とはいえ、戦いである以上、結果が出されるのは必至。なので、こころあ、Aqours、SNOW CRYSTALの14人はお互いに手を取り合いながら結果発表を待っていた。ちなみにみんなに手をつなごうと言ってきたのは・・・、
「最後の最後だ!!どんな結果だって恨みっこなし!!なら、ここにいる全員で手を取り合って結果を聞いてみんなで祝おう!!」(花樹)
なんと花樹だった。花樹はそれくらい大きく成長していたのである。最初のころは、「勝つことがすべて」、それに支配されていたため、相手のことなんて考えることができなかった。だが、今は違う、まわりのことも気がまわるくらいの立派な少女に変わったのである。
とはいえ、司会役のリポーターからついに結果が発表される。
「まず、第3位は・・・、大総大学付属札幌高校スクールアイドル部、
こころあ!!」
この結果にここあが泣き出しそうになる。
「う~、こころあでラブライブ!優勝できなかったよ・・・」
そんなここあに対し、こころ、
「でも、立派な成績です~」
とここあを癒しつつも涙を流していた。
そんなこころあに対し、花樹、
「でも、前回2位で今回は3位、立派な成績だぜ!!」
と褒めたたえると、こころ、
「仲間からそう言われるとうれしいです・・・」
とうれし涙を流していた。
そして、2位の発表へと続く。
「そして、2位は・・・、ついに王座陥落、三連覇ならず。静真高校スクールアイドル部、
Aqours!!」
この瞬間、桜花、泣き出す。
「ごめん、ごめん。私が部長としてちゃんとやってこなかったばかりに・・・」
その言葉に、梅歌、松華は、
「そこまで自分を追い込まないで、桜花ちゃん」(梅歌)
「桜花さんはちゃんとやったと思います」(松華)
と梅歌をあやす。
そんな3人に対し花樹は、
「Aqoursはとてもすごいよ!!三連覇はできなかったけど、それに近いことをやったんだ。俺にとってAqoursは憧れの存在。そのAqoursをやっていくだけの実力を桜花たちは持っている。それを今回は示すことができたと思える」
と言うと桜花から、
「花樹、ありがとう」
とお礼を言った。
そんな桜花たちの姿に、ルビィ、
「なんかほほえましい光景だね。でも、千歌ちゃん、最後の最後でこんな結果になったけどいいのかな?」
と千歌に言うと千歌も、
「別にいいんじゃない。千歌たちは千歌たちなりにスクールアイドルを楽しんだもん。どんな結果でも大丈夫だよ」
とうれしそうに答えてくれた。
そして、ついに優勝の発表となる。リポーター、
「それでは、栄えあるラブライブ!冬季大会、優勝は・・・」
と言うと会場中に鳴り響くドラム音。これには、理亜、花樹、あつこ、ともに、
バシッ
と手を握る。その手は、こころあ、Aqoursにもつながれ、14人、手をぎっしり握りしめあいながら結果を待っていた。
そんな14人を見てか、リポーターはついに優勝チームをコールした。
「函館聖泉女子高等学院スクールアイドル部
SNOW CRYSTAL!!念願の初優勝!!」
その名を呼ばれた瞬間、理亜、花樹、あつこ、ともに、
「「「やったー!!」」」
という声が響きわたった。これには、Aqours、こころあからも、
「理亜ちゃん、やったね!!」(ルビィ)
「負けてしまったけど、それくらいすごいことをしたということです。誇ってください」(桜花)
「やっぱし負けたか。でお、悔いはないぜ!!それよりも今はここあのことだとうれしく思えるぜ!!」(ここあ)
とお祝いの言葉がSNOW CRYSTALの3人に送られた。これには3人とも、
「ルビィ、ありがとう。私、とてもうれしい。ついにルビィと同じ場所に立つことができたんだ。だから、とてもうれしい!!」(理亜)
「桜花、たまにはいいことを言ってくれるじゃない。でも、その言葉、とてもうれしいぜ!!」(花樹)
「ここあさんがそう思えるなら私としてもうれしいよ。本当にありがとう」(あつこ)
と笑いながらお礼を言っていた。
だが、ここでラブライブ!優勝のあれが始まろうとしていた。観客たちから、
「SNOW CRYSTAL」「アンコール、アンコール」
の声が鳴り響く。これには、理亜、
「まさか、私たちがこれをするなんて、なんかうれしい気がする!!」
とうれし涙を流すとあつこも、
「えぇ、もう最高のシチュエーションですね」
と喜んでいた。
そんなとき、花樹がある提案をしてきた。
「なんか3人でやるのはもったいない。なら、Aqoursもこころあもみんなと一緒にこのアンコールに応えたらどうだろうか?」
SNOW CRYSTAL、Aqours、こころあの3組でこのアンコールに応える、その提案に会場中から、
「ぜひやってくれ!!」「とても素晴らしい提案!!」
という声が聞こえてきた。むろん、リポーターからも、
「素晴らしい提案ですね!!」
とかなりののりき。いや、それ以上に、Aqours、こころあ、
「それ、いいアイデア!!私、それにのった!!」(千歌)
「たしかに面白そうですね。私ものったです!!」(こころ)
とお客さん以上にのりきの様子。
その言葉を受けて理亜はついに決めた!!
「わかった。それだったら、3組合同のアンコール、やってやる!!」
この理亜のセリフに、リポーター、ついにタガを外した。
「なのと、上位3組による合同アンコール、きた~」
あまりのことに観客たちからも、
「ウォー!!」
と言っては全員立ち上がった。
そして、リポーターはついに口火を切った。
「それでは、3組合同のアンコール、やってみよう!!
SNOW CRYSTAL、Aqours、そして、こころあで、
「Re:STRAT to dream」!!」
ラブライブ!SNOW CRYSTAL グランドエンディング
「Re:STRAT to dream」
Re;START to dream
僕たちは 一度夢を失った
(R:もう立てなくなるほどに)
大事なものを 失ってしまった
(R:失敗や成長でも失った)
もう二度と 立てないんだ
(R:不幸のどん底に落ちてしまい)
誰もが そう思っていた
でも本当に そうだろうか
人は何度でも よみがえる
倒れても 倒れても
何度だって よみがえる
人というのは それくらい
力強く生きる 生き物なんだ!!
Re;STRAT to dream
僕たちは再び 立ち上がってく
Re;START to dream
夢に向かって 再び進んでく
もう諦めない 夢を叶える
再び心の中で 誓ってやる!!
Re;START to dream
僕たちは再び 力強く立ち上がる
(R:Thank you・・・)
アンコールも終わり、ついに優勝旗の授与が行われることに。
「それでは、SNOW CRYSTALに優勝旗の授与をします。授与者はレジェンドスクールアイドルグループオメガマックスのメンバーの一人、綾瀬亜里沙(μ'sの綾瀬絵里の妹)であった。これには、ここあ、
「あっ、亜里沙っち、お久しぶり!!」
と言うと亜里沙も、
「こころちゃんにここあちゃん、お久しぶり」
と軽く挨拶した。
そして、ついに理亜に優勝旗の授与が行われることに。亜里沙、理亜に対し、
「ラブライブ!優勝、おめでとう」
と言うと理亜は優勝旗をもらいつつも、
「ありがとうございます」
とお礼を言った、そのときだった。突然、ステージ袖から、
「理亜!!」
という声が聞こえてきた。それに、理亜、その声の主の名を叫ぶ。
「姉さま!!」
そう、ステージ袖に現れたのは理亜の姉、聖良、だった。
聖良はそのままステージに上がると理亜に抱きついては、
「理亜、ラブライブ!優勝、おめでとう」
とお祝いの言葉を言った。これには、理亜、
「姉さま、ありがとう」
と喜びながらお礼を言うとともに、
「でも、どうして姉さまがここに?」
となぜここに姉聖良が来たのか、その理由を聖良に尋ねると、聖良、元気よくこう答えた。
「日野さんをはじめとする函館のみんなの招待を受けたからです」
そう、ここに聖良がいる理由、それは理亜たちの応援に来ていた函館の人たちが理亜たちへのサプライズとして聖良を呼んでいたからだった。実は、聖良、ここに到着するのが遅れていたため、今の登場になったのだが、ずっとネットを通じて理亜たちのパフォーマンスを見ていたのである。そして、理亜とタブレットを介してやり取りしていたのもここに来るタクシーのなかでやっていたのである。
そんな聖良に対し、理亜、
「来るなら来るって連絡してくれたらいいのに・・・」
と泣きながら言うとあつこも、
「それはそうです。そうしたらなにか準備していたのに・・・」
と言うも聖良はすぐに、
「サプライズだからそんなことはできません」
とはにかみながら答えていた。
そして、理亜は渡された優勝旗を聖良にみせると、
「どうです、この優勝旗、ずしりときます」
と笑いながら言うと聖良はそんな理亜に対し、
「これで理亜の夢も叶いましたね」
とうれしそうに応えていた。そう、理亜の夢、それは、姉聖良とあつことともに自分の実力でラブライブ!優勝を叶える、そのことだった。これには、あつこ、
「たしかに理亜さんの夢が叶いました!!私、そう考えるだけでとてもうれしいです!!」
とうれし涙を流しながら言った。あつこの今の夢も理亜と同じく理亜と花樹と3人でスクールアイドルを楽しむ、ラブライブ!で優勝する、ことだった。これには、聖良、
「あつこ、頑張りましたね。あつこがいたからこそ優勝できたのかもしれませんね」
と優しく語りかけると、あつこ、
「はい、ありがとうございます」
と涙を流しながらお礼を言った。
そんななか、聖良は理亜にあることを尋ねてみた。
「ところで、優勝という頂に上って見える景色はどんなものですか?」
そう、聖良と理亜がスクールアイドルを始めた理由、それは、μ'sやA-RISEみたいにラブライブ!優勝をしたとき、その頂からなにが見えるのか知りたいからだった。
これには、理亜、うれしそうにこう答えた。
「それは、簡単、仲間たちの姿!!だって、私がこの頂にのぼることができたのはあつこや花樹、ルビィたちAqours、こころあがいたから。この仲間たちがいなかったら、私、スクールアイドルを続けていなかった。ラブライブ!優勝なんてできなかった。でも、仲間たちがいたから、この頂に上ることができた。だから、今だからいえる、ルビィたち、こころあ、そして、あつこに花樹、本当にありがとう」
そう、理亜にとって仲間たちの存在がとても大切だったのだ。姉聖良から始まり、あつこ、花樹、ルビィたちAqours、こころあ、どれ1つ欠けてもラブライブ!優勝という結果を残すことができなかったのかもしれない。だからこそ、理亜が頂から見える景色、それは仲間たちの存在、なのかもしれない。
で、この理亜の言葉を受けてか、
「それじゃ、理亜ちゃんたちを胴上げしよ!!」(ルビィ)
と言った拍子で、花樹、あつこ、理亜、を胴上げする仲間たち。これには、3人とも、
「いえ~い!!」(花樹)
「あ、ありがとうございます!!」(理亜)
「う、うわ~」(あつこ)
と三者三様の様子。理亜からすれば自分の夢を叶えることができて頂から見える景色が見れて本当にうれしいのかもしれない。だが、それ以上に、Aqours、こころあ、花樹、あつこという仲間たちに巡り合えたことに理亜は喜びを感じていたのかもしれなかった・・・。
とはいえ、こうして理亜たちの闇をめぐる物語はついに終わりを迎える。これから先、闇を感じたのならまわりをみてほしい。きっとその闇を振り払う人たちがいると思えるかもしれない。たとえいなくてもきっと大丈夫だろう。。その人を支えてくれる人たちときっと巡り合うことができると思うから。だから、諦めないでほしい。闇の先にはきっと光が、夢がきっとみえてくるから。そのことを願ってこの物語を終えることにしよう・・・。
「ちょっと待って・・・。俺にはまだ夢があったはず・・・。Aqoursに入ってスクールアイドルになる、という夢が・・・。俺は、今、SNOW CRYSTALだけど、その夢はきっと叶う、よな。どうなのかな・・・」
To be contued
Next Story is 「Dream Come True!!」