「理亜、決めました!!私、スクールアイドルになってA-RISEやμ'sみたいに、スクールアイドルの頂点、ラブライブ!で優勝し、A-RISEやμ'sが見た景色を自分も見てみたいです、理亜と一緒に!!」
まず想いだしたのは聖良と理亜が自分たちの夢を決めたところだった。聖良はネットで中継されていたラブライブ!決勝の様子を見てそう言うと理亜も、
「姉さま、私の夢は姉さまと同じです!!私、姉さまと一緒にスクールアイドルになってラブライブ!で優勝する!!」
と理亜も聖良の夢に賛同した。
その後、聖良は幼馴染のあつこに対し、
「あつこ、実はあることをしようと考えております」
と言うと続けて、
「私、理亜と一緒にスクールアイドルになっラブライブ!に優勝します!!」
と、自分の夢を語った。それに対し、あつこ、
「聖良さんがそう言うのなら、今は私のこと(フィギュア)で精一杯だからそこまで力にはなれないけれど、いつかはきっと2人のことを全力でサポートしてあげるからね!!」
といつの日か2人を全力でサポートすることを誓った。
そして、聖なる雪が降る日、旧函館公会堂の庭で、聖良と理亜、あつこ証人のもと、こう誓い合った。
「私、鹿角聖良はここにいる理亜、そして、あつことともにスクールアイドルになってラブライブ!優勝を目指します!!」(聖良)
「わ、私も、姉さまと一緒に、ラブライブ!優勝、目指します!!」(理亜)
「この私、蝶野あつこ、この2人の誓い、たしかに確認しました!!2人の証人として、私、いつの日か、その誓いを果たすため、全力でサポートすること、ここで誓います!!」(あつこ)
「って、あつこ、しれっと、変なこと、言ってた!!なんで、あつこが、そんなこと、誓うの!!」(理亜)
「理亜さん、いけず!!私だって、2人の誓い、絶対に果たしたいんだもん!!仕方ないでしょ!!」(あつこ)
「あつこ、あんまり理亜をおちょくらないでくださいね」(聖良)
そんな出来事を思いだした3人、すると、理亜、
(こ、これって、たしか、私たちがラブライブ!優勝という夢を誓い合った日・・・)
と言うとあつこも、
(たしかにとても懐かしい感じがします。たしかに、そんなこと、言っていましたね)
と、昔を懐かしむように言うと、聖良、
(そう、私たちはあの日、ラブライブ!決勝の中継映像を見て、私たちの夢を決め、3人でその夢を叶えることを誓いあいました。それは私たちにとってSaint Snowを始めるきっかけとなりました。そして、その聖なる雪の降る日での3人の誓いが今の私たちを作り上げたのです)
と2人に対して言うと2人とも、
(たしかにその通りです、姉さま・・・)(理亜)
(私にとってスクールアイドルを目指そうとしている2人をサポートすることを決めたのですから、そう考えると聖良さんの言う通りです・・・)(あつこ)
と、聖良の言うことに納得していた。
そして、次に思いだしたのは・・・、あつこが聖良と理亜のサポートに入るきっかけとなった出来事、だった。あつこのは限界を超える練習による披露などにより中3の大会で大ケガを負ってしまう。そのため、あつこは長期の入院を余儀なくされた。そんなあつこが入院しているさなか、あつこがいる病室に、
「あつこ、お見舞いにきました。容態はどうでしょうか?」
と、聖良が見舞いにしに入ってきたのだが、あつこ、突然、
「うぅ、もう、私、ダメ・・・。この前の大会の大事故で、私、複雑骨折してしまったし、壁にぶつかってしまった拍子に靴のブレードで足に深い傷ができちゃったよ・・・」
と、聖良にすがるように弱弱しく泣いてしまう。これには、聖良、
「あつこ・・・」
と、あつこを心配そうに言うと、あつこ、聖良に対し弱音を吐くがごとく泣きながらこう言ってしまう。
「私、もうダメ!!この大事故、大ケガで、私、これまでの栄光も、これまでやってきたこと、全部、失くしてしまった、そんな気になってしまったよ・・・。もう、フィギュアをするやる気がでないよ・・・」
そんな弱弱しいあつこを見て、聖良、
(このままだとあつこがダメになってしまいます。なら、今こそ、あなたの誓い、果たしてもらいます!!)
と、あつこにあの日の誓いを果たしてもらうことでなんとか立ち直ってもらおうと思ったのか、あつこに対しこんなことを言いだしてしまう。
「あつこ、それだったら、あの日の誓いを・・・、その誓いを果たしてください!!あつこ、お願いです、私と理亜の夢のサポートをしてください!!」
この聖良の提案に、あつこ、
「えっ・・・、聖良さん・・・、それって・・・」
と、唖然となるも、聖良、そんあつこを元気づけるためにこう言った。
「そうです!!私と理亜の夢、スクールアイドルになってラブライブ!優勝を目指す、その夢のお手伝いです!!あつこ、私たちのユニット、私たちの夢を叶ええるためのお手伝いをしてください!!私たちにはあつこの力が必要なのです!!」
この聖良からの熱いラブコール?、これには、あつこ、
「私が・・・聖良さんと理亜さんのお手伝い・・・」
と、もう1度聖良に確認すると、聖良、
「はいっ!!あつこ、あの日の誓い、聖なる雪の日に誓ったあの誓い、今から、果たしてくださいね!!」
と力強く言うと、あつこ、
「うぅ、聖良さん、ありがとうございます!!私に生きる意味を与えてくれて本当にうれしいです!!」
と、泣きながら答えてくれた。
その後、聖良は理亜にあつこが正式に自分たちのサポートにつくことを話すと、理亜、
「へぇ~、あのあつこが私と姉さまのサポートをするとは・・・。本当に役に立つわけ?」
と、疑い深く言うと、聖良、そんな理亜に対し、
「あつこなら十分に私たちのサポートをしてくれます。だって、あつこ、作詞作曲することもできますし、私たちのことをよく知っていますからね」
と、あつこのことを信じるかのごとく言うと、理亜、
「ふ~ん。姉さまの言うことですから、その点は心配ない、と言える・・・」
と、妙に納得していた。
(えっ、あつこがこのときケガをしたこと、知っていたけど、こんな大ケガだったなんて、私、知らなかった・・・)
と、理亜にとって初めて知る事実に驚嘆する理亜。そんな理亜に対し、あつこ、
(理亜さん、そうなんです!!これが私にとってのスティグマ、聖良さんの言うところの、深淵なる闇、になってしまいました・・・)
と、悲しそうに話す。これには、理亜、
(私、そんなことを知らずにあつこに対して過酷な練習をさせてしまった・・・。どうお詫びすればいいわけ・・・)
と、肩をがくしと落としながら言うと、聖良、
(たしかに、理亜、理亜が持つ闇からのものとはいえ、理亜が行った無謀といえる練習はあつこにとって自分のスティグマを再発させるようなものでした。それくらい理亜が強要してきた無謀といえる練習は、ほかの人にとって、そして、理亜自身にとって深く傷つけるものだったのです)
と理亜に対し言うと、理亜、
(あつこ、そうとも知らずにあつこに対し過酷な練習を課してしまい、本当にごめん・・・)
とあつこに対し謝るとあつこも、
(いや、それは別に大丈夫だから・・・。でも、理亜さん、私に謝ってくれてありがとう)
と理亜に対し自分に謝ってくれたことに感謝した。
そんな2人に対し、聖良、
(でも、これであつこも私たちに加わり、私たちは3人で、私たちの夢、ラブライブ!優勝を目指すようになりました。私、理亜、あつこ、このときから3人の物語は始まったのです!!)
と、元気よく言うと、理亜、あつこ、からも、
(まぁ、あつこ、このとき、私と姉さまのサポートを行ったこと、それは事実だし、そう言えなくもない・・・)(理亜)
(たしかにそうでしたね・・・)(あつこ)
と、聖良の言うことをに同意していた。
次に3人が思いだしたのは理亜が聖女に入学したころ、そう、3人が自分たちのユニットを本格始動したとき、だった。あつこが本格的に聖良と理亜のサポートについてときから理亜が聖女に入学するまでのあいだ、3人は「Self Control」などの曲作り、さらに、あつこが作った練習プログラムなどにそってスクールアイドルに必要な能力を伸ばすなどの下準備を続けていた。それはたった1年という限られた期間のあいだで自分たちの夢を叶えるためであった。
そして、ついに理亜が聖女に入学した、そのとき、
「理亜が聖女に入学してくれました。スクールアイドルユニット、本格始動です!!」
と聖良が元気よく言うとあつこも、
「でも、聖良さん、私、これまでの下準備をしてきたからその自覚がないのですが・・・」
と申し訳なさそうに話すと、聖良、
「でも、これからは理亜とともにスクールアイドル活動をしていくつもりです。残された時間はそんなにありません。これからは本気でやっていくつもりです!!」
と、元気いっぱいにこれからの抱負を語った・・・その横で理亜が、
「私だって頑張る!!絶対に、私と姉さまの夢、叶えてみせる!!」
と、こちらもやる気いっぱいの気持ちで取り組む姿勢をみせていた。
そんなやる気いっぱいの2人に対し、あつこ、ある大事なことを聖良に尋ねた。
「ところで、聖良さん、もうすでに聖良さんと理亜さんのユニット名、決まったのですか?」
そう、聖良と理亜のユニット名、これはこれから自分たちがそのユニット名を名乗っていくことになるのだから、とても大切なこと、であった。そのユニット名を尋ねてきたあつこ、対し、聖良、自信満々の様子でこう答えた。
「はい、すでに決めております!!あの聖なる雪に誓った、あの日のことを忘れないために、「Saint Snow」と・・・」
この聖良の言葉に理亜も、
「Saint Snow・・・、「聖なる雪」・・・、私、この名前、とても好き!!姉さまと一緒に決めたから、とても好き!!」
と、「Saint Snow」というユニット名に太鼓判を押すくらいの気持ちになっていた。
そんな2人を見てか、あつこも、
「「Saint Snow」ですか・・。なんかとてもいい響き、いや、聖良さんと理亜さんにぴたったりなユニット名、ですね・・・」
と微笑みながらそう答えた。
(Saint Snow・・・、このとき、その名を聞いて、私、「聖良さんと理亜さんがスクールアイドルとして大成できる」って思っていました・・・)
と、あつこが言うと理亜も、
(私と姉さま、この名前を考え出したとき、あの聖なる雪の日に誓った、そんな私と姉さまに一番あった名前だとピンときた!!)
と、Saint Snowの名前を考え出したときのことを思いだしていた。
そんな2人に対し聖良も、
(Saint Snow、私たちはこのとき、この名前に恥じないように頑張っていこう、そう思っていました。それは、私、理亜、あつこの夢を、ラブライブ!優勝という私たちの夢を叶える、それを目標に向けて頑張ろうとしている、そんな私たちの姿があったのかもしれません)
とこのときのことを思いだしてはそう振り返った。
そして、次に思いだしたのは、ラブライブ!夏季大会に向けて頑張っている3人の姿だった・・・。聖良が今度のイベに向けて「Self Control」を編曲してのだが、その際、聖良、あつこに対し、
「ねぇ、この「Self Control」だけど、こんな風に編曲したけど、どう思う?」
と尋ねると、あつこ、
「えぇ、とてもいいかも。でも、こことここは・・・」
と、自分が気になっているところを指摘するとすぐに、
「そのところをこうすればもっといい曲になります!!みんなの心にSaint Snowの音楽を響き渡らせることができます!!」
と、自分なりにすぐに編曲してはそれを聖良に聞かせる。これには、聖良、
「うん、たしかにあつこの言う通りですね!!それを採用しましょう」
と、答えた。
だが、このときだった。横にいた理亜から、
「私、姉さまの編曲した方が良い!!そっちの方がとてもかっこいい!!」
と、あつこにいちゃもんをつけてきた。これには、あつこ、
「でも、こうなると、聖良さん、「また振り出しに戻った・・・」なんてがっかりしない?」
と、理亜に反論すると理亜も、
「いや、姉さまが編曲した方が良い!!姉さまの方がよりみんなの心にSaint Snowの音楽が鳴り響く!!」
と、あつこと真っ向勝負を挑む。
そんな対立する2人・・・であったが、聖良、冷静に物事を判断するがごとく2人に対して、
「理亜、あつこ、2人の意見は聞きました。なら、あつこが指摘したところを入れつつも私なりにもう少しアレンジしたいと思いますけど、2人とも、どうでしょうか?」
と、仲裁案を出すと2人とも、
「姉さまの言うことだから、異議なし!!」(理亜)
「まぁ、聖良さんのいうことですから私も異議はありません」(あつこ)
と、聖良の案に賛成した。
(こうしてみてみると、理亜とあつこ、このときからいがみ合っていたって感じですね)
と聖良が思い返しながら言うと、理亜、
(だって、あつこに姉さまを取られると思っていたから・・・)
とその理由を言うとあつこも、
(あのときは大人げないことをしていたかもです。でも、音楽にかける情熱は本物です!!曲に関しては絶対に譲れない気持ちでした!!)
と、あのときのことは謝りつつも音楽やSaint Snowにかける情熱は本物、だから、曲げたことはしない、そんな気持ちになっていた。むろん、これには、理亜、
(でも、姉さまの作る音楽の方が良い!!)
と、姉聖良が作る音楽に誇りをもっているのか、あつこに反論する。
そんな2人を見つつも、聖良、
(まぁまぁ、2人とも、それについては今はいいとして・・・)
と、前置きしつつ、
(けれど、私を含めて、3人、もっと良い曲にしよう、もっとSaint Snowの音楽を広めよう、そして、それによって私たちの夢を叶えていこうそ、その2人の気持ちはこのときも、いや、ずっと変わらない、そう思っております。そして、今もそれは変わらない、ずっと変わらない、だと思います)
と、自分の今の気持ちを口にした。これには、理亜、あつこ、ともに、
(今、そう思うと、私のなかに、その気持ち、残っているかもしれない・・・)(理亜)
(Saint Snowの曲を作っていた私からしても、その気持ち、ずっと大切にしてしていきたい・・・)(あつこ)
と、聖良の言ったことについて自分のなかにもその気持ちが残っていることを実感していた・・・。
そして、次に思いだしたのはラブライブ!夏季大会決勝のときのことだった。決勝の結果発表、そこで、
「第8位!!函館聖水女子高等学院、Saint Snow!!」
と、Saint Snowの名が呼ばれた瞬間、会場中から、
「えっ、初出場なのに8位!!」「すごい、すごい!!」
という声とともに大歓声が湧き上がっていた・・・が、とうの本人たちは、
「・・・」
と、無言になりつつも悔し涙を流していた。
そして、すべてが終わり、舞台袖に移動した聖良と理亜、そこに、
「聖良さん、理亜さん、やったよ!!8位じゃない!!すごい成績だよ!!」
と、あつこが喜びながら2人のもとに駆け寄る・・・も悔し涙を流している聖良を見てか、あつこ、
「聖良さん・・・」
と、ちょと心配そうに言ってしまう。
すると、今までため込んでいた気持ちを吐き出すがごとく聖良はこう叫んだ。
「8位じゃダメ!!優勝しないと!!優勝しないといけなかったのです!!」
さらに、理亜も姉に続けとばかりに自分の思いを吐き出した。
「姉さまの言う通り!!私たちは優勝を目指していた!!あともう少しだった。けれど、私と姉さまの夢、ラブライブ!優勝は叶わなかった!!悔しい!!とても悔しい!!」
この2人の悔しい思い、それには、あつこ、
「聖良さん、理亜さん、ごめんなさい。8位という成績で喜んでいた私がバカだったね・・・」
と2人に謝るように言うと聖良も、
「いや、あつこの気持ち、嬉しいです。それなのに、そんなことに気付かずに責めてしまって大変申し訳ありません」
と、あつこに謝っては頭を下げた。が、これには、あつこ、
「聖良さん、謝らないでください。ほら、顔を上げて」
と言うと聖良も頭を上げた。
そして、あつこは聖良と理亜に対しこう言っては元気づけた。
「でも、ラブライブ!で(全体の)8位という成績じゃ聖良さんも理亜さんも納得いかないでしょ!!冬季大会では優勝を目指して頑張らないとね!!」
そんなあつこの声援に、聖良、気持ちを切り替えたのか、
「たしかにあつこの言う通りです。私、聖良、これからも頑張っていきます!!」
と力強く言うと理亜も、
「ね、姉さんがそうおっしゃるなら、私も、理亜も、一生懸命頑張る!!私と姉さまの夢、ラブライブ!優勝、目指して頑張る!!冬季大会では絶対に優勝してやる!!」
と力強く宣言した。
(このときは本当に悔しい思いでいっぱいでした。けれど、あつこの声援のおかげで次へと気持ちを切り替えることができました。あつこ、あのときは本当にありがとうございました」
そう聖良は改めてあつこにお礼を言うと理亜も、
(私も、あのときのあつこの言葉、あれがあったから、気持ち、入れ替えることができた・・・。つこ・・・、ありがとう・・・」
と、ぽつりとあつこにお礼を言った。これには、あつこ、
(あっ、あのときは2人とも悔しい思いだったからね。だから、私、そんな2人を元気づけようとあんなことを言ってしまったんだよ!!でも、それによって2人が前向きに気持ちを入れ替えることができたなら2人のサポーターとしては本当に嬉しい限りです)
と、自分の思いを語った。
そして、聖良はあつこと理亜にこんなことを言った。
(でも、8位という成績は私と理亜、そして、あつこがいたから成し遂げることができたのです。1人が欠けてしまったら絶対にこんな成績にはならなかったと思います)
この聖良の言葉に対し、理亜、
(その成果は私と姉さまの成果といえる。けれど、たしかに、あつこのサポートなしじゃ難しいかも・・・。その点では、あつこ、あなたの功績はすごいかも・・・)
と、理亜なりにあつこを褒めると、あつこ、
(理亜さん、褒めてくれてありがとう)
と、理亜にお礼を言った。これには、理亜、
(ほ、褒めたって、なにもでない!!)
と、ツンデレが出てしまった・・・。
が、聖良、ここである重大なことを言った。
(けれど、Saint Snowとしての輝かしい歴史はここが一番輝いていた時期だったのかもしれません。このあと、私と理亜のなかで少しずつ気持ちのすれ違いが起き、Saint Snowはそこから下り坂へと進んでいきます・・・)