ラブライブ?   作:みるくてぃー

32 / 35
遅れてすいません!カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
感想でオラに力を分けてく…れ。。。(lll __ __)バタッ

楽しんで頂ければ幸いです♪
それではどうぞ!!


ラブライブ?26話

ーー星空家sideーーー

楓「あっそうだ……ねーねー絢斗くん?」

絢斗「んあ?どうしたの?お母さん」

楓「いきなりで悪いんだけど

今度お母さんの会社に来ない?」

絢斗「本当にいきなりだね…どうしたの?」

楓「それがね?」

 

ーーー回想ー楓sideーー

カチ…カチ…カチ…ポーン…ポーン…

楓「んっんんー!はぁーもう5時か

帰ろうかなー絢斗くんと凛ちゃんも待ってるし」

ガチャガチャ

班部長「ほ♡し♡ぞ♡ら♡」ポンポン

楓「うわ!え!な、なんですか?」

楓(え?足音してなかったよね?)

班部長「私って毎日疲れてるのよねー」

楓「は、はぁ、お疲れ様です…」

班部長「そうなのよー……それでね?

明日って私の誕生日じゃん?」

 

楓「そうでしたっけ?」

楓(やべ…全然興味無かったから

覚えてないわね…)

楓「おめでとうございます」

班部長「ありがとうね……

それでーちょっっっと!

星空にお願いがあるんだぅわけどぉ︎⤴︎ ⤴︎♡♡」

楓「な、何ですか?」ヒキッ

 

班部長「毎日頑張ってる〜♡♡

私にご褒美が欲しいなーーって!」

楓「はぁ…お寿司でいいですか?」

班部長「うんうん!って!

違うわよ!!」びしっ

楓「はぁ何が言いたいのですか?

今年でアラサーになる田中暁珠(たなかあけみ)

班部長さん……

私は早く家に帰って天使達と

ご飯を食べると言う大事な事があるのですが?」

 

班部長→暁珠「アラサー?!こ、言葉に棘がある

ま、まぁ良いわ!コホン!

単刀直入に言わせてもらうわ!!!

明日絢斗くんにあわせ楓「ぶっ飛ばすぞ?」てって!

最後まで喋られせてってか怖いわよ!

てか、私貴女の上司なんだけど!!」

楓「はん!私の可愛い絢斗くんを守るためなら

例え社長だって私は噛み付くわよ!」

 

暁珠「くっ!なんと言う母力なの?!」

独身の暁珠に大ダメージ

 

楓「お話は以上でしょうか?

では帰らせて頂きます」

暁珠「待って!本当にお願いよー!

出会いの無い私にどうか!どうか

癒しと癒しと男成分を下さいー!」

楓「おい!最後のが本音だろ?!」

 

暁珠「お願いだよーー

先週のお見合いだって失敗したしー」

楓「ああ言ってましたね?

その後一緒に食事したって

散々皆に自慢してたじゃないですか…」

暁珠「行ったわよ…でもね……でもね!!

帰りに何歳か聞かれて29です♡♡アハッ✩って

言ったら

「あっ俺5歳差とか無理だから」

って言われたのよ!!!

もう!本当に… 」

ガララ!

暁珠は窓を開け

暁珠「年齢のバカヤローーー!!」

それは……暁珠の魂の叫びだった…

 

楓「ちょっと!近所迷惑ですよ!」

暁珠「うるさい!うるさーーーい!

星空はいいわよね!帰ったら待ってる天使が

居るんだし!私のなんて!帰っても

居るのは、アイドルの武くんのポスターと

タオルを盗撮した写真と私の写真を

合成したのだけなのよ?!」

暁珠は犯罪を認めた……

 

楓「待って今さらっと

とんでもない事言ったわよね?」

暁珠「だからお願いします!

何卒…何卒!私に癒しを下さい!」

ごん!…と暁珠は勢いよく土下座をした

 

楓「ちょっと!頭を上げて下さい!

貴女半部長でしょ!」

暁珠「いいと言うまで私は

このままだぞ!」

楓(め、めんどくせぇぇーー!

こいつめっちゃめんどくせぇー!)

楓「……はぁ一応絢斗くんに言ってみますね」

ガバッ!!

暁珠「ほ、本当か?!」

楓「うわ!部長!血!

おでこから血が出てますよ!」

暁珠「血など今はどうでも良いのだ!

明日は気合い入れて準備しなくちゃ!

あっ!絢斗くんは何が好みかな!

どんな女性がタイプとか!

あっ、なんなら、わた!…あがっ」がじっ

 

楓「あらあら♪

部長?あまり私の絢斗くんに

悪影響な事しちゃダメですよ?」ニコニコ

ミシミシミシ!!

暁珠「痛い痛い!!

頭割れる!ごめんなさい!ごめんなさい!」

 

楓「もう!

ダメですからね?

分からないならこの話は無かった事にします!」

暁珠「はーーい!!

楽しみだなー!楽しみだなー!」

 

楓「本当に分かってるのかしら?」ハァ

 

ーーーー回想終了!

楓「って訳なのよ…」

絢斗「なるほどー別にいいよ?」

絢斗(よーし…にしし♪)

 

楓「即答なのね…

いい?絢斗くん!

部長はね!男の前だと猫被るから

気をつけるのよ?」

絢斗(んー……しかしどうしようかなー?)

楓「それからね!」

絢斗「お母さんその人は

甘いもの好き?」

楓「へ?ええ…好きだと思うわよ?

って絢斗くん?!聞いてるの!

部長には気をつけて!」

 

絢斗(となると、よし

寂しい思いをしている人に

サプライズだぜ…にしし!)

トコトコ…

楓「絢斗くん!まだ、話終わってないわよ!

絢斗くんーーーー!!」

 

ーーー暁珠誕生日の日ーー

暁珠side

 

暁珠「よし!」

私はもう何回見たか忘れるほど鏡を見直して

身だしなみをチェックしている

そして、カレンダーに付いた

花丸で囲ってある数字をみる…

「誕生日!!絢斗くんに会える日!」

暁珠「やっと会えるのね……」

それはまるで何年もの間会えなかった

恋人のセリフであった…

 

暁珠「はぁ…楽しみすぎて

夜も眠れなかったわ……」

あの日星空から写メを見た時は

雷に打たれたかのような

衝撃だった…

暁珠「カッコ可愛い」

そう、その言葉が1番しっくりくる

長いまつ毛にきりっとした目元…

将来を約束された整った顔立ち……

星空羨ましいぞ!!

今日は私が主役……

どさくさに紛れて体触っちゃおうっと♡♡

待っててね!絢斗くん!

私が行くからーーーーー!!

ギィバタン!

 

ーーー星空家sideーー

凛「絢斗くん…本当に本当に

気をつけね!何かあったら

凛がすぐ行くにゃ!!」

絢斗「だ、大丈夫だよ?

穂乃果ちゃん達によろしくね笑笑

 

凛「お母さん!!

本当に頼むにゃ!!」

楓「任せて!!

今日は気が抜けないわね……」フゥー

まるでこれから戦場に出る

兵士のような心構えであった!

 

チーーン!

絢斗「あっ焼けた♪焼けた♪」テテテ

ガチャ

絢斗「くんくん…おお!いい匂いー!」

楓「え!絢斗くん!わざわざ

クッキー焼いたの?!」

 

絢斗「誕生日なのに何もあげないのは

可哀想でしょ?

サプライズ♪サプライズー♪」ルンルン♪

 

絢斗は知らない……この世界で

男性に誕生日を祝ってもらう事は

1等の宝くじが当たるよりも貴重だと言うことを…

 

楓「………今日は戦になりそうね…」

ピンポーーン

花陽「凛ちゃーーん!」

凛「あっ!かよちんだ!もうそんな時間なの?!

あわわ!行かなきゃ!

お母さん!絢斗くんを頼んだにゃ!

行ってきます!」

 

楓・絢斗「行ってらっしゃいー!」

 

「おはようにゃー!」

「凛ちゃんおはようー」

「遅いわよ…全く」

 

絢斗「さて!これを包んでっと……」

楓「ねぇ絢斗くん…余ったのでいいから

他にも包んでくれない?」

絢斗「え?別にいいけど…

割れてるのしかないよ?」

楓「大丈夫よ♪」

楓「本当は欠片でも惜しいのに……」(((ボソ

楓(でも、絶対部長だけに渡すと

会社が殺人現場になってしまう…)

 

絢斗「はい!この位でいいかな?」

ざっと20個位である

楓「ええ♪いいわね♪

さっ!行きましょ♪」

 

 

ーーー会社前ーー

ALLside

カツコツカツコツ…

てくてくてく…

 

楓「さっ着いたわよ!ここがお母さんの会社よ!」

絢斗「おおーーー!!

おっきいねー!」

楓「行きましょうか…」

楓(ああ…来てしまった)

ギュッ

楓「え?」

絢斗「お母さん!お母さんの働いてる所

僕楽しみだよー!」キラキラ

楓「……そ、そ、ほうね!

わ゛だじもだのじみだわ゛」ボタボタ

楓(絢斗くん!可愛いすぎて

お母さんもうここで帰ってもいいのよ!)

 

ウィーーーン

受付「おはようございます!

お待ちしておりました星空絢斗様!

星空さんに聞いた通り可愛いですね!

あっ申し遅れました、

私は高橋と申します!

し、下の名前はもう少し絢斗様が大きくなって

からと言うことで楽しみにしてて…下さいね♡♡

あっそれと、これ私の連絡先」

がしっ

楓「はぁ……高橋さん……

頭と身体がさようならをしたいなら

その紙を渡すことを許可します…

したくないなら、大人しく座れ」

高橋「ご、ごめんなさいーー!!!ガクブル

 

「ねーねーあれ?星空さんの息子さんって!」

「きゃー!可愛いわね!本当に

息子が居たなんて今も信じられないわー」

「だよねー写真を見せるの渋る訳が分かるわー」

「お尻……ゴクリ」

「え!待って!!!」ピピピ

「ど、どうしたの!」

「あの、服の厚みからして…あ、あ、

そ、そんな!!」

「一体どうしたの?!」

「あの子!ノーブラの可能性が出てきました!」

「ダニィー!!ま、まさかそんな!

勝てる訳がない!私達は襲わないと言う

気持ちに勝てる訳が!」

「男の子……ここで逃がしたらもう

会えない子……私がーー!!」

「あっ!おい!ちぃ!麻酔銃持ってこい!

こいつを眠らせろ!」

「イエッサーーー!!」ビシッ!

「ぅぅぅぅうぁぁぁ!!

わた、し……あの子…食べる!」

「やばい!こいつ!力が凄いぞ!

おい!全員でかかれ!」

「「「「イエス!マム!」」」」

 

絢斗「…………」

絢斗(やばい)

 

楓「はぁやっぱりこうなったか…

絢斗くん大丈夫?怖くない?」

絢斗「大丈夫だよ!お母さん!

早く部長さんの所に行こ!」ニコニコ

高橋「はうっ♡♡な、何この気持ち!

心がぽわぽわする♡♡」

楓「可愛いわねー♡♡」カシャカシャ!!

 

楓「はっ!さ、さぁ行きましょうか!」

絢斗「うん!高橋さんまたねー!!」

 

コンコンコン!

「どうぞ」

ガチャ!

楓「失礼します…」

暁珠「うむ…おはよう…」キリッ

絢斗「おはようございます!」ペコ

暁珠「可愛い♡♡」

絢斗「え?」

暁珠「んん!うむおはよう…

今日は来てくれてありがとうとても嬉しいよ」キリッ

 

楓「はぁ……部長無理がありますよ

気持ち悪いのでやめて下さい」

暁珠「もーーー!なんでそゆこと言うかなー?!

折角かっこいい女を演じてたのにー!」

 

絢斗「にゃ?さっきの演技だったのですか!

とってもかっこ良かったですよ!」ニコニコ

暁珠「おふっ♪ほ、本当ー?

お、お姉さん喜んでしまうよぉ?」ウフッ

 

絢斗「本当ですよー♪」

暁珠「い、いい子だねー?」ハァハァ

暁珠「の、能面ライダーのカードいる?」ハァハァ

絢斗「能面ライダー!!」パァァ!

楓「チェスト!!」ブン!

暁珠「危ねーー!」ヒョイ!

暁珠「ちょっと何するのよ!!」

 

楓「いや、人類いや、

宇宙のゴミを

片付けようとしただけだが?」ボキボキ

 

暁珠「酷い?!ただ私は

能面ライダーの

カードをあげようと思っただけなのに!」ヨヨヨ

楓「それがダメなのよ!

この痴女!!オマケに

お化粧までしっかりしてきてー」

暁珠「だって…楽しみにしてたし…」

楓「それは分かりますけど

もう少し慎みを持って下さい!」

暁珠「はぁい……」

絢斗「あっ!そうだー!

僕お母さん達の働いてる所みたいなー!」

暁珠「いい案ね!!」

ギュッ!!!

 

暁珠「うひょへ?!」

絢斗「ねーねー!部長さんが

案内してー!」

暁珠「あ、絢斗きゅん!!

て、手がお触れになられているませんか?!」

↑↑↑パニックである

絢斗「だってここ広いし

迷いそうだからねー!行こー?」

 

絢斗「お母さんも早く早くー!」

楓「騒ぎにならないと良いけど…」

 

ーーー暁珠sideー

私は今、一生分の幸せの

奇跡体験をしているのかもしれない…

え?何を言ってるか分からない?

安心して…私も分からないから!

 

だって…

暁珠「……」チラッ

絢斗「ほへー!中も広いねー!」

ギュッ

暁珠「あふん!!」

美少年…いや、男と

手を繋いで居るのだ!!

こんな体験した事ない!!

だってちょっと触れただけでも

舌打ちされるわ、痴漢しただのうるさく言われるのよ

それが何?この子は自ら手を繋ぎに来たのよ?

何なの天使なの?私を迎えに来たの?

 

絢斗「ねーーねーー!ここは

何するの?」

暁珠「ああ♪ここわね?」

「え?部長が美少年と手を繋いでる…」

「ええー!そんなまさかー?ホンマや……」

「通報したほうがいいんじゃ?」

 

楓「やっぱりそうなるわよね…」ハァ

絢斗「お母さんー!早く早くーー!!」

「え!お母さん?!」

「嘘…本当に星空さん息子さんいるんだ」

「ただの妄想かと、思ってたのに!!」

「待って!って事はよ?

星空さん仕事から帰ったら

毎日あの天使と過ごしてるの?」

「「「はっ!!!」」」

ギロッ!

「「「「許すまじ!!!」」」」

 

楓「……私は気にしない…

私は気にしない…私は気にしない…」ブツブツ

 

ーーお昼ーー

ガヤガヤ……ガヤガヤ……

絢斗「お腹空いたーーー!!」わぁい!

……ガヤガピタッ…

「んん!!ぼっぼごぼのご!?」

※んん!!おとこのこ!?

「ガツガツ!…んん…モグモグ美味しいですわ」

「いやいや、キモイから笑笑

いつも見たいにガッツリ行きなよー♪」

「バッカ!この私がそんな事する訳ないでしょ!」

 

暁珠「絢斗くんは何が食べたい?♪」

絢斗「お母さんと同じやつー!!!」

楓「えーそうねぇんー

オムライスかな?」

絢斗「おお!!僕もオムライスー!!」

暁珠「なら私はカレーにしようかしら♪」

楓「それじゃあ絢斗くんあっちの、

お姉ちゃんにいうのよ?」

絢斗「はーーい!!」

 

トコトコ…トコトコ

食堂のお姉さん「はい次ー!!」

絢斗「オムライス下さい!!!」

食堂のお姉さん「はいよー!!って

あれ?何か声が女と違うような?」チラッ

 

絢斗「オムライス♪オムライス♪♪」

食堂のお姉さん「おおおお!!

男だとーーー!」

絢斗「みにゃ?!

お、お姉さん!いきなり大声はびっくりするよー!」

食堂のお姉さん「わりぃわりぃ!

なんだ坊主!誰かの子か?」

楓「私の息子よ…橘さん 」

橘「ほほぉー!星空さんの!

可愛い息子じゃねーーか!!」

絢斗「絢斗です!よろしくお願いします!」ペコリ

橘「コイツは驚いた!

男なのに礼儀がある奴だな!

気に入ったぜ!!飯大盛りにしてやるよ!」

楓「ちょっと!!絢斗くんは男の子なのよ!

橘さんの大盛りは特盛じゃない!」

 

絢斗「あはは!ご飯は普通盛りで

お願いしまーす♪」ウィンク✩

橘「うぐ!お、おう!

オレに任せとけ!最高の料理食わせてやるぜ!」

橘(な、なんだよ可愛いじゃねーか!♡)

橘は可愛い物に目がない

 

絢斗「やったぁー!あっ!

卵はトロトロのやつね!!」

楓「半熟でお願いするわね」

橘「おうよ!待ってな!」

 

絢斗「橘さんかっこいいねー!!」

暁珠「えぇ!絢斗くんって

あのタイプが好みなの?!

わ、私は!優しいお姉さんはどうかな?!」

絢斗「優しいお姉さんも好きー!」

暁珠「ぐへへ…たまらんわぁー♡♡」ジュルリ

橘(オレがかっこいい…やったぁ♡♡)

 

楓「絢斗くん……お願いだから

男の子としての自覚を持って…

お母さん悪い女に狙われないか心配…」

暁珠「何言ってるのよ!」

楓「部長……」

暁珠「絢斗くんは…絢斗くんは!

この私が貰うわ!!」

 

楓「引っ込んでろアラサーが」

 

暁珠「アラサー言うなぁ!

わぁん!絢斗きゅんーー!」抱きっ!

絢斗「にゃ!部長さん!?」

暁珠「君のお母さんが酷いこと言うのよ?

慰めてー?」クンクン

暁珠(はぁ♡程よい汗の匂い……

たまんねぇーなーおい!♡♡)

絢斗「アハハハ!くすぐったいよー!」

暁珠「良いではないかー♪良いではないかー♪」

ガシッ!!

暁珠「あっ」

楓「ギルティ♬︎♡」

暁珠「待って!これは違うの!」

楓「何も違くありませんよ…

さっこちらに……」ニコニコ

暁珠「待って!やめーー」

楓「絢斗くん♪部長とお話があるから

すこーーーし待っててね♪先に

食べてていいから♪」

絢斗「は、はーい」

 

楓「いい子ね♪

おら…行くぞ!!」

ズルズル……

暁珠「いやーーーー!!!」

 

トン!

橘「はい!お待ちどぉ!

ってあれ?2人ともどこ行った?」

絢斗「えと…まぁ色々あって」汗

橘「ほーーん…まっ良いけどよ!

オレも休憩だし、一緒に飯良いか?」

絢斗「うん♪食べよ♪」

橘「え!い、いいのかよ!」

絢斗「うえ!な、なんで?」

橘「い、いや、大概の男は女の事

嫌ってんだろ?オレみたいな口悪い女は特にな」

絢斗「そんな事ないよー!僕は好きだよー!

えっと…」

橘「ああ…橘夏蓮だ って!

す、好き!オレの事がか!?」

橘→夏蓮(え?今告られた?まじ?

いや、嬉しいけど、さすがに年下すぎるっつーか

お互いにまだ、名前しか知らないし

恋愛漫画みたいに、で、デート……とかして

その後……)

夏蓮「って!!何考えてんだ!オレはー!!」

ゴン!!っと夏蓮はテーブルに頭をぶつけた

絢斗「ええ!ど、どしたの?」

夏蓮「な、何でもねぇ!!

それより早く食っちまえ…」

絢斗「はーい!いただきます!」モグモグ

絢斗「んー!トロトロ卵で美味し!!

夏蓮さんお料理とっても美味しいね!

毎日食べたいよー!」モグモグ

夏蓮「ま、毎日だと!

そ、それって…プロ……プロ…」

夏蓮(まじで?今プロポーズされた?

きゃあああー!どうしよ!どうしよ!)

夏蓮の中ではメルヘンチックな事が

行われているのであった

 

 

楓「ただいまー♪♪♪」

暁珠「た、ただいま……」ガクッ

絢斗「んー!2人ともおはえりー!」

楓「あら橘さん休憩?」

夏蓮「おう!星空さ、あ、いや!

お義母様♪♪」

楓「は?」ピキっ

楓「橘さん…どういう事ですか?」ピキピキ(#^ω^)

夏蓮「別にどうもしないさ♪

ただ、絢斗がオレの料理を毎日食いたいんだとよ♪」

楓・暁珠「なっ!!」

夏蓮「いやー!恋愛漫画の主人公の気分だぜ!

オレには一生縁が無いって思ってたが

まさか言ってもらえるとはなー!!

オレもまだまだ捨てたもんじゃないって事かなー!」

 

暁珠「あばばばば!絢斗きゅん!!」

絢斗「んぐっ!!」

暁珠「私にも!私にも

このガサツ女みたいに

胸きゅんな事言ってー!」

夏蓮「おい…誰がガサツだ!このアラサーが!」

暁珠「ああ!アラサーって言ったなー!!

何よ!この胸デカ!!」

夏蓮「てめぇ!言ったな!やんのかコラ!」

楓「ちょっと2人とも絢斗くんの前よ!」

 

絢斗(んー……胸きゅんかーこの前お姉ちゃんが

コソコソ見てた本に乗ってたのはー確か)

暁珠「ふん!そんな乳じゃモテないわよ!」

チョンチョン

絢斗「んん!暁珠さん♪♪」

暁珠「え?な、何かな?絢斗きゅーーん♡」

絢斗「今日、お誕生日でしょ?

だからねー♪クッキー焼いてきたんだー♪」

ピタッと

食堂の時が止まった…

それもそのはずこの世界の男性は基本料理をしない

なので、女性が作ったおにぎりに

男性が塩を振った事により

その価値が格段にあがる…それは何故か

その塩が男の手に触れているから…

 

そしてここは女性社員しかいない食堂

絢斗の爆弾発言……即ち

楓(やばい…)

そう…やばい

 

「「「「クッキーだとぉぉぉぉ!!」」」」

「そ、そんな馬鹿な!誕生日にクッキーの

プレゼント!!」

「あっまだ、夢の中なのかな?

私ったらー♪早く目覚めて会社に逝かないと」フラフラ

「待って……私も逝く…」

「ここって漫画の世界?現実?

わーーーー!どっちー!!」

「私を現実世界に帰してー!!」

 

パニックである…

暁珠「…………はっ!

わ、私の為のクッキー?

ほんとに私の為だけの?」

絢斗「うん♪暁珠さんだけのクッキーだよ♪」

楓「絢斗くん…」

この時の絢斗の様子を楓はこう語る

楓「絢斗くんに小悪魔の尻尾が見える」

 

暁珠「げへへへへへへへへ♡♡♡♡

私の為だけ…私の…」

夏蓮「……チッ」

絢斗「後ねー♪はい!あーん♪」どーぞ♪

暁珠「へ。」

絢斗「もーー!早く食べてー!

腕が疲れるよー!」

暁珠(私…漫画の世界にいるのかな……)チラッ

夏蓮「…………チッチッチッ」

暁珠(………へっ勝った)チラッ

楓「………」ゴゴゴゴ

暁珠(今日命日かなー)

 

絢斗「あ、暁珠さん…早くー」プルプル

暁珠「あっご、ごめんね!

あ、あーーん」パクッ

モグモグ……ゴクン………ドン!

暁珠「きゃう!!」

絢斗「!!どしたの!」

暁珠「何今の…」

ドクン……ドクン…ドクン

暁珠(この気持ちは……恋?)

絢斗「暁珠さん大丈夫?」上目遣い

暁珠「はうっ!!♡♡♡♡」

暁珠(間違いない…完全に恋だ…

私絢斗に恋を……)

楓(犯罪の匂いがする…)

 

絢斗「暁珠さんどうしたんだろ…」

ツンツン…

絢斗「え?夏蓮さん?どうしたの?」

夏蓮「あのよ…オレもその…」ごにょごにょ

絢斗「えー?なーーにー?」

夏蓮「だから!オレも…甘い物好き…

なんだけど」カァ/////

絢斗「ああ!クッキーね!はい!どーぞ!」

夏蓮「あるのか?!」

絢斗「うん!一応お母さんの職場の人全員に

あげる予定だったしー♪」

 

「「「「!!!」」」」ピクッ

争いが終わった瞬間である!

夏蓮「へへ♪やったぁ♪

……早く帰ってゆっくり食べよー♡♡」

楓「……ハァ」

楓(今日は飲もう)

楓諦める!!!

 

この後も混沌(カオス)の空気は仕事終わりまで

続いた!!

 

ーーー帰りーー

絢斗「今日はありがとうございました!」

暁珠「あ゛、あ゛や゛どぐん゛!

今日ばズビー…だのじがっだよ゛」

絢斗「うん!!!僕も楽しかったよー♪♪♪」

暁珠「……うえーーーん!

離れたくないよーーーーー!!」号泣

楓「あぁあぁもう…部長!

本当は避けたかったけど言いますね!!!」

暁珠「ズビー…なにを?」

楓「絢斗くんの、ファンクラブ…

入りませんか?」

暁珠「今、何て?」

楓「ファンクラブですよ!!

もう既に100万人のファンがいます…

私は母親なので会長です……

本当は審査があるのですが今回は

私の顔で特別に審査無しで

会員になる事を認めましょう…

どうしますか??」

 

暁珠「入る!!!」クワッ

楓「うわ!汚い!!鼻水拭けよ!」

暁珠「失礼……ブビーーーズビー!

はーーー!スッキリ!!」

暁珠「にしても私を会員なんて

星空、今日は気前いいのね?」

楓「だって、このままだと、

スートーカーしそうなんだもの…貴女」

暁珠「………」ニコニコ

暁珠「……シナイヨ?」

楓「間があったけど?!カタコトだし!

やっぱりスートーカーするつもりだったのね!

良いですか!私の目が黒い内は

絢斗くんに何がしでかしたら

その乳剥ぎ取るから☆」

 

暁珠「さらっと、とんでもない事言わないでよ!」

楓「何かしでかしたらの話ですから

まぁその説明は後ほど……

それでは今日は帰りますね…お疲れ様でした」

暁珠「うん♪…楽しみにしてる♪お疲れ様♪

絢斗くんもたまね!♡♡」

絢斗「はーーーーーい!!!

またねー!!あっ今度運動会が

あるから暇なら見に来てね!!」

暁珠「絢斗くんの、胸チラがあるなら!」

ゲジっ!

暁珠「痛い!!!もーーー冗談なのに…」プー

楓「貴女のは本気そうだから油断できないの!」

楓「さっ帰りましょ絢斗くん♪♪」

絢斗「うん!!!バイバーーーイ!」

 

ーーーーto be continuedーーー

 

夏蓮「絢斗♡…絢斗♡…絢斗♡…絢斗♡…絢斗♡

オレに優しくしてくれた…クッキーもくれた

絢斗もオレの事好きなんだ…絶対…絶対…

オレノモノニ…フフフ♡♡待っててね…♡♡」

 

絢斗「ヒッ」ブルッゾクッ

楓「絢斗くん?どうしたの?」

絢斗「ううん……何でもない…」

絢斗(気のせいかな?

運動会……楽しもうーーーっと♪♪)

 

 

 




ヤンデレが増えた(゜д゜)
ヤンデレ可愛いんだもん…仕方ないよね!

読んで下さりありがとうございます♪
それではお疲れ様でした!( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

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