幼馴染になんでもしていいよと言われたのでVRイメージビデオを撮影してオカズにしました。   作:ピュアウォーター

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最近のマリオテニスって凄いですね。なにが凄いって勝利条件にラケット破壊!があるんですよ?ラケットを壊すとKO勝ちになるみたいです。まるでテニヌみたいですね〜。

それは置いといて、前回のテニスの印象が強いですが主人公はヒロインをレズだと勘違いしてます!(拗らせポイント


3Pという名の脅迫。

「ふ〜ふ〜ん♪」

 

 今日は結衣と会う日だ。凄い楽しみだった。今日を思うだけで生きてこれた。あの抜き地獄も乗り越えられた。ありがとう。結衣。

 

 そして、目の前に凄いご機嫌な美少女がいて凄い温かい気持ちになる。なんか、撮影を始めてからいつもこんな感じだ。俺もつられてご機嫌になってしまうが、撮影に関しては気持ちは複雑だ。小道具をいれた大きめな鞄を持ってきてウキウキしてる結衣には申し訳ない気持ちになる。

 

「こうちゃん!今日はヌルヌルプレイよ!」

 

 ぬ、ヌルヌルプレイ……?そう言って、結衣は鞄から取り出したのはエアマットと布の面積が少ない水着。そして、

 

「じゃじゃーん!ぺ○ローション〜♪」

 

 ヌルヌルした液体。潤滑剤のローションであった。これ完璧なアダルトグッツだよね?アウトだよね?100%アウトだよね?

 

 あぁ……。ダメだ。それダメ。エッチすぎるよ。

 

「……結衣。もうやめよ」

 

「ぷ〜。ぷ〜。……え?」

 

 エアーマットをニンマリしながら膨らます(可愛い)結衣に俺は撮影をやめるように言った。限界なんだ。ローションプレイなんかしたら暴発しちまう!それに、抜く回数だって徐々に戻ってきてる!オカズを増やすなんてもってのほか!ましてはローションだと!?凄いエッチじゃねぇか!俺はこのままじゃ乾涸びて死ぬ!

 

「ローション撮影は魅力的なんだけどね。無理なんだ。このままじゃ死ぬからさ」

 

「なんで!?こうちゃん死んじゃうの!?嫌よー!」

 

 結衣が青い顔で声を荒げる。そうだよな、いきなり死ぬなんて言われても困惑するよな。俺も結衣が死ぬって言われたら死ぬ。比喩無しで死ぬ。まぁ、それは置いといて。

 

「……それはね」

 

 俺はなぜそんな事を口走ったかを結衣に嫌われる覚悟で説明した。流石にテクノブレイクは嫌だ。童貞で死にたくない。それに今の結衣との関係は不健全だ。彼氏持ち。いや、厳密には恋人持ちの女の子を抜き目的で撮影してますなんてクズすぎる。心が痛い。結衣に嫌われても良い。……良いんだ。実際、嘘をついて気持ち悪い事をしてしまったから。俺は最低な人間だよなぁ。

 

「ごめん。俺、結衣で抜いてたんだ。抜きまくってたんだ。気持ち悪いよな?」

 

「え?ホントに?……ううん!全然気持ち悪くないよ!」

 

 ……なぜ、そこでニヤニヤするの?それも可愛いけどさ。なんで引かないの?うん、あれだ。当初の予定と違う!ここで嫌われて撮影を辞めるはずなのに。今の結衣は撮影をする気マンマンだ。なにが起きてるんだ!?

 

 彼女の内面がわからない。結衣はなにを考えているんだ。普通、あなたで抜いてますって女の子に言ったらキモがられるだろ!?本当にどういう事なんだ……。それに彼氏がいるのにこんなエッチな撮影を続ける理由がわからない。いや、結衣の彼氏である友美さんは女の子だった。レズだ。今まで、俺に彼女は嘘をついていたという事。それはなぜだ?

 

 ……そうか。わかったぞ。擬態だ。

 

「カモフラージュか」

 

「ふぇ?」

 

 そうだ。おそらく、学校では2人の関係を隠してるんだろう。俺の家にきて相談するのは男を匂わすためだ。自分はノーマルだって偽るため。撮影に協力してるのは俺を利用する事について負い目を感じるからだ。

 

 最近は世間でも同性愛に肯定な意見は多いが、否定的な人もいる。それに結衣は超絶美少女だ。みんなにバレたら大変だし、絶対にオモチャにされるな。それでイジメも起きるかもしれない。……イジメ。それはいやだな。結衣にはそんな目にあってほしくない。

 

「結衣はレズなんだよな。うん、わかってる。俺はわかってるから」

 

「ちが、違うの!」

 

 結衣は自身の性癖を必死な顔で否定する。ん?こんなに慌てる結衣は久しぶりに見る。そうか、図星なんだな。でも、大丈夫だよ。俺は百合を否定しないし、むしろ好きなほうだ。結衣の恋を応援しよう。

 

 

「嘘なの!彼氏いるっていうのはこうちゃんに嫉妬させる為の嘘なの!」

 

「え?」

 

 

 なにをいってるんだ?嫉妬って。しっとさせるためのうそ?なんだそれ?

 

 

 

「好きなの!こうちゃんが好き!1人の男として愛してるの!!」

 

 

 

 それは嘘だ。嘘に決まってる。

 

 

 

「……そうか。そういう設定なんだな?」

 

「え?だからそれは嘘だって……」

 

 

 そうだ。設定だ。世間を欺く為の隠れ蓑。俺は結衣の性癖を隠すために告白されてるんだ。だから嘘なんだ。

 

「大丈夫だよ。みんなにはバラさないからさ。というかバラすほど友達もいないし。俺のことだって隠れ蓑なのは理解してるからさ。協力するよ」

 

 結衣は俺のことは好きじゃないはず。そのはずなんだ。そうであってほしい。結衣との関係は俺の片思いじゃないといけないんだ。

 

 結衣は結局撮影せずに暗い顔で家に帰った。いや、帰らせたと言った方がいいかな。今の彼女と顔を合わせる自信がない。もう、今日は話す事はないからな。

 

 

 

 

 

「はぁはぁはぁ。おぇええ」

 

 俺は結衣を見送った後、トイレに駆け込み吐いた。あれは明らかに俺に対するアプローチだ。いくら鈍感な奴でもわかるほどの。やっぱり、結衣は百合なんかじゃいよな。俺を振り向かせる為の嘘だ。そんなのわかってる。だが、俺はそれを認めたくなかった。俺は結衣にはふさわしない。俺は結衣の隣にいちゃいけないんだ。

 

『死ね!このキモオタが!』

 

 いじめられていた時の記憶がフラッシュバックする。殴られた時の痛みも、階段から落とされた事も、机の中がぐちゃぐちゃにされた事も、ネズミの死骸を食わされかけた事も思い出してしまった。

 

「俺はダメなんだ。結衣にふさわしくないんだ……」

 

 俺は無価値な人間だ。周囲から蔑まれた過去が俺を蝕む。自分に自信が持てない。俺は穢れた存在だ。だから、俺の大切な人を汚したくなかった。結衣の価値を下げたくなかった。彼女にはもっと輝いて欲しいんだ。俺は薄汚れた人間だ。もっとふさわしい人がいるはず。今の恋人。友美さんがそうなんだ。きっとそうだ。俺が側にいちゃいけない。だからだ、ダメだ。結衣の好意を受け取るべきじゃないんだ。

 

 そうだ、俺はクズだよ。汚物は底辺がふさわしいんだ。キモオタで幼馴染でオナニーするような人間なのだからさ。

 

 

 

 ────

 

 

 

「ともちゃーん!お昼休みに屋上でちょっと話そ!」

 

「今じゃダメなの?」

 

「ダメー♪」

 

 超絶美少女である高橋結衣は満面の笑みで親友である長谷部友美に話しかける。どうやら、結衣は彼女に大事な話があるようだ。

 

 

「ともちゃん。こーちゃんと3Pしよ?」

 

「友達やめても良いかな?」

 

 

 お昼休みの屋上。結衣はとんでもない発言をしだした。3P!?清楚な美少女が言っていい言葉じゃない!しかも、処女!処女ビッチ!妄想は頭の中だけにしろ!

 

 痴女発言した結衣に友達やめますと言った友美は悪くない。

 

「だって〜私1人だと押しのけられちゃうからさー。ともちゃんの協力ないと既成事実作れないの!お願い!」

 

「え、イヤだよ」

 

 なんと、3Pの理由は逆レイプ!種付け!既成事実!二人掛かりで押さえ込んで幼馴染を強姦するとという犯罪だった。強硬手段すぎるでしょ。誰がこうなるまで追い込んだのやら。

 

 友美は当然、倫理に反するため拒否。うん。それが普通の反応だよね〜。

 

「ダメだよ。結衣。そういうのはさ、ムードが大事なんだ。強引に襲っても嫌われちゃうだけだよ?」

 

 友美は暴走機関車の結衣を恋愛小説で培った正論で説き伏せる。何があったか知らないが、今の彼女は普通ではない。そんな手段じゃ、思い人である幸樹に嫌われるのがオチだろう。というか、共犯者になりたくないです。性犯罪ダメ。絶対ダメです。

 

「私だって頑張ってムードを作って、中学生の時にこーちゃんを私のベットに連れて行ったんだよ!?何回もだよ!だけど、ダメだったの!しかも体を大事にしてって説き伏せられるし!なんで!なんでなの!?最終的に動けないように全身縛ったのに!?なのに抜け出しちゃったの!」

 

「ああ、これもう無理じゃね?」

 

 あぁ、もう既に前科がありましたか。友美はドン引きである。今日一日で親友の新たな一面を見すぎてこれからどう結衣と顔を合わせたら良いか考えてしまうレベルである。

 

 友美は思った。幸樹さんぐう聖すぎません?こんな事されてるのに距離おかないなんて聖人ですか。あなたは?でも、結衣は変態だけど誰もが認める美少女だしな〜。それもあるのかな〜。それにしても、なんでOKしなかったんだろ?……もしかして、好みじゃない?私にもチャンスある?

 

 

 ガン!

 

 

 そんな事を友美が考えている時だ。突然、友美は結衣に壁ドンされる。そして、結衣に妖艶な舌で首筋をペロリと舐められた。

 

「……こうちゃんの味と匂いがする」

 

 結衣の雰囲気が変わった。目を細めた彼女は冷たく、氷の薔薇のように刺々しく美しなった。あまりの変化に友美は息を飲んでしまう。こんな結衣は初めて見るなと友美は思った。

 

「ともちゃん。こうちゃんのこと好きでしょ?」

 

「な、なな、なんのことですか?いや〜親友の思い人を好きになるわけないじゃないですか〜。ははは」

 

 結衣は的確に友美の恋心を当ててしまう。あまりにも図星だったため友美はとても分かりやすく動揺してしまった。

 

「ほら、心拍数が上がってる音が聞こえるよ。……150くらいかな。これは焦燥と偽証の音。嘘ついてるでしょ?ともちゃん?」

 

 何この子、怖い。密着した結衣は友美の胸に耳をあて、心拍数を図る。150ぴったり。正解!それで、結衣は経験を元に友美の嘘を暴く。うん、嘘発見器いらないね!というか凄くね!?君いつからその特技できたの!?

 

「うぅ!?そうだよ!好きだよ!私の王子様!」

 

 友美は開き直ったのか、自分の思いを暴露する。このまま嘘ついてもひどい目に合いそうだとテニス選手特有の直感で感じた。やばい……。正直にならないと死ぬ。

 

「ふーん。まぁ、こーちゃんはカッコいいし、いい匂いもしてめっちゃエロいし、というか思い出すだけでお股ジュンジュンするし、しかもハイスペックだから友美が惚れちゃうのも無理ないよね」

 

 恋する少女。結衣の視点は少し偏っているが幸樹は異性としてとても優良物件である。オタク趣味を許容できるなら世の中の女性は放っておかないだろう。しかも、超お金持ちで運動も出来る。それだけでモテモテ。幸樹がやろうと思えば女は選び放題だ。実際、結衣がいなければすぐにでも彼女が出来るだろう。友美も彼が好きだし、告白すればつき合えるかもしれない。

 

「な、なんだよ。幸樹さんに彼女いないんだし私が好きになっても良いじゃんか」

 

 今の結衣は冷徹だ。親友の変化についていけずどう対処していいか分からない。というか、別人のように怖い。何人か殺してるんじゃないかって思ってしまう佇まいだ。それで、友美は恐怖のあまり、強がってしまい余計な発言をしてしまった。

 

 

「あ゙ぁ゙ん゙?」

 

「ひっ!」

 

 

 結衣の整った顔が友美の目の前に来る。そして、彼女の頭を両手でガシッと掴まれ、凄い怖い目で睨まれた。その光のない瞳には旧支配者(クトゥルフ)を連想させるような狂気が宿り見るものを恐怖に陥れる程だった。友美が怖気ついてしまうのも無理はない。※SAN値チェック入ります。あー、クリティカルですねー。マイナス10!アイディアロールは成功です!一時的な狂気に陥りました!彼女は錯乱している!目の前の怪物に恐怖で体を動かせず抵抗できない!

 

「ねぇ、3Pしようよ。それに、こーちゃんは勿論だけど、友美とならいいからさ」

 

 魔王からは逃げられない!もはや、下僕になるしか選択肢はない!

 

 友美はガクガク震える足で心底思った。王子様!私の幸樹様!助けて!助けてください!

 

 そして、同時にこうも思った。幸樹様となら良いかもと。※え?そっちもなの!?あー、でも錯乱してるからしょうがないね!SAN値直葬だもんね!

 

「……わかりました」

 

 友美は頬を染めながら頷くしかなかった。

 





柳原幸樹

過去の出来事で結衣の思いに答えられない男。自己評価が低すぎるので彼に必要なのはあげまんである。ヒロインはなれるかな?・・・なれるよね?

ちなみに、過去に結衣に告白されているはずなのだが彼は覚えてない。そのお話は次話で。


高橋結衣

今回、彼女の超人的な能力が判明した。異常な嗅覚と読心、旧神憑依である。結衣は昔から人の心を読むのがうまかった。だが、それは幼少の時には異質に見え、迫害の対象になってしまう。それを助けたのが幸樹なのだがそれは長くなるのでまた別のお話。

嗅覚は単なるフェチ。幸樹の匂いを嗅ぎすぎて微細な匂いでも分かるようになった。幸樹の家に行った後はナニがとは言わないがよく使うそうです。

クトゥルフを瞳に宿すのは演技を勉強していた時に偶然にも出来てしまった。よく、痴漢とかナンパとかをこれで発狂させ撃退してる。


長谷部友美

場に流される女(強制)。一言で言うとかわいそう。でも、正気に戻った後でも3Pはまんざらでもないらしい。



さて、三人が無事に結ばれるか楽しみですね!(他人事
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