機動戦士ガンダムSEED EXODUS   作:naomi

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EP5 変化する情勢

「第8沿岸守備隊より支援要請、第16守備隊全滅突破されました」

 

竜宮島との初めての接触から3ヶ月、オーブ国防軍はフェストムの対応に追われていた。

 

「アスハ代表、国防軍より出動要請です」

 

カガリも行政府と国防総省を行き来する日々に追われている。

 

「わかった。対フェストム部隊出撃」

 

「代表より出撃指令が出た。二人とも行くぞ」

 

「了解。あれ以来襲来止みませんねフェストム」

 

「Alvisの技術で改良したはずのムラサメやM1アストレイでも踏ん張れないもんな」

 

「だが、彼等の技術提供のおかげでここまで対抗出来ているのも事実だ。フェストムは3手に分かれていると言う情報がある。各機個人で対処するように」

 

「了解。シン・アスカ、ディスティニー行きます」

 

「ルナマリア・ホーク、インパルス行くわよ」

 

「アスラン・ザラ、アカツキ出撃する」

 

3機が各戦場に赴く。

 

「あれを見ろザラ隊だ」

 

「彼らが来たならもう安心だ、各員持ち直せ彼らに続け」

 

守備隊の士気がザラ隊の登場で上がり持ち直す。

 

「あなたはそこにいますか」

 

「うるさい。墜ちろ」

 

ディスティニーのアロンダイトがフェストムの身体を引き裂き

 

「いるわよここに」

 

インパルスのビームライフルが火を吹く

 

「…俺はここにいるぞ」

 

アカツキはヤハタノカガミでフェストムの攻撃を弾き返す。

 

今回も無事フェストムを追い払った。

 

その後、ザラ隊は戦況報告のため国防総省に出向していた。

 

「…以上です」

 

「ご苦労ザラ隊の諸君、異世界の住人と接触して3ヶ月、未確認生物『フェストム』だったか…ついに害悪な存在になり出したか」

 

「彼等の予告通りになりましたね」

 

「まぁ、彼らが元凶な可能性もある訳だが」

 

「協力者の情報によるとフェストムが我々の『怒り』や『憎み』といった感情を学んだ可能性が高いと」

 

「我々がか」

 

「もっとも学ばせてしまったとしたら地球軍でしょう、我々は静観の姿勢を保っていましたし」

 

「しかし、この状況になったのだ君らを国防軍直轄には出来ないのかね」

 

「すみません。それはアスハ代表にお願いしていただかないことにはどうにも」

 

「すまんザラ准将まだ君達の力を借り続けることが暫く続くと思う」

 

「いえ、そのための部隊ですから。我々の報告は以上です。失礼します」

 

国防総省を後にするザラ隊

 

「あの長官、直属にしたいって俺達をコキ使いたいだけなんじゃないの」

 

「思ったより苦戦しますねアスラン」

 

「協力者曰く、ムラサメのようなオーブの量産機は改良によってようやく抵抗出来るようになり、俺達のガンダムタイプは竜宮島の『ノートゥング・モデル』に匹敵する性能を得たらしい」

 

「私達の機体でようやく竜宮島のファフナーと同じくらいの性能ですもんね。軍が苦戦を強いられるのも納得です」

 

「地球軍は恐らく壊滅的だろう」

 

「聞いた話ですとすでに連合としての機能は維持出来てなくて、各地域で独自に動いているそうですね」

 

「それよりも深刻なのは、プラントとの連絡が取れなくなったことだ」

 

「もう1ヶ月ですね、プラントとの連絡が取れなくなったのは」

 

「あぁ…彼等なら問題無く対処しているとは思うが」

 

「姿を隠した彼等の状態も気になりますね」

 

「そのことなんだが、彼等から連絡があった」

 

ザラ隊の本部へカガリが訪れていた。

 

「代表。どうしましたか」

 

「…ここには閣僚や軍の関係者はいないんだ、名前で呼んでくれていいんだぞアスラン」

 

「…それもそうか」

 

「二人もこの4人の時は別に堅苦しい肩書きで呼ばなくていいからな」

 

「はぁ…でも私代表のことお名前で呼んだことありせんし」

 

「…確かにそうだな。まあいい、それでAlvisの真壁司令から連絡があった」

 

「どのような内容なんだ」

 

「ある人物をこちらに派遣してくれるそうだ。フェストムとの進展に是非役立てて欲しいと」

 

「ある人物とは」

 

「対フェストム戦のエキスパートということだ」

 

「ここが…オーブ首長連邦国か」

 

左目に傷を持つ長髪の青年がオーブの地に降り立った。

 

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