ヒロアカ世界に転生したと思ったら個性が『召喚』で修羅場なんですがそれは   作:旅鴉

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なんだこれ
深く考えずに書いてるので雑です


始まりが突然すぎて

「大丈夫か!?マスター、怪我はないか?」

「あぁっ主!やっとお逢いできましたね…」

「提督!やっとお逢いできて、榛名、感激です!」

「次こそは俺と死んでくれるよな、司書?寂しかった…」

「…大丈夫か堂守?具合でも悪いのか?薬師如来様を呼ぼう」

「先輩、本当に顔色がよろしくないです…大丈夫ですか?おやすみになった方が…」

 

「ひえぇ…」

 

 

何でこんなことになったんだろう。私を囲む美少女とイケメンの顔面偏差値に死にそうになりながら私は意識を飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

私は一般的なクソオタク。

朝から晩までゲームしてゲームしてゲームして素材集めて好感度上げてレベル上げてゲームしてゲームしてイベント周回してイベント周回して攻略サイトに走ってゲームしてガチャ回して爆死してゲームしてた。

そんなクソのような生活が祟り、若くして突然死してしまった。そこまではまぁいい、良くないけど。

 

 

 

そして目が覚めると私は赤ちゃんだった。ぷにぷにほっぺに紅葉のようなお手々。自分ながら可愛い。

あー転生か。あるある。なんかね、漫画とかゲームの世界だったりするんでしょ。とのんびり赤ちゃんを楽しんだ。

 

四歳になり気付いた。ここヒロアカの世界だ。個性とかがあるやつ。だが私は見た目も別に普通、特に今のところ個性らしいものも発現していない。少なくとも異形型ではないな。

そんな中親の都合で引っ越し、新しい幼稚園にやってきた。

 

 

「今日から皆とお友だちになる呼子 結ちゃんです!なかよくしてあげてねー」

 

幼稚園で先生が私を紹介する。キョロキョロと周囲を見回して私は固まった。間違いない。あれは。

 

「よろしくね」

「よ、よろしくね…」

 

緑谷出久。主人公。それに、

 

「お前てんこーせーってゆーんだろ!俺知ってる!」

「かっちゃん何でそんな事しってんの!?」

「かっちゃんすげー!頭やべー!」

 

頭やべー!は意味違わない?爆豪勝己。ライバル。

幼稚園だから転校生ではないんじゃないかな。

 

「お前個性は?」

「あ…まだ出てないの」

 

子供特有の無遠慮さでずいずい来る爆豪勝己にそう微笑む。今回の私の見た目は自分で言うのもなんだけどめちゃくちゃ可愛いので基本まあまあ可愛こぶっておく。中身クソオタクのおばさんな時点で可愛くないけどな!中身私じゃなければな!!

 

「ふーん…まあお前がどんな個性でも俺の方が強くてかっけーけどな!どーしてもっていうんなら俺が守ってやるよ!!よわそーだし!」

「ありがとう、勝己くん強いんだね」

「まーな!」

 

当たり障りのない美少女返答。爆豪くん貴様私の見た目に惑わされたな可哀想に。中身おばさんでゴミンニ。

 

「結ちゃんも個性まだなんだね。僕もなんだ」

「そうなの?」

「うん、でも僕いつかオールマイトみたいなカッコいいヒーローになるんだ!」

「オールマイト好きなの?」

「うん!」

 

ショタ出久くん可愛いかよ。えっ…可愛い…ぷにぷに可愛い…子供特有の純真な愛らしさ…私に欠けてるもの…。癒される~と思っていると爆豪くんが「ゆい!デクなんかといても楽しくないだろ!」と絡んできた。

あらかわ。子供可愛い。

 

「かっちゃん酷いよ…」

「本当のことだろ。デクむこせーだし」

「むこせー?」

「デク個性が無いんだって。変だろ?」

「でももしかしたらこれから個性出るかもしれないでしょ?それに私だってまだだよ」

「結ちゃん」

「諦めちゃダメだよ出久くん。オールマイトみたいなヒーローになるんでしょ?」

「うん!」

「ふん!俺の方がスゲーヒーローになるからな!」

「かっちゃんも頑張ってね」

 

因みに私は別にヒーローになるつもりはない。個性もわかんないし、別にヒーローに憧れたりしてないし。ここでも普通に平穏なオタクとして成長するだろう…と思ってたんだけど。

 

 

 

 

 

出久くんやかっちゃんと同じ幼稚園に通うようになってしばらくして事件は起きた。

 

夜中我が家に侵入してきた不審な影。ヴィランだった。

ヴィランは私のこの世界での両親を手にかけ、そして私のことも殺そうとした。個性も発現していない四歳児には何も出来ない。諦めようとしたその時、六つの影が現れた。

 

 

「マスターに手を出そうとする者はこの俺が許さない!」

「主に仇なす敵は斬る!」

「提督はこの榛名がお守りいたします!」

「ざっけんじゃねぇぞ!バラすぞ!」

「無事か堂守!」

「先輩!大丈夫ですか!?」

 

 

赤い軍服に古びたマスケット銃。千銃士に登場するイギリス軍用銃の貴銃士ブラウン・ベス。

黒い牧師のような服装で日本刀を振るう男。刀剣乱舞に登場する付喪神へしきり長谷部(極)。

巫女服のような服装に戦艦を模した艤装。艦これの金剛型戦艦、榛名改二。

赤毛に赤い着物をお洒落に羽織った鎌を振るう男。文豪とアルケミストの太宰治。

紺色のポニーテールに稲妻の剣。なむあみだ仏っ!の帝釈天。

そして自分の体ほどもある巨大な盾と薄紫のセミロングヘア。FGOのマシュ。

 

かつてゲームで遊んでいたキャラクターたちが目の前に現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして冒頭に戻る。彼等がヴィランをボコボコにし、警察を呼び、救急車で両親を病院に搬送し、私がまだ放心しているときに六人はこのテンション。いや六人じゃなくて一挺と一振りと一隻と一尊と二人?めんどくさ、いいよ六人で。

 

気遣ってくれてありがとうベスくん。君たちのお陰で怪我はないよ。

帝釈天さんとマシュはよく考えて。私目の前で親殺されてるからね。放心してない方がヤバいよね。薬師様呼ばなくて良いから。

長谷部と榛名は喜んでくれるのは良いけどもうちょっと待って。まだ何も整理ついてないから。

だざざに至っては論外だからね。四歳に心中を求めるんじゃありません。

 

というか何で君たちいるの。守ってくれたのは有り難いけど君たちゲームの中の存在じゃないの?何で私のこと知ってるの?当たり前みたいにマスター、主、提督、司書、堂守、先輩って呼んでるけど実際に会ったことないよね?画面通してだしむしろ私のことなんか認識してなかったよね?逢いたかった?いや私も逢いたかったけどなんか、その本当に会うのは予想外というかなんというか。

 

というか四歳女児を四人のイケメンと二人の美少女が囲んで慕ってる姿は異様そのものというか。

 

 

 

 

 

 

 

後にこれは私の個性によるものだと言うことが判明した。相手がヴィランと言うこともあって、今回のことは両親を目の前で失ったショックと命の危機に直面し個性が暴走を起こした不幸な事件として片付けられた。

 

 

私、呼子 結の個性は『召喚』。過去に縁を結んだあらゆる存在を召還、使役する能力。

そしてその『縁』は例え前世ゲームで育てたとかゲットしたとかその程度であっても有効である。

 

元ゲーマーだった私がそんな力を得たらどうなるか。

 

 

「起きなさい司令官!本っ当にだらしないんだから!シャキッとしなさいな!」

「おかあさん!朝だよ起きて!今日は私たちと公園に行く約束だよ!」

「うふふ、楽しいわ、楽しいわ!」

「おや、おはよう堂守さん。日曜だと言うのに早いね」

「おはようマスターちゃん。朝食はハムエッグでいいか?」

「お早うございます主君!気持ちの良い朝ですね」

「よぉ司書、眠そうな顔してんなぁおい」

「あー!俺っちのチョコボー返すニャン!」

「ヨコドリっ!」

「ピカピカ~!!」

「おはようご主人様!ああ、椅子に直に座ってはお尻が痛いよね…ささっ、僕の上に座って!」

「ふふふ、では私は足元に…」

「どうした、堂守。目が死んでるが」

「牛乳を飲め」

「ヘーイ提督ゥー!おはようございマース!」

「ふぎゃー!ご飯を食べる主様もかわいい~!!」

「おい誰だ朝から飲酒しているのは!」

「あらマスター、おはようございますー。見てください、今日のドレス。すてきでしょー?」

「おい龍田!それ俺のパンだろうが!」

「あらー?食べないのかと思ったわ~」

「うっ…胃が…」

「おはようございますでうぃすー!結たん」

「おんみょ~ん」

「大日!たっくどこいったんだよ…戻ってきたらぶっこんでやる」

「むっ、堂守食べないのか!?では私が貰ってやろう!」

「うわっ誰だよピカチュウにケチャップそのまんま渡したやつ!」

「ええいうるさい!主の御前だぞ静かにしろ!!」

「主、欲しいものはないか?」

「よきかなよきかな」

 

 

 

 

 

 

「全員帰れ」

 

 

 

 

 

 

 

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