もしプリコネRの主人公があの人の生まれ代わりだったら   作:メタカイザー

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もしプリコネRの主人公があの人の生まれ代わりだったら

『お前の悪事…見逃すわけにはいかぬ。天に代わって成敗致す!』

 

最後に残っているのは…

俺の中で「誰か」が目覚めた、そんな感覚…

 

アメス「…なるほどねぇ、あんたの中で「このお方」が目覚めてしまったおかげで、最悪のバッドエンドを迎えずに済んだわけね。けど、代償として、物語が大きく歪んでしまった…ここからハッピーエンドを迎えるか、それともあれ以上のバッドエンドを迎えてしまうか…あんたの中にいる「このお方」の力と存在、生かすも殺すも、あんた次第よ。」

 

待っていたのは、不思議な女の子からのおかしな訓示と

 

「なあジュン、クリス、俺はいつからこの国の君主…皇帝なんだ?」

 

ジュン「陛下?何をおっしゃられているのです…陛下は…」

クリス「そんなことより陛下、私と剣の手合わせをしよう。今度こそ陛下の中にあるあの力を引き出してやる。」

 

このランドソルという大陸での皇帝としての日々と…

 

 

「もう我慢できん。俺は町へ行くぞ!」

 

トモ「おっ!待ってたよ〜」

マツリ「今日もしっかりお守りするっス〜!」

 

マコト「だいたい!なんなんだよお前!いきなり割り込んできやがって!」

 

「俺か?俺は…シンノスケ・ユウキ、貧乏貴族の三男坊さ。」

 

退屈な王様生活を抜け出す毎日。

出会った奴らは…

 

「おいユースティアナ…一国の姫君が、城を抜け出して暴飲暴食なんて、品がなさすぎるだろう…」

 

ペコリーヌ「何を言ってるんですか?陛下ゲフンゲフン…シンさんだってお忍びでお城を抜け出してたくさん遊んでるじゃないですか♪」

 

いっぱい食べていっぱい笑う、天真爛漫な一応の許婚に

 

ルカ「バカ!!陛下だってね!こんな理不尽を絶対に許すわけないじゃないか!!ねぇシンさん!?」

 

「むぐっ!?ゴホっ!ゴホっ!」

 

俺の正体を知る、少し年上の友人に

 

キャル「ようやく見つけたわ…マナ様のため、アンタをぶっ殺すわよ…!」

 

何者かの命を受け、俺の命を狙う、獣人の女の子…

 

そして…

 

「まったく、思えば奴も哀れよのぉ…我々に加担しておれば、死なずに済んだものを」

「左様でございますなぁ…」

 

この国に巣食う腐った欲望の数々と

 

『俺の命は天下の命、天下万民の為なら喜んで差し出そう!だが貴様らのような悪党どもに、くれてやるわけにはいかんな!!』

 

俺の中にいる、俺の中の俺。

 

これは運命のいたずらですこーしだけ狂ってしまった、君とつながる物語…

 

「もしプリコネRの主人公があの人の生まれ変わりだったら」

 

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『成敗!!』

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