ーーーーーアークスシップ・艦橋ーーーーー
ユウキ「ヤツを追う」
エスト「だが、まだ場所すらわからないんだぞ?」
ユウキ「だったら虱潰しに探すだけだ」
シエラ「落ち着いてください!宇宙を虱潰しはさすがに無理があります」
ユウキ「…落ち着いていられるかよ、7年経ってやっと会えたんだぞ!?」
エスト「せめて手がかりさえあれば…」
ルーサー(少し体を貸してもらうよ)
エスト(ルーサー?…ああ、いいぞ)
体のコントロールをルーサーに託す
エスト(ルーサー)「さて、ちょっと代わりたまえ」
シエラ「エストさん?何をするんですか、ちょっと!」
ユウキ「エスト?」
シエラを椅子から降ろし座るとデバイスやディスプレイを起動し手足にように操る
エスト(ルーサー)「フリンごときに完璧な隠蔽など出来るはずがない…大方よそへぇ、中々面白い場所に居るようだ、見たまえ」
シエラ「ここって…シップ内じゃないですか!」
エスト(ルーサー)「さあ、居場所は割れた、行きたまえ」
エスト(ルーサー、お前…)
シエラ「待ってください!何故そんなことがわかるんですか?」
エスト(ルーサー)「エストに聞けばいい、では僕は失礼するよ」
エスト「っと…ルーサー、ありがとな。悪いシエラ、そういうことだ」
ユウキ「これで止める理由は無くなったわけだな」
言うなり駆けだしていってしまう
シエラ「一人で行く気ですか!?……ああ行ってしまった…」
エスト「俺も後を追う」
エストが歩きだそうとしたとき
シャオ『エスト、ダークファルス・ペルソナの出現だ、急いで準備して出撃してほしい』
エスト「こんなときに…仕方ない、俺の代わりにアイツを…」
ユウキ「…ここか、やつの研究所は。シエラちゃん、リミッター解いてくれ」
シエラ『はい、今解除します。それとエストさんが緊急任務で来れなくなったので別の方がそちらに向かっています…そろそろ到着するようです』
ユウキ「別の?誰だ…」
振り替えると
???「妹が見つかったらしいな、珍しくエストが頼み込んできたと思ったらそういうことか。俺も力を貸そう」
ユウキ「…ジン!」
そこにはエストとはまた違った赤色のキャスト、
ユウキ「いいのか?」
ジン「貸し一つだ。それでいいだろ」
ユウキ「ああ、ありがとう」
ジン「作戦はあるのか?」
ユウキ「…全く」
ジン「オイ…ならこういうのはどうだ?」
ジンの作戦はこうだ
まずジンが真正面から突入してドンパチやる。
その隙に俺がジンがくれたステルス迷彩を使用し別ルートを探しだしアロの居る場所を特定、救出後ジンと合流し可能ならフリンをぶちのめして研究所をぶっ壊して脱出。
ユウキ「…なるほど、了解した」
ジン「行くぞ、ほらこれが迷彩だ」
迷彩を受け取る、同時にジンが入り口へ駆け出す
ユウキ「さて、うまくいってくれ…」
俺も周辺をスキャンして見つけた通路へ進んだ