黒と白は交わらない   作:ENDLICHERI

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久しぶりやね~。・・・・・・関西の人ちゃうよ。

さ、今回は千聖の誕生日回です。・・・・・・この作品のスタートが、千聖の誕生日が過ぎた後だから、今回が初めてなんですよ~。

それでは、なんか『戦わなければ生き残れない!』みたいなタイトルを付けたんで、ど~ぞ~。







祝わなければ生き残れない!(白鷺千聖生誕祭2020)

 

 

 

 

 

 今日は千聖の誕生日。どうやら、パスパレで誕生日パーティーをしているらしい。・・・・・・さっき、メールが来た。

 

 

「ただいま。」

 

「君の家じゃないけどね。・・・・・・おかえり。」

 

「安心して、両親にはこの事伝えてあるから。」

 

「そういう事じゃ・・・・・・まぁいいや。」

 

 

それじゃあ、そろそろ用意しますかな~?

 

 

「・・・・・・何かないの?」

 

「え?」

 

「私に何か、言う事はないかしら?」

 

 

僕が言わないといけない言葉なんて既に分かってる。なんせ、今日初めて千聖と会ったんだから。

 

 

「僕が分かっていないとでも?」

 

「じゃあ、なんで言ってくれないの?」

 

「・・・・・・足りないから。」

 

「え・・・?」

 

 

僕は冷蔵庫からケーキを持ってきて、千聖の前に出した。

 

 

「これって・・・・・・?」

 

「千聖、誕生日おめでとう。」

 

「用意、してくれてたんだ・・・・・・!」

 

「パスパレで既に誕生日パーティーしてそうだったから、ちょっと小さめだけどね。」

 

 

彩ちゃんや日菜ちゃんなら、『誕生日パーティーしよう!』って言いかねないからね。

 

 

「・・・・・・ただ、」

 

「うん?」

 

「・・・・・・晴斗も、一緒に食べてくれる?」

 

「うん、いいよ。」

 

 

正直、ここも想定内。

 

 

「美味しかったわ。ありがとう、晴斗。」

 

「いえいえ。」

 

 

確かにこのケーキ美味しかったな。ウィズさんが毎回映司君のために買ってるケーキ屋だけのことはある。

 

 

「千聖。」

 

「何かしら?」

 

「・・・・・・これ、プレゼント。」

 

「ありがとう、開けていいのかしら?」

 

「どうぞ。」

 

「・・・・・・これ、ネックレス?」

 

「うん、色々候補があったんだけど・・・・・・これが一番千聖に合うかなって。」

 

「ありがとう、大切にするわ。」

 

 

さっすが蒼空君だね、女の子が喜びそうな誕生日プレゼントを分かってるね。

 

 

「でも、誰かからアドバイスを貰ったんじゃない?」

 

「な、なんのこと・・・・・・?」

 

「このケーキは、ウィズちゃんから。ネックレスは・・・・・・蒼空くん辺りかしら?」

 

 

す、鋭い・・・・・・。さすが千聖だ・・・・・・!

 

 

「・・・・・・まぁ、いいわ。ちゃんと美味しいケーキを用意してくれたから、許してあげる。」

 

「ありがとうございます、千聖様。」

 

「その代わり、これからも必ずこういう形(2人っきり)で祝いなさいよ。命が欲しければね?」

 

 

えぇ・・・、なんで僕の命の危機が迫ってきてるのさ・・・・・・?

 

 

「・・・・・・分かった。必ず、千聖と2人っきりの時にとびっきりの物を用意して祝うよ。」

 

「楽しみにしているわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




イチャイチャさせときゃなんとかなるさ。

じゃ、またいつか!

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