ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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ラブライブ!SNOW CRYSTAL 第4話(2)

 その日の夜・・・。

「ルビィ、最近、花樹、よく頑張っている・・・」

と理亜は自分のスマホを介してルビィと話していた。ここは理亜の自室。ここで理亜は沼津にいる自分の盟友のルビィと通話アプリを介して会話をしていた。今は理亜が今のユニットの状況をルビィに話していた。

 そんななか、ついにあの話題を理亜はだしてきた。

「ところで、ルビィ、今日、ルビィたちが静真から、変な人、来た」

この理亜の言葉に、ルビィ、

「えっ、静真から、変な人?」

と理亜に尋ねると、理亜、その変な人のことを話した。

「なんか、その変な人、静真のスクールアイドル部、RedSun、って名乗っていた。なんか、リーダー格の娘が言うには、Aqoursのこと、烏合の衆、なんて言っていた。で、その娘、前、ルビィたちAqours、打ち倒した、って言っていた・・・」

これには、ルビィ、

「えっ、えっ、えっ!!」

と逆に理亜の言葉に驚いてしまった。

 だが、このとき、逆に、ルビィは理亜が驚くようなことを言ってしまう。

「たしかに、静真にはRedSunというスクールアイドルグループはいた・・・と思うよ。でも、ルビィたち(Aqours)はそのRedSunと戦ったことがない・・・、というか、そのグループを見たことすらないよ!!」

このルビィの言葉に、理亜、今さっきのルビィと同様に、

「えっ、えっ、えっ!!」

と口をあんぐりしながら驚いてしまった。そりゃそうだ!!だって、ルビィ自体、RedSun、その存在は知っているのに、戦ったことも、いや、見たことすらないというのだ。これには、理亜、驚くしかなった。RedSun、静真にいるルビィはそのグループの存在を知っているも見たことがない、そんなグループが理亜たちの目の前に現れた、それ自体、理亜からすれば、どうしてRedSunがそんな行動をとったのかわからなかったのだ。

 と、そんなときだった。

「理亜、ちょっといい?」

と理亜が1番好きな人の声が聞こえてきた・・・、いや、理亜とルビィの会話に乱入してきたのだ。これには、理亜、驚きつつもこう叫んだ。

「姉さま!!」

そう、突然、理亜とルビィの会話に乱入してきたのは、理亜の姉、聖良、だった。聖良は聖女を卒業したあと、聖女の近くにある聖女の系列の大学に進学していた。聖良はここでエンタメ業界に入るための勉強をしていた。実は北海道からは数多くの歌手、ミュージシャンを輩出してきた。演歌だと北島三郎、ポップだとGRAYにドリカムなど。そんなわけで、聖良はまだ世の中に知られていない北海道出身のアーティストのタマゴを探しそれを育てる、そんな夢を抱いていた。そのため、ここ函館の聖女の系列である大学のエンタメ学科に進学し、日々、そのための勉強をしていたのである。

 そんな聖良であるが、突然、聖良の乱入に、ルビィ、

「せ、聖良さん、どうしたの?」

と驚きつつも聖良にこう話すと、聖良、そんなルビィに対し、

「私っとしてもちょっと千歌さんたちのことで気になることがあるのです。そのため、2人の話に入る形になったのです」

と乱入してきた理由を話した。

 すると、理亜は姉聖良にその気になることを尋ねた。

「姉さま、ルビィたちのことで気になる話ってなに?」

 すると、聖良はその気になることを話した。

「実はですね、ルビィさんたちのグループ、Aqoursは、今、同好会として活動しているのです」

これには、理亜、

「同好会!?」

とびっくりするような声をあげると、ルビィ、

「うん、ルビィたち、Aqours、今、静真で、スクールアイドル同好会として活動しているの・・・」

と今のAqoursの現状を、聖良が言っていることを追認した。もちろん、これには、理亜、興奮気味に、

「ルビィ、なんで同好会として活動しているわけ?浦の星では部として活動していたのに、静真に入ってからなんで同好会として活動しているわけ?」

とルビィに詰め寄る。たしかにAqoursは浦の星ではスクールアイドル部として活動していた。だが、静真ではなぜか同好会として活動しているのか理亜が疑問になるもも仕方がなかった。

 だが、こんなとき、突然、聖良、

「理亜、それについてはルビィさんより詳しい人がいるから、その人から話を聞きなさい」

と言っては興奮する理亜を抑えるとともにルビィに対して、

「ルビィさん、あの娘を呼んできてくれませんか、今のAqoursのマネージャーを・・・」

とお願いをすると、ルビィ、

「あっ、あの娘だね!!うん、わかった!!」

と了解してはその娘を呼び出そうとしていた。

 そして、聖良はついにこう言いだしてきた。

「理亜、あつこも今のAqoursの状況を知る必要があります。そのための、私、理亜、あつこ、ルビィさん、善子さん、花丸さん、そして、今のAqoursの状況をしる娘、それらによるオンライン会議を行います。理亜、いいですね」

これには、理亜、

「ね、姉さま・・・」

と困惑層にしていた・・・。

 

「聖良さん、花丸ちゃんと善子ちゃんを呼んできたよ!!もちろん、あの娘もね!!」

と、ルビィ、聖良に3人を呼んできたことを伝えると、突然、

「一体なに?なにが起きるわけ?あと、善子じゃなくて、ヨ・ハ・ネ!!」

と、突然呼ばれたことに不満があるのか、ヨハネが文句を言っては登場するとその横から、

「なにかあるずら?おらたちに関係あることずら?」

と花丸の声も聞こえてきた。さらには・・・、

「私もなにか関係があるのでしょうか、聖良さん・・・」

となにか心配していそうなあつこの声も聞こえてきた。

 すると聖良が、

「はいっ、静かに!!」

と言ってはこの会議の参加者たちを静かにさせるとルビィに対し、

「ところで、ルビィさん、あの娘を紹介してくれませんか?」

とお願いをした。

 すると、ルビィ、その娘に対し、

「あげはちゃん、あとはお願い!!」

と言うとその娘は挨拶をした、ハイテンションで・・・。

「理亜ちゃん、聖良さん、あつこさん、こんばんわ!!私、Aqoursの今のマネージャーをしています、ルビィちゃんたちと同じ2年の、稲荷あげは、です!!」

稲荷あげは、「Moon Cradle」をお読みの方ならご存じだろう、ヨハネの前世を知る者(ヨハネの中学時代の同級生)であり、新学期前に沼津駅前で行われた新生Aqoursお披露目ライブを静真Aqours応援団の団長として、そして、裏方として大活躍、成功に導いてくれた娘である。で、今は生徒会活動で忙しい渡辺月生徒会長の代わりにルビィたちAqoursのマネージャーとして頑張っていた。ただ、そんなあげはのハイテンションな挨拶に理亜はただ、

「よ、善子、変わった友達、いるみたい・・・」

と唖然となりつつ言うと、ヨハネ、

「余計なこと!!」

と理亜にツッコミを入れてしまった・・・。

 とはいえ、このままだと話が進まない・・・、というわけで、さっそく本題に入る。まずはルビィが、今、静真で起きていることを話す。

「もう理亜ちゃんとあつこさんはご存じだと思うけど、静真には2つのスクールアイドルグループ、AqoursとRedSun、がいるの・・・」

このルビィの言葉に、理亜、

「でも、1つの学校に複数のスクールアイドルグループが存在していることはおかしくもない」

とルビィの言っていることが別段おかしくないことを言った。そう、実はA-RISEやiDといった、秋葉原にあるUTX学院、K9といった福岡博多の福博女子(iDやK9についてはかなり前の作品「ラブライブΩ」をご覧ください)には複数のスクールアイドルグループが存在していた。なので、理亜が言う通り、1つの学校に複数のスクールアイドルグループが存在してもおかしくなかった。

 だが、ここで、あげは、ある事実を話す。

「たしかに静真には2つのグループ、AqoursとRedSunが存在しています。ただ、その2つのグループの、待遇の差は歴然なのです!!」

このしずくの言葉に、理亜、あつこ、ともに、

「「えっ!!」」

と驚いてしまう。まさか2つのグループの待遇に歴然の差があるとは思っていなかったのだ。

 と、ここで、理亜、あることを考える。

(待遇の差こそ、あのRedSunのリーダー格の娘が言っていた「Aqoursに勝った」の根拠では・・・)

その瞬間、理亜、あげはに対しある質問を投げかけた。

「もしかして、その待遇の差とRedSunのリーダー格の娘が言っていた「Aqoursに勝った」、その2つ、関係ある?」

 この理亜の質問に、あげは、

「う~ん」

と少しうなるとすぐに、

「まぁ、少しは当たっているのかな?」

と言うとどんな差が起きているの話し始めた。

「まず、RedSunは静真高校スクールアイドル部として活動しているんだ。対して、Aqoursは静真高校の一同好会として活動している。これによって部の活動資金や部室の有無などといったところで影響がでてしまうんだ」

事実、静真において部と同好会の待遇には明確な差があった。部の場合、学校から部の活動資金として部費という名の名目である程度の部のお金が支給される。また、部専用の部室も与えらえるとともに(静真は県内有数の部活優秀校のため)学校に設置されているジムなどを使用することができるのである。対して、同好会はそれらの特典がまったくなかった。それくらい明確な差があったのだ。

 と、この説明をあげはから受けた理亜はルビィに対し(ちょっと怒り)口調でこう言った。

「と言うことは、ルビィたち、Aqours、部費なし、部室なし、となしなしだらけというわけ?」

これには、ルビィ、

「うん、理亜ちゃんの言う通り、今のルビィたち、部費も部室もなにもかもないの・・・」

と悲しそうに話すと、理亜、

(それ、不公平すぎる!!ルビィたちAqoursと小生意気なリーダーのいるRedSun、それに差をつけるなんて許せない!!)

と怒りをさらに覚えてしまう。

 と、ここで、理亜、あることを思いだす。

(でも、ルビィ、今さっき、RedSunのこと、戦ったことはおろか見たことなんてない、そう言っていたはず。それって・・・)

そう、理亜の言う通り、静真にいるルビィですらRedSunのメンバーを見たことがないのだ。そんなルビィたちですらどんなグループかわからない謎のグループ、それなのに、2つのグループにこんな差が生まれること自体、不自然、と思ってしまうのだ。

 そんなわけで、理亜、あげはに対し新たなる質問をした。

「あげは、ルビィが言うは、RedSun、ルビィもそのメンバーを見たことがない、と言っている。でも、それなのに、どういったグループすらわからない、そんなRedSunというグループ、ルビィたちAqoursより扱いが上、なぜ?」

 すると、あげは、ある人物の名をあげた。

「それもこれもすべてあの男のせい!!そう、ヨハネちゃんたちを苦しめた、あの男、木松悪斗のせいなんだ!!」

その言葉を聞いた瞬間、ルビィ、花丸、ヨハネは唇を噛みしめていた。木松悪斗、「Moon Cradle」を読んでいた方ならご存じだろう。Aqours、そして、静真の生徒会長の渡辺月の天敵である。さらに一大投資グループを率いていおり、その財力は日本有数であった。だらに、その財力をもと日本国内で権力をもっており、特に静岡においては絶大であった。また、木松悪斗は多大な資金を静真に寄付しており、そのおかげもあり、静真を、特に部活動に関してはその男の長女である旺夏とともに牛耳っていた。そして、静真の浦の星の統合の際、浦の星のメインスポンサーだった小原家が自部間に寄付をしなかったことに腹を立てた木松悪斗、自分勝手な考え、「浦の星の生徒は部活動に対する士気が低い」、それと、その考えによる統合反対を静真に通う生徒の保護者たちに自分の権力でもってひろげたあと、その考えや統合反対の旗印のもと、Aqoursや渡辺月率いる静真高校生徒会への妨害工作を行っていたのだ。そのため、ルビィたち(新生)Aqoursは、一時期、不安・心配という深い海・沼に陥ってしまったことがあった。だが、その後、イタリア旅行でのダイヤたち卒業生との行動を通じて完全復活を果たした完全復活を果たしたAqours、そのサポートをした静真高校生徒会や静真Aqours応援団の大活躍により木松悪斗は大ダメージを負ってしまうとともに静真と浦の星は無事に統合を果たしたのである(詳しくは「Moon Cradle」をお読みください)。そんなこともあり、ルビィ、花丸、ヨハネはそれを思いだしては悔しい気持ちになったのか唇を噛みしめてしまったのである。

 そんな木松悪斗の名が出てきたのか、理亜、ここである質問をあげはにする。

「その、木松悪斗、それと、ルビィたちAqoursとRedSunとの待遇の差、どんな関係性があるわけ?」

たしかに木松悪斗は静真の部活動において絶大な権力を持っている。それとAqoursとRedSunの待遇の差との関係性が見えてこない、それを理亜は指摘してきたのだ。

 だが、ここで、あげは、ある重大なことを話す。

「実は、このRedSun、ルビィちゃんたちAqoursを貶めようと木松悪斗が今月に入って作った新しいグループだという噂なのです」

あげはの説明によると、RedSun、苦汁な思いをさせられた木松悪斗がそれを行ったAqoursを貶めるために作ったグループだというのだ。これには、ルビィ、

「ルビィもね、その話を聞いて怒ったよ!!スクールアイドルをそんなもののために使うなんて!!木松悪斗という人、スクールアイドルを道具としか見ていないんだよ!!」

と珍しく怒っていた。ルビィにとってスクールアイドルというのは自分の命と姉ダイヤの次に大事にしていたもの、プラス、姉ダイヤとの大切な想い出がつまった宝物的なものだった。それを木松悪斗がAqoursを貶めるようなそんな道具としてスクールアイドルを作ってはそれを使おうとしている、それ自体、ルビィは怒りに満ちていたのである。むろん、理亜も、

(私も、スクールアイドルを、自分の道具に使うその男のこと、許せない!!スクールアイドルは道具じゃない!!)

と怒りに満ちていた。理亜もルビィと同じ思いであった。いや、ただ1人をの除いてはこの会議に参加している者たちの思いは同じだった。

 だが、ここで、1人だけ冷静だった聖良があげはにある質問をした。

「あげはさん、1つ質問なのですが、なぜ、そんな噂が流れているのですか?」

そう、あげはが言っていることはたんなる噂でしかなかった。その噂の根拠について聖良はあげはに聞いてきたのだ。

 が、あげははその噂の根拠について話し始める。

「その噂の根拠ですが・・・、実は・・・、木松悪斗の次女がそのRedSunのリーダーを務めているのです・・・」

 この瞬間、理亜、あることを思いだす。

(たしか、RedSunのリーダー格の娘の名前・・・、名前・・・、あっ!!)

そして、理亜はRedSunのリーダー格の娘の名を言った。

「たしか、RedSunと私たちが出会ったとき、リーダー格の娘が、名前、言っていた、木松桜花と・・・・」

 その瞬間、すべてが1つにつながった・・・、それがわかったのか、理亜、突然、怒りながらこう言った。

「えっ、ルビィたち、そのRedSunと木松悪斗のせいで、今、同好会でしかスクールアイドル活動できないわけ・・・。(ルビィたちの話をまとめると、)ルビィたちAqoursに苦しめられた木松悪斗、自分の子ども、(次女の)木松桜花を使い、ルビィたちとは違う別のスクールアイドルグループ、RedSun、作った、そして、そのRedSunを、静真高校スクールアイドル部唯一のグループとして認め、部としての特典を与えた、対して、ルビィたちAqours、それすら許されていない、そんな明確な差、明らかにおかしすぎる!!」

理亜の考え、それは、木松悪斗が苦汁を飲まされたAqoursに対し腹いせに自分の子ども(桜花)を使って新しいスクールアイドルグループを作ってはそれを部として認め部の特典を与えることでAqoursに対し徹底的な差別をしている、そのことだった。それは自分の自分勝手な私怨を部活動という高校での活動に持ち込んでしまった、いや、自分の権力を傘に学校の活動にも自分のわがままを押し通そうとする、そんな木松悪斗の身勝手すぎる行動に理亜が怒るのも無理ではなかった。

 そんな理亜であったが、ふと、あることを思いだす。

(でも、たしか、ルビィは「RedSunと戦っていない」と言っていた。それなのに、RedSunの桜花は「Aqoursに勝った」と言っていた。それって・・・、もしかして・・・)

そう、ルビィが言うには、まだAqoursは桜花たちRedSunとは戦ったことがない・・・というか、ルビィすらそのRedSunのメンバーを見たことがない、それなのに、RedSunの桜花は「Aqoursに勝った」と言っているのだ。ここで矛盾が生じるのだが、これまでの流れでその矛盾の正体がわかったのだ。

 そして、理亜はその矛盾の正体をみんなに語った。

「もしかして、RedSun、まだ作られたばかり・・・、もしくは・・・、作られてまもない・・・、活動実績がない・・・、だけど、木松悪斗によってRedSunは部としての地位を確率させ、逆に、ルビィたちAqoursは同好会止まり・・・、その差こそ、RedSunの桜花が言う、「Aqoursに勝った」、なのでは・・・」

そう、理亜の言った通りであった。実は、RedSun、まだ作られて間もなかった。そのため、活動実績がなかった。いや、活動しているところ自体、誰も見ていなかったのだ。だが、静真の部活動に多大な影響力を持つ木松悪斗によって創部して間もないのにRedSunはAqours以上の待遇を獲得、それを桜花が「Aqoursに勝った」と称しているのだ。むろん、これには、ヨハネ、

「それってただの桜花の妄想じゃない!!ヨハネたちはまだRedSunと戦っていないのに親の権力で「勝った」って言っているなんて、許せない!!」

と怒りの様子。ただ、聖良は冷静に、

「たしかにAqoursとRedSunは直接戦っていません。ですが、親の権力だったとしても策略的にはAqoursを苦しめているのあればそれを「勝ち」とみているのも無理ではありませんね」

と言った。

 だが、理亜にとってみれば自分の大事な盟友であるルビィを苦しめている、そんな、RedSun、そして、それに関する木松悪斗の暗躍に、

(あまりに身勝手すぎる!!単なるひがみ!!ただそれだけのためにルビィたちを苦しめんなんて、許せない!!)

と怒り深長の様子。そりゃそうだ。桜花の親である木松悪斗の権力を傘に自分の盟友であるルビィたちAqoursを苦しえること自体、理亜は許すことができなかったのだ。

 そして、理亜はルビィにある決意を話した。

「ルビィ、私、ルビィたちの敵をとる!!RedSunなんて私の手でひねりつぶしてみせる!!桜花の鼻をへし折ってやる!!だから、ルビィ、みていて!!」

そう、理亜は身勝手すぎる(と、理亜が判断した)RedSun、そして、そのリーダーでもともとの元凶である木松悪斗の娘、桜花を、今度の戦いで捻り倒す、そう宣言したのだった。

 むろん、これには、花丸、ヨハネ、ともに、

「おらたちのかたきをとるずら!!」(花丸)

「まぁ、別に負けたわけじゃないけど・・・、それでも、RedSunなんてやっつけろ!!」(ヨハネ)

と、理亜のことを応援していた。ただ、ルビィはというと、ルビィたちのために勝ちにいこうとしている理亜の姿にある種の不安を感じたためか、

(しまったかも!!ルビィ、珍しく怒ったから、理亜ちゃん、ルビィたちのために、昔の理亜ちゃんみたいに、RedSunに勝ちにいこうとしている、「勝つこと」を必死に目指そうとしている!!これじゃ、理亜ちゃん、昔の理亜ちゃんに戻ってしまうかも!!理亜ちゃん、スクールアイドルとして大事なこと、また忘れてしまうかも!!)

とつい思ってしまい、

「理亜ちゃん、それでも、スクールアイドルとして大切なこと、忘れないでね・・・」

となぜか理亜になにかを諭すような言葉を投げかけてしまった。そして、ルビィと同じくあつこも、

「スクールアイドルグループは戦いがすべてじゃないからね、理亜さん・・・」

と理亜がヒートアップしているのを抑えようとしていた。

 だが、このとき、聖良はあることにひっかかりを感じていた。それは・・・、

(でも、木松悪斗はスクールアイドルのことをかなり見下していたはずです。それなのに、Aqoursを倒すためにわざわざスクールアイドルグループを作るなんて・・・)

そう、木松悪斗はもとからスクールアイドルのことを見下していた。それなのに、今になって、そんな木松悪斗がわざわざAqours対策としてスクールアイドルグループを作るなんてちょっとおかしいことだと感じてしまっていたのだ、聖良は・・・。果たして、その真実はいかに・・・。

 

 一方、理亜たちの会議に参加していなかった花樹はというと・・・、自分の部屋で、

「RedSun、許すまじ!!Aqoursのことを「烏合の衆」なんて言うなんて・・・許せない!!絶対に打ち勝ってみせる!!」

とRedSunに対して恨みをもっているのかのごとく燃えていた・・・。

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