人類最強が異世界から来るようですよ?(凍結 )   作:木曾星仙

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話のいい切り方がわからない。そしてサブタイトルが思いつかない…


賞品(勝品)

「のう、哀川潤」

「ん?なんだ?」

「この試練、小童共がクリア出来ると思うか?」

そう白夜叉が聞く。

それに哀川潤は

「当たり前だろ。あれぐらいはクリアしてもらわないとな」

と答える。

それに満足したように白夜叉は頷く。

実際これは哀川潤の偽りない本心であるのだが

「ああ、あの程度クリア出来んと任せられんしのう」

そう返すと哀川潤は

「あっはははは、じゃああたしは任せるに足るって訳か?」

「無論じゃ。私と数合打ち合える時点で合格じゃよ」

まあ、無論だな。と哀川潤は呟く。

「お、そろそろ終わりそうだぜ?」

「じゃな。まあ、想像していた通りの結果じゃのう」

そういい二人は問題児達に声をかける。

「お疲れ様」

「ふむ、無事に試練を果たせたようじゃな」

哀川潤はそう労い、白夜叉は試した者として犒った。

「そして、無事にゲームをクリア出来たようじゃしこのゲームはおんしらの勝利だの。.........ところで、おんしの持つギフトだが、それは先天性か?」

今回のゲームのクリアに最も貢献した者。立役者である春日部に白夜叉はそう問いかけた。

「違う。父さんに貰った木彫りのおかげで話せるようになった」

「木彫りとな?」

「その首にぶら下げてるやつじゃないのか?」

春日部が答え、白夜叉が頭を傾げるとそれに哀川潤が応答する。

「よくわかったね。これのことだよ」

そういいながら春日部が首にぶら下げてるペンダントを哀川潤、白夜叉両方に両者にみやすいように見せて来る。

白夜叉はそのペンダントをみて、表情を少し変えた。

「なんなの?この模様」

「少し変な気がするが系統樹かなんかか?」

飛鳥、逆廻の二人も仲間はずれにならんと会話に入ってきた。

「おそらくの。材質は楠の神木を使っておるようじゃし……ならこの図形はこうで、この円形が収束するのは.....いや、これは.....これは、凄い! 本当に凄いぞ娘!! 本当に人造ならばおんしの父は神代の大天才だ! まさか人の手で独自の系統樹を完成させ、しかもギフトとして確立させてしまうとは! これは正真正銘“生命の目録”と称して過言ない名品だ!」

そう白夜叉は値踏みをする。

「系統樹って、生物の発祥と進化の系譜とかを示すアレ? でも母さんが作った系統樹の図は、もっと樹の形をしていたと思うけど」

との春日部の問いに

「普通のやつはな。だが多分これは輪廻やらなんやらを色々凝縮させてんだよ」

と哀川潤が応える。

「ま、まあ、その答えで合ってはいるんじゃが…些か雑ではないか?」

と白夜叉は少し呆れたように言う。

「そうじゃ、おんし、あれなんじゃが私が買い取りたいんじゃが」

「ダメ」

白夜叉の誘いを春日部があっさりと僅か二文字で断る。

そしてその拒否と同時にペンダントを取り上げる。

「んで、それの力ってなんなんだ?」

と言う哀川潤の疑問に白夜叉は

「今分かっとるのは異種族と会話できるのと、友になった種から特有のギフトを貰えるということぐらいじゃの。これ以上詳しく知りたいのなら店の鑑定士に頼むしかない。それも上層に住む者でなければ鑑定は不可能だろうの」

と返す。

「え?白夜叉様でも鑑定できないのですか今日は鑑定をお願いしたかったのですけど」

黒ウサギの言葉に少し慌てる白夜叉

「よ、よりにもよってギフト鑑定か。専門外どころか無関係もいいところなのだがの」

恐らく今回の報酬として無償でそれを引き受けるつもりだったのだろう。

「どれどれ.....ふむふむ...,うむ、四人ともに素養が高いのは分かる。しかしこれではなんとも言えんな。おんしらは自分のギフトをどの程度に把握している?」

と言う白夜叉に問題児達は

「企業秘密」

「右に同じ」

「以下同文」

「ん?あたしも答えた方がいいのか?」

と言う問題児らしい答えが返ってきた。約一名全く違う者がいるが

「うおおおおい?いやまあ、仮にも対戦相手だったものにギフトを教えるのが怖いのは分かるが、それじゃ話が進まんだろうに。」

「別に鑑定なんていらねえよ。人に値札張られるのは趣味じゃない」

逆廻はそう吐き捨てる。他の問題児も同調し同意見のように頷いている。

「ふむ。何にせよ試練をクリアしたおんしらには“恩恵”を与えねばならん。ちょいと贅沢な代物だが、コミュニティ復興の前祝いとしては丁度良かろう」

そういい手を叩くと四人の前にそれぞれカードが光りながら現れる。

「それはラプラスの紙片と言う簡単に言えばそれぞれのギフトの名前を明かしてくれるアイテムじゃ」

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