ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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ラブライブ!RSBP 第17話

 しかし、松華が桜花のいうことに納得がいかないことが続いてしまった・・・。たとえば・・・、

「え~、静真のスクールアイドル部にAqoursがいないの!!」

と、梅歌、桜花のスクールアイドル部にAqoursが所属していないことを知ってものすごくがっかりするとその梅歌のがっかりする姿を見て、松華、

「桜花さん、あなた、うそをついていたのですか?普通なら浦の星でスクールアイドル部として活動していたAqoursが浦の星を統合した静真でもスクールアイドル部の一員として活動している、と思うはずです。でも、静真のスクールアイドル部にAqoursがいない、それって少し変ではないですか?」

と桜花にまた疑問を呈すると、桜花、はっきりとこう言ってしまう。

「たしかにこのスクールアイドル部にはAqoursはいません。ですが、私たちがいる、いや、ここにいる私たちがAqours以上になればいいのです!!」

 この桜花の言葉、であったが、それを聞いて、梅歌、

(私、Aqoursのみなさんと一緒にスクールアイドルとして輝けると思ったのに、ショック・・・)

と思ったのか、

「え~、やっぱり、Aqoursがいないんだ・・・。ショックだよ・・・、ぐすん・・・」

と言っては泣きだしそうになっていた。

 そんな梅歌の姿を見えか、松華、

「やっぱりAqoursはこのスクールアイドル部にはいないのですね!!それに私たち以外に部員がいない、それって、つまり、静真のスクールアイドル部の部員は私たちだけ、ということですね。これって少しおかしいですよね。いや、それによって梅歌を泣かしたのです。この落とし前をはっきりとすべきでは?」

と桜花を責める。梅歌と松華は幼馴染である。その梅歌は直感で動くため、今回も、「自分もAqoursみたいなスクールアイドルになって輝きたい」、という自分の願いを叶えるために花のスカウトを直感で受けたのだが、本来いるはずの、自分の憧れであるAqoursが桜花のスクールアイドル部にいない、それに対してショックを受けて泣きだしそうになっているのである。そんな梅歌の姿を見て松華はその梅歌の代わりに桜花を攻責めたのである。松華は昔から梅歌のことを大事にしてきた、いや、守ってきた。梅歌は直感で行動するため、そのために梅歌が失敗することも多かった。そんな梅歌のために松華は直感で動く梅歌を制したり、失敗して悲しむ梅歌を慰めたり、梅歌に理不尽なことをした人に対して今みたいに梅歌に代わり松華が責めたりすることも多かった。

 そんな松華の責めに対し、桜花、こう反論する。

「別におかしくない!!Aqoursがこの静真のスクールアイドル部にいない?そんなこと、おかしくない!!ここは私たちのスクールアイドル部です!!たとえAqoursがいなくても、部員が私たちだけでもおかしくない!!むしろ、そちらの方が好都合だ!!私たちがAqoursの代わりに静真のスクールアイドルとして大活躍すればいいだけの話だ!!」

 桜花の反論、これは、自分を責めている松華に対して自分なりに言い返している・・・つもりなのだが、その内容は支離滅裂にみえてしまう、そのためか、松華、桜花に対し反論する。

「なんか言っていることがめちゃくちゃなのですが、それ、本気で言っています?」

まるで桜花のことをバカにしているような言葉、だったなのか、桜花、ついにキレてこんなことを松華に言ってしまう。

「めちゃくちゃじゃない!!それに、私は、Aqoursに、勝ったんだ!!」

Aqoursに勝った・・・、その言葉を聞いて、泣きだしそうになっている梅歌、はっとして桜花に近づくと、

「えっ、桜花ちゃん、あのAqoursに勝ったの?」

と目をキラキラにさせながら桜花に聞いてくると、桜花、堂々とした姿で、

「あぁ、私はあのAqoursに勝ったのです!!」

と威張りちらしてしまう。ただ、これには、松華、

「う~ん、桜花さんがAqoursに勝った、という話は聞いたことがないのですがね・・・」

と桜花のことを疑ってしまうも、桜花、そんなことなんて気にせずに、

「そんなもの、関係ないね!!私はAqoursに勝ったんだ!!だから、ここに創部許可書があるんだ!!私はAqoursに勝ったのだからスクールアイドル部の創部が許されたんだ!!」

と創部許可書をひっぱりだしては松華の前で堂々とみせた上で自分の発言に間違いないkとを証明してみせた。まぁ、たしかに、桜花の言う通り、Aqoursには勝った・・・のは勝ったのだが、実際のところ、桜花とAqoursが直接戦ったわけではなく、スクールアイドル部の創部をめぐっての戦いに勝っただけであり、その勝った理由も父である木松悪斗とその娘で桜花の姉である旺夏の力によるものが強かった・・・というのが実情でして・・・。

 とはいえ、創部許可書という印籠をみせられてはさすがの松華もこれ以上桜花を責めることができず、ただ、

「はいはい、わかりましたよ!!」

としぶしぶ納得せざるをえなかった・・・。

 

 一方、創部対決に敗れ、同好会として静真での活動をスタートさせたAqoursはというと・・・、

「曜ちゃん、ごめん、ボクがもっとしっかりしないといけなかったのに、ボクのせいで、曜ちゃんたちAqoursのためのスクールアイドル部を創ることができなかったよ。曜ちゃん、本当にごめん・・・」

と、月、何度も自分のいとこで1番の親友、かつ、Aqoursのメンバーである曜に謝るも、曜、そんな月に対し、

「月ちゃん、そんなに何度も謝らなくてもいいよ。たとえ同好会だったとしてもAqoursとして千歌ちゃんたちと一緒にスクールアイドル部活動できるんだから。だから、あまり自分を責めないで・・・」

と月のことを慰める。月にとってスクールアイドル部創部をめぐって木松悪斗の戦った、だけど、それに敗れてしまった、結果、曜たちAqoursは同好会として活動せざるをえなかった、そのことを月は悔いていた、なので、何度も何度も曜たちAqoursに月は謝っているのだが、曜たちにとってみれば、たとえ同好会であってもAqoursとして活動できる、そのことに喜びを感じているのか、何度も謝ってくる月に対しいつも慰めていたのである。

 と、そこへ、千歌、月に対しあることを話し出す。

「でも、同好会だったら専用の部室とかないじゃん。でも、そのかわりにこんな広いところを千歌たちに貸してくれたんだからいいんじゃないかな、月ちゃん」

そう、部なら支給される専用の部室、それが同好会には支給されない、なので、本来なら同好会であるAqoursが練習に使う場所は自分たちの手で見つけないといけない・・・のだが、不幸中の幸いなのか、そんなAqoursに対しAqours専用の練習場を貸してくれたのである、月は・・・。

 ただ、それについて、月、ある真実を話す。

「まぁ、それもこれもすべて沼田のじっちゃんのおかげなんだけどね・・・」

そう、Aqoursに専用の練習場を課したのは・・・あの沼田であった。その沼田曰く、

「まぁ、静真と浦の星の生徒たちをまとめてくれたAqoursの功績に対するお礼だと思って受け取ってくれ。それに、そんな功労者に対し専用の部室なんてない、なんて末代の恥になってしまうし、それに、その土地のせっかく借りたのにこのまま塩漬けにするのはいやだしな・・・」

とのこと。創部対決に敗れたことでAqoursは専用の部室などを手に入れることができなかった。だが、沼田のとって今のAqoursは(お披露目ライブで)沼津全体を盛り上げてくれただけでなく、一方的に分断していた静真と浦の星の生徒たちを一緒にまとめあげた、そんな功労者であった。そんなAqoursに対し、沼田、それならばと広いAqours専用の練習場を貸したのである。

 と、ここで、ルビィ、そんな月と曜、千歌の話に割り込む形でこんなことを言ってきた。

「でも、ここって、元、浦の星分校、だよね。だから、ルビィ、ここがルビィたち専用の練習場だなんてピンとこないのだけど・・・」

えっ、Aqours専用の練習場が元浦の星分校の跡地?そう、沼田がAqoursのために貸したAqours専用の練習場、そこは元浦の星分校があった地、もともとは静真と浦の星の統合問題が起きたとき、沼田が浦の星の生徒たちのために用意した浦の星分校、あの山のなかにあった・・・木造校舎のある学校の跡地であった。というのも、沼田、統合問題が長引いくだろう、もしかすると、浦の星の生徒が全員卒業するまで分裂状態が続く、と最悪の事態を想定して山のなかにある学校の跡地を浦の星分校として私費で改修、そこに浦の星の生徒たちは通うことにしていたのである。だが、その統合問題は新学期が始まる前に解決したことで、実査に浦の星の生徒たちがこの分校に通ったのは統合の準備が終わるまでのたった1週間しかなかった。ところが、最悪の事態のことを考えてか、沼田、この学校の賃貸借契約の期間を浦の星の生徒全員が卒業するまでの2年間でもって契約を結んでいたため、統合したあとの使い道について悩んでしまった。山のなかにある、ということでこの学校のまわりには人はあまり済んでいなかったので、地元住民に開放、なんてことができなかったこともあり、沼田は大いに悩んだ。そこに「Aqoursが創部対決に敗れたことで専用の部室などが支給されない」という情報が沼田の耳に流れてきたのである。なので、それならばと、沼田、そのAqoursに無償でこの土地を練習場として貸したのである。

 まぁ、そんなわけでして、千歌、そんな沼田に対し、

「本当に沼田のじっちゃん様様だね!!沼田のじっちゃん、ありがとうね!!」

とお礼を言うとともにまわりにいるAqoursメンバーに対し、千歌、こう鼓舞した。

「たとえ同好会だったとしても千歌たちは千歌たちなりに頑張っていこう!!そうすれば、きっと、なんかいいことがあると思うよ。いや、絶対にあるよ!!」

この千歌の言葉、それは単なる鼓舞かもしれないが、Aqoursと月にとってみればそれはやる気を奮い立たせるものだけど、この鼓舞を聞いてるものからすれば、「きっと大丈夫」、そう思えるものに感じたかもしれない。そのためか、千歌以外のAqoursメンバーからは、

「絶対にそうずら」「ガンバルビィしないとね!!」

「くくく、私の力、増しているぞ!!」

「千歌ちゃんが言うなら大丈夫だよね」

「私、千歌ちゃんのために、いっぱい、曲をつくるね!!」

とやる気をみせる言葉が続いた。

 こんなAqoursの姿を見た月、こう思った。

(曜ちゃんたちは同好会だったとしても一生懸命頑張ろうとしている、それなら私も、過去のこと(創部対決)なんて気にせずに曜ちゃんたちと一緒に前に進んでいかないとね)

千歌の言葉にAqoursメンバーだけでなく月をも突き動かした、そう考えると千歌はみんなをやる気を与える「やる気スイッチ」の役目を担っている、のかもしれない・・・。

 

 一方、桜花たちはというと・・・、

「えっ、やっぱり、桜花さん、実際にAqoursと戦ったことがないのか・・・。だけど、桜花さんは「Aqoursに勝った」と言っているけど、それはスクールアイドル部創部に対する対決に親の力で勝っただけなのか。納得・・・」

と、松華、桜花が言っていたこと、「Aqoursに勝った」、その真実についてようやく知ったことで納得したようだ。桜花はたしかにAqoursに勝った、でも、実際に戦ってかったわけでなく、策略的に、それも親の力を使って勝っていた、そのことを松華が知ったことで、松華自身、桜花の言った「勝った」の本当の意味を知って納得したのである。

 だが、松華、それを受けてこう考えてしまう。

(でも、これって本当に勝ったことになるのでしょうか・・・)

そう、たしかに策略的には桜花はAqoursに勝った。現にAqoursは同好会というかたちで活動せざるをえなくなっている。だけど、一般的に考えてそれを「勝った」といえるのかどうか、松華はそれを疑問に思ったのである。策略的には「勝った」といえる、だけおd、実際のところ、桜花が直接戦ったわけではないのにそれを桜花は「Aqoursに勝った」といている、それって一般的にいっておかしいのでは、と松華は考えてしまったのだ。

 そんなわけでして、松華、ある結論に至る。

(桜花さんは嘘を言っている。実際にはAqoursとは、桜花さん、直接戦っていないのに桜花さんは「Aqoursに勝った」なんて言っている。それって「勝った」ことには当てはまらない。だからこそ言える、桜花さんは嘘を言っている、桜花さんは「Aqoursに(実際に戦って)勝った」なんて嘘を言っている・・・)

そう、松華、桜花は嘘を言っている、と断定したのである。

 ということでして、松華、すぐに梅歌のところに行き、梅歌に対して、

「梅歌、桜花さんは嘘をついている!!実際に桜花さんはAqoursさんはAqoursと直接戦っていない。それなのに桜花さんは「Aqoursに勝った」と言っている。その言葉自体嘘だったんだ!!」

と、松華が知ったこと、思ったことを梅歌に言うと、梅歌、そんな松華に対し、

「ふ~ん、それで」

と聞き返してしまう。これには、松華、

「梅歌、しっかりして!!梅歌さんは私たちに嘘をついているんだよ!!」

と必死に言うと、梅歌、ただたんに、

「へぇ~、そうなんだ」

とそっけない答えを返す。

 そんな梅歌に対して、松華、こんなことを突きつける。

「梅歌、正気になって!!私たちのスクールアイドル部にAqoursはいないんだよ!!それどころか、桜花さん、私たちに嘘をついてまで桜花さんの部に私たちをとどまらせるつもりだよ!!」

そう、今の状態が続けばAqoursは梅歌のいるスクールアイドル部には入ってこない、いや、桜花は嘘をついてまで梅歌と松華を桜花のスクールアイドル部にとどめるつもりなのだ。

 ところが、そんな松華の言葉に、梅歌、意外なことを言ってきた。

「でも、私はそれでいいと思っている。私、Aqoursに憧れていた。でも、今はこの部でAqoursみたいなスクールアイドルになって活躍していきたい、そう思っている」

そう、梅歌は梅歌なりに、

(私、私の直感を信じる!!私、この部で、桜花ちゃんの部で、Aqoursみたいなスクールアイドルになって輝いてみせる!!絶対に、絶対にね!!)

と、梅歌は梅歌なりにこの部でAqoursみたいなスクールアイドルになって活躍する、絶対に輝いてみせる、そう心に決めていたのである。実は、梅歌、ボーとしている、直感でのみ行動する、そんなふうにみえて本当は真がしっかりとした少女、であった。たとえ直感的に行動しても、その行動による責任はしっかりとる、自分の行動には必ず責任をもって対処する、そんな少女であった。そのことを、松華、思いだしたのか、

「たしかに梅歌の言う通りだね」

と梅歌の言うことを認めるとともに、

(そんな梅歌のこと、私は好きだよ!!なら、私も決めた。梅歌と一緒に行動する!!)

と思ったのか、

「なら、私の心も決まった!!私は梅歌とともに進む!!梅歌と一緒にAqoursみたいなスクールアイドルにして活躍してやる!!」

と梅歌とともに進むことを決意した。松華は梅歌の幼馴染である、いや、梅歌ファースト、であった。なので、梅歌の進む道には必ず松華の存在があった。そして、今回も梅歌は自分の責任でAqoursみたいなスクールアイドルになって活躍する、そう決意した、なら、松華もそんな梅歌とともに同じ道を進む、そのことを松華は決意したのだった。

 ただ、梅歌はこんなことも言った。

「でも、松華の言う通り、桜花ちゃん、嘘ついている。Aqoursと直接戦っていないのに「Aqoursに勝った」って言っているのにね・・・」

どうやら、梅歌も松華と同じく、桜花は嘘を言っている、と思っているようだ。これには、松華、

「梅歌・・・」

と桜花が梅歌に嘘を伝えた、そのことによりショックを受けているのでは、そう思ってか、梅歌のことを心配してしまった・・・。

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