人類最強が異世界から来るようですよ?(凍結 ) 作:木曾星仙
そして哀川さんがちゃんと書けてる気がしない。
という訳です。ここから先は我らのコミュニティでお話させていただきたいのですが・・・・・・よろしいですか?」
無論今回の説明は割愛させてもらった。今回の説明は代わり映えしようがないからだ。
「待てよ、俺がまだ質問してないだろ」
十六夜が少し強めな口調で言い放つ。
「・・・どんな質問でしょうか?ルールですか? ゲームそのものですか?」
「そんなのはどうでもいい。俺が聞きたいことは一つ。この世界は面白いか?」
「‥‥‥確かに一番の条件だよな〜」
哀川潤はそう呟く。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能(ギフト)を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来られたし』という誘い文句に釣られてここに来たのだ。この世界がこの四人を楽しませて、愉しませてくれないと来た意味がないというものだ。
「―――YES。『ギフトゲーム』は人を超えたものたちだけが参加できる神魔の遊戯。
箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」
「私たちがいた世界より面白いか。そりゃいい、じゃああたしからも質問だ」
「喜んでいただいてなによりです。それで質問とは一体なんでしょうか?」
その言葉を待っていたかのように哀川潤は口を開く。
「じゃあ、あたしたちに隠していること、もしくはお前たちのコミュニティの事を洗いざらい話してもらおうか」
「………えっ?」
黒ウサギが驚いたような顔をする。
「あたしが気付いていないと思ったか?…いや私たちか。
残念だがあたしの三大特技は錠開け、声帯模写、そして読心術だからな。
あたしに考え事は通用しねーよ。いや通じてるって言うべきか?」
話を聴き続けている間黒ウサギの顔がだんだんと青く、真っ青になっていった訳だが
たかがその程度で止める哀川潤ではない。身内には優しいが身内以外にはとことん厳しいのだ。
「………わかり「まあ、お前が喋りたくないからいいけどよ」‥へ?」
「いいだろ。あたしは気まぐれなんだよ。人に言いたくない事を聞く程鬼じゃねーしな」
黒ウサギはまた驚いたような顔をする。
「でも、いいんですか?疑問に思ってる事を聞かなくても?」
「ただ、一つだけこの約束は守ってもらってもらうぞ?」
「な、なんでしょうか?」
少し怯えたように聞く。
無茶振りをされるのを恐がっているのであろう。
「はっはっは。そんな恐がるなよ。別にとって食おうって訳じゃねー。
ただ、お前の所属しているコミュニティに行ったら全部説明してくれってだけだよ」
「Y、Yes!もう分かってるなら全て説明させていただきます!」
そんな会話を2人がしている中‥
「なあ、お嬢様。俺たち空気じゃないか?」
「お嬢様って言うのはやめて。 まあそうね完全に空気ね」
「……置いてかれてる」
みたいな会話があったとかなかったとか。