3話
平和で特にフォトナーが襲ってくる事もなければ、ペルソナが現れ襲ってくる事もない
アークス外での依頼もないので事実上の休暇だ
「退屈だよ・・・」退屈を嫌うミヤビとしては何か起きて欲しいところだが生憎のところ何もない
キャンプシップを利用して地球の東京に向かう服装はロビーでも良く着る普段着だ
「東京は行き飽きたしね……」任務で飽きる程来ている今さらだった
東京に向かい新幹線のたまたま取れたグリーン席で大阪に向かう雨が少し降ったが窓を見ると水滴が横に流れるのを目にし
「おぉ!これは面白いね!」子供の様にはしゃいだ
実際見た目は子供だ中学生位の子供がはしゃぐ様にしか見えない
地球:日本国 大阪府道頓堀川グリコ看板横
「東京の雰囲気とはだいぶ違うね」
人情と言うか騒がしい様な雰囲気だ
「楽しいね、こう言うのはあんまり知らなかった」
近くの行列のたこ焼き屋さんに並びながら呟く
ピリリリリリ 通信が入る
[はい、ミヤビだけど]
[あっ、もしもし?ミヤビさん?情報部のカスラです]
薄らメガネが何の用事かと思うと
[そこのたこ焼き屋さんのたこ焼きが有名らしくて、12個入りを買って来て欲しいんですけど、もちろん代金は払います]
さてはこいつ調べ尽くしてるなと思いながら
[ん、わかった]しぶしぶ了承し自分の分と持ち帰る分を購入する
[あ、そうだミヤビさん]
[ん?なに?]飲み物の口を付けながら答える
[寝ぼけてご友人をハグしたそうですねその写真の原本がここに]
ブホッ・・・ゲホッ・・・ゲホッ
思わず吹き出してしまった
[ななな!?]
[いつもそんな気配無かったのに大胆ですね]
笑いながら言ってくる
[消せええええ!!!]
[え?嫌ですよー ではたこ焼きお待ちしております]
通信を切られたあのメガネめええええ!!!
まだ少し時間がある……神座と言うラーメン屋に入る行きつけのラーメン屋でスープとシャキシャキの野菜がうまいのだ
「おいしいラーメンを一つチャーハンも」
おいしいラーメンと聞いてなにいってるんだ?と思うかも知れない、だけどこの名前であっているのだ
数分後ラーメンが来るその数分後チャーハンも来る
「いただきます」手を合わせて目を閉じる
目をあけて匂いを楽しみスープを飲む
「おいしい・・・」自然に笑顔になる、鶏ガラベースのように感じるが野菜の甘味が大きいような風にも感じる
白菜と一緒に食べるとシャキシャキの食感が楽しめ白菜の味が際立ちこれはこれで美味しい
一緒にチャーハンを食べながら食べると言うのも定番だが相性抜群なのだ、お冷やで一度口のなかをリセットしまたラーメンを食べ始める
「すいません、生ください」
「は?」店員から「なに言ってんだこの小娘」と言う目線で見られる。
「これを見てみてくれ」免許証を渡すもちろん効果あるはずだ・・・多分・・・絶対・・・おそらく。
しぶしぶビールを大ジョッキで渡して来る
えへへ、ビールだぁ(はしごすることが確定した)
ビールを飲みながらラーメンとチャーハンを食べ始める
スープを最後まで飲みきり、器の底の「おおきに」の文字を見てほっこりする
代金を支払い次の店へ
「もしもし、警察ですか?さっき白髪の中学生くらいの女の子がビール飲んでいったんですけど免許証は見せてもらいましたが、ええ、はい」
「えへへ、次どこ行こっかなぁ」酔い始めたのでこのまま間近の飲み屋に入りこむ
「いらっしゃえぇ!?、お嬢さんこんな時間にこんな店へ来るんじゃねぇ帰んな」
無言で車の免許証を見せて賑やかそうな飲んだくれに混ざりに行く
「なんでぇ嬢ちゃん飲めるのかぁ?」
「飲めるから混ざりに来たんだよぉ芋焼酎1ちょーだい」
「おーのめのめ」
朝4時
「飲んだくれども帰れ帰れ閉店だ」
「えーまだのみたーい」
「何だこの嬢ちゃん酒強すぎんぞ、んじゃこれ持ってけあとこれもな」
「おー、あんがとーー」
「おう、また来い」
「えへへーまた来るー」
持たせてくれたのは焼き鳥10本と日本酒1本
近くの公園でらっぱ飲みしながら焼き鳥をむさぼる
「おいしー、おじちゃんいいひとだなぁー」
ピーポーピーポーサイレンの音が聞こえる
「ちょっと、きみ?君だよ君そこのお嬢さん」
「んへ?わたしー?」
「君年齢は?」
「えー?分かんない グビグビこのお酒おいしー」
「分かんない、じゃなくてねお嬢さん免許証とかある?」
「これー?」「うん、それ」
「じゃあまたねー」
「おい、待て・・・・・・どこ行った?」
新大阪駅
「電車乗り遅れなさそーやったー」
「やっぱり日本エリアは楽しいねー焼き鳥残ってた食べなきゃ」
アークスシップ:マイルーム
「あははただいまぁーー」
「マスターお帰り~って酒臭さ!?」
「これ、カスラに渡しといてー」
サポートパートナーのセイルにたこ焼きを渡してセイルへのお土産に別で買ったたこ焼きとお好み焼きを渡す
「じゃあ、ちょっと寝るねー」
「はーい、マスターおやすみなさーい」
翌日二日酔いで地獄を見るミヤビの姿があったのは別のお話