黒と白は交わらない   作:ENDLICHERI

28 / 28
 
 
 ヤッホー。また出したよー。・・・・・・「まだ生きてたんですね」って言われたから生きてる証拠に出してやったよw

 えっとね~、今日という日とタイトルから今回の内容が察する方は、「千聖ファン」というより「上坂すみれファン」と言われている方かな~?

 ってことで本編どーーーぞ。




妖艶な白鷺

 

 

 

 

 

 『女優』と言っても、ただドラマの撮影だけが女優の仕事ではない。最近の芸能界はマルチに活動できる人ほど活躍できたり、評判が上がったりする。最近だと、『声優』という職業の人たちが、あるコンテンツに関わったことで楽器を演奏して大勢の人の前に立つ、ということもある。そして、その演奏はミュージシャン顔負けだったりもするらしい。

 

 唐突にこんな事を言ったのには意味がある。・・・・・・えっ?前の千聖のこと?チョットナニイッテルカワカラナイデスネー。

 とにかく!千聖は今、『女優』と『アイドル』と『バンド』を兼ねている。それだけでも凄い事だ。そんな千聖に新しいタイプの仕事がやって来たらしく、そのことを僕に相談してきた。

 

 

「声優の仕事?」

「そう。今収録しているのだけれど、なかなか難しくて・・・・・・。」

「そうなんだ・・・。ちなみに、どんな作品?」

「作品は・・・・・・『ウルトラマントリガー』っていう──」

「待った待った。ごめん、少しは名前隠さない?」

「えっ?・・・・・・あ、ごめんね。『ウルトラマン○トリガー』っていう作品で──」

「ストップストップ!どこ隠した!?区切りの部分に丸付けただけだよね!?隠せてないよね!?」

「そうかしら?」

「自覚持って!!」

「じゃあ・・・・・・『ウルトラマントリガー』でどうかしら?」

「なんか、変な感じするけど・・・・・・まぁ、良しとしよう。」

 

 

なんで単語を隠すのに100文字ぐらい使ってるんだろう・・・・・・?

 

 

「その作品で敵の幹部の役をやるの。」

「へぇ~、今までないキャラじゃないの?」

「そう。性格も初めてやる性格のキャラだからなかなか難しくて・・・・・・。」

「ちなみに、どんなキャラ?」

「『妖艶(ようれい)戦士』って呼ばれていて、『残忍かつ執念深い』っていう性格なの。」

「うーん・・・・・・。」

「何か参考になるもの、知らない?」

「・・・・・・。」

 

 

どうしよう・・・・・・『そのまんまじゃん』って思ってしまった・・・。千聖は『綺麗・美しい』だけど、衣装やメイクによっては『妖艶』になるし、薫と話している時は特に『残忍』で、恋人の僕に対しては『執念深い』時もある。まんまでしょ?それに、おそらくだけどそのキャラ設定だと腹黒いイメージもあるから・・・・・・うん、ピッタリピッタリ。

 

 

「晴斗、聞いてるの?」

「うん、聞いてるよ。・・・・・・そうだね、僕にはイメージ湧かないかな・・・?」

「そう・・・。ごめんね、変な事聞いちゃって。」

「ううん、僕こそ力になれなくてごめんね。」

 

 

でも、今さっき思ってたことを言ったら絶対に刺されると思う。・・・・・・いや、何に刺されるとは言ってないよ、まだね。・・・・・・去り際の千聖から殺気を感じたのは気のせいだろうか・・・?

 

 

 

 

 




 
 
 ってことで、千聖の声優『上坂すみれ』さんが『ウルトラマントリガー』に登場する敵の幹部『妖艶戦士:カルミラ』として出演するということでこの回書きました。いや、千聖のイメージとカルミラのイメージ似てるでしょ?ねっ?

 ってことでね、共感した方はアタシと一緒に後で千聖様から説教受けましょうね~。拷問だったらごめん・・・w


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。