FGOの世界に転生して、Aチームに所属したら異星の神に選ばれてしまった件について 作:ハセカズ
よく考えたらこの話無かったら、何でマシュが主人公先輩って呼んでるのってなるので、こっちに載せておきました。
短いけど、興味あったら見てね。
日常遍1 主人公が居た頃のカルデアにて1
「先輩!!!」
マシュがこっちに来た。
どうしたんだろうか。
「聞いてください!とうとうジムバッジが8つ集まりました!」
え、早くないか‥‥‥?
まだ〇ケモン薦めて二日ぐらいしか経ってない筈なんだが‥‥‥。
「フフフ‥‥!これでいよいよ〇ケモンリーグに挑戦できます!これは先輩を追い抜く日も遠くないですね…!あっ、後でオフェリアさんとも対戦する約束をしているので先輩も一緒にどうですか?」
マシュいつのまにオフェリアとそんな仲良くなったんだ‥‥‥?
原作と大分離れていないか?
大丈夫なのか、これ‥‥‥
というかマシュ…目にクマができてるって。
大丈夫なのかい?という事をマシュに聞いてみた。
「昨日は思いのほかプレイしてしまったので、確かに睡眠時間は少なかったかも知れませんね‥‥でも大丈夫です!さあ、先輩も一緒に行きましょう!」
ええ‥‥オフェリアとはあんま仲いいというわけでもないし‥‥遠慮しとこ‥‥
マシュにそのことを伝えると‥‥
「大丈夫です!私が仲介しますから!フォウさんも行きたがってるみたいですし…先輩も行きましょう!」
何か意味不明な謎理論をかましながら、マシュが俺の手を引っ張っていった。
やめてくれ、マシュ。それは俺に効く。
マシュのマシュマロが揺れてる。なんてすごい光景だ‥‥。あ、こんにちは僕。
原作と比べて初期状態からそれなりに元気になってる。前世でも今世でもマシュには大分お世話になりましたよ。皆もそうだろう?というか、その内ゲーム廃人になりそう‥‥‥。後さ…俺の事、先輩呼びだよな‥‥原作主人公と同じく俺が一般人ぽいから?まさか、俺に好意が、あるとでもいうのだろうか?なんてことだ、俺にも遂に春が‥‥‥!
まあ、俺はAチームだからその内敵対することになるけど。
というか正直俺はオフェリアと仲が良いという訳ではないし、部屋の隅でポテチかじってるか‥‥そう考えていると‥‥
「‥‥先輩。あの…ありがとうございます。」
マシュがいきなりお礼を言ってきた。なんだ当然。
「その…先輩のおかげで前よりも私の世界は広がったというか‥‥オフェリアさんとも友達になれましたし‥‥」
やっぱり友達になっちゃってるのか‥‥‥北欧の異聞帯で二人ともどんな反応するんだろう。というかオフェリアと友達になれたの俺あまり関係ないような。適当なゲームを教えただけだし。後、マシュ顔真っ赤だ。‥‥何この天使?
「えーと‥‥だからですね‥‥その、お礼を‥‥」
まあ、マシュがお礼をしたいならいつか返してくれたまえ。
特大のものを期待してるよ。いや、まじで。
「‥‥!はいっ!その時を楽しみにしていてください!さあ、行きましょう。」
とびきりの笑顔を見せるマシュ。この笑顔は攻撃力3000はあるね。手つなぎは4500ぐらい。やはり映像で見るのと天地の差がある。
お礼をしたいなら、俺がカルデアと敵対するときにわざと負けるか寝返ってくれよ‥‥この先藤丸君と敵対する不安でストレスやばいんだって。負ける=地獄だし。‥‥まあ、絶対無理だな。はあ‥‥今考えても仕方ないし、出来るだけ平和な時間を楽しんどくか‥‥胃が痛い。
日常編2 主人公が居た頃のカルデアにて2
現在俺はマシュと格ゲームをやっています。腕が上がったので見てほしいと言ってきました。前は僕が圧勝しましたからね。
なのに何なんだこれ?3日前と動きが別人すぎぃ!
「ふふ…今度こそ先輩を打倒して見せます!」
指の動きが違いすぎる‥‥一体マシュに何があったんだ?マジで廃人になったんじゃ‥‥っあ、やばっ‥‥ぐああああああああああ!
「ま、負けた‥‥」
「や、やりました‥‥!とうとう先輩に勝ちました!」
マシュがうれしさのあまりぴょんぴょん跳ねてる。こんな‥‥こんな筈では‥‥。
オレがゲーム初心者に負けるなんて‥‥‥。そんなこんなで次のゲームをすることになった。
「もう、しぶとい‥‥早く死ねって‥‥‥」
そんなことをブツブツ言いながら、マシュに陰湿な攻め方をする俺。
「なっ!そ、それはずるいです!」
にも拘らず、マシュは元気なままだ。どういうメンタルをしてるんだ一体.
「‥‥‥ごめんね」
「あっ…私を囮にしないで下さい!」
うるさい!
何も正々堂々と戦う必要はない。勝つためなら不意打ちでもいいんだ。
勝てばいいんだ。勝てば!勝者こそすべてなんだ!!!ていうかゲーム初めてもう結構な時間たってるよな。そろそろ疲れてきた。今はマ〇カーをやっている。
あ、青甲羅だ。
「ああ!私が一位の時を狙って‥‥やりましたね‥‥!」
「フォウ。」
あ、フォウが俺のコントローラーに‥‥‥
あの、操作できないんだけど?あ、崖。
「フォ~ウ?」
「フォウさん、ありがとうございます!」
あぁぁぁ!?最下位に!?
その後もマシュとのゲームは続いていき————
ふと時計を見るともう夜になっていました。お腹すいた…
そろそろやめない?という事をマシュに伝えると、マシュも頷いた。
「もうこんな時間ですか‥‥ありがとうございました。すごく楽しかったです!」
はいはい‥‥
俺は疲れたよ‥‥さっさと寝たい。今日の夜はポテチでいいや…布団に早くダイブしよ。マシュは、ゲームうまくなるの早すぎ…人理修復中に廃人になって動かなくなったりして。ん?…なんかマシュがもじもじしてる?あと顔赤い。
「その‥‥もう夜になりましたし一緒に食堂行きませんか?せ、せっかく2人きりなので。」
‥‥‥何その反応。く、いちいち期待させるような反応をぉぉぉ‥‥‥!
どうせ藤丸のテクの前に落ちる癖に‥‥‥!
これ以上、マシュといるのはヤバいと判断したので、もう夕飯はお菓子で済ませるという事をマシュに伝える。
「またですか!?お菓子ばかりじゃ不健康です!さあ、行きましょう。先輩の健康を手助けするのも後輩の務めですから!」
ゲームで睡眠時間削ってるマシュがそれを言うのかい?というかマシュ‥‥積極的…顔を赤くしながらそんなに近づかれた僕はもう‥‥明日のシュッシュッシュシュシュにするよ?
何かどう見ても俺に好意があるようにしか見えない。‥‥人生で一番ってぐらいモテてる。最終的には藤丸にNTRの確定してるけど。ぴえん。
「先輩‥‥顔赤いです。」
えっ?
「‥‥もしかして照れています?」
ハハハ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「‥‥‥トイレ行ってきます」
「あっ!待ってください!そ、その照れている姿がとても可愛らしいと思います!」
やめてくれ。マシュそれは俺に効く。あ、当たり前だ!彼女いたことない俺にこんなに接近されたらそりゃあもう‥‥すごいことになりますよ。あ、こんにちは俺。
ヤバいな‥‥‥あんまりマシュの事意識しないようにしないと。いつか敵になるんだし。馬鹿はそれで大体失敗するってどっかの漫画の主人公様も言っていたじゃないか。
でもさっきも言ったけど、この天使がいつか藤丸君の力の前に陥落してアレされちゃうのか。主人公の力ってすげェ‥‥
この後はなんやかんやでマシュと一緒に食堂行きました。あまりの恥ずかしさにマシュの顔まともに見れなかったけど。
「……先輩。」
何すか?こっちはマシュの顔を見るのすら色々ときつくなってきてんだけど?
「―――い、いえ。やはりなんでもありません‥‥ま、また一緒にゲームしてください。」
本当に、何でこんな期待させるようなことをいうんだ‥‥!
ヤバい‥‥‥情を沸かせるな、沸かせるなぁ。
あぁ、もう嫌ぁ。
ここまで期待させるなら、こっちに寝返ってくれよ‥‥‥