これでこの話は終わり・・・ではなかった・・・。
決勝終了後、
「負けた・・・、ルビィたちにまた負けた・・・」
と理亜は楽屋で泣いていた。
その理亜に対し聖良はこう励ます。
「理亜は一生懸命やりました。ですが、Aqoursの方が一枚も上手でした。ただそれだけのことです・・・」
だが、理亜は聖良に対しこう言ってしまう。
「私だって一生懸命スクールアイドルを楽しみました。ですが、負けました・・・。なぜなんでしょうか・・・」
理亜は延長戦のときに聖良とあつこからスクールアイドルとは「楽しむことがすべて」のことを学んだ。それを今回は実践した。だが、それであっても負けてしまった。その理由を理亜は知りたがっていた。
そんな理亜に対し聖良は、
「それだったら、私が知っている方にその答えを聞くといいでしょう」
と言っては1枚のチケットを渡した。そのチケットを見て、理亜、はっとする。
「北九州市・・・」
そう、そのチケットは北九州市に行くためのチケットだった。そのチケットを見て聖良は理亜にこう語った。
「理亜、そこであのレジェンドスクールアイドルに会いなさい。そこで、「勝つことこそすべて」「楽しむことがすべて」、その真実を知りなさい」
これには、理亜、
「はい、わかりました、姉さま・・・」
とうなずいた。
そのときだった。あつこが聖良にあることを話す。
「あと、理亜さんにつたえないといけないことがあるのでは・・・」
これには、聖良、覚悟を決めたように、
「わかった・・・」
と言うと理亜に対しあることを伝えた。
「理亜、よく聞いて。私はアメリカにプロモーションの勉強のために留学します。なので、近いうちに理亜のもとから去る予定です・・・」
この聖良の言葉に理亜は絶句した。
「えっ、姉さまが私のもとからいなくなる・・・」
理亜にとって姉の聖良は心の支えだった。たとえ延長戦で心のなかにある宝物によっていつもつながっていることを知ったとはいえ、現実的にはいつも2人は一緒だった。それが現実でも離れ離れになることは理亜にとってショックだった。
そのためか、理亜、聖良にこう訴えた。
「私、とても悲しい。宝物でいつもつなかっている、とはいえ、実際に離れ離れになること、とても悲しい・・・」
その言葉を受けてかあつこがこう答える。
「私が聖良さんの分まで頑張ります。だから、聖良さん、アメリカでも頑張ってください」
これには、理亜、聖良にこう訴えた。
「姉さまがいなくなること、本当に悲しいです。でも、本当にあつこが姉さまの代わりを務めることができるのでしょうか?」
これには、聖良、こう答えた。
「あつこなら大丈夫です。絶対に私の代わりを務めてくれるでしょう。なので、理亜、安心してください」
この聖良の言葉に、あつこ、
ゴクッ
とつばを飲み込んだ。
(私が聖良さんの代わりになる。果たして大丈夫なのでしょうか・・・)(あつこ)
あつこは理亜のまえで 「聖良の代わりになる」と宣言した。だが、内心ではまだ不安を抱えていた。自分に聖良の代わりを務めることができるのか、理亜は聖良に頼って生きてきた、その聖良がいなくなる、それは理亜にとって柱を失うことを意味していた。その柱の代わりに自分がなれるのか、あつこは不安だった。
そして、それは理亜とて同じだった。
(あつこが姉さまの代わりができるわけない・・・。本当に大丈夫なの、私・・・)
聖良の代わりをあつこがする、そのこと自体できるのか、理亜は不安に感じていた、いや、できないと決めつけていた。そのため、自分自身、本当に大丈夫なのか心配になってしまった。
一方、そのころ、別の場所では・・・、
「桜花に、Aqoursに負けた・・・。いや、それどころか・・・、こころあにまた負けた・・・。このままじゃ・・・」
と花樹は絶望していた。今回、理亜・花樹組は全体の3位だった。だが、自分の父親が定めた「Aqoursに勝つこと」、それを達成できなかった。いや、一度勝ったはずの桜花に負けたのである。さらにこころあにも負けた。これでは父に顔向け出来ないのである。
さらに、あのことも恐れていた。
「それに、お父様から捨てられる・・・、オ・・・花樹の大事なものが・・・、おばあちゃんとの大事なもの、キズナが・・・」
自分の父親からの指令を達成できなかった、これにより自分の父親から花樹が大切なものを捨てられることが決まろうとしていた。
そのためか、花樹は嘆いていた。
「失いたくないよ・・・、花樹の大切なもの・・・、おばあちゃんとのキズナを・・・」
姉の聖良がいなくなるということで動揺する理亜、その聖良の代わりになれるのか、心配しているあつこ、そして、自分の大切なものを失うのではと絶望する花樹、果たして3人はどうなるのか?
そのヒントは北九州にあり!!果たしてどんな人たちが3人を導くのか。それは次回のお楽しみである・・・。
To bi contned
NEXT STORY IS
? Said 「Do you enjoy School Idoll?」
(おまけ)
「どうだ、私の実力さえあれば、こんなもの、ちょちょいのちょいだ!!」
と桜花は威張っていた。ここは秋葉原のファミレス。ここでAqoursの祝賀会が行われていた。
そんななか、梅歌がこんなことを言いだしてきた。
「あっ、千歌ちゃんたちにお礼を言わないとね!!千歌ちゃんたちの動画のおかげでスクールアイドルの基礎を学ぶことができました!!ありがとうございます!!」
この梅歌の言葉に、桜花、はっとしては梅歌にこう尋ねる。
「えっ、あの基礎の動画って、「サルでもわかるスクールアイドル講座」、だよね。それってAqoursが作ったの?」
すると、梅歌、元気よくこう答えた。
「うん、そうだよ!!」
これには、桜花、ガクッと肩を落とす、こう言いながら・・・。
「じゃ、私ってAqoursの手のひらで踊らされていたわけ・・・」
これには、一緒に祝っていたダイヤがこう言ってきた。
「あなたも千歌さんの餌食になったのですね・・・」
まさしく桜花はピエロだったのか・・・。
(って、千歌はそんなこと、考えていないよ!!濡れ衣だよ!!by千歌)