だが、それでも理亜は、無理やりだが、立ち上がった。もしかするとたとえ3人抜けたとしてもあと2人が残っている、まだ1人ではない・・・、いや、やる気のなかった3人が抜けたことでよりユニットの結束が固まった、自分と姉聖良との夢、ラブライブ!優勝に向けて前進することができる、そう自分に無理やり言い聞かせたのだろう、理亜が休んだ翌日、理亜、なにごともなく聖女に登校すると、放課後、ユニットに残ったあつことしのっちに対しこれからもきつい練習を続けることを宣言した・・・のだが、あつことの話し合い、そして、理亜がユニットメンバー3人が抜けたことで「孤独」を感じていた、そのために理亜がふさぎ込んでいる様子を見て心配したのか抜けたメンバーからユニットを抜けた理由をあつこを介して知った聖良が苦しんでいる理亜が少しでも気分転換してもらえるように理亜に自分との卒業旅行を提案、これには、理亜、
(まさか姉さまと一緒に卒業旅行だなんて・・・、う~、私、とても幸せ~)
と、久しぶりの2人だけの時間を過ごすことができる、その思いが強かったのか、その提案を了承した。それでも、理亜、
(姉さまとの久しぶりの2人だけの時間・・・ですが、あの2人(あつことしのっち)は私がいないあいだ、少しでもラブライブ!優勝できるユニットに近づくためにも、私の決めた練習メニューをしてもらう!!Saint Snowと同じもの、同じ輝きに近づくためにも必要なこと!!)
と、あつことしのっち、2人には理亜が旅行にいっているあいだ、自分の決めた練習メニューをこなすことを強要した。
そして、理亜は久しぶりに姉聖良との楽しい時間という幸せな気持ちで卒業旅行を満喫していた。それは自分の抱える闇を少し取り除いたのかもしれない、あのときまでは・・・。
それは理亜が姉聖良と一緒に浅草を観光していたとき、聖良のスマホにあるメールが届いたことにより起きた。そのメールはAqoursの千歌からのものだった。理亜と聖良はそのメールにより急遽沼津まで足を延ばすことに。これには、理亜、
(久しぶりにルビィに会える!!ルビィ、元気にしていたかな・・・。それに、ラブライブ!に優勝した実力を生で見れる!!)
と、自分の心奥底に眠る闇のことなんて忘れているかのごとく、それとも、ラブライブ!優勝のAqoursの実力を生で見て自分の命題を叶える参考にしたい、そんな思いが強かったのか、わからないが、それでもルビィと会えるということで理亜はわくわくしていた。
が、そこで理亜が見たものは、ルビィたちの・・・ダイヤたち3年生3人がいないという喪失感により、理亜と同じ、いや、似たような状況、「ゼロに戻った、もとに戻った」、そんな、理亜ほどひどくなかったものの、不安・心配という深い海・沼の底に陥ってしまったルビィたち新生Aqoursのみっともないパフォーマンスであった。このみっともない新生Aqoursのパフォーマンスを見た瞬間、理亜、
(えっ、これがあのAqours・・・、ラブライブ!で優勝したはずなのに・・・、あのとき以下・・・、いや、私と初めて会ったときよりも悪化している・・・)
と愕然となるも、すぐに、
(まるで心ここにあらず・・・といった感じ!!不安・心配がただ漏れている!!いや、それ以上に、「誰か助けてください」・・・、そう言っている感じ!!言葉で言うと・・・、「なんかふわふわしている感じ」!!」
と、ルビィのことを酷評、さらには・・・、
(そんなルビィたちのふがいなさを見ていたら、思いだしちゃうじゃない!!私だって・・・、私だって・・・、姉さまとの夢を・・・、ルビィたちAqoursが立つことができた場所、ラブライブ!優勝・・・、成し遂げたいんだから!!私は・・・、私は・・・、私のミスで失った・・・姉さまの分まで・・・一生懸命頑張る・・・、それが姉さまへの罪滅ぼし・・・、だからこそ・・・、私は・・・、私は・・・、今のルビィたちになんてなりたくものない!!
あんな醜い姿になりたくない!!)
と、まるで自分の深淵なる闇や命題が復活したのだろうか、まるで、それらによって苦しめられている、そんな心情のもと、苦しい表情になりながらも、ルビィたちのことを軽蔑したような目で見ていった。
そして、パフォーマンスを終えたルビィたちに対し、理亜、なんのためらいもなく、
「なんかふわふわして定まっていない感じ・・・」
と、ド直球で感想を述べてしまった理亜。聖良の方も厳しい言葉を投げられたこともあり、ルビィはついこんな言葉を漏らしてしまう。
「でも、どうしたら・・・」
とても弱気な発言、いや、理亜にしてみれば、それは・・・、
(ルビィ、もしかして、もうここにはいない姉のダイヤさんに助けを求めたいわけ!!)
と、なんと、ルビィがもうここにいない姉のダイヤに助けを求めていると思ったのだろう、さらに、
(ルビィ、言っておくけど、もう姉さまもダイヤさんもすでに卒業してもういないの!!全部、全部、自分たちだけでなんとかしないといけないわけ!!そんなこと、わかっているわけ?それなのに、まだ姉のダイヤさんに頼ろうとするなんて、本当にいい加減にして!!)
と、ルビィに対しキレてしまった。そのためか、(本当に姉ダイヤに頼ろうとしていた)ルビィに対し、
「そんなの、人に聞いたってわかるわけ、ないじゃない!!」
「全部、自分でやらなきゃ!!」「姉さまたちはもういないの!!」
と、辛辣なる言葉を浴びせるかけるとそのままその場から逃げるように走り去っていった。
そして、理亜は走っている最中、こんな思いが体中を駆け巡った。それは・・・、
(もうあんなルビィなんて見たくない!!ルビィは、ルビィは、あのラブライブ!で優勝したAqoursの一員!!なのに、それが、ラブライブ!で優勝したときよりも、いや、それ以前の、や、初めて会ったときよりも、姉のダイヤさんに頼ろうとしている、そんなルビィ、見たくない!!もう、ダイヤさんは・・・、姉さまは・・・、もういないんだ!!いや、私たちは、私たちは、姉さまたちを含めて、なにもかも失ったんだ!!それなのに、もういないはずの(姉の)ダイヤさんに今でも頼ろうとしている、そんなルビィなんて、もうしらない!!)
それは・・・今なお姉のダイヤに頼ろうとしているルビィに対する幻滅の思いだった。いや、それどころか、
(これからは自分たちだけでなんとかしないといけないんだ!!いつまでも姉さまたちに甘えてちゃいけないんだ!!)
と、まるで自分やルビィたちに現実を知らしめるがごとく言い聞かせようとしている始末。しまいには・・・、
(それに、私は、理亜は、あのときの・・・、あのときの思いなんてしたくない!!私は、理亜は、姉さまとの・・・、姉さまとの・・・、それくらいのものを、いや、ラブライブ!で優勝したあのルビィたちみたいに・・・、ルビィたちみたいに・・・、ラブライブ!に優勝しないといけないんだ!!そのための、勝ち続ける、そのためのユニットを、作らないと、いけないんだ!!そうでもしないと姉さまに申し訳がたたないんだ!!)
と、まるでルビィたちと同様に、いや、それ以上に、心のうちに潜めていた闇そのものを外に出している理亜自身、その闇に苦しんでいる、そんな感じに理亜はなっていた。
そして、それはルビィにも向けられてしまう。理亜、自分を追いかけてこようとしているルビィの姿を感じ取ったのだろうか、ルビィに対し、
(それなのに、ルビィは・・・、ルビィは・・・、現実をわかっていない!!姉さまたちは、ダイヤさんたちは、もういないんだ!!それでも姉ダイヤに甘えようとしている、そんなルビィ、私、もう、そんなルビィの顔なんて、見たくない!!)
と、なんと拒絶宣言を出してしまった。
けれど、それでも理亜のことが心配になって駆け付けてくれたルビィ。理亜が走り去ったあと、聖良から理亜の実情を知ったルビィは理亜に対し同情的な言葉を投げかけるも、これが理亜には深く傷ついたみたいで、理亜、同情的になっているルビィに対し、
(ルビィ、私のことなんてほっといて!!ルビィみたいにいつまでも姉のダイヤさんに甘えたい、そんなルビィなんて、もういや!!姉さまも、ダイヤさんも、もうここにはいないんだ!!それなのに、それでも姉のダイヤさんを頼ろうとするなんて、ルビィ、スクールアイドルを・・・、ラブライブ!を・・・、甘く・・・、甘くみている・・・、そう思えてくる!!ルビィ、スクールアイドルは・・・、ラブライブ!は・・・、ラブライブ!は・・・)
と、ルビィはスクールアイドルを、ラブライブ!を甘くみている、と断言するとともに、その思いが強かったせいか、ルビィに現実をみせつけるがごとく、こんな言葉でもってルビィを攻撃した。
「(ラブライブ!は・・・、)ラブライブ!は、遊びじゃない!!」
この言葉、それはいつもなら姉聖良との夢、ラブライブ!優勝、それを目指すために真面目にスクールアイドルに取り組んでいる理亜の言葉のはずだった。だが、今、理亜から発せられたこの言葉はルビィに対して現実をみせるかのごとく理亜は言ったつもりだが、実際は、理亜のなかにある深淵なる闇、そして、絶対なる命題、それをたった1人でもがき苦しんでいる、そんな理亜の姿を妙実にあらわしているかのようだった・・・。
その後、鞠莉‘sママの突然の登場により物語は急展開を迎える。鞠莉‘sママ、千歌たちに対して行方不明?になってしまったダイヤたち3年生3人をそのダイヤたちが渡航して探してほしいと言ってきたのだ。これには、千歌、一瞬迷うも、「1度卒業する(ダイヤたち3年生)3人と話したほうがいい」という聖良の後押しもあってか、千歌たち、ついにイタリアに行くことを決意する。ただ、そんなときも、理亜、
(ふんっ、たとえダイヤさんたちに会えたとしても変わることなんてない!!だって、姉さまもダイヤさんたちもスクールアイドルを卒業した身!!これからは自分たちだけで解決しないといけないんだ!!)
と、自分の考えに固執するあまり不機嫌そうな表情をしていた。このときの聖良の千歌、ルビィたちに対する発言、「自分たちで新しい一歩を踏み出すために今までをきちんと振り返るということは悪いことではないと思いますよ」、これは、千歌、ルビィたちだけに言っただけでなく理亜にも向けられたものかもしれない。
だが、理亜は、「姉さまはもういない。自分ですべてをしないといけない」、その自分の考えに固執するあまり、姉聖良の忠告すら聞けずにいたのかもしれない・・・。ただ言えること、それは、このときのルビィと理亜の判断がのちに2人の運命を大きく分けることになった、そういうことだった・・・。
そして、理亜は聖良とともに卒業旅行を続けていたが理亜は不機嫌な表情のままだった。いや、理亜のなかにある深淵なる闇によって理亜の心のなかは、絶対なる命題、「姉聖良との夢、ラブライブ!優勝」、それを叶えないといけない、という思いとそうしないと姉聖良に申し訳ない、という罪悪感、そして、そのためにも、Saint Snowと同じもの、同じ輝きを作らないといけない、そんな必死な思いのなかで苦しんでいた。
そんななか、卒業旅行から帰ってきてから次の日、理亜はあつことしのっちに対し疑いの目を向く。2人とも理亜と聖良の卒業旅行中に自分の決めた練習メニューをせずにさぼっていると。これには、理亜、
(あつこにしのっち、練習、さぼっていること、すでにわかっている!!練習をさぼっていた、ということは、さぼった分だけ「ラブライブ!優勝」が遠のくことにつながる!!そんなことも知らないでさぼるなんて、最低!!)
と、最初から頭に血がのぼっているのか、あつこがいろいろと言っても聞く耳持たず、いや、あつこの言っていることすべて言い訳でしかないと断定してしまった・・・。
そして、いろいろ言ってくるあつこに対し、
「そんなうそ、聞きたくもない!!」
と、完全拒否!!さらには、
(さぼったらその3倍努力しないといけない!!だから、今から、あつことしのっち、2人にはさぼった分の3倍もの練習を課する!!この3倍もの練習に耐えてもとに戻る、いや、それ以上になるはず!!ラブライブ!優勝、それを叶えるにはこの3倍もの練習に耐える必要がある!!私と姉さまの夢、自分のミスで失った姉さまの分まで、それを補うため、2人と一緒に、Saint Snowと同じもの、同じ輝き、それを手にいるためにはそれが必要!!)
と、理亜、思ったのか、あつことしのっちに対し人間の限界を超える、かどうかはわからないが、雪が積もる函館山、その麓から2番目の観音様・・・のもっと先にある中腹の3番目の観音様までの短距離・・・、いや、中距離ダッシュを強行した、あつこの指摘すら無視をして・・・。
1・2本目はなにも起こらずに無事に済んだ。だが、この2本のダッシュによりあつこ、しのっち、ともに体力的に精神的に限界を超えようとしていた。そして、3本目、あつこに異変が起きる。3本目のダッシュの最中、あつこ、このまえのメンバーみたいにアイスバーン状の雪によって足を滑らしてしまったのだ。ただ、このときはフィギュアスケートによって鍛えられられたあつこの身体的能力によってあつこは受け身をとることができたため、そこまで大きくない・・・というか尻もちをつく程度で終わった・・・のだが、これに、理亜、尻もちをついたあつこに対し堪忍袋の緒が切れた、こんな風に、
(あつこ、なんで転倒するわけ?このまえのメンバーといい、真剣に練習に取り組んでいない、ラブライブ!優勝という夢に真剣に取り組んでいない、その証拠だよ、あつこ!!ちゃんと真剣に練習に取り組んで!!真剣に、ラブライブ!優勝、それを目指して!!Saint Snowと同じもの、同じ輝き、それを追い求めて!!ちゃんと、真剣に、スクールアイドルに、取り組んで!!)
そう、このとき、「真剣に練習に、スクールアイドルに取り組んでいない」、だからあつこは転倒した、と理亜は勝手に決めつけ、そんなあつこを断罪しようとしたのだ。だが、いつもは温厚なあつこもこのときばかりは理亜に反論した、これ自体、無謀な練習、だと。けれど、理亜にとってみればあつこの言うことはただの戯言ばかりと決めつけさらに反論、ついに2人は口論になってしまった・・・。ただ、このときも理亜のこの考えの裏では、
(私は、私は、ラブライブ!優勝しないと、姉さまに申し訳ないんだ!!私のミスですべてを失った・・・、なにもかも失った・・・、そんな姉さまの分まで頑張らないと・・・、Saint Snowと同じもの、同じ輝き、それを手に入れないと・・・、姉さまに失礼になってしまう・・・)とという姉聖良への罪悪感が見え隠れしていた・・・。
しかし、そんな理亜の罪悪感は理亜のあつこに対する批判を、いや、自分が叶えたい夢、ラブライブ!優勝、そのための練習、それに真剣に取り組まない(と理亜自身思っている・・・)あつこへの反論をたきつける結果となってしまった。が、あつこも黙っていない。以前、今回と同じく無謀な練習をしてしまいすべてを失ったことがあるあつこはそのことを思いだし、理亜が強要している(理亜はそう思っていないけど・・・)無謀な練習について理亜に対し反論。もうこうなったらどちらともヒートアップするしかない・・・ということで、互いに、自分の思い、信念?のもと、言い争いになる・・・が、ここで思わぬ登場人物が言い争う2人を遮った・・・。それは・・・、
(ね、姉さま!!)(理亜)
そう、理亜の姉、そして、あつこの幼馴染、聖良、であった。卒業旅行の途中から不機嫌・・・、なにかに苦しんでいる理亜のこと・・・というか、理亜がまた暴走しているのでは・・・、と心配になり理亜を探しに函館山に来ていたのだ。で、ちょうどそこで理亜とあつこが言い争っているところに出くわした・・・というわけである。
で、さっそくヒートアップしすぎた2人を止める聖良。そして、本当に理亜のことを心配しているためか、聖良、理亜に対しある言葉を投げかけた。
「理亜、なにかに対して苦しんでいる、そう私には思えてなりません。理亜、正直に答えてください、理亜はなにに対して不安を感じているのですか?言ってもらえたら・・・」
だが、この聖良の言葉に理亜は・・・初めて・・・姉聖良に反抗した。聖良の投げかけた言葉を聞いた瞬間、理亜、心のなかで、
(姉さま、私、私は、これからは1人でなにもかもしないといけないわけ!!姉さまはスクールアイドルを卒業したんだ!!もう姉さまはいないんだ!!すべて、すべて、自分で、なにもかも、決めないといけないんだ!!)
という姉聖良に向けて反抗するような思いを抱くとともに、姉聖良に向けて、
「姉さま、姉さまには関係ないことです!!これは私が解決しないといけないことです!!この私にしかできないことです!!」
と、姉聖良への反抗ともとられないような言動をする。
そして、理亜の心のなかでは姉聖良に対して自分の抱える闇・・・そこからでる思いをぶつけてしまう。
(私は必ず成し遂げないといけないんだ、ラブライブ!優勝を、姉さまと目指した、あの夢を、そのためにも、私のせいで失くした姉さまの分まで・・・、Saint Snowと同じものを、同じ輝きを・・・、いや、それ以上のものを・・・)
だが、このとき、理亜には気づいていなかった、その思いが勝手に自分の口から発せられていることを・・・。
「私は必ず成し遂げないといけない、私のミスのせいで私は姉さまとの夢を・・・、私は必ずしないといけない、姉さまの分まで、この私が・・・、この私が・・・、Saint Snowと同じものを・・・、同じ輝きを・・・、いや、それ以上のものを・・・」
いや、それどころか、理亜の抱えている闇そのものすら口にしてしまう理亜・・・。
「私は・・・、私は・・・、姉さまの分まで・・・、私のミスのせいで・・・、姉さまと叶えることができなかった・・・、あのルビィたちが成し遂げてしまった・・・、ラブライブ!優勝・・・、私たちの夢を・・・叶えないと・・・、私がしないと・・・、いけない・・・。そのための・・・、勝ち続けるための・・・、ユニット作りを・・・、私は・・・、私は・・・、しないと・・・いけない・・・。そうじゃないと・・・、姉さまに・・・申し訳・・・ない・・・」
そして、理亜、
(私、私は・・・しないと・・・いけない・・・しないと・・・)
と、自分になにかを言い聞かせようとしているのか、突然、こんなことを大声で叫んでしまう。
「私は・・・私は・・・失った姉さまの分までやらないといけない!!」
だが、その瞬間、理亜にある思いが生まれた。それは・・・、
(姉さま、私は、私は、こうやると決めたのです!!自分1人でしないといけないのです!!だからほっといてください!!)
それはこれまで姉聖良には見せたことがない、自分の意思・・・、ではなく、自分のなかにある深淵なる闇と絶対なる命題の狭間で苦しむ、理亜の、苦しみに満ちた反抗、だったのかもしれない。その後、理亜はその苦しい思いに振り回されたのか、姉聖良のもとから走り去ってしまった・・・。