葛葉刀子ルート   作:眼鏡最高

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ごめんなさい。
すいません。
お許しを。

未来の話です。


閑話 始めてクリスマス

「狗牙先生〜、さようなら」

 

「はい。さようなら。気をつけて帰りなさいね」

 

「はーい」

 

 

私は例年通り冬休みに受験生の為に勉強会を開きます。そして今日も勉強会を開いていました。

勉強会が終わりの時間に差し掛かった頃、難しい質問をされ、熱くなって説明してしまいました。クリスマスなのに、いつもより終わる時間が遅くなってしまいましたね。生徒達には悪い事をしました。

 

教室の戸締りを確認し、腕時計に目をやりましたが、約束の時間には十分に間に合いますね。勉強会の道具をまとめ、私は職員室に向かいました。

 

ぱっぱと帰り支度を済ませ、私は学校を出ました。約束の時間には、まだ、少し、ちょっとだけ早いですが私は待ち合わせ場所のマホラ学園の駅前に到着しました。

邪魔にならないよう駅前の隅に立ち、待っていましたが。

 

「来る早いね。刀子」

横から突然、ビャクヤの声が聞こえました。びっくりしましたが、ゆっくり声の方に向き直りました。

 

「ビャクヤもでしょう。約束の時間まで、まだ30分ありますよ」

 

「俺は早目に仕事が終わったからね。寒いし、行こうか」

 

そうビャクヤは言い、手を差し出してきました。

その手を私は、しっかりと握りしめました。

 

ビャクヤに手を引かれ、車に乗り込むと、ビャクヤは車をマホラ学園の郊外に走り出させました。

 

森の中を進んで行き、着いた場所はログハウスでした。

エヴァンジェリンさんの家のログハウスに作りは似ていました。まぁ同じログハウスですし、似て当たり前なのかもしれませんが。車から降りると「木漏れ日亭」木の看板が目に付きました。どうやらレストランのようですね。

 

ドアを開けると、ベルが一緒に鳴りました。「いらっしゃいませ。狗牙様、お待ちしておりました。」そう言ったのは、優しそうな表情のナイスミドルな男性でした。

 

中はテーブル席が10席あり、カウンター席が5席ありました。私達と同じように男女の組み合わせが数人いました。落ち着いた雰囲気の素敵なお店ですね。コートをあずけ、私達は席に座りました。

 

食前酒を飲み、次に前菜のカルパッチョ、海鮮風パスタ、お肉の料理、ミニサラダ、最後にデザートが運ばれてきました。食後にお酒を頂き、本当にコースも終わりです。

 

どれもこれも美味しく、私の好きな物や好きな味付けで大満足でしたが…、これだけてビャクヤはお腹いっぱいになったのでしょうか?

 

少しゆっくりしてからお店を出ました。ちなみにお金は既に先払いにしていたようです。男の甲斐性とかでビャクヤは私にお金を払わせてくれません。ただ意味が無い…気もします…だって私達…

 

またビャクヤは車を走らせ、山の方に向かいました。

着いた場所は駐車場でした。他にある物は自販機が一つだけです。

私はビャクヤに促され、車から外に出ました。

 

「はい。これ持って」

手渡され物は、ビー玉ほどの光る丸い玉でした。

それを手に持つと。

 

「あたたかい、ですね」

 

「そっ、エヴァ特製の『ぬくもり玉』だよ」

そんな物があるんですね。知りませんでした。と言うか…

 

「ビャクヤなら『俺が暖めてあげるよ』とキザったらしく流し目で言うかと思っていました。」

 

「ここで、してイイなら、それでも良いよ」

そんな事を言いビャクヤは顔を近づけてきました。

 

ビャクヤは結婚してから毎日のように求めてきます。話し合い、少し減りましたが…それでも多いです。求められるのは嬉しいですが、流石に疲れます。若いので仕方ないと思いますが…やはり盛り過ぎです…

 

「なっ!?離れなさい!まったく本物の変態ですね!」

 

「冗談だよ。さっ、行こう」

笑いながら、また手を差し出されました。

 

 

そこからは星や夜景を見ながらビャクヤと話しました。

あとはキザな仕方でプレゼントを渡されました。

プレゼントの中身は、シンプルな銀色のネックレスでした。

 

車に戻り、私達は自分のお家へ帰りました。

 

 

 

 

朝起きて外を見ると雪が降っていました。

隣には私の旦那様が、すこやかな表情で寝ています。

私も疲れているので、もう一度、眠る事にしました。

 

ビャクヤの胸に近づき、眼をつむりました。

あたたかい、ですね。

 




あと一話で終わらせます、無理矢理。
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