い出す。

『そういえばAfterglowの作詞やってる美竹蘭って誰なんだろ』

『結構前からAfterglow聴いてるけど知らない』

『有名な作詞家の別名義じゃないの?あれは完全にプロの仕事でしょ』

『バンドのマスコットキャラみたいな架空の人物じゃね』

『それだったら作曲と同じAfterglow名義でよくない?』

 脳裏をよぎるのは、病室で蘭から受けとった言葉。

『これは呪い。私のことを忘れられなくなる呪い』

 打ち上げ会場に向かう間、背負ったギターケースがやけに重く感じた。

 

「いああ、きょうのらいぶもさえこうだったなあ……」

 安居酒屋の喧騒の中で、巴の調子外れな声が響く。

「巴、明日仕事でしょ?もうやめときなって」

「お水、もらってくるね」

 隣に座るひまりが背中をさすりながら心配そうに言い、わたしの隣に座るつぐみが店員に声をかける。正面に座る巴は右手にコップを、左手にビール瓶を握り締めたまま時折唸り声をあげながら俯いている。いつも通りの光景。

 ちょっと前に分かったことだけど、巴は意外とお酒に弱い。そしてまた意外なことに、ひまりは割と飲める方だ。つぐみは完全な下戸で、ひと口飲んだだけでひっくり返ってしまう。わたしはたぶん強くも弱くもないけど、少なくとも巴よりは強いと思う。

「いままれもこれからも、あふたーぐおーが最高…」

 自分達のバンド名すら言えなくなった様子を見ていると流石に心配になってくる。

(タクシー呼んだ方がいいかな)

 ジントニックの半分残ったグラスを置いて、ポケットから取り出した携帯の画面に目を落とした瞬間。急に巴が顔を上げる。

「わ!」

  ひまりが小さく叫ぶ。

「モカ」

「へ?」

 真剣な声色と、射抜くような鋭い視線に思わず間の抜けた声が漏れてしまう。さっきまでとはまるで別人だ。前にも似たようなことがあった気がする。

「いつになったらマジになるんだ」

「マジになる、って」

「いつになったら、------?」

 巴の言葉に頭を殴られたような衝撃を覚えて、目を見開く。

「え、巴、何?」

「巴ちゃん?」

 ひまりとつぐみは聞き取れなかったのか、巴の顔を覗き込む。そんなふたりを気にも留めず、巴は左手に持ったビール瓶の先をわたしのグラスにがつんとぶつけて、そのまま中身を注ぎ込んだ。乱暴に注がれた黄金色の液体が、元から入っていた半透明の液体と混ざりあって、グラスの中に淀んだ色が満ちる。

「うわー……」

「あはは…」

 心底呆れ果てた、というような表情を浮かべるひまりと苦笑いするつぐみ。わたしはそのグラスを暫く見つめてから、一気に飲み干した。巴の問いかけを飲み込むように。

 

『---ってことがあって』

『相変わらずだね』

 八月の終わり頃。なんてことはない、ファミレスのチェーン店。向かい合って座るわたしと蘭は手と指を動かして会話をする。

『この前渡した歌詞、どうだった?』

『上々。お客さんの反応も、良かったよ』

『なら良かった今回のは思いついてからまとまるまで時間かかったんだけどそこからは一気に書けて最後のサビ辺りは特に気に入ってて』

『ちょっと待って、早い早い』

『ごめん』

 読み取れないほどの勢いで語り始める蘭を静止する。そんなやりとりがなんだかくすぐったくて、クスクスと笑い合う。わたしだって手話を使いこなせてるとは思うけど、普段から使っている蘭の方がずっと流暢だ。

『蘭はどれにする?』

『いつもの』

『唐揚げ定食ご飯少なめね』

 頷いて、机の上のブザーを押す。暫くしてやってきた店員に、わたしは二人分の注文をする。かしこまりました、と挨拶して店員が席を離れた。

『華道は調子どう?』

『まあまあかな。この前---』

 蘭はまた滔々と語り始める。昔の、口数の少なかった頃では考えられないほど饒舌に。

 あれから、そろそろ五年が経つ。蘭は本格的に家元としての活動を始めた。わたしたちは仕事をしながらスタジオ練習や音源制作、そして何ヶ月かに一度のライブとバンド活動に励んでいる。蘭が詞を書いて、わたしたち四人が曲にする。形は変わってしまったけど、新しい"いつも通り"が続いていた。

 

 金曜日の夜。最寄り駅の改札を出たわたしは、駅前の喧騒をすり抜けて帰路に着く。徒歩十分、アパートの部屋の前。鍵を開けて、ひとつ溜息をつく。ポケットから携帯を取り出すと、大量の通知が目に飛び込んでくる。

(…あ、今日って)

 朝から忙しくて忘れてたけど、今日は九月三日。わたしは二十五歳の誕生日を迎えていた。お祝いのメッセージにひとつひとつ返信しつつ、冷蔵庫から缶ビールを取り出し、蓋を開ける。その音がちょっとだけ、パーティで鳴らすクラッカーみたいに聞こえた。そんなことを考えながら帰り道で買った何本かのフライドチキンとショートケーキを平らげたわたしは、ほのかな酔いを覚えながらベッドに仰向けになって、巴の言葉を思い出す。

『いつになったら、自分の為に歌うんだ?』

 あれ以来、わたしの音楽は蘭の為にあった。もともとそうだったけど、想いが更に強まったというべきか。五年近く経っても呪い(約束)解けて(ほどけて)いない。けれど、そろそろ自分の為に歌ってもいいのかもしれない。二十五歳の誕生日、なんとなく今日がその日だと思った。少しだけ勢いをつけてベッドから起き上がる。

 ちゃぶ台代わりの小さなテーブルの上、チキンとケーキの空き箱を除けて作ったスペース。普段使いの手帳を広げ、ペンを取り出す。使っている部分と被らないように、後ろの方から書いていく。言葉は次から次へと浮かんできて、みるみるうちにページが埋まる。これは、多分わたしの言葉じゃない。けれど、きっとわたしの気持ち。熱に浮かされて、一心不乱にペンを動かす。

 なかったことにはならない。今だって時々眠れなくなることがあるし、あの時の夢を見て飛び起きることもある。高校の頃は日中にどれだけ寝ても、夜はちゃんと眠れたのに。それでも、歌い続ける。一生かけて償って、という言葉に嘘はないはずだし、裏切るつもりもない。だけどここに居る自分を、ここに在る心を、この音楽を否定しない。そんな気持ちを綴った。

 最後の一文を書き終えて、ふとそれが目に付いた。部屋の隅、壁に立てたままになっているギターケース。ファスナーを開けて青いギターを取り出す。メンテナンスは定期的にしているけど、弾くのはだいぶ久しぶりだ。ケースのポケットに入れっぱなしだったシールドを引っ張り出して繋ぐ。ストラップを肩にかける。アンプの電源を入れて、ボリュームノブを限界まで右に回す。じいい、とノイズが走った。

 スタジオ練習やライブの時みたいに、真っ直ぐ立って左足でリズムを取りながら、パワーコードで即興のリフを刻む。あの時とは違って、弾くべき音は分かっていた。歌うべきメロディも。ギターの爆音に負けないように声を張り上げて、さっき書いた歌詞を乗せる。

(------ああ、)

 身体の内と外、両方で鳴る音に溺れそうになりながら、わたしは実感した。

(楽しい、な)

 まるで、魔法みたいだった。

 その夜。いつ以来か分からないくらいに、ぐっすり眠れた。

 

「モカ、誕生日おめでとー!ケーキ買ってきたから、後で食べよっ!」

 翌日、土曜日の昼下がり。スタジオ練習の合間、ケーキ屋のロゴが入った箱を両手で掲げるひまりの顔は心底嬉しそうだ。

「ありがとー。でもさ、この歳にもなると誕生日ってなんかフクザツだよね」

「うっ…ま、まあそうだけど」

「二十五歳か、早いよなあ…」

 一足先に誕生日を迎えている巴が、腕を組んだまましみじみと言う。

「つぐは来年だからいいよねー、みんなより若くて」

「そんなに変わらないんじゃないかな?」

 冗談か本気かわからないトーンでひまりが呟くと、つぐみが頬をかきながら苦笑する。

「あのさー」

「どした?」

「新曲の歌詞、持ってきたよ」

 言って、印刷してきた紙を渡す。巴はそれを受け取って、しげしげと眺める。視線が左から右へと流れて、しばらく行ってはまた同じように流れる。それを何度か繰り返してから、呟く。

「うん。凄く良いな、これ」

「巴ちゃん、次わたしにも見せて?」

「わたしも!」

 これまで歌詞はグループチャットに直接投稿されたり、直筆の手紙でみんなの家に届けられたりと、形はどうあれ蘭から発信されていた。だけど、今回は。

「やっぱり蘭は良い歌詞書くよなあ」

 目を細めて、噛み締めるように巴が言う。こくこくと頷くひまり。

「モカちゃん、どうかしたの?」

 黙り込むわたしを不思議に思ったのか、怪訝な顔をしたつぐみが尋ねてくる。

「その歌詞さー」

 事実だけど、言うのは少しだけ勇気が要る。躊躇った一瞬で、空気がぴりりと音を立てた気がした。

「わたしが書いたんだよね」

 呆気にとられる三人。はじめに口を開いたのは、つぐみだった。

「モカちゃんが…?」

「ん」

「……マジか」

「モカ、歌詞書けたんだ?」

「うん。昨日の夜、なんか急に」

「昨日の夜?!」

 巴が素っ頓狂な声を上げる。無理もない、自分が一番驚いているんだから。今まで作詞どころか作文も碌にやって来なかったのに、一晩で一曲分の歌詞を書いて、あまつさえ、それが。

「完璧に、蘭の歌詞だと思った………」

「やっぱり、巴も?」

「だって、こんな……上手く言えないんだけど、蘭のだろ、これ」

「そう…だけど。モカちゃんが嘘吐くわけないよ」

「蘭の歌詞だよ」

 告げた言葉に三人が息を呑む。

「だけど、わたしの気持ち」

「え?」

 困惑するみんなを置き去りにして、言葉が口を突いて出た。

「---まあわたしもよくわかんないんだけど、蘭の歌詞をずっと歌ってるうちに身体が勝手に覚えちゃったっていうかー」

 真面目な空気を振り払いたくて雑に説明したけれど、予想外に真剣な表情で巴が言う。

「なあ、早くやりたくないか、この曲」

「やりたいって。コードも決まってないよ?」

「そこは気合で」

「もー、巴はいつも簡単に言うよね……いい加減ギターでも練習して作曲手伝ってよ」

「あはは、まあ、そのうち、そのうちな?」

 むー、と頬を膨らませるひまりを巴があしらう。作曲の話になるとだいたいこんな感じだ。

「コードなら決まってるよ」

「そうなんだ。モカちゃん、書いてもらってもいい?」

「ん、すぐ書くね~」

 言って、紙を受け取る。メモはしていなかったけど、あの夜の魔法は身体に刻み込まれている。

「曲調とかテンポとか、どういう感じにするんだ?」

 うずうずした様子の巴が聞いてくる。答えはひとつだ。

「それは、もちろん」

 ほんのちょっとだけもったいぶって、わたしは言う。

「最高にエモく、でしょ」

 

 練習の後、自室。カーテンを開けっ放しにしていた窓から夕陽が差し込んで、部屋の中を橙色に染めていた。荷物を置いて、携帯を取り出す。二件の通知。蘭からだった。昨晩寝る前、手帳に書いた歌詞の写真を送っていたことを思い出す。心拍数が跳ね上がるのを感じながら、メッセージアプリを開く。

『良いじゃん』

『すごく、モカらしい歌詞』

 短い返答。それなのに、胸がいっぱいになる。

「わたしらしい、歌詞」

 貰った言葉を改めて口に出す。鼻の奥がツンとして、胸に熱いものがこみ上げる。唇が微かに震え始めた。返事をしなくちゃいけない。

(蘭のお陰だよ)

(蘭がいたから、書けたんだよ)

(これからもずっと、蘭の為に)

(だけど、これからは)

 次から次へと言葉が湧いてきて、思考がまとまらない。こんな時、直接会って話せたら。浮かんだ言葉を全部ぶつけることが出来れば。

「っ、」

 気付けば、それは零れ始めていた。携帯の画面に水滴が落ちる。ひとつ、またひとつ。視界はぼやけて、声が抑えられなくなる。

「これからは、わたしの為にも歌うよ、蘭」

 夕陽に包まれながら、誰にも届かない言葉を吐き出した。

 

 ライブ直前、楽屋。ステージに繋がる扉の前。わたしたち四人は横並びに立って出番を待つ。扉を真っ直ぐに見据えたまま、巴が言う。

「モカ、なんか変わったよな」

「まあ、ギター替えたからね~」

「…いや、そうじゃなくて。なんか、さ」

「そう、かな」

 会話はそこで途切れて、楽屋は沈黙で満たされる。

「SE鳴ってるし、そろそろ行こっか」

 扉に耳を当ててから、ひまりが呼びかける。

「よし」

 巴は呟くと重い扉をゆっくり引いて、堂々とした足取りで歩いていく。胸の前で拳を作ったつぐみが続くと、ひまりがくるりと向き直って、わたしに右の拳を突き出す。

「がんばろっ!」

 にっ、と白い歯を見せて笑うひまりの表情が眩しい。わたしは無言で拳を突き合わせて、扉の向こうへと進む。

 ライトに照らされたステージに足を踏み入れると、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。薄暗いフロアに詰めかけた観客から熱気が伝わってくる。スタンドに立ててある青いギター。わたしの相棒。ゆっくりと、そこに向かって歩き出す。ストラップを肩にかけた時、いつもと違う重さを感じた。

(軽いなあ)

 履き慣れた靴のような感覚を覚えながら、ギターのボリュームノブを回す。ドラムセットの前に座る巴が、親指を立てて合図を送っている。上手、キーボードの前に立っているつぐみは人差し指と親指で輪を作る。下手、ベースアンプの前でひまりが頷く。準備は出来た。マイクスタンドに向き直るその瞬間、わたしはその声を聴いた。

『モカ、やるよ』

 聞こえるはずのない言葉。だけど、確かに届いた。心の中に火が灯る。

「こんばんは、Afterglowです」

 マイクで呼びかけた直後、弾けるようなスネアの音がした。一拍置いて。わたしはギターのネックを右肩の上まで振りかぶって、叩きつけるように鳴らす。雪崩のように畳み掛ける巴のドラム。怒涛の勢いで暴れ回るひまりのベースの上に、つぐみのピアノの音が雨になってきらきらと降り注ぐ。掻き鳴らすギターが突風のように吹き荒れて、フロアから歓声が湧く。びりびりと空気が震えて、鼓膜を揺らす。どきどきと鼓動が高鳴る。身体はぶるぶると震えて、まるで初めてステージに上がった時みたいだ。だけど、緊張の仕方なんてもう忘れてしまった。どこまでも行くための一歩を、今夜ここで踏み出そう。

 オープンのハイハットが四つ鳴って、キックとスネアがリズムを刻む。ベースが寄り添うように絡み合って作り出したビートに散りばめられるピアノの音。そして、豪快に刻むパワーコード。わたしたちと、わたしの為の歌。心の中のすべて、これまでのすべてを何もかもマイクにぶつけた。







pixivにも同じ作品を投稿しています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10240791
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