人類最強が異世界から来るようですよ?(凍結 ) 作:木曾星仙
遅くなってすいません。そしてサブタイトルもかなり苦し紛れです。
「ラプラスの紙片…ねぇ」
そう哀川潤が呟くのと同時に光が止みカードの文字が見えてくる。
逆廻十六夜の前には『
久遠飛鳥の眼前には『威光』と記されたピュアホワイトのカード
春日部耀の前方には『
そして哀川潤の目を向ける先には『
『一騎当千』『仙人殺し』『砂漠の鷹
がそれぞれ、それぞれに現れた。
「お歳暮?」
「お中元?」
「お年玉?」
「ご祝儀?」
「ち、違います!ギフトカードはギフトを収納できる超高価なカードですよ!って潤さんまで」
「いいじゃねーか。あたしだって
「それはそうですけど!……潤さんまでそっちにいかれるとツッコミが追いつかないのでございますよ」
そう疲れたように、実際疲れてはいるのだが…いう黒ウサギ。
それをみて少し申し訳なくなったのか
「まあ、確かにそれもそうだな。ツッコミ役にツッコミ放棄されても困るし」
そう返すと白夜叉が哀川潤に話を進めてもいいか?とでも言わんばかりの視線を投げかけた。
それに対して哀川潤も視線で応じる。無論いいぜ。と応じる。
「それでだ。問題なのは二人だ」
「二人?ここにいる問題を抱えた人間は四人なのだけれど」
「おいおい、馬鹿言うなよ。このあたしに問題なんてあるわけがないだろ」
「…え、ええそうね。でも少なからずここに来るぐらいの問題はあると言うことでしょう?」
飛鳥がそう少し引きつった顔でそう返す。実際ここにいる黒ウサギ以外の人物は お前が一番問題を抱えているだろう。と心で思って考えていた。
「んー…まあ、それはあたしじゃなくてあいつかもしれねーんだけど。まあ、いいか。
んで?その問題があるってのは逆廻と誰なんだ?」
と話を無理矢理に切り上げ白夜叉に質問を投げかける。
「……うむ、普通にお前さんなんじゃが」
口を開くまでに五秒間隔程度の間があったことからしてもかなり言いにくかったのだろう。
そしてその言葉を聞いた全員が哀川潤の方を向く。
「おい。おま
「はっはっは、わかってたに決まってんだろ。あたしがわかってないわけがないだろ?あたしがあたしだからこそあたしなんだし。この程度のことがわかってないなんて人類最強は名乗れるわけねーし?」
…………」
そして聞いていた全員が全員一応に呆れていた。
「……と、とりあえず白夜叉様!なにが問題なのですか?」
その言葉に嬉々として飛び付くように話し付く
「う、うむ。
まずは第一に黒ウサギ達が呼んですぐだと言うのに関わらずそれだけのギフトを持つ。ということ
第二にこれはそっちの小童にも言えることじゃが全知全能、全てを知る紙であるラプラス紙片にエラーが起こっておる」
とざっとこの程度だな。と言わんばかりに潤達の、潤の方を向いて見てくる。
「まあ、さっきのも含め俺ら以上に問題児て訳じゃ無いが問題を抱えてると思うぜ?」
「そうね。私が一番少ないと言うのも癪ではあるけれど貴方の数だけずば抜けてダントツですもの」
「全部が全部強そうだし…」
「少なからず白夜叉様にお勝ちしている時点で規格外に入っているかと!」
四者四様に口裏を揃え合わせた様に言葉を合わせる。
問題児達の息が粋に合うのは予想はしていたが流石に黒ウサギとも同じと言うとさしもの哀川潤でも認めざるを得ないと言うものだ。
「……もうその話はあたしも理解したしもう止めにしようぜ。面倒だしよ」
手をヒラヒラと振りながらそう発する。その発言でこの話を終わったとみた久遠が
「話は終わったんだしそろそろ黒ウサギの本拠地に向かわない?」
とその言葉を聞いた黒ウサギは
「そうですね、そろそろ私達のコミュニティに向かいましょう」
と言ったところで白夜叉が何か思い出したかのように
「そうかなら最後に一つだけ聞かせてくれ。おんしらは自分達のコミュニティがどういう状況にあるか、よく理解しているか?」
と質問をした。
「あー…あれだろ。こいつらのコミュニティとやらが大ピンチだって話だろ?」
「ああ、そしてそれには魔王を倒す必要があると言うこともか?」
「うん。それでその魔王とかいうやつが危ないっていうのもさっきのでわかった」
「あやつはあれより酷いがお前達はそれを知って尚、黒ウサギの達のコミュニティに参加する。と言うのだな?」
「そうね。打倒魔王とか異世界から来た私達にぴったしじゃない」
「合う合わないの問題ではないんだがの……今の状態で魔王と戦うことになったら少なからずそこの小娘二人は確実に死ぬぞ?」
その言葉に二人は少し固まりそれをみて白夜叉が続けて
「魔王の前哨戦として様々なギフトゲームに参加し勝ち、力をつけろ。
潤と小童なら…と言うより潤なら魔王にも勝てるであろうが。おんしら二人は確実に生き残ることすら出来んぞ」
「…ええ、少なからずそれぐらい貴方に言われなくてもわかっているわ」
「助けるためには強くならないといけないのは当たり前」
と言う二人の啖呵に白夜叉は笑い、わかっているようだったな。と呟く
とそんな白夜叉に
「あ、そうだ。白夜叉」
「ん、なんだ?哀川潤」
「次来る時はお互い全力でやりあおうぜ?」
「ふふ、望むところだ。私は三三四五外門に本拠を構えておる。いつでも来い貴様相手なら全力を持って相手をしよう。・・・ただし、黒ウサギをチップに賭けてもらうがの」
との言葉に間髪入れずに黒ウサギが
「嫌です‼︎」
と叫ぶ。それを聞いて白夜叉が
「つれない事を言うなよぅ。私のコミュニティに所属すれば生涯を遊んで暮らせると保証するぞ?三食首輪付きの個室も用意するし」
「完全にペット扱いではないですか!」
「おい白夜叉。いいアイデアだな。それ」
「十六夜さんも何を言っているんですか!」
「そうね、なら檻とかも買っておくべきかしら」
「人参とかも買わないと」
「お二人もなにを言っているんですか!」
「そうだな。材料は多分コミュニティとか言う場所にあるだろうしちゃちゃっと行って作ろうぜ」
「「「賛成!」」」
「……この問題児様方はぁ!!!」
コントのような会話をしながら黒ウサギご一行はサウザンドアイズを後にした