ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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Moon Cradle 第2部 第4話

 そして、ついに運命の日、新学年部活動報告会の日を迎えた。

(ついにこの日が来た!!ついに、僕の夢、静真本校と浦の星分校の統合ができる、その日が!!)

と、いきようようと静真に行く月。しかし、意気込む月に対し、その月についていっている千歌たち6人はというと・・・、

(・・・)

と、まるでなにかにおびえる子犬みたいな表情を見せていた。いや、心、ここにあらず、と言っても過言ではなかった。

 と、話は前後するが、今から1時間前、仲見世商店街のやぱ珈琲の店の前で待ち合わせをしていた月と千歌たち6人。そして、全員集まってから、月が千歌たち6人を静真までご案内していたのだ。ちなみに、静真にとってとても重要な行司である部活動報告会、生徒会長である月がいなくても大丈夫か、であるが、報告会を主催しているのは部活動連合会であり、報告会の運営進行などの報告会関連業務については連合会が主に行うことになっていた。で、月たち生徒会はその連合会の補助、会場なの警備などをしていた。でも、ナギ以下生徒会全員優秀すぎるため、生徒会長である月がいなくても支障がなかった。なので、生徒会長の月は自由に動き回ることができるのである。とはいえ、千歌たち6人とも暗い表情のまま歩いているので、月も少しは、

(なんか、いつも以上に暗い雰囲気のままなんですけど・・・)

と、千歌たち6人を心配していた。が、このあと、すぐに、

(でも、きっと大丈夫!!ステージに立てば、そんな雰囲気、消し飛んでくれる、Aqoursなら!!)

と、千歌たち6人に絶対的な信頼を寄せていたためか、元気を取り戻した。

 と、元気ありあまる月と暗い雰囲気、お通夜モードの千歌たち6人、その状態のまま、ついに静真本校の正門前に着いた。

「さぁ、ついたよ!!」

と、月、千歌たち6人に静真に着いたことを伝える。だが、千歌たち6人が正面を向いた瞬間、

「!」

と、一瞬で固まってしまった。自分たちにとって知らない人ばかりだった、特にルビィ、花丸、ヨハネの1年生コンビが・・・。でも、一瞬固まってしまうのも仕方がなかった。Aqoursメンバー、いつも明るく裏表ないために友達が多い曜、いつも前向きに行動している千歌を除いては静真に通う友達がいないのが現状だった。梨子は東京から沼津内浦に引っ越してから1年しか経っていたい。ルビィ、花丸はインドア派でいつも引きこもり気味だったので、そのためか、もとから友達が少ないのである。では、ヨハネはというと・・・、

(げっ!!ヨハネの前世を知る者がいる・・・)

と、ヨハネの前にいる静真の生徒たちを見て、ここから逃げ出したい気持ちになっていた。ヨハネの前世を知る者とは、ヨハネが中学生のときの同級生のことである。ヨハネは中学時代、よく中学校の屋上で堕天使ごっこをしていたので、それにより同級生から白い目で見られていた、ヨハネの心のなかでは。そう思ってしまったこともあり、中学生のヨハネ、すぐに引きこもり生活、登校拒否状態に陥る。だが、中学は義務教育あので、必ず卒業はある。でも、高校進学、なのだが、静真だと同じ中学の同級生が多いから行きたくない、でも、教師であるヨハネの母の顔を立てないといけないので、静真と同じくらい歴史がある、沼津(内浦)が誇る伝統校の浦の星に入学したのである。むろん、ヨハネが住んでいる沼津市街地から離れたところ、内浦にある浦の星なら、自分を知っている同級生はいないだろう、と、ヨハネがふんだことも浦の星に入学した理由の1つでもある(が、実際には、同級生は同級生でも、幼稚園時代の同級生の花丸がいたことはヨハネにとって想定外だったが・・・)。が、そこでも、ヨハネ、堕天使オーラ全開してしまったため、入学早々引きこもり生活に逆戻りに陥るも、千歌たちの働きかけ、というよりも、堕天使ヨハネを受け入れたお陰で引きこもり生活を打破することができたのは周知の事実である。とはいえ、以前、静真と浦の星の統合の話を聞いたとき、ヨハネ、すぐに反対したのはこれらが理由だった。

 で、話をもとに戻す。一瞬固まってしまった千歌たち。特にルビィは誰かに助けを求めたい、そんな表情をしていた。さらに、ヨハネもこの場から逃げたそうにしている状態に。で、ヨハネ、実際に逃げてしまうのだが、すぐに梨子に気づかれてしまい、梨子によって捕獲、逃走失敗。とはいえ、千歌はすぐに、

(でも、ここで私たちが踏ん張らないと!!絶対にライブを成功させて、むっちゃんたち浦の星の生徒たちが静真本校に通えるようにしないと!!)

と、気持ちを入れ替えたのか、なにか覚悟を決めた表情になる。これには、月、

(あっ、千歌ちゃんの表情、なにか覚悟を決めたみたいになった。これなら安心かな)

と、千歌の表情を見て安堵した。

 

 そして、月は千歌たち6人に控室となる教室へと案内しようとしていた、そんなとき、

「月生徒会長、大変です!!」

と、月のもとにナギが慌てて駆け込んできた。その慌てた表情のナギを見て、月、

「ナギ副会長、落ち着いて!!はい、水!!」

と、自分が持ってきたペットボトルをナギに渡す。それを、ナギ、一気に飲み干すと、それで落ち着いたのか、月にあることを伝える。

「月生徒会長、大変です!!(今日行われる)部活動報告会のプログラムにおいて大変なことがわかりました!!」

これには、月、

「どこが大変なんですか?」

と、ナギに尋ねる。すると、ナギ、

「実はうちの高校(静真)とは別の高校の部活の名がありました!!」

と、大きな声で月に言うと、月、

「それはなにですか?」

と、ナギに再び尋ねる。すると、ナギ、

「浦の星女学院スクールアイドル部Aqoursという名がありました!!」

と、これまた大きな声で答える。すると、月、ひょうひょうと、

「あっ、それ、実は、僕が連合会に直接行って入れてもらうようにお願いしたからですよ」

と、ナギに報告会のプログラムにAqoursの名があった理由を言う。

 が、このとき、ナギはすぐに、

「えっ、月生徒会長が報告会のプログラムの中にAqoursを入れたのですか?初耳です!!」

と、驚いた表情をみせる。どうやら、ナギにとって初めて知る事実だったみたいだ。

 そして、月は一緒にいた千歌たちAqours6人をナギに紹介する。

「で、この方々こそ、浦の星が誇るスクールアイドル部Aqoursのみなさまです」

さらに、千歌たちもナギに向かって挨拶をする。

「ナギさん、こんにちは。私たち、浦の星女学院スクールアイドル部Aqoursです」

この千歌たちの挨拶に、ナギ、

「あっ、はじめまして。私は静真で生徒会副会長をしているナギといいます。よろしくお願いします!!」

と、千歌たちに向かって挨拶する。

 が、ナギはすぐに月に対し、

「ところで、月、生徒会長、ちょっとお話があります。ちょっと席を外してもらえませんか?」

と、お願いすると、月、

「この場じゃダメなの?」

と、言うも、ナギ、

「いや、これは自分たちにとって重要なことです。できれば、Aqoursのみなさまには聞かれたくないことなので・・・」

と、言うと、月、

「わかりました」

と、ナギの言うことを了承した。で、月、千歌たち6人にはすぐに、

「曜ちゃんにみんな・・・、ちょっとだけ席を外すね。控室はこの廊下の突き当たりだから、そこで待っててね」

と千歌たちに6人に対し控室で先に待ってもらうようにお願いした。

 そして、月とナギはすぐに生徒会室に行く。で、生徒会室に月たち2人が着いたとたん、ナギから月へきつい一言。

「月生徒会長、初耳です、この静真の部活動報告会に(今は)他校の部活をいれてしまうなんて・・・!!」

これには、月、

「ごめん!!これは僕がしたことなんだ!!」

と、ナギに謝る。すると、ナギ、

「月、生徒会長、この静真の部活動報告会、浦の星女学院スクールアイドル部Aqoursが緊急参戦するなんて、今の今まで知りませんでしたよ、私も、ほかの生徒会役員も・・・!!」

と、大声で言うと、月、

「本当にごめん!!Aqours緊急参戦、これは僕だけが、僕の独断で決めたことなんだ!!」

と、これまで誰にも明らかにしていなかった事実を言う。そう、この報告会、Aqoursの緊急参戦、これは、月独断で決めたことであった。誰にも相談せずに月自身で決めて、月だけで行動していたのだ。なので、ナギ以下生徒会一同、このことについてはノータッチであった。

 で、これについて、ナギ、

「まっ、月生徒会長の独断専行のお陰で、生徒会は上から下まで大騒ぎですよ!!だって、ラブライブ!に優勝した、今の沼津で一番人気急上昇のグループ、それが、この静真でライブを行うのですからね!!」

と、今、生徒会で大騒ぎになっていることを月に伝える。どうやら、静真の部活動報告会にAqours緊急参戦、という突然の知らせに、それについての問い合わせが生徒会に殺到しているみたいだった。これには、月、

「本当にすいませんでした!!」

と、ナギに謝る。そんな月に対し、ナギ、

「でも、これは、「浦の星の生徒たちが静真の部活動に参加したら悪影響がでる」、という、(静真の)保護者の声、(静真の)保護者が持つ浦の星の生徒たちへの不信感を、同じ浦の星の、そして、浦の星で唯一全国大会で優勝した、その実績のある、スクールアイドル部Aqours、その真面目さ、本気さを静真のみんなの前でだして証明させることで打ち消そうとしている、そんな打算が月生徒会長にあったからしたことでしょうね」

と、月の心の中を読んでしまうかのように言うと、月、

「ばれていましたか・・・」

と、ナギの推理に感服する。

 だが、そんなナギを褒めている月に対し、ナギ、

「まっ、それについては別にいいのですが・・・」

と、これまでのことは特に気にしていないみたいだったが、次のナギの言葉に、月、驚いてしまう。

「で、問題なのは、このプログラム順です!!」

「えっ!!」

驚く月に対し、ナギは自分のスマホの画面を月に見せる。そこには報告会のプログラム表が表示されていた。ちなみに、最近のペーパレス化の波はここ静真にも来ており、基本、会議資料を含めてあらゆる資料はすべてスマホ、もしくはタブレットにメールにて送られてくる、もしくは、静真の学校専用サーバーなどで保管されていて、自分で必要に応じてサーバーにアクセスしてからダウンロードすることになっていた。そのため、静真に関係する者はスマホ、もしくはタブレットが必須だったりする。で、その資料であるが、開始される直前にメールにて送られてくることがざらにある、会議直前までその資料を修正することがあるから。で、今日、報告会のプログラム表であるが、今日報告会が始まる直前に静真の全校生徒などを含めて、静真の関係者全員に送られてきたのだ。これも、報告会が始まる直前になってプログラム順を変更したい部活があらわれたりしたためだった。で、そんなことがあるため、報告会がある日の一昨日に、月が、そして、旺夏が、報告会のプログラム順を入れ替えることができたのである。あと、一言付け加えれば、2月末の臨時理事会、木松悪斗が理事たちの前にだした紙の資料、および、月が理事の前にだした浦の星との統合賛成の嘆願書であるが、これは、スマホ・タブレットで資料を送るより紙で理事たちの前にだした方が理事たちに与えるインパクトが強い、そんな理由からだった。

 と、話は元にもどすが、月はナギのスマホに表示されている報告会のプログラム表を見て、

「う、うそ・・・」

と、唖然としてしまう。そこに表示されたプログラム順は、

「キャンプ同好会、軽音楽同好会、女子サッカー部、弓道部、Aqours・・・」

そう、一昨日、月が報告会のプログラム編成担当役員にお願いした順番は、

「キャンプ同好会、軽音楽同好会、Aqours、女子サッカー部、弓道部・・・」

であった。が、月の計画だと、そのAqoursは軽音楽同好会と女子サッカー部の演目のあいだでライブをすることになっていたのだが、報告会本番の順番は弓道部のあとになっていたのである。

 これを見た、月、

「しまった!!旺夏、いや、木松悪斗の仕業だ・・・」

と、これが木松悪斗の仕業であることを見抜く。実は、軽音楽同好会と女子サッカー部にあいだにAqoursのライブを行うように月が考えた理由、それがもうひとつあった。それは、Aqoursにはのびのびと、緊張せず、本来の実力を発揮できるようにしたかった、からだった。キャンプ同好会にしても、軽音楽同好会にしても、静真においてそこまでメジャーではなく、さらに、内容もゆるゆるだったりする。そのため、この2つの同好会発表時の報告会会場の雰囲気もそんなにきつくない。なので、Aqoursとしては緊張が張り詰めた雰囲気のなかでライブを臨む、そんなことを気にせず、気持ちにゆとりを持ってライブに臨むことができる、そう、月はそれを狙ってこのプログラム順の考えていたのだった。が、木松悪斗の策略により、Aqoursのライブは、キャンプ同好会、軽音楽同好会、の次ではなく、女子サッカー部、弓道部の次になった。で、去年のインターハイに優勝した女子サッカー部もそうだが、弓道部、実は去年のインターハイで上位に入るくらいの実力を持っていた。なので、報告会の注目度としては女子サッカー部の次に高かったりする。そう考えたとき、注目度が高い女子サッカー部、そして、弓道部の発表の内容はとても凄いものになる、と、月は予想していた。女子サッカー部と弓道部の発表はキャンプ同好会、軽音楽同好会みたいなゆるゆるな内容ではなく、観客となる静真の生徒・保護者たちがかなり盛り上がる内容になる、こうなると、報告会の会場の雰囲気もかなり大盛り上がり、次の演目を行うAqoursにとってすれば、かなり緊張が張り詰める、そんな状況に陥る、そんなことが起きるかもしれなかった。この状態のままAqoursがライブに臨んだとき、とても堅苦しい、いや、失敗しちゃいけない、そんな気持ちになってしまう。で、人はあまり緊張しすぎると必ずミスを起こしてしまうものである、それが、このライブでむつたち浦の星の生徒たちの今後が決まる、そんなとても重要なライブであれば・・・。そのことを月は心配していた。

 が、月はすぐに、

「これがたとえ木松悪斗の仕業にしても、今から報告会実行委員に講義することはできない。なら、この状況のままで戦いましょう!!」

と、腹を決めた。「今からプログラム順を変更してくれ」と実行委員に文句を言おうとしても、報告会自体はすでに始まっており、今となってはプログラム順を変更することはできなかった。さらに、

「女子サッカー部、弓道部、Aqours」

と、注目度が非常に高い3つが立て続けに行われるので、報告会としてもとても盛り上がること間違いなしだった。特に(女子サッカー部、弓道部もそうだが、)Aqours、ラブライブ!で優勝したスクールアイドルグループ、そのライブはとても注目度が高かった。なぜなら、報告会のプログラムが発表されたのが報告会直前であり、それまで報告会のAqoursの緊急参戦は報告会開始直前までどこにも伝えられていなかった。報告会にAqoursが緊急参戦することを事前に知っていたのは、Aqoursの緊急参戦を立案した月、報告会を主催する部活動連合会の会長の旺夏、その旺夏からAqoursの緊急参戦を伝えられた木松悪斗、それに、報告会のプログラムを編成した担当役員、だけだった。そのため、報告会のプログラムが報告会直前に発表されて初めてAqoursの緊急参戦のことを一般の静真の生徒や保護者たちが知ることができたのである。もちろん、月を除いた、ナギたち生徒会一同もである。で、Aqoursの緊急参戦、ナギたち生徒会を含めた一般の静真の生徒・保護者たちにとってみれば、報告会での突然のサプライズ的なもの、と、捉えられていた。なので、報告会での注目度は非常に高いものだったりした、Aqoursは・・・。と、いうわけで、もし、今からプログラム順できたとしても、報告会実行委員としてはその順番を変更してまで盛り上がりを欠けたくない、そんな気持ちが働いてしまうので、特段重要な理由がなければ、そのプログラム順を変更することはできなかった。

 とはいえ、月はその状況になったとしても、

(大丈夫!!だって、Aqours、なんだから!!この報告会以上の会場、秋葉ドームでライブして、そのラブライブ!で優勝したのだから!!)

と、千歌たちAqoursに絶対の信頼を寄せていた。これまでAqoursはこの報告会以上に注目度が高い、「ラブライブ!」、そこで優勝した実績を持っている。だからこそ、少しでもAqoursにとって不利な状況であっても、それを覆す実力を持っている、そう、月は確信していたからだった。

 が、ここでナギが月にある心配事を言う。

「でも、本当に大丈夫ですかね~?なんか、あのAqours、たった6人しかいないのですけど・・・」

たしかにナギの言うとおりだった。今ここに来ているAqoursのメンバーは6人である。でも、本来のAqoursはたしか・・・。だが、そのナギの心配をよそに、月、

「絶対、大丈夫!!だって、Aqoursは、あの、「ラブライブ!」、で優勝したのだから!!」

と、ナギの心配事なんて関係なく、「Aqoursは絶対に大丈夫!!」、そのAqoursへの絶対的な信頼を盾に自分を鼓舞する、月。月、まるで、Aqoursの実力さえあれば絶対にこの危機を乗り越えることができる、そして、絶対に分校問題に終止符を打てる、そんな絶対的な自信に酔いしれているかのようだった。

 そんな月に対して、ナギ、

「そう、月生徒会長がおっしゃるならいいのですが・・・」

と、少し月に呆れつつも、月を信頼しているがゆえに、月の言うとおりにすればいいか、の気持ちで対応してしまう。で、そんなナギから月へ一言忠告。

「もし、取り返しのつかないことになってもフォローできませんからね」

このナギの忠告に、月、ただただ、

「大丈夫、大丈夫。絶対、大丈夫!!」

と、まるでナギの忠告を無視するかのような対応をとる。これに、ナギ、

「私は忠告しましたからね。それじゃ、講堂で会いましょう」

と、月に対してしばしの別れを告げてからその場をあとにした。これに対し、月、

「それじゃまたね」

と、ナギに対して別れを言うと、千歌たち6人が待つ控室へと向かった。

 そして、月と別れたナギ、

「でも、本当に大丈夫、かな?」

と、月のことを心配する。さらに、

「でも、たしか、Aqoursって、9人、だったよね~。でも、今、静真に来ているのは、6人、だけ・・・」

と、ある事実を述べる。そう、今、静真に来ているのはAqoursのメンバーのうち、6人、だけ。それも、1・2年生6人だけである。で、本来のAqoursは、9人、である。あと、3人、欠けている。そう、ナギは知らないうちにあることに気づいたのかもしれない、あの秋葉ドームで行われた、この報告会以上の注目度がある、あの、「ライブイブ!」、で優勝した、そんな実績を残すほどの実力を持つ、本来のAqours、は、本当は、9人組、であることを、でも、今、静真にライブをしに来ているAqoursは、1・2年生の6人、そう、本来のAqours、ではなく、新生Aqours、その6人組、であることを・・・。月はそれを見落としていたのかもしれない。いや、気づかないふりを知らないうちにしていたのかもしれない。その見落とし、気づかないふりが、あとあとに響く悲劇につながってしまうことになるとは・・・、このときの月、ナギ、そして、新生Aqours、は知らなかった。

 

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