ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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SNOW CRYSTAL 序章 第6話

聖良が危惧していた理亜の暴走によて人が傷つくこと、であるが、聖良とあつこが旧茶屋亭で話し合った翌日、ついに起きてしまった。それはその日の放課後、練習のときに起きてしまった。その日は、昨日、一昨日と晴れていたのが一転、小雪がパラついていた。あつこはそんな小雪がパラつく空を見てはこう思った。

(今日は雪が降っているから中で基礎体力作りかな)

いつもなら雪が降る日は外で練習すると転倒する危険性があるため、中で基礎体力作りなどを行っていた。なので、あつこはいつもの通りなかで練習する気でいた。また、

(それに、1日置けばあの理亜さんも頭を冷やしてくれるでしょう)

とあつこはそう思っていた。そう、あつこが強制的に1日のお休みを入れてた理由の1つとして理亜が頭を冷やして冷静になってくれるのを期待していたからだった。たった1日であるがあの理亜が頭を冷やしていつもの理亜に戻ってきてくれたらいつもの練習をすることができる、そうあつこは考えていた。いや、淡い期待をしていた。人というのは休むことで熱くなりすぎた脳を休ませることができる、そうすることで冷静になり暴走を食い止めることができるのである、あつこはそれを狙っていたのである。

 そんなわけで、あつこ、

(さてと、なかで練習をする準備もできたし、いつもの集合場所でいいかな?)

と思って雪が降る日の集合場所である1階の玄関前に移行としていた。

 だが、そんなとき、突然、あつこのスマホが、

「LIME!!」

という音が聞こえてきた。これはあつこのスマホにインストールされているSNSアプリ「LIME」に新しい投稿が届いた、という音だった。これには、あつこ、

(はて、なんだろう?)

と思って自分のスマホを取り出し「LIME」を起動、新しい投稿を見る。すると、そこにはあつこが驚くようなことが書かれていた。それは・・・。

(理亜)「大至急、学校の校門に来れり!!」

これには、あつこ

(えっ、学校の校門前!?そ、それって・・・)

と驚いてしまう。いや、この理亜からの投稿を見てすぐに、

(ま、まさかね、こんな雪が降る日に外で練習、するわけないよね・・・)

とつい思ってしまう。。実は中で練習をするときは校舎1階の玄関前に集まるのだが、外で練習するときは学校の校門前に集まることになっていた。なので、今日みたいな雪が降る日は中で練習・・・なのだが、そらが外で練習・・・という常識はずれなことを理亜がするわけがない、そうあつこは無理やり考えてしまったのである。

 とはいえ、リーダーである理亜からの命令・・・ということもあり、あつこ、厚着をして校門前に行くことにした。むろん、校門前に行くと理亜の投稿によって集まっていたyoppiたち1年生4人の姿もあった。そんなyoppiたちに対し、あつこ、

「ねぇ、今日、なにをするのか聞いていますか?」

と尋ねるとyoppiから、

「いや、理亜ちゃんからはなにも聞かされていないのですが・・・」

という答えが返ってきた。どうやらyoppiたちも理亜から今日の練習内容について聞かされていなかったようだ。

 そんなとき、校舎の方から何かに怒っているかのような表情をした理亜がいた。そして、開口一番、あつこやyoppiたちに向かって、理亜、こんなことを言いだしてきた。

「さぁ、今日もラブライブ!に優勝するためにあそこに行く、函館山の登山口に!!」

これを聞いた瞬間、あつこ、

(えっ、うそでしょ・・・。なんか、理亜さん、前よりヒートアップしているような気がします・・・)

と、頭が真っ白になってしまった。理亜、頭を冷やすどころかさらにヒートアップしているようだった。むろん、そんな理亜の発言にyoppiたちからは、

「えっ、こんな雪が降る日に外で練習するわけ!?」

「信じられないよ・・・」

「これじゃ凍えて死んじゃうよ・・・」

という弱気ともとれる発言が聞こえてきた。だが、とうの理亜はというと、

「ほら、そんあことを言うのなら、はやく、函館山の登山口に行きなさい!!」

という強い口調であつこやyoppiたちに命令すると無理やりでも函館山の登山口まで行かせようとしていた。

 

 そんなわけで、理亜にせかされて函館山の登山口に連れてこられたあつことyoppiたちだったが、到着したとたん、理亜はとんでもないことを言いだしてきた。

「さぁ、今日はこれまで以上に練習するから!!まずは2つ目の観音様まで短距離ダッシュ!!」

これには、あつこ、

(えっ、これまでは最初の観音様のとこまでのダッシュだったのに、練習メニューがさらにグレートアップしているよ・・・)

と唖然となってしまう。たしかにこれまでは登山口から1つ目の観音様までの短距離ダッシュだたtのが今日はその先の2つ目の観音様までのダッシュにグレードアップしていたのだ。あっ、ちなみい、2つ目の観音様は1つ目の観音様よりももっと先、2つ目のカーブの先にある。まぁ、それに加えて今日は雪が降っている、下手すると誰かがケガをするかもしれない。それについては、あつこ、

(前よりもきつい練習をこんな悪条件のなかでやったら絶対に危険なことが起きる・・・)

と、なにかを危惧していた。

 だが、そんなあつこの心配をよそに、理亜、yoppi立ちに対し、

「ほら、はやく、ダッシュ、ダッシュ!!」

とせかすようにダッシュを強要する。これには、yoppi、

「は、はい・・・」

と、仕方なく2つ目の観音様に向かってダッシュをする。むろん、あつこもダッシュをする。まずは1本目は無事に終わった。

 だが、問題が起きたのは2本目・・・というかその帰りだった。理亜、突然、こんなことを要求してきた。

「さぁ、次は下りながらダッシュ!!」

これには、あつこ、

(えっ、それって危ないよ、理亜さん!!)

と、一瞬びっくりしてしまう。上りに関しては別にいいのだが下りに関しては下り坂のために走るとスピードがついてしまう、そんな簡単に止まることができない、などの問題が起きてしまう。そして、そんななか雪が降っているのでダッシュする雪によって途中で足を滑らせてしまう危険性をはらんでしまう、なので、あつこ、そんな危険性があるにも関わらずにそれでもダッシュを強要する理亜の言動にびっくりしたのである。じゃ、yoppiたちはというと、ここでも反論。

「・・・」

いや、無言を貫き通してしまっていた。なぜなら、いくらyoppiたちが理亜に対して反論しても理亜はそれ以上に反論してくるのは目に見えていたから。なので、ここは無理に反論するのをやめにしたのである、yoppiたちは・・・。

 そんなわけで、次々と下にある登山口に向かってダッシュをするユニットメンバーたち。あつこも足を滑らせながらも無事に、

(ふ~、足を滑りそうになりながらも無事にダッシュすることができたよ・・・)

と一安心する。

 だが、理亜以外のユニットメンバーがダッシュしていくなか、一番最後にダッシュを行ったyoppiのときに問題が起きた。

「はいっ、スタート!!」

という理亜の掛け声とともにスタートするyoppi、一つ目の観音様のところまではなんとか無事にダッシュできた。これには、yoppi、

(まぁ、これくらい、余裕、余裕!!)

と思ってしまう。だが、1つ目の観音様を越えたところで、

(あれっ、足の踏ん張りが効かないよ・・・)

と、yoppiの体勢が崩れようとする。どうやら足の踏ん張りが効かないようだ。それでもyoppiは、

(けれど、これくらい、大丈夫!!)

と、思ってか体勢を立て直そうとする。だが、

(あれっ、なんか体が動かない・・・)

とyoppi自身、自分の体がいうことがきかないことに気づいてしまう。そう、なんと、このとき、yoppiが自覚できないくらい自分の体を動かすことができなかった・・・というよりもそれくらいyoppiの体に疲労が蓄積されていたのだ。たった1日の休みではリカバリーできないくらいの疲れが溜っていたのである、yoppiの体のなかには。むろん、それはyoppiの日常生活のなかで築盛されたものであはなかった。理亜との練習のなかで蓄積されたものだった。それくらい冬の函館山の短距離ダッシュというものがかなりハードであることを指し示すものだった。そんなわけで、体勢を立て直すことができないyoppi、それでも倒れないように足を動かして自分の体勢を必死になって立て直そうとする、そんなときだった。もう一方の足が地面に着いた瞬間、

(あれっ、あれれれ・・・)

と思うとまるで宙に浮かんだと一瞬感じたyoppi、そして、そのまま、

ドスッ!!

という鈍い音とともに、

(痛っ!!)

と感じるくらい地面にたたきつけられてしまった。このとき、yoppi、こんなことを一瞬考えてしまった。

(わ、私・・・、足を滑らせてしまったみたい・・・)

そう、なんと、yoppi、足を滑らせてしまったのだ。体勢が崩れたままもう一方の足が地面に着いた・・・まではよかった。だが、運悪く足を滑らせてしまったのだ・・・というよりも、雪の下にあった氷状のものによって足を滑らせてしまったというのが正解だった。で、この氷状のもの、実は理亜たちの手で作られたものだった。この数日、理亜たちはここで短距離ダッシュをの練習をしてきた。そのとき、何度も同じ場所でダッシュしたものだから雪が踏み固まってしまったのだ。そのため、踏み固まった雪がアイスバーンのような状態へと変化してしまった。その上に新しく降った雪が積もったため、yoppiはそのアイスバーン状になった雪のところに知らないうちに踏みつけてしまい足を滑らせた、ということなのである。

 とはいえ、新しく積もった雪がクッションになったのか、yoppi、そこまでケガをすることはなかった。そんなyoppiに対し、あつこ、

「大丈夫?ケガ、していない?」

とyoppiのもとに駆け寄っては心配そうに言う。いや、あつこ以外の、まあたん、まみ、しのっちもyoppiのところに駆け寄ってくれた。それに対し、yoppi、

「あっ、大丈夫、大丈夫!!ちょっと足を滑らせただけ!!」

と、大丈夫だったことをアピール。これには、あつこ、

「ふ~、よかった・・・」

と一安心した。

 だが、そんなあつことは違い怒った表情でyoppiのところに駆け寄る少女がいた。それは・・・。

「今、なんで転んだの!!」(理亜)

そう、理亜だった。練習中に派手に足を滑らせて倒れたyoppiに対し怒りMAXだった、理亜は。どうやら理亜にとってyoppiが足を滑らせたことはなにかのおふざけにみえたのかもしれない。

 そんな理亜の質問にyoppiは笑いながらこう答えた。

「どうやら雪に足を滑らせてしまったみたい。理亜ちゃん、ごめ~ん~」

 だが、そんあふざけたようなyoppiの答えに、理亜、ついにキレてしまう。

「yoppi、そんな悪ふざけのような答え方をしないで!!もっと真面目に練習をして!!昨日、休みだったからだって少し気が緩んでいるんじゃない!!」

そのときの理亜の表情はまるで地獄の閻魔大王そのものだった。これには、あつこ、

(り、理亜さん、少しは落ち着いて!!)

と、心の中で理亜に対して落ち着くように叫ぼうとする。けれど、理亜はそんなあつこのことなんて気にせずにyoppiに詰め寄ろうとする。これにはさすがのyoppiも、

(こ、このままじゃ、私、理亜ちゃんに潰される!!)

という危機感を持ったのか、ついに本音が出てしまった。

「だ、だって・・・、あまりにもきつい練習が続くんだもん。スクールアイドルの練習ってそんなにきついものだって思っていなかったもん!!けれど、こんなにきつい練習が続くととても疲れるもん!!もう、私、へとへとだよ・・・」

そんなyoppiの本音がきっかとなたのか、ほかのユニットメンバーたちからも、

「そうだよ!!もうこんなきつい練習なんてこりごりだよ!!」(まあたん)

「私も、私も!!」(まみ)

と、ついに理亜が課すとてもきつい練習に音をあげてしまった。これには、あつこ、

「み、みんな・・・」

と、音をあげたユニットメンバーたちのことを心配そうに見る。

 だが、そんな音をあげるメンバーたちに対してついに理亜の怒りのメーターが振り切ってしまった。

「もっと真面目に練習して!!これくらいの練習を今からしないと絶対にラブライブ!で優勝できないわけ!!」

それはまるできつい練習に音をあげたメンバーたちに向けた怒りの咆哮だった。なので、この理亜の怒りの咆哮にyoppiたちからは、

「でも、でも、これ以上こんな練習をしたら、いつかは、きっと、体、壊しちゃうよ・・・」

と、理亜からみたら言い訳みたいな言葉を言うと、理亜、こう言ってはさらにぶち壊れてしまった。

「そんなの関係ない!!トップレベルのスクールアイドルたちはこんなきつい練習を平気にこなしている!!だからこそ、ここで音をあげていたら絶対にラブライブ!優勝だなんて、そのために勝ち続けることなんて、できないんだ!!」

 さらに、理亜、ついにこんなことまで言いだしてきた。

「ほら、ここで文句を言わないで!!すぐに練習を再開して!!」

理亜、どうやら、yoppiたち音をあげるメンバーのことなんて気にせずに雪の中での短距離ダッシュというきつい練習を続ける気のようだ。

 そんな理亜の発言に、あつこ、

(あっ・・・)

と思ったのか、ある昔の出来事がフラッシュバックで蘇ってしまう。それは・・・。

(あっ、私・・・、これと同じこと・・・、している・・・)

それはあつこの昔の出来事・・・だった。そんなあつこの脳内に映し出されたものとは・・・。

 

(もっと練習しないと・・・前みたいに・・・優秀な成績を・・・残せない・・・、誰にも・・・勝つことが・・・できない・・・)

これは自分の思いとは裏腹に体がいうことをきかない・・・そんな苦しい状況のなか、少しでもそれを改善しようと無謀といえる練習で疲れた体を鞭打ちながら無謀といえる練習を続ける自分の姿・・・、そして、

(あともう少しで昔みたいな演技ができる!!あともう少し・・・あともう少し・・・)

そう思って大会に出場し、あともう少しで完璧な演技ができる、そう思った瞬間、

(えっ、体が・・・いうことを・・・きかない・・・)

最後の肝心の大ジャンプのとき、これまで無理してまで無謀といえる練習を続けていた、そのときに蓄積された疲れからなのか、それとも、一瞬の気の遅れからなのか、どちらかわからないが、それによって一瞬体勢を崩してしまい、結果、下に激突、さらに、そのままその近くにあった壁に大きくぶつかってしまった・・・、それにより競技を続けることができなくなるくらいの大けがをした、そのときのことを・・・。

 

 そんなフラッシュバックが頭のなかに駆け巡ったあつこ、その瞬間、

「理亜さん、もうこんな練習、止めにしませんか!!これ以上したらほかのメンバーたちも大けがしちゃいますよ!!」

と、理亜に対し反論する。この反論、言っているあつこ自身、

(あっ、理亜さんに、こんなこと、言っちゃった・・・)

と、ちょっと後悔するもすぐに、

(でも、これ以上こんなきつい練習をしていたら、きっと、いや、絶対に大けがするメンバーが出てしまう、昔の私みたいに・・・)

といった昔の自分みたいに大けがをするメンバーが出てしまうことを危惧してしまった、それくらい、あつこはこの練習がとても危険なものと班だ印してそれを中止するように理亜に忠告したものだった。

 だが、そんなあつこの忠告に対し、理亜、逆ギレ!!

「あつこ、勝手にそんなことを言わないで!!このままじゃ、ラブライブ!優勝だなんて、勝つためのユニットづくりなんて、夢のまた夢じゃない!!」

これには、あつこ、

「り、理亜さん・・・」

と困惑するも、理亜、つにこんなことまで言ってしまう。

「あつこ、このユニットのリーダーは私なの!!リーダーである私の言うことを聞いていればいいの!!ただのメンバーであるあつこがそんなことを言わないで!!」

これには、あつこ、そんな理亜に対し、

「理亜さん、あなたは、今、きつい練習をさせてここにいるメンバーに大けがをさせようとしています。そんなことをしていたら、ラブライブ!どころかの話になりません!!μ'sの高坂穂乃果さんみたいなことをしたいのですか!!」

と、きつく反論する。ここでいう高坂穂乃果というのはラブライブ!で優勝したことがあるレジェンドスクールアイドルの1つ、μ'sのリーダー、高坂穂乃果のことである。穂乃果は第1回ラブライブ!出場をかけてランキングを上げるために、雨のなか、無理して走るなど無理ともいえる練習をしていた。そのため、雨のなか行われた学園祭のステージにて大熱を出して倒れてしまったのだ。これいよりμ'sは第1回ラブライブ!出場を辞退sるうはめになったのだ。これと同じこと、いや、それ以上のことを理亜はしようとしている、そうあつこが危惧したからこそ言ったことだった。

 だが、そんなあつこの言葉に対し理亜はさらにこう反論した。

「そんなの、やってみないとわからないじゃない!!それよりも、今、やっている練習を続けないと、ラブライブ!優勝だなんて、どのグループにも勝つことなんて、できないじゃない!!もっと練習をしないと・・・」

この理亜の発言に、あつこ、

「り、理亜さん・・・」

と呆れかえってしまう。

 しかし、このとき、理亜、ついに本音とも言えることをつい言ってしまう。それは・・・。

「もっと練習しないと・・・、もっと練習しないと・・・、姉さまと・・・、Saint Snowと・・・、同じ・・・、輝き・・・、同じもの・・・、が・・・、できないじゃない・・・、Aqoursみたいに・・・、ラブライブ!優勝だなんて・・・、ほかのグループに勝つための・・・、ユニット作りなんて・・・、できないじゃない・・・。そうじゃないと・・・、姉さまに・・・申し訳ない・・・じゃない・・・」

この理亜の言葉に、あつこ、

(えっ、今、なんて・・・)

と、一瞬はっとする。あんまり自分の本音を他人に対して話すことがない理亜、それが、ほんの一瞬だけ、自分の本音をつい滑らせて言ってしまったのである。いや、それ以外にも、理亜は、自分の心奥底にしまってある自分の思い、いや、闇を口にしたのである、このときは・・・。

 そして、理亜はさらにこんなことまで言ってしまう。

「それに、私にはもう頼れる人なんてもういない!!(昔自分が頼っていた)姉さまなんてもういないんだ!!これからは私1人でやるしかないんだ!!」

この理亜の魂の叫びを聞いた瞬間、あつこ、

(こ、これが、理亜さんの本音なの・・・)

と、それが理亜の心のなかにある本当の思いではないかと思ってしまった。

 

 とはいえ、これ以上無理をしてまで練習を続けていたら本当に誰かが大けがをしてしまう、また、これ以上理亜を刺激していては理亜がさらにヒートアップしてしまいユニットの空中分解は避けられないかもしれない、そう思ったあつこはまたもや先輩特権でこの日の練習を中止にしてその場で解散を言い渡した。それくらいあつこからしたら今日の練習と理亜の言動は異常なものにみえたのかもしれない。しかし、その言動からみえた理亜の本音と思い、いや、そのなかにある闇はあつこにとって昔の自分に通じるくらい衝撃的なものだったのかもしれない。

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