人類最強が異世界から来るようですよ?(凍結 ) 作:木曾星仙
「おい、和服ロリ。始める前に一つだけ言っておくぞ?」哀川潤は前座とばかりにシニカルに笑って言う。
「和服ロリ、明けない夜はない。つまりよ、暮れない日はないんだぜ?」
「人間如きがほざきおるわ。人間に分からん存在なぞごまんとあるぞ?」そう言うのと同時に世界が180度切り替わる。
「へぇ。中々に絶景だな。…つまりはそう言うことか。随分と分かりやすい真似をするじゃねーか」
「まあ、決闘を望んでこの程度でびっくりするわけもないか。さて、どうやって私に認めさせる?人間程度両手か?両足か?どれだけハンデが欲しい?なんでも聞いてやるぞ?」
そう挑発する和服の少女。
「はっはっは。まずよ。ふつーに世界構築みたいな真似が出来る奴に真っ正面から挑む馬鹿はあんまり居ねーだろ。だからよ。名前の通り
「そうか、その程度の差はわかっておるのか。なんであれ決闘は決闘。全力を出させてもらうぞ。それで具体的になにで戦うのじゃ?」
と言葉を返しそれに少し笑いながら返答する少女。それに対し
「うーん。まあ、ここはやっぱり簡単なところでチェスと行こうぜ?
「む、何故私の名前を…とまあ、この際どうでも良い。久しぶりの遊戯じゃ。腕がなるの」
「よし、じゃあちゃちゃっと終わらせようぜ。後もつっかえてるんだ」
そう笑みを浮かべながらどこからともなくチェス盤を取り出した。
「さて、ゲームを始めようぜ?元魔王様」
「そうじゃな。全力を持って遊び尽くしてやろう。赤色の小娘よ」
そしてその言葉からきっかしぴったし二時間後二人の二人だけの
「これで
「ふむ….….確かに。参った。見事な腕前じゃ潤」
その言葉を言い終わると同時に白夜叉が十六夜達の方を向いて
「さて黒ウサギと共におる小僧ども貴様らはどうする?」
先ほどとは打って変わって白夜叉は大胆不敵に十六夜達に向けてそう問う。
「はっ、そんなの決まってるだろ。
受けてやるよ、白夜叉。……ただ力の差は弁えているつもりだ。だから、試されてやる」
「私も同じくよ、白夜叉さん」
「私も……試されてあげる」
暫らくすると白夜叉は笑って
「はははは、黒ウサギから聞いておったのか?まあいい、ならば試してやるとしようか」
その言葉に対応して反応したかのように鳴き声が続く。
「なに、あの鳴き声?聞いたことない」
「やははは、俺もあんな鳴き声聞いたこと無いな。黒ウサギはなんの鳴き声かわかるか?」
その質問に黒ウサギは答える。
「Yes!あれは鳥の王にして
獣の王。"力" "知恵" "勇気"の全てを備えた、ギフトゲームを代表する獣グリフォンでごさいます!」
説明が終わると同時に白夜叉がグリフォンを此方に呼ぶ。
「さて、肝心の試練だがの。おんしはこのグリフォンと"力" "知恵" "勇気"の何れかを比べ合い、背に跨って湖畔を舞う事が出来れば
クリア、ということにしようか」
『ギフトゲーム名 "鷲獅子の手綱"
・プレイヤー一覧
逆廻 十六夜
久遠 飛鳥
春日部 耀
・クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。
・クリア方法 "力" "知恵" "勇気"の何れかでグリフォン
に認められる。
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件
を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスター
の名の下、ギフトゲームを開催します。
"サウンドアイズ"印』
「………あーこっちもこっちで面白そうだったな…」
「やはは、何事も先手がイコールで良手とは限らないんだぜ?」
「ああ、身を以て分かったよ」