ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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SNOW CRYSTAL 序章 第5話

 その日、外は晴れていた。さらに校門前の雪かきも聖女の学生や先生たち、近くの住民たちのおかげですっかりと除雪されていた。そんなわけで久しぶりに外での練習・・・となったのだが、校門前に集まっていたyoppiたち1年生4人とあつこ、そこに遅れてやってきた理亜。そんな理亜に対しyoppiは、

「あっ、理亜ちゃん、今日もいつもの通り、基坂でのダッシュでしょ!!」

と嬉しそうに理亜に対し言った。

 だが、理亜の口から出たのは意外なものだった。

「いや、今までの練習じゃ生ぬるい!!このままじゃラブライブ!優勝なんてできないじゃない!!」

これには、あつこ、理亜に対し、

「別に今はラブライブ!優勝を目指す必要はないよ。だって、私たち、まだスクールアイドル初心者だし・・・」

と、言い訳じみたこと(理亜談)を言うと、理亜、まるで誰かにキレかのような口調で、

「スクールアイドルはね、そんなに生ぬるいものじゃないの!!このままじゃ、私たち、ただの思い出作りのためのスクールアイドルユニットを結成したことになるじゃない・・・」

と言ってしまう。これには、まぁちゃん、

「でも、今はこれmでの練習をして基礎体力をつけることが大切じゃ・・・」

と、まるで理亜に口ごたえ(理亜談)するかのように言うと、理亜、そんなまあちゃんい対し、

「あなたね、スクールアイドルをなめているでしょ!!これまでラブライブ!の頂点に立つことが出来たスクールアイドルたちは死に物狂いできつい練習をしてきたの!!なら、私たちもそれくらいの練習をするべき!!きつい練習をした先にスクールアイドルとしての栄光があるわけ!!」

と、まるでまあちゃんを屈服させるかのような早口でまくしたてるかのごとくどなった。これには、しのっち、

「まぁ、ここは、理亜ちゃん、落ち着いて!!どうどう」

とまるで競走馬を落ち着かせるかのように理亜に言うと、理亜、

「しのっち、私は馬じゃない!!それに真剣に言っているわけ!!それ、わかるでしょ!!」

と、今度はしのっちに対して逆ギレ。もう誰も理亜を泊めることができない。

 そんなわけで、理亜、一方的にあつこたちユニットメンバー5人に対してこう命令した。

「そんなわけで、今から、私たち、函館山の登山口まで駆け足!!」

これにはあつこたちから大ブーイングが起きるも、理亜、そんなことお構いなしに、

「さぁ、行け!!」

と言ってはあつこたちを無理やり走らせては函館山の登山口まで移動してしまった。

 そして、函館山の登山口に到着すると、理亜、あつこたちに対してとんでもない命令をしてきた。

「今から全力で函館山の山頂まで走ってもらう!!」

これにはあつこ以外の1年生4人から大ブーイングが起きる。

「理亜ちゃん、今、冬、ですよ!!函館山には雪が沢山積もっています!!」(まみ)

「この雪道のなかを全力で走るなんて八甲田山の旧日本軍の遭難を再びここで起こすつもりですか!?」(yoppi)

「そうです、そうです!!それに雪道だから、滑ること、間違いなしです!!」(まあたん)

「私たちを殺すつもりですか、理亜ちゃん!!」(しのっち)

だが、そんな4人の声なんてっく耳を持たない理亜、その4人に対し、

「あれやこれやと文句をいわずに私の言うことを聞きなさい!!」

と一喝してしまう。これにはさすがの4人とも、

「「「「・・・」」」」

と無言になるも、それが気に障ったのか、すぐに、

「私の言う通り、早く走って!!」

と怒るように1年生4人に言ってしまう。

 だが、こおであつこが動いた。あつこ、怒りMaxの理亜に対し、

「理亜さん、この4人の言う通りです。私たちをケガさせたいのですか?」

とこちらも一喝。これにはさすがの理亜も、

「でも、こうでもしないとラブライブ!優勝だなんて夢のまた夢だし・・・」

と言い訳を言いたそうに言うも、あつこ、

「ケガをしたらもとのこうもありません!!」

と理亜をさらに叱りつける。誰に対しても温厚な性格で有名だったあつこがここまで怒るとなるとさすがの理亜もここでは空気を読んだのか、

「・・・」

と、無言になってしまった。

 とはいえ、あつこ、そんな理亜の思いをくみ取ったのか、

(こりゃ、さすがに怒りすぎたかな・・・。たしかに理亜さんの言う通り、これまでの私たちの練習は本当に甘々なものだったかもしれません。けれど、さすがにこんな雪道である山道を走るのは危険すぎる。なら、ここは発想の転換というわけで・・・)

とあることを考えみんなの前で理亜の考えた練習メニューに変わるもの、自分のアイデアを発案した。

「それなら、理亜さんの考えをくみ取って、あそこにある観音様まで短距離ダッシュ、なんてどうでしょうか?」

実は函館山には山道(散策道)に33体もの観音様が設置されている。そのうちのあつこたちがいる登山口の近くにある観音様のところまで短距離ダッシュをしようというのだ。ちなみにその観音様があるのはあつこたちがいる登山口、函館山の山頂に続く車道を昇って最初のカーブを越えた先にあった。で、あつこはこう踏んでいた、たしかに短距離ダッシュなら函館山の山頂に続く雪道を走るまでの危険性や体力の喪失はないかもしれない、けれど、雪道でのダッシュはたとえ1本だけやったとしてもかなりきついものである、これなら理亜も納得してくれる、と。

 もちろん、あつこの提案にyoppiたち4人からも、

「たしかに面白いかも!!」「それならなんとかやれるかも!!」

と前向きな発言が出てくる。これには理亜も、

「まぁ、たしかにそれなら体力がつきそう。なら、あつこの案を採用します」

と言ってはちょっとふてくされそうになりながらもあつこのアイデアを採用することを決めた。

 そんあわけで、山頂までの雪道走破・・・ではなく、雪道での短距離ダッシュを行うことにした理亜たち。むろん、これにはyoppiたちも実際にやってみて予想外にきついことに気づいたのか、

「うそ・・・、こんなにきついなんて、聞いていないよ~!!」

「予想外に疲れるよ・・・」

「まさに地獄だよ・・・」

と、ブーブー文句を言いながらも短距離ダッシュを行っていた。ただ、理亜はというと・・・、

「たしかにこれなら体力がつきそう。ある意味理に叶っている・・・」

と、まんざらでもない様子。

 そんな理亜の姿を見てか、あつこ、こう思ってしまう。

(これで理亜さんの欲求不満も解消された。よかったです。だって、これを毎日していたらいつかはきっと私たちの誰かがケガをしてしまいますからね。それくらいこの練習も危険があるのですから・・・)

 

 だが、これに、理亜、味を占めたのか、その次の日、理亜はまたもやあつこたちを地獄へと突き落とすようなことを言ってしまう。

「さぁ、今日も函館山で、短距離ダッシュ、するから」

これにはyoppiたちから、

「え~、あれ、もうやりたくないよ~」「いけず~」

と、批判殺到!!むろん、あつこも、

(これはさすがにやりすぎでしょう・・・)

と理亜に呆れてしまう。

 だが、そんな批判なんてなんのその、理亜、つかさず、

「さぁ、早く行く!!」

と、メンバーをせかすように函館山の登山口に活かせるとすぐに、

「さぁ、今から昨日のように短距離ダッシュ!!」

と言っては昨日と同じように1つ目の観音様のところまでダッシュ走をさせた。むろん、これにはyoppiたちから、

「うわ~、きついよ~」「こんな練習、本当に必要なの!!」

と、ブーブー文句を言いながらダッシュするも、とうの理亜はというと、

「こんなの、まだまだ序の口!!本当のスクールアイドルの練習はこんなものじゃない!!」

と、これまた凄いこと?を言ってはyoppiたちを走らせていた。むろん、あつこも、

(これは大変なことになるかも・・・)

と、このあとのことを心配してしまった・・・。

 だが、そんなあつこの心配は的中してしまう。その次の日、またもや理亜はとんでもないことを言いだしてしまう。

「さぁ、今日も函館山で短距離ダッシュ、します!!」

この理亜の言葉を聞いた瞬間、yoppiたちからは、

「もういや!!」「やりたくないよ!!」もうやめたい!!」

と弱気ともとれる言葉が出てきてしまう。むろん、これには、あつこ、

(はっ、なんか、理亜さん、暴走している!!このままじゃ理亜さんのユニットが空中分解しちゃう!!)

と、危険を察したのか、理亜に対しある提案をした。

「理亜さん、このままじゃみんなが壊れてしまいます!!ほら、ここ最近、理亜さん、切羽詰まっていたでしょ!!このままだとユニット内の空気も悪くなっちゃうし、ここで無理でもしたら絶対に誰かがケガをしちゃうよ!!だからね、理亜さん、今日と明日は休みにして少しは体を休ませようよ!!」

これには、理亜、

「でも・・・、でも・・・、このままだとラブライブ!優勝が・・・、勝つためのユニット作りが・・・」

となにか言いたそうにするも、あつこ、ここは先輩特権で、

「理亜さん、ここでメンバーの誰ががケガしちゃうとラブライブ!どこじゃないよ!!」

と脅迫めいた?表情で理亜に迫るとさすがの理亜も、

「う~、たしかにあつこの言う通り・・・。誰かがケガをしてしまうとたしかにラブライブ!どころじゃすまないはず・・・。うぅ~」

とうなりつつも、結局、

「はい、あつこの言う通りにします。今日、明日は練習を休みにします・・・」

と、仕方なくあつこの言う通りにした・・・。

 

「と、そんなわけで今日はお休みになったわけ」

と、あつこは昨日までに起こったことを隣にいる聖良に話終えると、聖良、

「たしかに東京から戻ってきてからなんか理亜の様子がおかしい感じがしていました。まるでなにかに憑りつかれている、いや、なにかに切羽詰まっている感じでした」

と、東京から戻ってきてからの家での理亜の様子について語るとすぐに意外なことを言いだしてしまう。

「でも、たしか、理亜、東京から戻ってきてから・・・というか、あのときからも切羽詰まっていました・・・」

 この聖良の発言を聞いてあつこはすぐに聖良にあることを尋ねた。

「聖良さん、それっていつからなのですか、理亜さんが切羽詰まり始めたのは?」

このあつこの質問に、聖良、なにか慌てたのか、

「えっ、あつこ、そ、それはですね・・・、たしか、ラブライブ!決勝のときからです・・・。詳しく言うと、Saint SnowのライバルであるAqoursが優勝を決めた時点からです・・・」

と、理亜が切羽包まるような態度をとるようになったのがラブライブ!決勝のとき、詳しくいうと、Aqoursがラブライブ!で優勝を決めたとき、からだったことを白状した。

 この聖良の暴露に対しあつこは大事なことを話し始めた。

「聖良さん、たしか、聖良さんと理亜さんが東京に行ったのってラブライブ!決勝を見に行くためでしたよね」

これには、聖良、

「たしかにそうです。私と理亜はSaint SnowのライバルであるAqoursを応援しに東京に行きました」

と、東京に行った理由を述べた。たしかにそうである。シエラと理亜は自分たちSaint SnowのライバルであるAqoursを応援しに東京に行ったのだ。そして、自分たちが進出できなかったラブライブ!決勝でAqoursを応援していたのだ。

 そして、聖良はある重要なことを言った。

「で、たしか、ラブライブ!決勝で私たちが応援していたAqoursが優勝してしまった・・・」

これを聞いた瞬間、あつこ、ある仮説を立てては聖良にその仮説を話した。

「聖良さん、もしkして、理亜さんが暴走しているのって自分たちSaint SnowのライバルであるAqoursがラブライブ!で優勝したことが関係あるのではないでしょうか」

このあつこの仮説を聞いた聖良、

「う~ん」

と、いっしゅんうなりながら考えうとすぐに、

「う~ん、それはどうでしょうか。たしかに、私たちSaint SnowのライバルであるAqoursが優勝した、しかし、それであの理亜がそこまで自分自身を追い込むでしょうか?」

と、あつこの仮説に疑問を呈する。これには、あつこ、

「まぁ、たしかにライバルであるAqoursが優勝したことと自分が作ったユニットを空中分解させるくらいの無理な練習を押し付けることの因果関係が成り立つとは思えない気がします。だって、これから活躍するのはあのAqoursの後継グループと理亜のユニットですしね・・・」

と、聖良の疑問・・というか考えに同意してしまう。

 そんなわけで、聖良とあつこ、理亜が暴走している理由をいくら考えても思いつかないため、今回はこれでお開きとなってしまった。だが、家路に着こうとしているあつこに対し、聖良、あるお願いをした。

「あつこ、もし理亜がまた暴走して、自分自身、もしくは、その仲間たちが傷つくことがありましたら必ず私に連絡してくださいね」

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