ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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ラブライブ!RSBP(Love Live! Red Sun Blue Planet)

(あのライブ、凄かった!!やっぱりAqourscだよ!!私、絶対にスクールアイドルになってAqoursと一緒に輝きたい!!)

少女はそう決意するとともに、あの場所へ、この前、いや、1週間前に沼津駅前にて行われた(新生)Aqoursお披露目ライブ、そのステージの中心で輝いていた千歌たち(新生)Aqours、そのAqoursが初めて練習を行った、そして、Aqoursの旧3年生、ダイヤ、鞠莉、果南が卒業して一時期練習をしていた、さらに、昨年度のラブライブ!冬季大会で優勝した際に授与された深紅の優勝旗が飾られている、そんなAqoursの聖地、沼津内浦の砂浜海岸へダッシュしていたその少女の名は紅梅歌(くれない うめか)、今度、静真に入学、いや、入学した新高校1年生である。優れた直感力と行動力を持ち、さらに、義理人情に厚く誠実な性格の持ち主、ということもあり、年齢問わず誰であっても受け入れてくれる、それ以上に周りから愛されやすいキャラである。ただ、のちに彼女が浦の星幻の99番目の新入生、といわれることになるのはこのときの彼女は知る由もなかった・・・のだが、それでも彼女はAqoursという神にも近い、それくらいぞっこんのスクールアイドルグループ、その聖地に早く行きたい、そんな想いが強いせいか、まわりのことなんて考えもせずに力いっぱいダッシュしていた。

 そんな彼女の力いっぱいのダッシュに対し、別の少女が梅歌に対し大声でツッコむ。

「梅歌、待って~。私のことをおいとかないで!!その場所なんてどこにも逃げないから~」

そんな梅歌にツッコミを入れる少女、彼女の名は赤間松華(あかま しょうか)、梅歌と同じく、今年の春、静真に入学した新高校1年生であり、梅歌の幼馴染であった。そんなあ彼女も梅歌と同じく義理人情に厚く、さらに誠実で面倒見もよくて勤勉、そんなこともあり、梅歌をはじめ、周りの人たちから信頼させていた。さらに、かなりの努力家・・・なのだが、いつも直感的に動く梅歌に振り回されることが多い苦労人だったりする。そんな彼女ものちに幻の浦の星100番目の新入生、といわれるのだが、今日も、

「あの場所に一緒に行こう!!」

というとっておしもない梅歌の一言によって梅歌に連れまわされることになった。ただ、この梅歌の行動によってのちにラブライブ!史上に残る大騒動の一因になってしまうのは・・・、いや、この行動のせいでのちに自分が100番目の新入生と言われるようになるとはこのときの松華は知る由もなかった。

 ただ、のちのことなんて関係なく、梅歌はできるだけはやくその場所に着きたい、そんな思いでいっぱいだったためか、手なんて抜かずにやみくもにダッシュしていた。梅歌がそんな思いになった理由、それは1週間前の(新生)Aqoursお披露目ライブを見て自分もスクールアイドルになって輝きたい、そうい直感的に思ったからだった。1週間前、梅歌は松華を伴って沼津駅前で行われた新生Aqoursお披露目ライブを見に行った。ただ、ライブ前の梅歌はというと、

(静真に入ったらなにをしようかな?できればみんなと一緒に輝ける部活がいいな)

と静真に入ってなにをしようか模索していた。梅歌は周りを巻き込みながらもみんなと一緒に輝きたい、そういつも考えていた。特に、今度、梅歌が入る静真は部活動がとても盛んであり、特にスポーツ関連においては県下一の実力を持つ部活が複数もある、そんな部活動優秀校であtった。まぁ、そのうらでは日本有数の投資グループを率いている木松悪斗が多額の寄付金を静真にしていることが大きいのだが、そのことはさておいて、梅歌はそんな部活に入ってみんなと一緒に輝きたい、そんな思いでいっぱいだった。ただ、このときは、梅歌、どんな部活に入るかまだ決めていなかった。

 そんなとき、地元でも有名な、あのスクールアイドルの甲子園、ラブライブ!で優勝した、そんな有名なスクールアイドルが無料でライブを行う、そんな情報が梅歌のもとにもたらされた、いや、それが梅歌にとって、運命の導き、だったのかもしれない。ただ、このときは、梅歌、

(えっ、有名なスクールアイドルが無料でライブをするの!?私、聞きに行きたい!!)

と直感的にそのライブに行くことを決めてしまった・・・。なんでもかんでも直感的に動く梅歌らしいといったららしいのだが、そんな梅歌の直感的な行動にいつも振り回されるのが梅歌の幼馴染である、いや、いつも梅歌の行くところにこの人あり、と言われ続けていた松華であった。このときも直感的にそのライブに行くことを決めた梅歌は松華に対し、突然、

「私、決めた!!今度の週末、沼津駅前に行われるスクールアイドルのライブに行く!!」

と言われたときには、松華、

(う~、まただよ~。梅歌、また直感的に動いたよ・・・)

と内心うんざりしていた。松華、実は梅歌のとってよしもない直感的な行動にはいつも悩んでいた。直感的にいつも行動する梅歌により自分はいつも振り回される、それは松華にとっていつも予測できないことであった。自分が予測できないこと、それはその人にとって不安を与えることが多い。それは松華にも当てはまっていた。梅歌の予測できない行動に松華はいつも不安を抱えることとなった。ただ、そんな梅歌の行動によって梅歌と松華は普段では味わえないような体験、さらに、いろんな人たちとの交流ができることもあり、松華は不安を抱える以上に、

(でも、もしかすると、その梅歌の行動によって新しい出会いや体験ができるからいいかな)

と、今度の梅歌の行動によって新しい経験ができる、そんなキラキラした気持ちにもなっていた。

 そして、ついにそのライブの日を迎えた。決めたら即行動、そんな梅歌はいの一番に家を出た。その梅歌の横では・・・、

「う~、眠い・・・。梅歌、ライブは逃げないから・・・」

と眠たそうな目をこすりながら松華が梅歌にそう離すも、梅歌、

「でも、1番いい席なんてすぐに失くなってしまうもん!!早起きはいい席の得、っていうもん!!」

と元気よくそう言い切ってしまう。ただ、これには、松華、

「それを言うなら「早起きは三文の得」・・・。うわ~、眠い・・・」

とまだ寝ぼけているのか、梅歌の間違いを指摘するもついあくびがでてしまった・・・。 そんな梅歌の行動のおかげか、沼津駅前で行われるライブ、その1番前の席を2人はゲットできたのですがねぇ・・・。

 そんなこともあり、ついに沼津駅前のライブが始まった。まずは赤い髪のメンバー、いや、自信たっぷりの表情の赤い髪をした少女がステージに立ちこう話し始めた。

「みなさん、こんにちは。ルビィたちは、浦の星・・・、あっ、元浦の星のスクールアイドル、Aqoursです!!これからこの南口特設ステージにてライブを行います!!今のルビィたちを、新生Aqoursを、ぜひ見てください!!よろしくお願いいたします!!」

赤い髪の少女、ルビィ、その少女の表情はこれからの自分たちの道を自信いっぱいに進んでいく、そんな決意がみられた。そんなルビィの表情に1番前の席から見ていた梅歌は、

(うわ~、あの娘(ルビィ)、とても輝いている!!とってもとっても輝いている!!)

とルビィの自信いっぱいの表情につい吸い込まれそうに、いや、とても輝いているルビィの虜になろうとしていた・・・。

 そして、そんなルビィの言葉を皮切りにルビィたちの、新生Aqoursのライブが始まった・・・。まず最初の曲は「NEXT SPRKING」。「次への輝き」ともいえるこの曲はルビィたちの、新生Aqoursの、観客席から見ている、ダイヤ、鞠莉、果南、の新たなる輝きへと進もうとしている、浦の星での、、Aqours9人の、新しい輝きへと進もうとしている、そんな想いがこもった曲であった。そのためか、梅歌、その想いを直感的に受け取ったのか、

(なんか、この曲、新しい輝きへと進もうとしている、そんな想いでいっぱいだ~)

と自分のなかにその想いがいっぱいになっていく、そう感じていた。

 だが、そんな想いでいっぱいになる梅歌とは裏腹に演目はどんどん進むこのライブ、新生Aqoursお披露目ライブ、とは名をうっているが、それは名だけ、いや、名以上に豪華ななものになってしまった。新生Aqours誕生を祝してか、沼津を拠点にしているスクールアイドルたちが終結、なかには、Aqoursを超えろ、とばかりに沼津にある男子校、なのか、男だらけのスクールアイドル?、までもが乱入する始末。いや、それどころか、Aqoursの公式ライバルであったSaint Snowの聖良と理亜からお祝いメッセージが披露される、そんな豪華な、いや、もしかすると、カオス、ともいうべきライブになってしまった・・・。だが、それでも、このライブのステージに出ているスクールアイドルたちは新生Aqoursと同様にとてもキラキラしていた、いや、ものすごく輝いていた。これには、梅歌、

(みんなとても輝いている!!私もみんなみたいに輝きたい!!)

とついつい自分の目の前にいる新生Aqoursをはじめとするスクールアイドルたちみたいに自分も輝きたい、そんな想いが芽生えようとしていた。

 一方、そんな梅歌をときどき見ていた松華はというと、

(なんか梅歌を見ていると、自分も目の前にいえる人たちみたいに輝きたい、そんな梅歌の想いがひしひしと感じます・・・)

と、目をキラキラしている梅歌を見てはついついそう思ってしまった。梅歌と松華は小さいときからいつも一緒に行動していた。そのほとんどが梅歌のとっておしもない直感的な行動であったが梅歌といつも行動していくうちに梅歌の表情を見てはすぐに梅歌が今感じていることが手をとるようにわかってしまうことがよくあった、松華にとってみれば・・・。なので、この目の前で繰り広げられる沼津のスクールアイドルたちのライブ、そのスクールアイドルたちの輝きに梅歌は目を奪われようとしている、そう松華はすぐにそのことを感じとったのだ。このためか、松華、思わず、

(こりゃ、私、絶対に巻き込まれるわ、、梅歌のとっておしもない行動に・・・)

となぜか諦めに満ちた表情になってしまった・・・。

 そして、そんな松華の不安?は的中してしまう。夜まで行われた新生Aqoursお披露目ライブ、最後は今日出演したスクールアイドル全員でのスクールアイドルのお祭りなら必ず歌われる曲、「SUNNY DAY SONG」でももってこのライブは終了した。

 その後、まわりにいる観客たちはそれぞれの家路につこうとしていた、そのとき、松華は梅歌に対しこう告げた。

「梅歌、ライブ、終わったよ。もう帰ろうよ・・・」

 だが、そんな松華の言葉すら聞こえていないのか、梅歌、目をキラキラさせながらその場を動こうとしなかった。いや、それどころか、

「梅歌、もう帰ろうよ・・・」

と言い続ける松華の言葉に、梅歌、

「私、ずっとここにいたい・・・、離れたくない!!」

とだだをこねてしまった。これには、松華、

「梅歌、ライブ、終わったんだよ!!ライブの片付けの邪魔になるだけだからもう行こうよ・・・」

と梅歌に注意するも、梅歌、そんな松華に対し、

「いや、離れたくない!!このライブの余韻に浸る!!」

とわがままを言ってしまう。なので、松華、そんな梅歌の言葉に、

「梅歌・・・」

と頭を抱えてしまった・・・。

 そんな梅歌であるが心のなかではある想いでいっぱいになっていた。梅歌、このとき、

(私もこのライブに出ているスクールアイドルたちみたいに、特に、このライブの中心にいたAqoursみたいに、輝きたい!!)

という想いでいっぱいになっていた。梅歌はみんなと一緒に輝ける、そんな高校生活を夢見ていた。そんな梅歌にとって自分の目の前で繰り広げられたスクールアイドルたちの・・・、これから自分がなろうとしている高校生たちの・・・、そんな、みんなが輝いている、そんなステージを見せつけられた、そのことにより、自分もスクールアイドルになってこのライブに出ていたスクールアイドルたちみたいに、特に、このライブの中心ともいうべき新生Aqoursのメンバーたちみたいにみんなと一緒に輝きたい、梅歌はそう思えるようになったのだ。いや、それどころか、そんなスクールアイドルたちの輝きの余韻にずっと浸りたい、そんな思いすら梅歌はしていたのかもしれない。なので、その場から離れようとしない梅歌を見ては、松華、

(う~、これではまわりの人たちに迷惑をかける・・・)

と梅歌の行動にさらに頭を抱える状況になってしまった・・・。

 そんなときだった。突然、赤い髪の少女が梅歌と松華のまえに立ってはこんなことを言いだしてきた。

「2人とも、今日のライブ、どうだった?楽しかった?」

この少女の声に、梅歌、目の前にいる少女を見ては元気よくこう言った。

「うん、楽しかった!!みんな輝いていた!!私もみんなと一緒に輝きたい!!」

自分の想いを熱をこめて言い放った梅歌。そんな想いを受け取ったのか、赤い髪の少女はそんな梅歌に対しこう告げた。

「ルビィね、こう思うんだ、ルビィたちみたいに、高校生であれば、ううん、誰だって必ず輝くことができる、そう思っているんだ。だからね、お願い、一生懸命ガンバルビィして、絶対に輝いて!!」

この赤い髪の少女の言葉に、梅歌、

(なんかいいこと、言われた!!いや、それ以上に、私、絶対に輝いてみせる!!みんなと一緒に輝いてみせる!!)

とみんなと一緒に絶対に輝いてみせる、そう思えるようになったのか、その赤い髪の少女に対し、

「うん、私、絶対に、みんなと一緒に輝いてみせる!!」

と、なにかを決意した、そんな表情をしながら力いっぱいに答えた。

 そんな梅歌であったが、つい、こんなことまでその赤い髪の少女に尋ねてしまう。

「ところで、スクールアイドルって、誰でもなれるものなの?」

そう、梅歌は、このとき、ある疑問を持っていた。それは、誰でもスクールアイドルになれるのか、ということである。梅歌はスクールアイドルみたいにみんなと一緒に輝きたい、そう思っていた。では、どうすれば手っ取り早くみんなと一緒に輝きるのか、それは、梅歌自身、スクールアイドルになればいい、というものだった。スクールアイドルになればきっとこのライブに出ていたスクールアイドルみたいにみんなと一緒に輝くことができる、そう梅歌は考えたのである。まぁ、ちょっと短絡的な考えかもしれないのですがね・・・。

 そんな梅歌の質問にその赤い髪の少女は元気よくこう答えた。

「うん!!スクールアイドルって誰でもなれる、高校生なら誰でもなれるんだ!!ルビィだって最初はただの女子高生、ただのスクールアイドル好きな少女だったんだよ!!でも、Aqoursに入って、お姉ちゃんたちと、千歌ちゃんたちと、みんなと一緒になって輝きたい、そう思ったから、ルビィたち、自分たちだけの輝きを見つけることができたんだよ!!だからね、忘れないで、スクールアイドルは高校生なら絶対になれる、自分たちだけの輝きを、とても大きな輝きを、宝物を、持つことができる、そんな無限大の可能性を秘めたもの、なんだよ!!」

その赤い髪の少女の言葉に、梅歌、つい感動してはあることを決意してしまうことに・・・。

(そうなんだ。スクールアイドルって高校生であれば絶対になれる、みんなと一緒に輝くことができる、そんな無限大の可能性を秘めているものなんだ!!なら、私、決めた、静真に入ったらスクールアイドルになる!!そして、このライブに出ていたスクールアイドルたちみたいにみんなと一緒に輝いてみせる!!)

そう思ったのか、梅歌、つい、この言葉を口走ってしまった・・・。

「私、決めた、高校生になったらスクールアイドルになる!!そして、絶対に、みんなと一緒に輝いてみせる!!」

その梅歌の言葉を受けてか、赤い髪の少女は梅歌に対しこう応援した。

「うん、ルビィ、応援しているね!!高校生になったらスクールアイドルになってみんなと一緒に輝いてね!!」

その赤い髪の少女の言葉に、梅歌、

「うん、私、絶対にそうなる!!」

と元気よく答えた・・・のと同時に梅歌はその赤い髪の少女にあることを尋ねた。

「ところで、あなたのお名前、なんていうの?」

その梅歌の言葉に、松華、

「えっ、梅歌、いい加減に・・・」

と注意するも、赤い髪の少女、すぐに、

「ううん、大丈夫だよ」

と松華に対しそう言うと自分の名前を言った。

「ルビィの名前は、黒澤ルビィ、元浦の星のスクールアイドルAqours、黒澤ルビィ、だよ!!」

その赤い髪の少女ことルビィ、その言葉に、梅歌、

「ルビィちゃん、ですね!!」

とルビィの名を言うと続けて、

「ルビィちゃん、ありがとうございました!!紅梅歌、これから進む道、ルビィちゃんの言葉で決めました!!」

とルビィに対しお礼を言うと松華に対し、

「松華、帰ろうよ!!帰ったらいろいろと準備、するからね!!さぁ、忙しくなるよ!!」

と元気よく言うとすぐにその場から走り去ってしまった。これには、松華、

「あっ、ルビィさん、本当にありがとうございました!!」

と一礼するとともに、

「梅歌、待ってよ~。いつも唐突に動くんだから~。少しはまわりのことを考えて行動して~」

と言っては梅歌の後を追った・・・。

 そんな2人を見ては、ルビィ、

「ルビィね、2人のこと、応援しているね!!絶対にスクールアイドルになってルビィたちみたいに自分たちだけの輝きを、宝物を、見つけてね。そして、みんなと一緒に輝いてね」

と梅歌と松華のことを応援するような言葉を発していた。

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