影でひっそり生きようとしたら無理でした   作:ろーたそ

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今回めちゃくちゃネタ突っ込んでしまった……だが後悔はない
はりきって6000文字も書いちゃった……少ないか……


第9話

「この前の反省を踏まえてリト……今度こそ俺は西蓮寺と一緒になれるようにサポートする!」

「ほんとだろうな……この前は痛め付けられてつらかったんだぞ!」

 

あれに関しては本当に申し訳ないと俺はリトに謝罪した

説明から入るとするなら、ララが学校に来て俺のお嫁宣言して猿山達が荒れたところで逃げていたらリトが西蓮寺にどこかに出掛けないかと誘おうとしてた所、俺はリトを巻き込んでしまい、誘うことすら失敗してしまったのだ

あれに関しては俺が邪魔したのが悪かった、だから今度こそ挽回するためにも全力でサポートするとリトに言う。

そう、この俺の目の前の男 結城リトは俺と同じクラスの西連寺春菜という少女に恋を抱いているのだ

それは中学の頃から恋を抱いており、いまのいままで何度も告白しようとするが、惜しくも失敗する。

まるでそれが厄災かのように……である

だが、リトが好きなように西連寺も実はリトのことをいまの時点でも、好意的に思っているのだ

ここ最近では、俺が西連寺を背中を押してからか、リトと西連寺は一緒に朝登校するようになった

初めの頃は俺とリト、西連寺とララの4人で登校していたのだが、俺は2人の仲を邪魔する訳にはいかないため時間をずらしてララと学校に登校している

原作に比べればそこそこ2人の間は近づいただろう

初めの時はリトも緊張で西連寺に話せなかったところがあるがいまになっては2人が笑う所をよく見かける……俺的には進展はあった方である

 

「二人でなんの話してるんだ?」

「お、レンか……丁度いい、お前も付き合ってくれ」

 

そういえばここ最近でこの学校にしてきた人物を紹介しよう

レン・エルシ・ジュエリア俺のもう一人の友人にして自称ライバルだ

レンはララと同じで宇宙人でメモルゼ星の王子様なのだ

メモルゼ星人を簡単にまとめると男女変換性質という特異体質を持つ宇宙人だ

周期ごとに故郷では男と女で入れ替わるのだが地球に来てからは環境が急に変わってからくしゃみによって変わってしまうらしい

まぁそういうことなのだが、レンが地球にきたのはララの婚約者である俺にララを奪いに来たなんていうから返り討ちにしてやった

それ以来、ララを渡す気はないと断言してやったらまだ諦めない!と言いながらもよく俺に地球の文化のことや、とくにいまハマっているゲームのことを聞いてくることなど、今では友人という形になっている

俺としてはレンとこのような関係になれたのは当然嬉しい

 

「なににだ?」

「なににってリトと西連寺のデート計画だよ。」

「なんで僕がそんなのに付き合わないといけないんだ!?」

「まぁまぁ今度、俺がすげーオススメする映画を一緒に観に行こうぜ……多分、お前もドッぷり入り込むからよ」

「……ならいいが……」

 

最近では俺とレンは学校終わりにはよく映画を観に行くことが多い。

アニメの映画や、ホラー映画などを見てると地球の文化に入り込んでいることがレンを見ていてよくわかる

そうだな……今度観る映画はあれにしよう……

最近になってリメイク版が出たあのホラー映画

 

 

"ハァイ ジョージ"

 

 

「お、俺はどうすればいいと思う?」

「西連寺を誘うところまで行ったんだったら、そこからはもう結城リト、お前のターンだ!!」

「お、俺のターン?」

「ふっ……わかっていないなリトよ……レンの言う通り、お前のターンだ。西連寺を上手く誘うことができたなら、ショッピングモールなり、公園だったり、お前がエスコートするんだ。それは俺たちが決めれることじゃない。西連寺にどこに行きたいかとか聞くんだ。まぁ王道なら俺が言った通り、ショピングモールの中で買い物とか、遊んだりとかだな」

「そ、そうか……ならそれで行くよ俺!今度こそ西連寺と一日を過ごすんだ!」

 

ということで、その日が来るまで俺たちは待ちいよいよその日が来た……

 

 

「………ったくレンの野郎おせーなぁ」

 

俺は携帯を確認するが、約束の時間をもう過ぎており、俺が確認した時点では、とっくにリトと西連寺はショッピングモールの中に入ってしまっている

このままでは、別行動になってしまう

勿論、このことはリトには伝えていないが、万が一なにかトラブルでも起きたら二人のデートが台無しになる

まぁToLOVEるの世界だし、リトがラッキースケベを起こすのはもう目に見えている

西連寺が服の着替えの途中に足を滑らせて試着室に入ってしまうとか、人が多くて西連寺が人にぶつからないように守っていたらなぜか手が西連寺の胸に当たるとか、これだけではないが、まぁ大体こんなものだ

 

「……メールもよこさねぇであいつなにやってんだよ…」

 

ちなみにリト達の様子を見て問題ないと確認した後には、俺とレンであの例のホラー映画を見ようと思う

リメイクされてより恐ろしさも増していると学校の友人にも聞いたから俺は是非見たいと思っていたのだが、これで来なかったらチケット予約したのをすぐ取り消さないといけなくなる

俺は携帯の画面を電話画面に変えてレンの携帯電話へと電話をしようとすると……

 

「ごめーん!遅れちゃった!」

「ん?って……なんでルンなんだよ!?」

「えへへ、シンくんと出かけるって聞いたからレンに譲ってもらったんだ!!」

 

そこに居たのはルンだった

ルン・エルシ・ジュエリア

簡単に言うならば、レンの女の方の人格の少女だ。

先程も説明したが二人で一人、男女変換性質を持つメモルゼ星人のもう一つの人格で俺は二人とも一応、知り合っているのだがルンの方の距離感は、間違いなくリトに見せるそれだ……

これには訳があるのだがまた説明するとしよう

 

「そうか……まぁいいんだがとりあえずリト達の様子を見に行こう」

「そのあとに映画だよね!なんの映画見るのかはレンも聞いてないらしいんだけど何観るの?」

 

そう言われるとショッピングモールに入る前に俺はルンの方を見てこう言う…

 

「……"それが見えたら終わり"……」

「え?」

「なんでもない…それは映画館行ってからのお楽しみだ。とりあえず行くぞ!」

「えーおしえてよー!」

 

俺達は急いでショッピングモールの中に入り、リト達の所に急いで走る

 

「ささ、西連寺は、どどど、どこかかか、みたいとこ、あるるる!?」

「えーと……結城君少し落ち着いた方が……」

「おお、おれ!?だだだ、大丈夫だよ!問題ないいい!」

 

だめだこいつ……早くなんとかしないと……

なんとか追いついて、バレないように跡を追ったのだが、リトのあの様子は完全に緊張状態に入っているな…

いつものラッキースケベが見てる限り発動していないのはありがたいところだが、西連寺にすら心配される始末……

このままじゃあ、あの二人の距離感は縮まらないな……そうだな……

 

その時、突然リトの携帯がメールが届いたのか音が鳴る

 

「ん?心から?」

 

 

[最近この付近に新しいゲームセンターが出来た。そこで音ゲーだったりクレーンゲームなり西連寺を誘え]

 

「そうだ!そういえばこのショッピングモールに新しくゲームセンターできたらしいんだけど一緒に行かないか西連寺!!」

「そうなんだ。面白そうだね!行こっか」

 

よっし!作戦は成功だな

とりあえずこれで二人は様子見と共に映画がやる時間は……11時40分からで、今の現在時刻が11時30分となると、あと十分しかないため俺はリト達から目を離し…

 

「あと十分で映画始まるから映画館向かうか」

「そうだね!えへへ〜初めてのシンくんとのデート♡」

「ララみたいなこと言うのはやめてくれ……」

 

このショッピングモールには上の階に映画館もあり、よく映画を見る時はここ来ることが多いのだ

ララとヤミちゃんと3人でララが見たいと言っていた映画なども見にきたりと便利な場所である

 

「さてルンよ……覚悟はいいか?俺はできてる……」

「えっと……あ、あたぼうよ!!」

 

さぁ最高の時間の始まりだ……

 

 

ー2時間後ー

 

「ひっく……シンくんに泣かされた……」

「いやぁ〜あれは怖かったなぁ」

 

正直に申し上げますと、めちゃくちゃ怖くて面白かった

リメイク版だけあり昔とは全然ソレの顔も違くてリアル感が増してて余計に怖かった

多分、ルンにトラウマを植え付けただろうなぁ……とくにあの真顔でピエロが踊るシーンからの寄生獣は恐ろしいときた……

初めはルンもワクワクと目を輝かせていたが、途中から、というかほぼ序盤の『ハァイ、ジョージ』のシーンから少し身体を震わせ始めて最後には俺に抱きついて泣いていた

現に、いまも俺に抱きついているのだ

 

「ルンさん…そろそろ離れてくれても「やだ……」」

 

この状態だ

まぁなにもルンに言わずに見せたのは悪いと思っている

だが、こうしたら多分レンの驚く顔が見れるかなと思ったらまさかのルンだったし……まぁルンの驚く顔と泣き顔を見れたので、OKなんだけどね!!

 

さて、リトの方はどうなったのだろうと思いながら、ふと携帯を見ると、リトからのメールが十件以上も届いていた…

リトよ……そちらでなにがあったんだ……

俺は携帯画面をメール画面へと開くと……

 

[失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した。俺は失敗したんだ。失敗した失敗した失敗……]

 

 

見なかったことにしていいかな…

とりあえずなにがあったかを俺はリトにメールで聞くと、どうやらゲームセンターで足を滑らせて西連寺を押し倒してしまったらしく、その後にはなにやらいま期間限定でやっているホラー館という所で彷徨っているらしい……

さすが、前半に関してはラッキースケベが発動したらしい…そして後半だが、猿山にも聞いたことがあるホラー館が期間限定で建てられたというのを、いずれはいくつもりだったのだがまさか迷子の子犬と子猫を見つけるために入るとは…

 

そうだ……いいこと思いついたぞ……

 

「ルンいいか……ヒソヒソ」

「い、いいのかなそれって…」

「ああ、これは俺があいつに送る最高のチャンスだ…」

 

俺はルンにあることを伝えると急いでホラー館の入場口で金を払って入っていく

 

その頃…

 

 

 

「ゆ、結城くん……出口ってこっち……だよね?」

「だ、大丈夫だ西連寺……俺が必ず守るから!!」

 

現在進行系でこの二人はホラー館の中で彷徨い中である

実際には、しっかり通路が用意されているのだがこの二人は人形などにビビって何度も同じところを行き来することで、迷っているのだ

先程からきっと外に居る人達が悲鳴が中から聞こえてくるのは西連寺のモノだろう

 

「(心が来てくれるって言ってたけどここ結構暗いし声だしてくれるのかな…)」

 

『うぉほほほほ!』

 

二人が肩を並べ、ゆっくり歩いていると突然、ホラー館に誰かの声が鳴り響く

 

「い、いまのって……」

「わ、わからない」

 

それと共にどこからともなく聞こえてくる不思議な音……そして二人の目の前に190を超えるであろう大男の影、そして手には赤い風船らしきものを持っておりゆっくりと、ゆっくりと、その影は二人へと近づいて行く

 

「こ、こっちに来てるよ…」

「だ、だれかいるのか!?」

 

リトは声を上げ、影に向かって聞く

少なくとも、先ほど連絡をくれた心は190も超えていないため違うだろうとリトは判断する

だが、その影は一向にリトへとその質問に対して返す気はなく、風船を持ちながら近づいていく

そして、その影は二人に近づいていくのをやめ、その場で足を止める…

 

「と、止まった……」

 

次の瞬間……いっきに先ほどまでは、影が見えていたのだが、突然影が見えないくらいにそこが暗くなる

そして、二人の肩が誰かによってトントンッ……と叩かれた

 

「ゆ、ゆうききゅん……う、うしろに……」

「さ、さいれんじ……一緒に後ろを振り向こう……」

 

リトは、西連寺に一緒に後ろを振り向こうと提案し、二人は顔を後ろへと向ける

すると、そこには……

 

 

『……やあ』

 

「「いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぉぁぁ!!!?!?!!」」

 

 

ボサボサの赤い髪に赤い鼻といった不気味なピエロの姿をした男がこちらに声をかけると、人間ではありえないくらいにその口を開き、その口の中には無数の小さな牙とその喉奥には二人を照らすように三つの光を放っていたのであった

 

ソレを見たリトと西連寺は、急いで出口へと向かう

 

「お、追いかけてきて、あうっ!!」

「西連寺!?」

 

後ろを振り向けばソレが全力で走ってきており、西連寺が立つ頃にはもう追いつかれているだろう追いつかれているだろう

だが、リトは追いつかれるわけにはいかないと、西連寺に手を差し伸べる

 

「春菜ちゃん!!手を!!」

「っ!!」

 

西連寺はリトに差し伸べられた手を急いで掴むと、リトは力を入れて西連寺を立たせるとそのまま後ろのソレに追いつかれないように走り出す

幸いにも、出口の光が見えたのか出口付近まで近づくとソレは諦めたのか、追いかけてくることはなかった

 

「はぁ……はぁ……助かった……あれは一体……」

「ゆ、結城くん……本当にありがとう」

「いやいやあの時に西連寺がすぐに手を繋いでくれたから走れたんだし」

 

なんとか助けるのとのできたリトは無事でよかったことを伝える

あれは一体なんなのかと、驚かせるのにはリアルすぎると、小細工にしてはすごいモノだったが、リトは今はなんとか二人で外に出れたことに安心しながらも、きっと中に居るであろう心にメールで伝える

 

 

[この館の中にピエロが居るから気をつけろよ。そいつ本当に危ない奴かもしれない]

 

メールでリトは心へと送る

 

「そ、その結城くん……」

「どうしたの?」

「腰を抜かして立てないの……」

「なら、俺が家までおぶっていくよ。疲れただろうしね」

「ありがとう結城くん…」

 

丁度、夕方になり帰るにはいい時間だと考えたリトは、西連寺をおんぶして歩き始める

その間、背中に柔らかい感触に当たりながら家まて連れていくのは、相当精神的にリト曰く、来たらしい……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[この館の中にピエロが居るから気をつけろよ。そいつ本当に危ない奴かもしれない]

 

 

その頃、リトと西連寺が外に出た数分後に、そのメールはやってきた

 

『ふぅん。大体、西連寺が腰を抜かして立てないところにリトがおんぶして帰ってる頃かな』

 

ホラー館の出口付近では、ソレはポケットから携帯を出して送られたきたメールを見る

きっと二人をくっつけるのは成功しただろう

実際に、このピエロの正体は変身術で化けた心であった

そう、ソレを間近で見たとなると映像越しではないことから、誰であっても驚くだろう

俺はソレに化けて二人を驚かせる大作戦を立てたのだ。

 

「終わったぁ?」

『ああ、二人は無事に外に出れたようだから俺らも出るか』

「せっかくの二人の時間が台無しだよ…」

『それに関しては本当にごめんよ。また埋め合わせはするから』

「ふーん……次は絶対だよ!」

『ああ』

 

 

ちなみにBGMを流しもらったのはルンである

隠れて、それらしく曲を流せばなるだろうと俺は考えて、やってもらったのだが相当怒っているらしい…

せっかくの時間を使ってしまったのには俺も謝罪をし、今度埋め合わせをすると言うとを目を輝かせて許してくれた

 

「そういえばさ、そのピエロの姿どうするの?」

『あ………』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺この姿で当分居ないといけないじゃん…

 




後日談

\ピンポーン/

「どうやらシンが帰ってきたようですね」
「そうみたいだね!あ!私が出るね!」

『やぁ、ラァァラ』

「おかえりシン!!」
『え、なんで分かるの』
「そんなの私とシンはいつでもどこでも繋がってるから帰ってきたのもわかってたよ‪‪♥」
『oh……』

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ということで変身術によって今回ペニーワイズを出させてもらいました
その他にも、ネタを入れてるけどわかる人にはわかるよね
ちなみに明日友人とIT ーThe ENDーを見に行くつもりです(なにやってんだ受験生…)

なんかペニーワイズとルンやララが話してるところを想像すると笑っちゃった
今回はリトと春菜の距離感を近づける回でした

もしなにか誤字脱字などあれば報告してもらえると嬉しいです
コメントなどもすごく応援になるので貰えると嬉しいです

少しずつ進めてみんなとイチャつかせたい……

ということで次回もよろしくお願いします

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