ラブライブ!SNOW CRYSTAL   作:la55

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Moon Cradle 第4部 第1話

「うぅ、寒い!!」

2018年3月下旬、ここ成田空港は3月なのにいまだ冷たい空気が張り詰めていた。そして、その地にある決意をした少女、渡辺月が降り立った・・・電車で・・・。

「まだ3月だよね。3月だったら暖かいはずなのになんでこんなに寒いの~!!」

月はまだ3月なのに冷たい空気が張り詰めているここ成田の寒さに怒っていた。が、月、成田の寒さの比較対照が黒潮の暖かさによって3月でも暖かい沼津である。対して、成田は山の中にある。朝早いこともあり山の中にある成田が寒いのも無理はなかった。とはいえ、データ的にいえば、成田と沼津、気温についてはあまり差はないのであるが、寒さの感じ方は人それぞれである、年を通じて熱すぎず寒すぎずの沼津に8年ぐらい住んでいる月からすれば成田のこのときの寒さは身にこたえたのかもしれない。

 そんな月であるが、

「あともう少しで曜ちゃんたちが到着するって連絡あったし、みんな揃えばあとは・・・」

と、これから月と千歌たち新生Aqours6人が行くところについて考えていた。これから月と千歌たち6人が行くところはイタリア、で、イタリアに行く目的はというと・・・。

「まずは鞠莉‘sママさんからお願いされた鞠莉ちゃんたち探しをして・・・」

そう、表向きの理由は鞠莉‘sママからの依頼・・・であるが、本当のところ、鞠莉’sママにしてみれば、イタリアで行方不明になった鞠莉たちを探し出し、鞠莉を捕まえては自分の監視下におきたい、そんな思惑があったり、さらには、裏で鞠莉‘sママを操っている?、月の宿敵の木松悪斗の右腕である裏美の陰謀、小原家没落のきっかけを作りたい、など、鞠莉たち捜索の裏に隠された陰謀、というか、大人の事情、はあるが、月たちからすればそんなこと関係なく、まずは鞠莉たち3年生3人を探し出すことに専念したい、という月たちの思いもあったりする。

 が、そんな月と千歌たち6人、今回のイタリア旅行、鞠莉を探し出す以上に裏の目的があったりする。それは・・・。

「そして、鞠莉ちゃんたち3年生3人を探し出しだしたら、もう一度曜ちゃんたち1・2年生と鞠莉ちゃんたち3年生と話し合いをして・・・」

そう、それこそこの旅の、月と千歌たち新生Aqours6人の、真の目的であった。なぜなら・・・。

「鞠莉ちゃんたち3年生3人と会って話し合うことで新生Aqoursをよみがえさせられることができる・・・はず・・・」

そう、この旅によって静真での部活動報告会のライブでの失敗により、不安・心配の海・沼に陥ってしまった千歌たち新生Aqoursを再び羽ばたかせることがこの旅の真の目的だった。Saint Snowの聖良によれば、新生Aqoursとして初めてのライブとなった部活動報告会でのライブ、そのなかで、これまでのAqours、本来のAqoursのエンジン役、屋根役であった3年生がいないことに初めて気づき、その大きな存在感が喪失したことにより不安・心配の深き海・沼に陥った、そんな新生Aqoursの状況、それから抜け出す、甦るためにはまずはいなくなったはずの鞠莉たち3年生3人と再び邂逅しよく話し合うこと、それが必要である、とのことだった。

 そして、月に老いてもこれとは別にある目的、というか、役割、があった。それは・・・。

「僕にしても、この旅において重要な役割があるって聖良さんが言っていたよね・・・」

月が聖良から言われたこと、それは、新生Aqoursをよみがえさせるための重要なファクターであること。たしかに、曜とは小学生のときからの幼馴染であるが、それ以外のAqoursメンバーとの面識はこれまでなかった。もちろん、鞠莉たち3年生3人ともこれまで邂逅したことがなかった。なのに、なぜか聖良からは、千歌たち新生Aqoursをよみがえさせるための重要なファクターである、と言われたのである。月からすれば何かのお門違い・・・と思ってしまっていた。が、それについては不思議な感覚を持っていた。それは、月がときどき心の奥底から聞こえてくる声だった。それが・・・。

「でもね、月ちゃん、私にとって月ちゃんはいつまでも、ず~っと、永遠に、大切な友達なんだよ!!」

「だからね、別れはね、すべてから終わる、ゼロに、もとに戻る、なにもかもなくなる、ってわけじゃないんだよ!!」

この言葉たちがときどきつきの頭の中にフラッシュバックとして現れていた。が、これについては最初の頃、木松悪斗が静真と浦の星の統合に異を唱え始めた、2月始めごろでは声だけしか聞こえてこなかったのが、今、2018年3月中旬、新生Aqoursをよみがえさせる、そのためにイタリアに行く、となっては、その声の持ち主、小学3~4年生ぐらいの少女の輪郭を、ぼんやりだけど見ることができた。その少女とは・・・。

「曜ちゃん・・・」

その少女は月のいとこで大親友の曜・・・みたいな少女だった。今はまだぼんやりとしか見ることができない、けれど、長い間一緒にいた、月にとってみれば馴染みのある顔・・・だった。なのだが、はっきりと断言できないため、月の今の認識は曜みたいな少女が言っていること、というものでしかなかった、このときは・・・。とはいえ、月にとって聖良の一言は今のところお門違い・・・という認識だった。

 だが、月にとってそれよりも重要な問題があった。それは・・・。

「それよりも、僕にとってみれば、沼田のじっちゃんが言っていた問い、「部活動とはなにか」「部活動をする上で一番大切なものとは」、これに答えないと。じゃないと、(静真本校と浦の星分校の)統合は実現できない。それに、僕の失敗をカバーしてくれたナギたち(静真高校)生徒会メンバーにも申し訳がたたない・・・」

そう、静真本校と浦の星分校の統合、それを実現するために、静真において影の神であり、PTA会長であり、静真の創立家の末裔である、沼田、が月に言った問い、「部活動とはなにか」「部活動をする上で一番大切なものとは」これに答えることだった。木松悪斗が静真と浦の星の統合を白紙にするために静真の保護者たちに広めたもの「(初戦敗退続きのため)部活動に対する士気が低い浦の星の生徒が(全国大会に出場する部活が数多くあるくらい部活動が盛んであり)部活動の士気が高い静真の部活動に参加すると、士気低下や対立により静真の部活動に悪影響がでる」これが今や静真の保護者たちの声となってしまい、それが静真本校と浦の星分校の統合をより困難なものにしていた。対して、月たち生徒会は浦の星の生徒たちのために統合を推進しようとしていた。が、月が「力には力でもって制する」その考えから独断専行で行った、あの静真の部活動報告会での(ラブライブ!に湯称するくらいの実力をもった)Aqoursのライブ、これが失敗に終わり、木松悪斗の考えは今や保護者だけでなく生徒たちのあいだでも広がろうとしていた。月たち生徒会率いる統合推進派は今や風前の灯・・・だったのだが、ナギたちが頑張ったお陰で首の皮一枚つながっていた。月、そんなことがあったため、なんとか沼田からの問いに答えようとしていたのだ。が、その問いの答えはいまだもって出てきてなかった。

 のであるが、この沼田の問いの答えについて、月は聖良からヒント?みたいなものを聞いていた。それは、2年前、ラブライブ!に優勝した「オメガマックス」についてだった。月は聖良からあることを聞かされた。2年前、ラブライブ!、スクールアイドル界において「勝利至上主義」がはびこっている中、「楽しさ」を前面にだした「オメガマックス」というスクールアイドルグループがラブライブ!に優勝し、「勝利至上主義」を打破した、というのだ。で、静真の部活動の現状だが、「勝利こそすべて」と、(木松悪斗の娘で女子サッカー部の部長の)旺夏が言うくらい勝利至上主義がはびこっている、ので、こちらも、2年前のスクールアイドル界と同じ状況、なのだが、聖良の話を聞いただけでは、月、あまりピンとしなかった。むしろ、

「楽しむことっていいの?」

と、疑問を呈するくらいになっていた。とはいえ、月にとっては沼田の問いについては頭の片隅においておくことにした。

 と、こんな風に、月は新生Aqoursの復活、そして、静真本校と浦の星分校の統合、2つの使命を持っていたのだが、どちらともまだそれをこなすだけの力はなかった。が、この旅を通して2つの使命を成し遂げる、それが月にとって課せられた旅の意義、なのかもしれない。

 そんな月であったが、まずはイタリアに行くことが先決だった。そして、月が成田に到着してから10分後・・・。

「月ちゃん、お待たせ!!」

と、曜がまだ眠っている千歌を引きずって月の前に登場した。いや、曜、千歌以外に、梨子、ルビィ、花丸、ヨハネもいっしょについてきていた。これを見た月、

「それじゃ、鞠莉ちゃんたちがいるイタリアにレッツゴー!!」

と、元気よく言うと、曜も、

「レッツ、ヨ~ソロ~」

と、自分の決まり文句を言って出発ロビーに移動しようとする。

 が、このとき、月、

(あっ、あれが曜ちゃんの新しい武器、「レッツ、ヨ~ソロ~」なんだね。あれっ、僕もしてみたいな~)

と、それをやる機会をさぐりつつ、千歌たち6人と一緒に出発ロビーへと移動していった。

 

 それじゃイタリアにいざゆかん・・・なのだが、今から向かう目的は成田から直接行く便がないため、1度韓国の仁川に行くことになった、月たち一行。その仁川に行く機上k、月は隣にいる曜と話していた。

「曜ちゃん、今から行くところって、水の都、ヴェネチア、だよね」

月が曜に尋ねると、曜、

「うん、そうだね。鞠莉‘sママさんが言っていたよ、「鞠莉たちを最後に見かけた~のは~、ヴェネチア~だったですよ~」って!!」

と、鞠莉‘sママのまねをしつつ答えていた。鞠莉’sママの話によると、小原家の関係者が鞠莉たち3年生3人を直接見かけたのはヴェネチアの運河、そのゴンドラに乗っているところ、これが最後だったそうである。ヴェネチア、別名ベニス、そして、水の都、あの戯曲「ベニスの商人」の舞台でも有名である。そのヴェネチアであるが、海上の潟(ラグーナ)の上にできた都市である。そのため、ヴェネチアの市内は運河が張り巡られている。さらに、現代の交通手段である鉄道、そして、車が通れるほどの道なんて無い。そのため、ヴェネチアの市内における降雨通手段は徒歩・・・、そして、舟、ゴンドラである。それほどヴェネチアは水の都といっておかしくなかった。

 このヴェネチアであるが、この都市、町全体が世界遺産となっている。それは、中世の都市をそのまま残しているからである。なので、この都市の主な産業は観光、である。その象徴的存在が、ゴンドラ、それを操るゴードリエーレ(船頭)である。舵一つでし何に張り巡らされた運河を縦横無尽に進むさまはヴェネチアにおける一つの省庁ともいえた。ちなみに、船頭さんの制服であるが、縦じまの白黒のゼブラ模様のポロシャツだったりする。あと、もし、加勢がテラフォーミングされて水の星になったとき、ヴェネチアとそっくりそのまま作ってしまった年、ネオヴェネチアがあって、そこにウンディーネと呼ばれる少女の船頭さんが操るゴンドラに乗れたら・・・と思ってしまう次第である・・・。なお、ヴェネチアと日本を直接結ぶ航空便はなかったりする。なので、日本からヴェネチアに行く場合ヴェネチアに直接行く便がある韓国仁川へとまずは行くことになる。月たち一行がまず仁川に行くのはそんな理由があった。

 で、話は戻るが、実は、愛の・・・じゃなく自由への逃避行をしている鞠莉たち3年生3人であったが、一応卒業旅行・・・と称しているためなのか、ヴェネチアにたまたま来ていた鞠莉たち3人、ここで鞠莉のわがまま?が発動してしまう。ヴェネチアの玄関口で島の入口にあるヴェネチアの駅に降り立った鞠莉たち3人。そのとき、突然鞠莉がこんなことを言い出してしまう。

「う~、ヴェネチア、久しぶりで~す!!ヴェネチアといったらゴンドラで~す!!ゴンドラに乗りたいで~す!!」

と、こちらも鞠莉‘sママばり、いや、鞠莉’sママゆずりの声をあげていた。この鞠莉に対し、ダイヤ、

「そんなことよりも、まずはこれから先の逃走計画を練るのが先です!!」

と、鞠莉に釘を刺す。が、鞠莉、ダイヤの言葉を聞いたのか、

「それより先にゴンドラに乗りたいで~す!!」

と、ダイヤの意見を否定する。が、これには、ダイヤ、

「今は鞠莉のお母さん、鞠莉‘sママさんから逃げている最中ですよ。それなのに、わざと見つかるようなことはしないでください!!」

と、さらに鞠莉に釘を刺すと、ここでダイヤの忠告に素直にきく鞠莉・・・ではなかった。鞠莉は自分がやりたいことに対し反対されると逆にヒートアップしてしまう、それくらい自分でやりたいことは必ず成し遂げる、それほど芯の強い少女である、が、それは、ある意味、自分のやりたいことはほかの人が注意しても絶対に曲げない、そんなことがあったりする。そのため、

「マリーは絶対にゴンドラに乗る!!絶対に乗る!!」

と、ただの駄々っ子・・・になってしまった。でも、ダイヤも芯の強い少女である。今回の旅の真の目的は鞠莉の母親、鞠莉‘sママから逃げることである。その新の目的を守るため、鞠莉に対し、

「この旅の目的は鞠莉の母親から逃げることです。鞠莉さんが言うゴンドラに乗るってことは逆に鞠莉の母親に見つかってしまうことになります!!」

と、本当に真面目に鞠莉に自分の意見をぶつける。海外に住んでいたこともあり、自由気ままに自分のやりたいことを熱心に行う鞠莉、対して、網元の娘として生まれ、みんなおことを思い、みんなのためと真面目にことを進めるダイヤ、2人とも芯が強い少女であるが、その根本となるところが違うものである。なので、2人が一つの目的対して意気投合すればたとえ困難なことがあっても必ず乗り越えることができる・・・のだが、意見が食い違うと2人はぶつかりあってしまう・・・ものだった。で、その2人の調停役・・・なのが・・・、

「2人とも少しは落ち着いて・・・」

そう、果南である。小さいときから親友だった果南とダイヤ、そこに転校してきたばかりの鞠莉を引き入れたのが果南である。果南、小さいときから両親が営んでいるダイビングショップの手伝いをしたこともあり、お客さんとのやり取りなどもよくしていた。そのため、3人のなかではコミュニケーション能力がとても高いのが果南である。なので、いつも意見がぶつかる鞠莉とダイヤ、2人を調停するのが果南だったりする。

 その果南であるが、ゴンドラに乗るかどうか対立している2人に対して、まずは鞠莉から、

「鞠莉、今は鞠莉‘sママから逃げている最中だよ。だkら、少しは目立つのは控えた方がいいかな」

これには鞠莉、

「でも・・・」

と、駄々をこねてしまう。が、果南、すぐにダイヤに対しても言う。

「でもね、ダイヤ、少しは息抜きも大事だよ。いつまでも気を張っていたら心も体もどんどん悪くなっちゃうよ」

これにはダイヤ、

「それもそうですが・・・」

と、果南の言うことにすこし納得していない様子。と、ここで、果南、あることを言う。

「それに、昨日、千歌からメール、きたでしょ、鞠莉‘sママからお願いされて私たちを探しに来るって。きっと、千歌たちになにかあったんじゃないかな。だから、千歌たち、私たちを探しにくるはずだよ。その千歌たちに会うためにも、私はここヴェネチアにいるのがいいと思うよ」

 この果南の意見に対し、ダイヤ、

「確かにイタリア中を動き回って千歌さんたちに会えないのはいけませんですね。果南さんの言うとおりですですね」

と、果南の意見に賛同する。これを聞いた果南、

「でも、ずっとヴェネチアの隠れ家にいるのもしのびないし、まずは、鞠莉が言うとおり、ゴンドラに乗ってヴェネチア観光を堪能しようよ!!せっかくイタリアに来たんだし、ずっと隠れるだなんて息苦しくて、私、嫌だよ!!」

と、鞠莉のやりたいことに賛同する。

 と、いうわけで、鞠莉たち3人はこの日1日、ヴェネチア観光をしていた・・・のだが、このとき、鞠莉‘sママの関係者がその3人を目撃していた・・・というわけである。

 と、ここで、鞠莉‘sママの関係者、その正体は・・・であるが、イタリア、ということもあり、ギャング・・・ではなく、小原家直属の私設警備隊の1人であった。世界をまたとかける小原財閥、その中心となる小原家の先祖が暮らしていた地、それがイタリアである。そのため、ここイタリアには小原財閥系の企業が多かったりする。むろん、そのなかには警備会社もあったりする。この警備会社、普通の警備業務以外にイタリアによく来る小原家当主の警護も担当していた。さらに、警備に使う装備も超一流であり、ベテラン勢も多い。その能力は軍の一個大隊の能力をはるかに上回るぐらいに・・・・。で、今回は鞠莉の護衛・・・という目的でその警備会社総出で鞠莉を護衛・・・ではなく探していた。のだが、なかなか鞠莉が見つからなかったのである。でも、今回に限り、あまりしっぽを出していなかった鞠莉たち3人がちょっとした息抜きでヴェネチアの観光、ゴンドラに乗っているのを偶然見かけたのである。

 で、これを聞いた鞠莉‘sママ、

「でかしたので~すよ!!」

と、喜んでいた。鞠莉‘sママにとってイタリア中どこを探しても見つからなかった鞠莉たち3人、それが今ヴェネチアにいることがわかったのである。そして、その鞠莉たち3人を探しに月と千歌たち6人がイタリアに行くことになっている。こうなれば、鞠莉を捕まえたのも当然である。

 と、いうわけで、鞠莉‘sママ、明日、月と千歌たち6人がイタリアに飛び立つ・・・その目的地をイタリアの首都ローマから鞠莉たち3人がいるヴェネチアに変更、そして・・・、

「鞠莉からすれば、たとえ、あの7人(月と千歌たち6人)が見つけても逃げてしまうはずで~す!!なので、さらなる策、やりま~す!!」

と、鞠莉‘sママ、すぐにイタリアにある小原財閥系の印刷会社にあるものをいそいで発注する。そして・・・、

「これでようやく、マリーをお縄にできま~す!!」

と、大胆不敵な笑いを浮かべていた。

 と、こんなことを露知らず、月たち一行は仁川にもうすぐ到着しようとしていた。そんななか、

「鞠莉ちゃんたちに会える!!」

と、千歌はなにかに対してか喜んでいる、そんな風に見えた。いや、千歌たち6人、ともに鞠莉たち3人に会える、そんな期待で胸がいっぱいだった。それを見ていた月、

(なんか曜ちゃんたち楽しそう)

と、千歌たち6人が喜んでいるさまに嬉しさを感じていた。

 

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