ありふれた能力世界最強   作:コロンKY

39 / 82
感想があると投稿ペースが加速します!
よかったら感想、投票お願いします


なんと感想100件越えました!
ありがとうございます!

これからも感想をぜひお願いします!


ハジメとシアのデート

現在カービィたちは再びイルワさんに会いに行っている。

 

「いや、ステータスの件で……なにかあるとは思っていましたが、これほどとは……」

 

「……道理でキャサリン先生の目に留まるわけだ。ハジメ君が異世界人の一人だということは予想していたが……実際は、遥か斜め上をいったね……」

「……それで、支部長さんよ。あんたはどうするんだ? 危険分子だと教会にでも突き出すか?」

 

 イルワは、ハジメの質問に非難するような眼差しを向けると居住まいを正した。

 

「冗談がキツいよ。出来るわけないだろう? 君達を敵に回すようなこと、個人的にもギルド幹部としても有り得ない選択肢だよ……大体、見くびらないで欲しい。君達は私の恩人なんだ。そのことを私が忘れることは生涯ないよ」

ハジメ「……そうか。そいつは良かった」

 

「私としては、約束通り可能な限り君達の後ろ盾になろうと思う。ギルド幹部としても、個人としてもね。まぁ、あれだけの力を見せたんだ。当分は、上の方も議論が紛糾して君達に下手なことはしないと思うよ。一応、後ろ盾になりやすいように、君達の冒険者ランクを全員〝金〟にしておく。普通は、〝金〟を付けるには色々面倒な手続きがいるのだけど……事後承諾でも何とかなるよ。キャサリン先生と僕の推薦、それに〝女神の剣〟という名声があるからね」

 

その後

 

「あのぉ~、ハジメさん。約束……」

「……そうだったな。観光区に連れて行くんだったか……」

 

「……買い物は私とその他がしておく。シアを連れて行ってあげて?」

「……いいのか?」

「ん……その代わり……」

「代わりに?」

 

「……今夜は沢山愛して」

 

 そんなことを言った。ハジメは、片手で顔を覆うと一言「…ん」とユエのような返事をする。それで精一杯だった。迷宮最奥のガーディアンにだって勝てる自信があるが、きっと、たぶん、一生、ユエには勝てそうにないと、そんな事を思うハジメだった。

 

「……気がつけば、ごく自然に二人の世界が始まる……ユエさんパッないです」

「ふむ、それでもめげないシアも相当だと思うがのぉ。まぁ、妾はご主人様に苛めてもらえれば満足じゃから問題ないが……シアは苦労するのぉ~」

 

「ボクは美味しい物を食べられればいいよ!」

マルク「ボクはこの世界は退屈しないからイイサ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

メタナイト「それにしても、本当に良かったのか?」

ティオ「たしかにそうじゃな」

ユエ「? ……シアのこと?」

「うむ。もしかすると今頃、色々進展しているかもしれんよ? ユエが思う以上にの?」

 

「……それなら嬉しい」

「嬉しいじゃと? 惚れた男が他の女と親密になるというのに?」

「……他の女じゃない。シアだから」

 

 首を傾げるにティオにユエは、店を見て回りながら話を続ける。

 

「……最初は、ハジメにベタベタするし……色々下心も透けて見えたから煩わしかった……でも、あの子を見ていてわかった」

「わかった?」

「……ん、あの子はいつも全力。一生懸命。大切なもののために、好きなもののために。良くも悪くも真っ直ぐ」

「ふむ。それは見ていてわかる気がするの……だから絆されたと?」

 

デデデ大王「俺は友情とかくだらないものはあまり気に入らないがな。」

カービィ「デデデ大王もともだちだよ!」

「お、俺はおまけのともだちになったつもりはない!いつも非常時だから手を貸しているだけだからな!」

 

この時カービィとメタナイトと、デデデ大王以外はこう思った。

 

「「「「「「「「「「(デデデ大王ってツンデレ?)」」」」」」」」」」

 

と、

 

「……半分は」

「半分? もう半分は何じゃ?」

 

 ティオの疑問顔に、ユエは初めて口元に笑みを浮かべて答えた。

 

「……シアは、私の事も好き。ハジメと同じくらい。意味は違っても大きさは同じ……可愛いでしょ?」

「……なるほどの……あの子にはご主人様もユエもどちらも必要ということなんじゃな……混じりけのない好意を邪険に出来る者は少ない。あの子の人徳というものかの。ふむ、ユエのシアへの思いはわかったが……じゃが、ご主人様の方はどうじゃ? 心奪われるとは思わんのか? あの子の魅力は重々承知じゃろ?」

 

「……ハジメには〝大切〟を増やして欲しいと思う。でも……〝特別〟は私だけ……奪えると思うなら、やってみればいい。何時でも何処でも誰でも……受けて立つ」

 

「まぁ……喧嘩を売る気はない。妾は、ご主人様に罵ってもらえれば十分じゃしの」

「……変態」

 

 呆れた表情でティオを見るユエに、本人はカラカラと快活に笑うだけだった。そして、わざわざこのような話を始めたのも自分達との関係を良好なものにするためだろうと察していたユエは、あこがれの竜人族のブレない変態ぶりに深い溜息を吐きつつも、上手くやっていけそうだと苦笑いするのだった。

 

 と、そんな風に、少しユエとティオの距離が縮まり二人がブティックを出た直後、

 

ドガシャン!!

 

「ぐへっ!!」

「ぷぎゃあ!!」

 

 すぐ近くの建物の壁が破壊され、そこから二人の男が顔面で地面を削りながら悲鳴を上げて転がり出てきた。更に、同じ建物の窓を割りながら数人の男が同じように悲鳴を上げながらピンボールのように吹き飛ばされてくる。その建物の中からは壮絶な破壊音が響き渡っており、その度に建物が激震し外壁がひび割れ砕け落ちていく。

 

 野次馬が悲鳴を上げながら蜘蛛の子を散らすように距離を取る中、ユエとティオは聞きなれた声と気配に、その場に留まり呆れた表情を粉塵の中へと向けた。

 

「ああ、やっぱり二人の気配だったか……」

「あれ? ユエさんとティオさん? どうしてこんな所に?」

「……それはこっちのセリフ……デートにしては過激すぎ」

「全くじゃのぉ~、で? ご主人様よ。今度は、どんなトラブルに巻き込まれたのじゃ?」

 

「あはは、私もこんなデートは想定していなかったんですが……成り行きで……ちょっと人身売買している組織の関連施設を潰し回っていまして……」

「……成り行きで裏の組織と喧嘩?」

 

「まぁ、ちょうど人手が足りなかったところだ。説明すっから手伝ってくれないか?」

 

 ドンナーをホルスターに仕舞いながら、地面に転がる男達を通行の邪魔だとでも言うように瓦礫の上に放り投げていくハジメ。積み重なっていく男達を尻目に、ハジメは、何があったのか事情を説明し始めた。




いつも読んでいただきありがとうございます。
好評だったり、続けて欲しいと、いう声があれば確実に続きます!
感想はログインしていなくてもかけるのでぜひ、よろしければお願いします。
評価はログインしていないと出来ないと思いますが気に入っていただけたら是非お願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。