イエヤスが生きる!   作:七峰 舞斗

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33話 激情伴う再会 ☆

 イエヤスがシスイカン入りして日が経ち、罰のトイレ掃除からようやく解放された頃

 ブドー大将軍に招集を掛けられたイエヤスは大将軍が待っていると言われたシスイカンの屋上へと辿り着いた。

 時間通りに来たイエヤスに視線を向けたブドー大将軍は満足げに頷きながら口を開いた。

 

「砦内にも慣れたようだな、イエヤス」

「はい! もう迷う心配はありません」

 

 イエヤスの小気味よい返事を聞きながらブドー大将軍は屋上に呼んだ理由を話した。

 

 イエヤスがシスイカンに着任してから今日まで、反乱軍が攻めてくることはなかった。

 これまでは様子見の部隊が偵察がてらに時折嗾けてきていたが、何の問題もなくシスイカンが揺らぐことはなかった。

 それすらもなく、不気味な沈黙を貫いている反乱軍に不穏な流れを感じ取ったブドー大将軍は選りすぐりの偵察兵を使って反乱軍の動向を探る事にした。

 

「あれが見えるかイエヤス」

 

 ブドー大将軍が指で指し示した方向へとイエヤスが視線を向ける。

 指の先にはシスイカンを睨みつけるように陣を敷いている反乱軍の姿が見えていた。

 これから戦う相手を見据えて微かに目付きを鋭くするイエヤスだが、ブドー大将軍は訂正する。

 

「私が言っているのはその横だ、森が見えるだろう」

 

 言われてみれば確かにブドー大将軍の指は反乱軍の陣とは少しずれている事にイエヤスは気付いた。反乱軍の陣から少し離れた位置にはそこそこの大きさを持った森が広がっていた。

 森を確かめて頷いたイエヤスにブドー大将軍は偵察兵が掴んだ情報を話す。

 

 シスイカンからは目の届かない森の中では反乱軍が対要塞攻略に向けた攻城兵器を製作している事が判明していた。

 

「急拵えの攻城兵器などで落ちるシスイカンではないが、前もって破壊することができれば反乱軍の士気を大きく削ぐことができよう」

 

 ブドー大将軍の狙いに理解を示したイエヤスは自分がここに呼ばれ、そして今の作戦を聞かされた理由に思い当たり、期待を込めた視線をブドー大将軍へと送った。

 イエヤスの分かりやすく単純な瞳にフッと笑みを零したブドー大将軍は勿体付けることはせずに単刀直入に切り出した。

 

「敵の出鼻を挫くこの作戦、貴様にも参加してもらおうか」

「! はい!」

 

 イエヤスは勢いよく返事をした。

 

 ブドー大将軍率いる近衛隊の中でも実力ある者に指揮をしてもらいイエヤスはその麾下に入る形となったが、部隊を率いた経験のないイエヤスに文句などあるはずもない。

 兵器はすでに完成しており時間はないという事で作戦は明日の夜決行される事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 月夜に照らされた森の中をイエヤスが混じる遊撃部隊が音を殺して走る。

 反乱軍本陣に見つからないように大きく迂回をしてきた遊撃部隊は偵察兵から報告のあった攻城兵器がある場所へと急ぐ。

 イエヤスは部隊の先頭付近を走っているが先頭ではない。

 配属初日に方向音痴を晒したイエヤスに先頭を任せる程部隊長は抜けてはいないしイエヤスも愚かではなかった。

 

「……………」

 

 イエヤスは部隊を率いて先頭を走る部隊長の背を見てシスイカンで会合した時の事を思い出す。

 

 遊撃部隊長として紹介された近衛兵はブドー大将軍の手前、言動は弁えていたが瞳にはイエヤスに対する猜疑心がありありと浮かんでいた。

 初日の遅刻とそれから実力を示す機会を得られなかった事が原因であることをイエヤスは理解していた為、弁明をする気は起きなかった。

 挨拶混じりの握手を交わした二人を見届けたブドー大将軍が去った事を確認した部隊長が口を開く。

 

「近衛隊のザスリーだ。聞いた話によるとイエヤス殿は私の麾下に入るという話であったが相違ないな?」

「はい、宜しくお願いします!」

 

 イエヤスの含みない返事を聞いたザスリーは鼻を鳴らしながら言葉を吐く。

 

「フンッ、エスデス将軍の元で戦う猛者と聞いてどれ程のものかと期待していたが、初日から遅刻とは失望させてくれたな、ブドー大将軍が未だに君を重宝しようとしている事が意外でならないよ」

「……すいません」

 

 遅刻に関しては本当に何も言い返せないイエヤスはただ謝罪の言葉を口にするしかなかった。

 意気消沈した様子のイエヤスにこれ以上イエヤスの士気を下げても仕方がないと判断して話を切り上げにかかる。

 

「ともかく、だ。この作戦は極めて重要な役目を担っている。余計な事はせずに私の指示に従ってくれたまえよ?」

「はい、分かりました」

 

 イエヤスが返事をするよりも僅かに早くザスリーは踵を返して共に作戦に向かう別の部下達の元へと歩き去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………着いたぞ」

 

 ザスリーの言葉で現実に引き戻されたイエヤスは遊撃部隊に合わせて足を止め茂みの中へと身を潜ませた。

 攻城兵器の製作現場には暗夜を照らす松明がところどころに設置されており、その近くには反乱軍の兵士が見張りの為に立っていた。

 まさかこれから奇襲されようとは夢にも思っていない様子で暢気に欠伸をしている様が小さな明かりによって伺えた。

 

「報告通り、攻城兵器が完成しているな」

 

 小声で話すザスリーは周りを見渡す。

 

「見張りの兵士は………やはり多くはないな」

 

 これならば小隊である遊撃部隊でも十分制圧可能だと判断したザスリーは背負っていた銃剣を手に持つ。

 月が雲に隠されて闇が増したタイミングを見計らって突撃の合図を出した。

 

「……………!? な、なん、グェ!?」

 

 見張りの反乱軍兵士が自身に走り寄る人影に気付いて声を上げようとしたがそれは途中で呻き声へと変化する。

 統制の取れた動きで次々と見張りを始末する遊撃部隊の手際にイエヤスは感嘆しながらも自身も一人二人と敵を斬っていった。攻城兵器の破壊工作は専用の装備をしている工作兵に任せて戦闘に集中していたイエヤスはまた一人兵士を斬ったところで異質な速さで駆けるものを捉えて其方を追う。

 

「ハァ! よし、これで見張りの兵士はあらかた片付けたな」

 

 残すは数の多くないテントの中で眠っていた兵士だけだと判断したザスリーはテントへと目をやった。

 なるべく騒ぎを大きくしないように動いていた遊撃部隊だが流石に異変に気付いた反乱軍兵士が次々とテントから出てくるのを確認して一気に終わらせるべく新たに現れた兵士達の元へと銃剣を構えて向かおうとした、その時

 

「!? グハァ!?」

 

 闇夜に溶け込んだ攻撃がザスリーの胴体を穿つ。

 伊達に帝国最強の近衛隊を担っているわけではないザスリーは攻撃を食らう直前に銃剣を盾にすることによって防ぐ事に成功するが、予想を遥かに上回る威力に銃剣は粉砕され殺し切れなかった威力が腹を抉り吹き飛ばされる。

 

「な、なんだ……」

 

 地面を引き摺るように吹き飛ばされたザスリーは激痛の走る腹を抑える。どうやら突然の攻撃は蹴りであったらしく、間に銃剣、そして頑丈な鎧を纏っていたおかげで致命傷は避けられているようであった。攻撃してきた敵の正体を知るべく苦悶の表情を浮かべて顔を上げた。

 だが敵は待つ事をせず、地面を蹴りザスリーへと止めを刺すべく一気に距離を詰めにかかった。

 

「チッ!」

 

 ザスリーも相手の正体を探るより先に腰に忍ばせていた小型の拳銃を取り出して撃つ。

 まさしく早撃ちと呼ぶに相応しい芸当をして見せたザスリーだが、敵をそれを手持ちの剣で弾いてそのまま突き進む。

 

「なに!?」

 

 自身の渾身の射撃を難なく凌がれて驚きの声を上げるザスリーに敵が走りながら剣を振り翳す。

 連射の効かない拳銃、未だ最初のダメージで動かぬ体、もはやここまでかとザスリーの脳内に走馬灯が駆け巡りかけた時

 

「ダリャァァァア!!!」

 

 敵の横を突くように攻撃を仕掛けてきたイエヤスが現れる。敵は寸前でイエヤスの存在に気付きイエヤスの攻撃を剣で防いだ。だが風を纏い勢いを付けたイエヤスの斬撃に踏ん張り切れずに敵は大きく後退を余儀なくされた。

 敵を押し退けたイエヤスは片膝を付いているザスリーへと近寄りつつも油断なく敵に視線を向け続ける。

 

「大丈夫ですか? ザスリー部隊長!」

「あ、あぁ、助かった」

 

 ザスリーが無事だった事に安堵の息を漏らしたイエヤスは新たに現れた他の兵士とは一線を画す強敵を見る。

 黒に支配された夜と言えど、その姿を捉える事は格別に難しく全身が黒に覆われている事がイエヤスにも理解できた。

 まさに夜に溶け込む暗殺者の風貌かと納得しかけていたイエヤスだが

 

 雲に隠れていた月が顔を覗かせ、辺りの闇を幾分か祓って見せた。

 

「……な………に?」

 

 月明かりの元、姿形がはっきりと見えた強敵の姿にイエヤスは絶句する。

 

 

 

 

 

 全身を覆った黒は鎧の色

 

 

 

 

 メタリックで近代的なフォルム

 

 

 

   

 その姿をイエヤスは知っていた。

 助けられた事がある。

 競い合った事がある。

 共に戦った事がある。

 

 

 

 その帝具の名は

 

 

 

 

「……グラン……シャリオ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 イエヤスの絞り出すような声が辺りに響く。

 名を呼ばれたグランシャリオはゆっくりと腕を上げてイエヤス達を指差した。

 

「貴様ら帝国兵士だな? 何処で攻城兵器の事を知ったかは知らないが邪魔はさせんぞ!」

 

 グランシャリオから発せられた高い声にイエヤスは目を剥いた。

 よくよく見てみれば確かにグランシャリオだが、その容貌はイエヤスの知る者よりも全体的にスマートとなっており、さらには身体の凹凸は女性のそれであった。

 それもそのはず、ウェイブの死体はしっかりと確認しておりグランシャリオがナイトレイドの手に渡った事はイエヤスも知っている事実であった。

 当然、こうなる可能性は十分に考えれた事であり、動揺するようなことではない。

 イエヤスは自身にそう言い聞かせて頭を切り替えた。

 だが、完全に冷静になれたわけではない。

 

「それは……ウェイブのだ。……返せよ!」

 

 カリバーンを構えたイエヤスの周りで風が舞う。

 イエヤスの怒気に呼応するように剣から放たれる風が荒れる。

 イエヤスの風を纏う姿にグランシャリオは驚きの声を漏らした。

 

「ウェイブ? ……その名にその姿、貴様イエーガーズか!」

 

 ナイトレイドから回ってきていた情報から正解を導き出したグランシャリオは油断なく剣を構える。

 先に仕掛けたのはイエヤスからであった。

 砕ける勢いで地を蹴ったイエヤスはグランシャリオとの距離を一気に詰める。

 グランシャリオはイエヤスの俊足に反応して見せて剣と剣が逢瀬するが、それも一瞬でありイエヤスは駆け抜けるようにグランシャリオの背後へと回り込み振り返り様に剣を振るった。

 グランシャリオも同じく背後へと回ったイエヤスへと振り返りつつ剣を振るうが一歩遅くイエヤスの斬撃が背中へと当たる。

 自分の攻撃は当てつつグランシャリオの攻撃はしゃがんで避けたイエヤスはそのまま連続で切り続ける。

 イエヤス自らの速さに風の補助を組み合わせたイエヤスの剣舞はあまりに速く、グランシャリオが一度振る間に二度、二度振る間に四度、剣閃を繰り出しグランシャリオを圧倒する。

 イエヤスは未だ一度も触れる事を許さず、グランシャリオはすでに全身を斬りつけられていた。

 グランシャリオが遅いわけではない。

 

「……は、速い!」

 

 負傷した箇所を抑えながら呟いたザスリーの言の通り、イエヤスが速過ぎるのだ。

 単純な速さだけならばイエヤスは帝国一を名乗る事が許される程の境地に達していた。

 

 だが、戦いは速さだけ制すればいいものではない。

 

「………ハァ……ハァ、クソッ!」

 

 押しているはずであったイエヤスが息を切らせながら悪態を付く。

 速さで上回り圧倒するという事は相手よりも運動量が多いということだ。当然疲労するのも早い。

 圧倒できているならば疲れるよりも早く倒してしまえばいいだけの話だが、それは相手が普通だった場合。

 今回の相手であるグランシャリオは

 

「なんつー硬さだよ!」

 

 高い防御力を誇る帝具であった。

 イエヤスの斬撃は鎧を切り裂くことができず、極々浅い傷を付ける事しかできなかった。

 浅くとも傷付けることはできる以上、全く同じ場所を斬り続ければいずれは剥がす事も可能ではあろうが、超速で動いている状態で寸分違わず同じ場所を斬り続ける程の技術はイエヤスにはまだない。

 イエヤスの攻撃が決定打には至らないと判断したグランシャリオは攻め手を緩め防衛に回り相手の息切れを待つ作戦にすぐさまシフトしていた為の防戦一方であった。

 敵の狙いに気付いたイエヤスだが、あえてそれに付き合った。

 そしてグランシャリオの狙い通りにイエヤスのスタミナが切れ始め、そろそろ反撃すべきかと検討し始めた頃。

 

 辺り一帯が一気に明るさを増した。

 

「ッ!? しまった!!!」

 

 グランシャリオが己の失態に気付いて声を上げた。

 攻城兵器は今や巨大な松明へと変り果て辺りを満遍なく照らしていた。

 イエヤスがここへと来た目的は敵を倒す事ではなく、攻城兵器の破壊である。

 グランシャリオを目にして一瞬我を忘れそうになったイエヤスだったが、交戦中ザスリーが目配せしてきている事に気付き我に返り、目の前の強敵の足止め役を引き受けていた。

 無論倒す事ができるに越した事はない為、可能な限りの全力を出したがグランシャリオの高い防御力で防衛に回られては流石のイエヤスでも短時間で仕留めることはできなかった。

 

「イエヤス殿! この炎で敵本陣にも異常事態が知られただろう、援軍が来る前に引き上げるぞ!」

「……了解です」

 

 グランシャリオを取り戻せない事に思うところはあったイエヤスだが、これ以上の長居は部隊に迷惑を掛けると判断して素直に従う。

 

「逃がすか!」

 

 スムーズに撤退できるようにイエヤス以外の遊撃部隊はすでに撤退を始めておりイエヤスとザスリーもそれに続こうとするがグランシャリオが阻止に動く。

 燃え盛る攻略兵器の横を駆け抜けて撤退しようとするイエヤス達にグランシャリオが追い縋る。

 

「来ると思ったぜ!!」

 

 グランシャリオが周りの明るさに気を取られていた僅かな隙に剣を鞘へと納めていたイエヤスは振り返りつつ抜刀、グランシャリオは剣で受け止めるがすぐに異変に察知した。

 受け止めた剣から《烈風》が発生してグランシャリオを吹き飛ばす。

 

「う、うわぁぁぁぁぁああああ!!!」

 

 風の刃を受け止めたポーズのまま、遠くまで押され続けるグランシャリオを確認したイエヤスはそのまま離脱に成功した。

 森を二人で駆ける途中

 

「ザスリー部隊長、肩を貸します」

「あぁ、助かるよ」

 

 グランシャリオから受けた負傷により進みの遅いザスリーを気遣うイエヤスにザスリーは素直に礼を言った。その声音には最初に出会った頃のような棘は消え失せていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事任務を終えシスイカンへと帰還した遊撃部隊をブドー大将軍が迎えた。

 

「うむ! よくやってくれたぞ」

 

 任務を成し遂げた隊員一人一人に労いの声を掛けるブドー大将軍。

 声を掛けられた隊員達が嬉しそうにしている様を見てブドー大将軍が如何に慕われているかをイエヤスは理解した。

 部隊長であるザスリーの前へと来たブドー大将軍はザスリーの肩に手を置く。

 

「お前も見事な働きだったな、聞けば負傷したらしいが大事ないか?」

 

 近衛隊であり直接の上司であるブドー大将軍の言葉に顔を綻ばせながらもザスリーは答えた。

 

「はい! 問題ありません。……イエヤス殿のおかげでこの程度で済みました」

 

 ザスリーはイエヤスへと向き直り改めて礼を言った。

 

「助かりましたイエヤス殿、そして出発前に言った言葉を訂正させて頂きたい。貴方は背を預けるに足る人物だ」

「えっ!? あ、いや、こっちこそザスリー部隊長の指揮のお陰で目の前の相手に集中できました。ありがとうございます」

 

 唐突に態度を改めたザスリーにイエヤスは面食らいながらも思っていた事を言い礼を返した。

 

 負傷した箇所の具合を詳しく見てもらうべく医務室へと向かったザスリーの背を見届けたブドー大将軍はイエヤスへと話し掛ける。

 

「……見事信頼を勝ち取ったな、まあ貴様ならば時間の問題だとは思っていたが」

「ブドー大将軍が気遣ってくれたおかげですよ」

「フッ、分かったような口を利く」

 

 ブドー大将軍は口角を微かに持ち上げて笑って見せた後、すぐにいつものしかめっ面へと戻しイエヤスへと告げる。

 

「先程帝都から連絡が来た、どうやらナイトレイドが活発に動き出したらしい」

「ナイトレイドが!?」

 

 宿敵の名を聞いてイエヤスは色めき立ちながら帝都に残っている仲間達の事が脳裏に過る。

 イエヤスの反応に頷きつつブドー大将軍は続ける。

 

「反乱軍の出鼻は今回の作戦で挫く事は成功した。士気も大きく低下した事であろう、私は一度帝都に戻り、抑止力として圧を掛けようと思う」

 

 すぐ戻ってくるのでその間のシスイカンを頼まれたイエヤスは己の胸を叩いて了承するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イエヤスが留守にした帝都

 

 

 その状況はイエヤスが発ってからすぐに急変していた。

  

 




 今回登場したグランシャリオの中の人は原作でシェーレの後にエクスタスを使っていた長髪にバンダナをしていた反乱軍の女性です。
 シェーレが生存しているので今作ではエクスタスの代わりにグランシャリオが周ってきたという事になっています。
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