ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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ラブライブ!RSBP 第2話

 そして、このあとの梅歌の行動はとても早かった。まず、梅歌はAqoursのことについていろいろと調べた。なぜなら・・・、

(あのライブでとても輝いていたのはAqoursだった・・・。なら、あのAqoursのことを調べればどうやって輝くことができるようになったのか、わかるかも・・・)(梅歌)

そう、あのライブ、新生Aqoursお披露目ライブ、そのライブで1番輝いていたのはAqoursだった。なら、そのAqoursのことについて調べればそのAqoursみたいにいっぱい輝くことができるのかわかるかもしれない、そう梅歌は考えたからだった。

 Aqours、2~3年前、Aqoursの一員だった、ダイヤ、鞠莉、果南が1年のときに立ち上げたグループ。ただ、ダイヤたちが1年の夏休み前のときに一度休止状態になるも、2年後、つまり、昨年の4~5月ごろにAqoursメンバーの1人、千歌たち2年生が中心となって別の形でスクールアイドルグループを結成、そのとき、自分たちのグループ名について悩んでいた千歌がたまたま内浦の砂浜海岸で書かれていた「Aqours」という名前を気に入り、伊z分たちのグループ名を「Aqours」にした(ちなみに、その「Aqours」の名前を砂浜に書いたのはのちにAqours結成を導こうとしていたルビィの姉のダイヤであった・・・)。その後、ルビィたち1年生、ダイヤたち3年生が加入したことで、パーフェクトナイン、Aqours、となるとラブライブ!に参戦、夏季大会は東海最終予選で敗退するも9人一緒に行動していくうちに9人の結束にどんどん強くなっていき、冬季大会、ついに優勝することができた。いや、この1年間で9人で紡いだ想い、想い出、キズナ、そんな自分たちだけの、いや、日本で一番の輝きを見つけることができた、そんなスクールアイドルグループであった。

 そんなAqoursのことを知るうちに、梅歌、

(Aqoursについていろいろと調べていくうちにAqoursのことがもっと好きになっていく・・・。もっとAqoursのことが知りたい!!もっとAqoursに近づきたい!!)

とAqours愛がどんどん強くなってしまった・・・。

 そんな梅歌、次に調べたのは・・・Aqoursメンバーがいる高校についてであった。これには、梅歌、

(たしか、ライブのときに、赤い髪の女の子、「浦の星の・・・」って言っていたな!!)

とAqoursメンバーがいる高校が浦の星であることを思いだしていた。たしかに、赤い髪の女の子、ルビィが「浦の星の・・・」と言っていたのだ。なので、梅歌、浦の星について調べることに。

 だが、浦の星について梅歌が調べていくうちにあることがわかった・・・。

「えっ、浦の星、この前、廃校したばかりだ・・・」(梅歌)

そう、先月、Aqoursメンバーがいる浦の星は廃校となったのだ。さらに梅歌はその廃校についてちょっと調べるとAqoursは浦の星の廃校を阻止するために、浦の星の廃校が決まってからは浦の星の名をラブライブ!の歴史に刻み込むために頑張っていたことがわかった。これには、梅歌、

(Aqoursは浦の星を残すために、それがダメになっても浦の星にいる仲間たちのために、それくらい、みんなのために一生懸命頑張ってきたんだ・・・。だから、輝くことができたのかも・・・)

と思ってしまった。Aqoursは確かに浦の星の廃校を阻止するために動いていた。それがダメになっても浦の星のみんなのために頑張っていた。それがAqoursという日本で一番の輝きになった、というのだ。まぁ、確かに、ルビィたちAqoursは自分たちのまわりにいるみんなとともに一生懸命がんばってきた。Aqoursは、1つのギアである。千歌を中心とするそのギアはそのまわりにあるギア、Aqoursメンバーを支える浦の星や内浦のみんな、そんな大小複数の、いや、数多くのギアを力いっぱい回し続けた。そんなこともあり、アクアは自分たちのまわりにいる人たちを巻き込みながら、自分たちだけの想い、想い出、キズナ、いや、Aqoursに関わってきた数多くの人たちとの想い、想い出、キズナ、そんな日本一の輝き、宝物を手に入れることができたのかもしれない。

 そんなことを知ったためか、梅歌、こんなことをついこう思ってしまう。

(私、もっとAqoursのこと、好きになったのかも・・・。私も浦の星がまだあったら浦の星に入ってAqoursみたいなスクールアイドルになれたらきっとAqoursみたいに輝くことができる、そう思えてしまうんだよな・・・)

そう、梅歌は浦の星がまだ続いていれば浦の星に入ってAqoursみたいなスクールアイドルグループになれるのではないか、Aqoursのそばで自分もスクールアイドルになればAqoursみたいに輝くことができる、そう思うようになったのである。

 だが、その浦の星はすでに廃校でもう存在しない、そんなこともあり、梅歌、

(でも、その浦の星はもうないなら、Aqours、いや、新生Aqoursはどこにいくのだろうか・・・)

とつい疑問に思ってしまう。Aqoursのいた浦の星はもう存在しない。でも、Aqours、いや、新生Aqoursは今でも活動している。げんに、この前、沼津駅前でお披露目ライブをしたばかりである、新生Aqoursは・・・。そして、スクールアイドルは高校生であれば誰でもなれるアイドルである。なので、今もどこかの高校に新生Aqoursは属している、というのである。

 そこで、梅歌、浦の星はどの高校と統合したのか調べるように・・・なったわけではなく、あることを思いだしていた。

(たしか、この前の静真での部活動報告会のとき・・・、浦の星からAqoursというグループがライブをしたよね・・・)

そう、Aqours、厳密にいうと新生Aqours、は3月に行われた静真の部活動報告会のときに浦の星の部活動代表としてライブを行ったのだ。ただ、このときはダイヤたち3年生がいないという喪失感とある男のせいで、不安・心配という深い海・沼に陥ったせいか、満足がいくようなパフォーマンスをみせることができなかったのだが、この報告会に梅歌も松華を伴って見に来ていたのである。まぁ、このときは自分たちが持つ輝きを解き放つことができずに、ラブライブ!優勝のときを100とするならこのときのライブは、40、いや、30、くらいの輝きしかみせることができずにライブ失敗という烙印を押された、そんな印象だったのでこのときの梅歌はそこまでAqoursのことを気にしていなかった。だが、梅歌の頭のなかにはその報告会に新生Aqoursがライブを行った、その記憶だけは残っていたらしく、Aqoursのことを調べていくうちにその記憶を思いだすことができた・・・のかもしれない。

 だが、そのことに気づいたことにより、梅歌、はっとする。

(ということは・・・、もしかして・・・、浦の星の統合先は・・・静真・・・静真なんだ!!そして、私は、この春、静真に入学した・・・)

そう、梅歌は、この春、いや、今月(4月)に静真に松華と共に静真に入学していたのだ。そして、新生Aqoursのメンバーがいる浦の星は静真と統合した・・・、そのことが指し示すものとは・・・、

(そうだ!!新生Aqoursは静真に、この春、浦の星との統合によって静真の生徒になったんだ!!それって、つまり、私のいる静真に新生Aqoursは・・・いる!!)(梅歌)

そう、新生Aqoursは、今年の春、浦の星と静真との統合によって静真の一員となったのだ。そのことを知った瞬間、梅歌、思わず涙する・・・。だって・・・、

(ということは・・・、私、試製Aqoursのもとでスクールアイドルとして輝くことができる!!だって・・・、スクールアイドルとしては高校生なら誰でもなれるものだから!!)(梅歌)

そう、梅歌は気づいたのである、静真に新生Aqoursはいる、それは、つまり、静真の生徒である梅歌も新生Aqoursのもとでスクールアイドル活動ができる、新生Aqoursと一緒に自分も輝くことができる、そのことを・・・。

 そして、梅歌はあることを決意した。

「私、静真では絶対に(新生Aqoursのいる)スクールアイドル部に入る!!そして、新生Aqoursと一緒に・・・私もスクールアイドルとしてみんなと一緒に輝きたい!!」

 その決意のもと、梅歌はさっそく行動する。まずは・・・、梅歌にとって1番の親友である松華に対し、

「私、決めたの、静真にあるスクールアイドル部に入ってみんなと一緒に絶対に輝く!!だから、松華、お願い、私と一緒にスクールアイドル部に入って!!」

とお願いしてきたのである。

 ただ、これには、松華、

(あ~、いつものとっておしもない梅歌の行動だ・・・)

とちょっと哀れな表情をする。松華にとってみれば今の梅歌のお願いも、いつもと同じ、梅歌さんのとっておしのない行動だとみえていたのだ。なので、松華、そんな梅歌に対し、

「はいはい、わかりました。その話はあとでね・・・」

と簡単にあしらってしまった・・・。

 だが、1度は決めた以上、梅歌だって負けていない。その次の日以降、梅歌、松華に会ってはすぐに、

「松華、お願い、私と一緒にスクールアイドルになって!!」

とお願いしてくる、それも毎日・・・。なのd、梅歌の家に近い、そのためか、梅歌と会う頻度が高い松華からすれば毎日のようにくる梅歌のお願いに・・・、

(う~、頭が痛い・・・)

とうんざりすることに・・・。そのためか、松華、そんな梅歌に対し、

「う~、その話はまた今度・・・」

とすぐに梅歌のもとから立ち去ってしまうほどに・・・。

 そんなこともあり、梅歌、松華の一連の行動に、

(う~、このままだと松華に逃げれてばかり・・・。それって、つまり、松華がAqoursがどんなスクールアイドルグループなのかしらないからなのです!!ならば、私にいい考えがあるのです!!)

となぜか別方向に考えてしまう始末・・・。あの・・・、梅歌さん、松華さんは別にAqoursのことを知らないのではなくて梅歌さんの毎日のようなお願いにうんざりしているだけなのですがね・・・。

 まぁ、そんなわけでして、梅歌、松華へのアプローチを少し変えることに。梅歌、松華に電話をすると、開口一番、

「松華、お願い、今度の日曜、あの場所へ、一緒に行こう!!」

と言うと、松華、

「えっ!!」

とびっくりしてしまう。この梅歌の言葉に、松華、つい、こう思ったからだった・・・。

(突然の梅歌のお願いだけど絶対に裏があるかも・・・)

そう、松華にはこの梅歌のお願いには絶対に裏があると思ったのである。梅歌はこれまで松華に一緒にスクールアイドルになろうと何度もお願いをしてきたのだ。なので、今回もなにか裏がある、そう松華は思っていたのである。

 そのため、松華、そんな梅歌に対しあることを尋ねた。

「梅歌、それってなにか裏があるんじゃない?」

その松華の質問に梅歌はこう答えた。

「私ね、この前のライブ(新生Aqoursお披露目ライブ)を見てこう思ったの。私、スクールアイドル部に入ってみんなと一緒に輝きたい!だから、私、その場所に行って、これから先、どうすればみんなと一緒に輝くことができるのか確かめたいの!!」

この梅歌の言葉に、松華、

(ふ~、どうやら、私をスクールアイドルにするのを諦めたのかも。だって、梅歌の話に私の名前なんてでてこなかったから・・・)

と少し安心した様子。どうやら梅歌の先ほどの発言に自分の名がなかったのがよかったようだ。ただ、このときの松華はまだ気づいていなかった、梅歌の発言にあった「みんな」、このなかに松華も含まれていることを・・・。実は、松華は、梅歌のいう「みんな」というのは梅歌が入るスクールアイドル部のみんなである、とこのときは認識していたのだ。

 というわけで、松華、そんあ梅歌に対し、

(まぁ、これからの梅歌との仲を考えると少しは梅歌のお願いを聞かないとね・・・)

と思ったのか梅歌に対し、

「うん、わかった。今度の日曜、その場所に行こう」

と快諾することにした・・・。

 だが、それを気をよくしたのか、梅歌、ことあるごとに松華に対し、

「私、絶対にスクールアイドル部に入る!!そして、みんなと一緒に輝きたい!!」

と言うようになった。ただ、これに対しては、松華、毎度の如く、

「また始まった・・・、その話・・・」

と言うも、前とは違い、梅歌の楽しい表情に、松華、

(まぁ、いいか)

とそんな梅歌を微笑むように見ていた・・・。

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