まず最初のステージはこころあ。
「さぁ、いくでしゅ!!」(ここあ)
「頑張ってくるです!!」(こころ)
少し噛みつつもこころあはステージへと上がる。その横から、
「こころあ、頑張って!!」(ルビィ)
「こっこで情けない姿を見せるんじゃないぜ!!」(花樹)
「私たちのお膳立てをよろしくね!!」(桜花)
とこころあに対しAqours・SNOW CRYSTALメンバーが声援を送る。AqoursとSNOW CRYSTAL、これまでみたことがない光景だった。今は敵同士、それでもお互いに声援を送る、それ自体、お互いともにライバルであり仲間でもある、それを体現しているようなものだった。
そして、こころあがステージに上がるとこころあは観客たちに向かってこう捲し上げる。
「こころあにとってこれがラブライブ!最後のステージだぜ!!」(ここあ)
「みんな、燃え尽きるまで声を出すのです!!」(こころ)
この言葉たちとともにこころあ、ラブライブ!最後のステージの幕が上がった。
第12話 こころあ 挿入歌 「Precious time!!」
Precious time time time time
Precious time time time ttime
①
いつも楽しい 時間が続く
とてもプレシャスな 時間だOK
だからこそ やめられない
私たちこそ スクールアイドル
なにもかもが とても楽しい
仲間とともに やることが
だからみんな プレシャスな時間を
一緒に楽しんで 踊りまくるよ!!
(こころ、この3年間、スクールアイドルとして活躍したけど、今の1年間、とても楽しかったかもな!!)(ここあ)
(はいっ、そうです!!私たちだけの力でここまでやってきたのです。そして、私たちみたいな「楽しむことがすべて」を力いっぱい体現してくれるライバルたちと戦うことができてうれしいです!!)(こころ)
(だからこそ、ここでこころあの実力のすべてを出し切るんだぜ!!)(ここあ)
(はいそうです!!さぁ、ここからサビです!!私たちの本気、みせるのです!!)(こころ)
(はいでしゅ!!!)(ここあ)
Precious time time time
Precious time time time
みんなで踊れば 怖いものなし
それよりも楽しくて すべてがOKになる
Precious time time time
Precious time time time
みんなで歌えば すべてが好きになる
やっぱり私たち スクールアイドルを
やめることができない Precious time
このプレシャスでスペシャルな時間よ
もっともっと続いてほしい
Precious time time time time
Special time time time tiem
Precious time time time time
Special time time time tiem
そして、ついに終わった。その瞬間、
わー!!パチパチ
とスタンディングオベーションが1分間続いた。これには、こころ、
「やったです!!」
と元気よく声をあげるとここあも、
「これで優勝確定だぜ!!」
と声高々にあげていた。
その後、ステージを降りるこころあ、そこには、
「ふっ、よくやったと認めるぞ!!」(ヨハネ)
「今までのなかで最高のステージだったと思います」(あつこ)
「すごかったよ!!」(曜)
とSNOW CRYSTALとAqoursメンバーが喜びに満ちた声をあげていた。これにはこころあも、
「みんなありがとうです!!」(こころ)
「やってやったぜ!!」(ここあ)
とお礼を返していた。
そして、ついにAqoursの出番となった。Aqoursの9人がステージへと上がる。その途中、横から、
「ルビィの雄姿、見ているから」(理亜)
「こころあの次に頑張れ!!」(ここあ)
「桜花、梅歌、松華、お前たちの骨は拾ってやるからな!!精一杯燃えてこい!!」(花樹)
とこころあのときと同じようにこころあ・SNOW CRYSTALメンバーが声援を送る。これには、Aqoursからも、
「理亜ちゃん、ありがとう。ルビィ、頑張るね!!」(ルビィ)
「花樹、一言多い!!でも、頑張ってくるからな!!私たちの雄姿、目に焼き付けろ!!」(桜花)
「千歌たちはやってやる!!ラブライブ!三連覇!!みんなの声援、力に変えてみせる!!」(千歌)
という力強い声が聞こえてきた。
そして、ステージに上がるAqours。客席からは、
「Aqours、待ってました!!」「三連覇、して~」
という声が聞こえてきた。これには、Aqours、
「私たちは私たちの力でこの地に戻ってきた!!だから、みんなみていて、私たちの本気のステージを!!」(千歌)
という力強い声をあげるとともに曲が始まった。
第12話 Aqours 挿入歌 「Brand New World」
新しい世界へ 突き進め!!
①世界は争いに 疲れている
(Brand New World)
そんな世界なんて いやいやだよ
(Brand New World)
だから私たちは 楽しい世界を
みんなと一緒に つくっていきたい
だけどそんなこと 難しいかも
むりむりだって 言われるかも
でも私たちには 仲間がいる
世界中にたくさんの 仲間がいる
だから大丈夫 心配しないで
私たちと一緒なら 絶対できるよ
(もうこれで千歌ちゃんたちとラブライブ!でパフォーマンスをするのが最後なんだね)(梅歌)
(でも、これが最後とは思えない!!)(松華)
(たしかにそうずら!!)(花丸)
(これからもずっと続いていく、そう思えるよ!!)(曜)
(私が作った曲たちをもっとやっている、そう感じられる!!)(梨子)
(これこそヨハネの力なり!!)(ヨハネ)
(それ、まったく違うから・・・)(桜花)
(そこ、否定しないで!!)(ヨハネ)
(でも、善子ちゃんの言う通り、これからもずっと続いていく、そんな不思議な力が働いていると思えてくる!!こんな時間、ずっと続いていたらいいなぁ)(ルビィ)
(だからこそ、ここはバシッといきましょう!!これは部長権限です!!)(桜花)
(桜花ちゃんの言う通り!!千歌たちは今出せる力を最後までめいいっぱい出し切るからね!!)(千歌)
((((((((うんっ!!))))))))(8人)
Brand New World
私たちは築く 新しい世界は
すべてが楽しい そんな夢の世界は
Brand New World
だからこそ私たちを 信じてくれよ
あなたとなら きっとできるよ
新しい世界 楽しい世界
素晴らしい世界 つくっていこう
Brand New World
新しい世界 新しい時代
私たちの手で つくりあげよう
そして、ついにAqoursのステージが終わった。その瞬間、
ワー!!ぱちぱち!!
とこころあのときと同じくらいのスタンディングオベーションが起こった。これには、Aqoursから
「これこそ私たちの力です!!」(桜花)
「ルビィたち、頑張った!!」(ルビィ)
「みんな、ありがとう」(千歌)
と元気よく声をあげていた。
その後、Aqoursがステージを降りるとその横からこころあとSNOW CRYSTALのメンバーから、
「ルビィ、すごいステージだった!!とても素晴らしかった!!」(理亜)
「こころあの方がよかったぜ!!でも、その次によくできたと思うぜ!!」(ここあ)
「桜花、お前たちの雄姿、ちゃんと見ていたぜ!!とてもすごかったぜ!!」(花樹)
と喜びの声が聞こえてきた。これにはAqoursからも、
「ふふふ、これこそヨハネの実力なり!!」(ヨハネ)
「善子ちゃんの言葉はともかく、私たち、今出せるすべての力、出し切ったよ!!」(梅歌)
「うん、それは言えるかも!!」(曜)
と自分たちのパフォーマンスに十分満足していた。
そして、ついに大トリのSNOW CRYSTALの番となった。ステージにあがるSNOW CRYSTALの3人、その3人に対し、Aqoursとこころあから、
「理亜ちゃん、ルビィ、ステージのそばからちゃんと見ているからね、理亜ちゃんの雄姿を!!」(ルビィ)
「花樹、ちゃんとやりなさいね!!失敗したら笑ってあげるから!!」(桜花)
「こころあからも、SNOW CRYSTAL、頑張れと言うのです!!」(こころ)
と声援が送られるとSNOW CRYSTALの3人からも、
「ルビィ、ちゃんと見てて、私たちの雄姿!!」(理亜)
「笑うことがないくらい完璧なパフォーマンスをしてやるぜ!!」(花樹)
「こころあの2人、声援、ありがとう。私たちは頑張るからね!!」(あつこ)
と言い返していた。
その後、ステージに上がる3人。その姿を見て3人はこう思った。
(パーフェクトトライアングルを持つ私たち、だからこそ、言える、この3人なら全力を出し切ることができる!!)(理亜)
(おばあちゃん、俺、ついにこのラブライブ!決勝の地に立てたぜ!!だから、見ていてくれ、おばあちゃん、俺たちの雄姿を!!)(花樹)
(まさか、私がこのラブライブ!決勝の地に立てるなんて・・・。でもこれは最初で最後の大舞台!!私の、いや、私たちの全力を出し切るからね!!)(あつこ)
3人ともやる気に満ち溢れていた。とくに花樹はおばあちゃんの形見である十字架状のペンダントを握って天に誓うような感じをみせていた。
そんな3人の姿に観客たちから、
「SNOW CRYSTAL、雪のように舞い踊れ!!」
「頑張って、函館のスクールアイドルとして!!」
と声援が送られた。その声援を送った方を理亜たちが見ているとそこにいたのは日野を含めた函館の人々だった。SNOW CRYSTAL、、それは函館のスクールアイドルとして頑張ってきた証拠なのかもしれない。そんな日野たちの姿に理亜はこう思った。
(スクールアイドルをやっていてよかった・・・)
理亜にとってスクールアイドルとは青春の一部である。これまでいろんなことが起きていた。花樹との出会い、桜花たち、こころあとの戦い、Aqoursとの優勝をかけた戦い、そして、あつこのメンバー入り、花樹の覚醒などなど。Saint Snowのときよりも波乱に満ちた1年だった。それでも理亜はスクールアイドルとして頑張ってきた、それを理亜は感じていたのである。
さらに、花樹も自分の夢について考えていた。
(俺は俺の力でここまでやってきた。その力を函館のみんなにみせてやる!!)
花樹の場合、自分の父親によって振り回されてきた。おばあちゃんの死、沼津から函館への転校、そこでの理亜との出会い、桜花たちとの戦いとこころあの戦いのなかで「勝利こそすべて」という父親からの教えによりそれを追い求めようとしていたこと、そのなかで、理亜とあつこ、そして、おばあちゃんによって「楽しみことがすべて」という大切な想いが覚醒したこと、本当の自分を取り戻したこと、その意味でも函館の地は花樹にとって第2の故郷ともいえた。なので、花樹は函館のみんなに自分の力をみせてやる、そんな想いでいっぱいだった。
そして、あつこもそれは同じだったかもしれない。
(私はずっとサポーターだった。でも、自分の闇を乗り越えたことでもう一度花を咲かせることができた。だからこそ、この最初で最後のチャンス、頑張ってみる!!)
あつこの場合、ずっと、聖良と理亜、花樹のサポーターだった。だが、聖泉祭のことがきっかけになり自分の闇を乗り越えることができたことでもう一度花を咲かせることができたのである。それもこれもダイヤたち卒業生、そして、函館のみんなのおかげであった。だからこそ、その最初で最後の機会、一生懸命頑張ろうとあつこは心に誓ったのである。
そして、3人は決意した。
(((絶対に後悔のない素晴らしいステージにする!!)))
その決意とともに3人は踊り始めた。
第12話 SNOW CRYSTAL 挿入歌 「Go to the TOP!!」
(R:Go to the TOP!!
上へ上へ駆け上がれ!!)
(Go to the TOP!!)
上へ上へと のぼる世界
(Go to the TOP!!)
すべてがすべて 駆け上がっている
(Go to the TOP!!)
勝利だけを 追い求めている
(Go to the TOP!!)
でも俺たちは そんなの嫌だ!!
勝利だけど 追い求めても
あとに残るのは 傷ついた心だけ
そんなものなんて いらない!!
(俺、なんかハイな気分になっているぜ!!これこそスクールアイドルの醍醐味だぜ!!)(花樹)
(花樹さん、少しは落ち着いて・・・と言いたいけど、私も同じ気分。スクールアイドルをやっている、これこそラブライブ!のすごさなんだと思えてきます)(あつこ)
(たしかに。私、なんかこの3人でやっていてよかった、そう思えてくる)(理亜)
(この3人だからこそこの決勝にて最高のパフォーマンスをみせることができる、そう思えてくるのです)(あつこ)
(それはいえている!!)(花樹)
(私たちはこれまで自分の闇に捕らわれていた。だけど、私たちはそれを乗り越えることができた。それは私たち3人がいたから、Aqoursやこころあがいたから。だからこそ言える、私たちは最高のスクールアイドルユニットだと。それはとても誇れることだと思う)(理亜)
(たしかにそうかもね)(あつこ)
(なら、やることは1つ、めいいっぱい楽しんでめいいっぱいスクールアイドルを好きになってAqoursやこころあ以上になってやる!!)(理亜)
(理亜さん、その通りです!!)(あつこ)
(そうと決まれば、俺、最後の最後までめいいっぱい楽しんでやるからな!!いいか、理亜、あつこ、最後の最後まで突っ走ろうぜ!!)(花樹)
((はいっ!!))(理亜・あつこ)
俺たちは俺たちの 自分たちの道を行く
みんなと一緒に 上へとのぼる
勝つだけじゃない ほかのものも大事
そのものを手に 入れていけば
きっと頂へと 進んでいく
だから俺たちは 忘れない!!
勝つだけじゃ いけないんだと!!
強き想い 強き想い出 強きキズナ
それらを結び合わせて
俺たちはTOPへとTOPへと
TOPと駆け上る!!
そして、ついにSNOW CRYSTALのステージが終わった。その瞬間、
ヒューヒュー パフパフ パチパチ
とスタンディングオベーションが2分以上続いた。この光景に3人とも、
「この光景、私はとてもうれしく感じる。だって、最高のパフォーマンスに感動したことを示しているのだから・・・」(理亜)
「おばあちゃん、見ているか。俺、この光景にとても感動しているぜ。それくらいお客さんを感動させたのだからな!!」(花樹)
「こんなの、初めて!!やっぱりスクールアイドルをやっててよかった!!」(あつこ)
とこの光景に感動を覚えていた。
そして、ステージ袖に戻ってくるなり、
「とてもすごいパフォーマンスだったぜ!!ここあ、とても感動したぜ!!」(ここあ)
「理亜ちゃん、すごかったよ!!なんか、ルビィもね、理亜ちゃんがこんなに成長するなんて思えないくらい感動したよ!!」(ルビィ)
「なんか、私たちのパフォーマンス以上のものをみせつけられてちょっと悔しいですわ。でも、花樹、それくらいすごいステージでしたわ」(桜花)
と理亜たちのことを褒めたたえていた。これには、3人とも、
「ルビィ、みんな、ありがとう。その気持ちだけでとてもうれしい」(理亜)
「桜花、最高の誉め言葉、ありがとう。俺、スクールアイドルをやっててよかった」(花樹)
「みんなを感動させることができてとてもうれしいです」(あつこ)
と感動を覚えていた。
このようにお互いを称えた光景はのちにラブライブ!史上最高のひと時として言われ続けるようになっていった。それはこの3組だからこそできた最高のひと時だったのかもしれない・・・。