お願いです、タシュケントを出してください、なんでもしまかぜ。
夏コミの原稿とか書かないといけないのに、書きました。
まだ、新規艦娘は誰もドロップしてないし、ガンビア=ベイも掘らなくちゃいけないのでマジ来てください。
お願いします、なんでもしまかぜ。
「ぐおお、タシュケント出ねぇ。」
ネルソン率いるタシュケント捜索隊からの、今回も空振りという連絡に、頭を抱え苦悶の叫びをあげる提督に、秘書艦の愛宕が沈痛な表情を浮かべる。
「なんでだ、なんで出ないんだ、タシュケ!
描けば出る。はもう古い。
今は触媒が必要がだと言われたから、
ロシア料理のボルシチ作って誘ってみたんだ。」
「あー、あれ、私も御相伴に預かりましたけど、おいしかったです。どうやって作ったんですか?」
「牛肉、玉ねぎ、人参、じゃがいもを切って炒めて、ボルシチの元みたいなのをザク切りのキャベツと肉、野菜と一緒に煮込んで、サワークリームを溶かし混ぜろって書いてあったから、そのとおりにした。」
「へー、でも、なんかまだもっと具が入ってませんでした?」
「とうもろこしとあさりとホタテの貝柱入れた。」
「海鮮風味ですね。」
「そうだな。って、そんなこたーいいんだよ。
それでも来なかったんで、環境変えてみたら?という意見があったから、わざわざ、電車で一時間かけて甘藍というロシア料理の店に行ったんだ。」
「提督。」
「なに?」
「甘藍って何ですか?」
「キャベツの事だよ。
ちなみにキャベツにはボロンというエストロゲン(女性ホルモン)の働きを活性化してくれるといわれる成分が含まれてるらしいぞ。だから、キャベツを食べるとおっぱいが…って、愛宕には関係ないか。
って、それはともかく、そこでボルシチとピロシキとサラダとロシアンティーのセットを頼んだんだ。店内にはウシャンカっていうロシア帽子とか、マトリョーシカが置いてあって、テルミンっていうロシアの電子楽器があって、自由に演奏してみてください。って書かれてさ、思わず演奏してみたけど、わけわかんなくて面白いな、あれ。」
「そのテルミンって、どんな楽器なんです?」
「厚めの平たい板状の本体から奏者の右手側に金属のアンテナが垂直に伸びてて、左手側に同じようなアンテナが水平に伸びてる。
左手側のアンテナが音量で、右手側が音高でさ。
左手をアンテナに近付けると音量が下がって、遠ざけると高くなるんで、こっちは楽なんだけど、右手をアンテナに近付けると音がして、近付ける幅で音が変わるんだ。
でも、その幅って人によるから、ドレミファを探すのも大変。」
「それで、どんな音がするんです?」
「例えようがよくわからんのだが、ぷわぁおぉぉんって感じのねっちょりした音がした。」
「ヘぇ~」
「まっ、そんな感じで、いかにもロシアっぽい感じで、これは来るかもって思ったんだが、運悪く、支援がキラ切れてて、付け直してたら、料理が届いたんで、タブレットで戦況をモニターして、出撃したら、大破しやがって、再度出撃したら、今度は無事にボスまでたどり着いて、なんと完全勝利ですよ。」
「それはいけそうな予感ですね。」
「ダルォ。
そしたら、
我輩は…
ですよ!
これでまたぶちギレですよ。完全勝利ん時くらいレアリティ高いの出せと。通常海域で出ない奴出せと。
もう、カッとなったから、タブレット放り出して、飯喰ったけどさぁ、湯気上がってたのが、ぬるくなってた。」
「それはそれは」
「その後も初風だの、照月だの、ガングートだの、もういるから、ええちゅうねん。
俺はタシュケントが欲しいんだよ!」
提督はそう叫びながら手を机に叩きつけ、うなだれ、ブツブツと小声で呟き始めた。
「だいたい、大本営は我々をなんだと思ってるんだ。
無茶苦茶低い泥率設定しやがって、全然出ねぇじゃねぇか。
それにイベントの度に人の懐の中に手を突っ込んで、ごっそり抜き取るような真似までしやがって。
我々、提督は搾取されすぎなんだ。
金のなる木でも植わってるとおもってるんじゃないのか?
今こそ、我々は団結して、大本営を倒し、提督による、提督のための大本営を… ブツブツブツブツ」
焦点の合わぬ目、げっそりと痩せこけた頬、だらしなく開いた口元から涎が垂れ流されている提督の姿は、まるで幽鬼のようであった。
愛宕には、提督が何を言っているのか、さっぱりわからなかったが、なんだか提督がとてもまずい状態であろうというのはわかった。
あっ、これ、ヤバい奴だ。
愛宕はそう判断すると、提督の背後に回り込み、優しく提督の頭を抱き抱えた。
愛宕の豊かで柔らかな二つの膨らみが、提督の後頭部を包むように、ふにゃりと押し付けられた。
「提督ぅ。提督はちょっと頑張りすぎて、疲れちゃったんですね。
提督が一生懸命頑張っているのは、愛宕にはよくわかってます。
提督はお疲れなんですよ。
タシュケントはきっと、いつか来ますよ。
今は提督のお身体が心配です。
タシュケント捜索はちょっと休止して、休憩しましょうか?」
「なぁ、愛宕。俺はさ、M川さんと約束したんだよ。」
「M川さんて誰ですか?」
「あぁ、タシュケントの声の妖精さんの人だよ。」
「あっ、はいはい。それで、どんな約束をされたんです?」
「うちにはタシュケントが居ないんです。」
って言ったら、
「E3で待ってるから。
って、言われたんだ。だから、俺は、
絶対に堀り当てて見せます。
って答えたんだ。
そしたら、
待ってるから、絶対、待ってるから。
って答えてくれたんだ。
M川さんの言うように、タシュケントは一人寂しくE3で待ってるんだ。
何がなんでも助け出してやらないと。
約束だから。
なぁ、愛宕、教えてくれ……俺たちはあと何人殺せばいい? 俺はあと何回、北方棲妹を殺せばいいんだ…… 大本営は俺に何も言ってはくれない……教えてくれ、愛宕!」
愛宕は提督の身体から離れると、提督の座っていた椅子をゆっくりと引っ張り、自分の方に向き直すと、
「提督はお優しいのですね。
愛宕はそんな提督の事が大好きです。」
と言って、再び、提督の頭を抱きかかえた。
再び、提督の顔を押し包むように、豊かな二つの膨らみがもにゃりとつぶれる。
「確かに助けが来るのを一人待つのは寂しくて、辛いです。
でも、タシュケントを助け出すために提督がお身体やお心を悪くするのを、愛宕はとても見ていられません。」
そう言って、愛宕はぎゅうっとより強く提督の頭を抱きしめ、いとおしそうに 頬を寄せた。
ふぐっ、むぎゅ、んごっ、ごがっ
しばらくして、愛宕は提督がバタバタと手をふり、苦しそうにもがいているのに気がついた。
ハッとなって、愛宕は抱えていた提督の顔から手を離し、ぱっと後ろへ飛び下がる。
「あぁ、提督、すいません。大丈夫ですか?」
はあはあと荒い息をしながら、
「あぁ、死ぬかと思った。愛宕のおっぱいスリーパーホールドで死ぬのはある意味、本望だけどさ。
今はまだ死にたくないぞ。」
「すいません。すいません。」
謝罪するために、身体の前面で両手を合わせる愛宕の両腕の狭間から、豊かで柔らかな膨らみが、もにゃんと溢れでる。
そのさまをぼんやりと見るとでもなく、見ていた提督は、ふと、何かに気がついたようで、訝しげな愛宕のかわいらしい顔をぼうっと眺めた後
「なぁ、愛宕。」
「なんですか、提督?」
「俺はなんとしても、タシュケントを救い出したいんだ。
だけど、まだ試してない方法があるんだよ。
愛宕、お前が手伝ってくれるなら、たぶん、捗ると思うんだ。」
「私で間に合う事でしたら、なんなりとお手伝いいたしますわ。」
「そうか、ありがとう。
でも、後から嫌だとか言うなよ。」
「ちょっと待ってください、提督。
それは私が詳しく話を聞いたら、やっぱり嫌ですなんて言うかもしれない内容なんですか?」
提督は目を背けながら、
「望む艦娘がドロップしないのは、物欲センサーが邪魔しているから。
その物欲センサーに対する対策はふたつ。
物欲センサーを上回るリアルラックか、ひたすら無欲になるかだ。
だが、悲しいかな、人間は欲で進化してきた生き物で、ちょっとやそっとじゃ無欲になれないのが現実だ。
じゃあ、どうしたら無欲になれるのか。」
「悟りをひらくですか?」
「そんな簡単に悟りをひらけたらいいけどな。」
「あうぅ」
「なぁ、愛宕。
賢者タイムって知ってるか?」
「賢者タイム…ですか?」
「知らない…か?」
「はい。」
「ホントに?
カマトトぶってない?」
「なんですか、それぇ?
ホントに知りませんよぉ。」
「ふぅん、愛宕なら知ってそうだと思ったんだけど、まぁいいや。
賢者タイムとは、男性の生理現象で、射精後、急速に冷静沈着になり、欲望と無縁な状態になる。
まさにあらゆる煩悩が浄化され、まるで悟りを開いた境地に陥ることから賢者タイムと呼ばれるんだ。」
「へぇ、そうなんですね。知りませんでした。」
「本当に知らなかったって顔だな。」
「はい、本当に知りませんでしたから。それはともかく、その賢者タイムですか?
その時なら物欲センサーっていうのをかわせるかもしれないですね。」
「だろう。
それでぜひ、愛宕に手伝って欲しいんだよ。」
「あっ、はい。
でも、提督。」
「なに?」
「さっき、射精後って言いましたよね。」
「あぁ、うん、言ったよ。」
「射精って…。」
「射精とは、男性またはオスの生殖器(陰茎)から精子を含む精液を放出することである。wiki調べ」
「wiki調べ…じゃないですよぅ。
それを手伝えって…つまり」
「やらせろ!とは言わないから、そのおっきなおっぱいで〇Х△を◎☆Ⅹしてくれ!」
最低だ、この人。
愛宕の中で提督への千年の恋もさめる気がした。
「提督。私の事、ちょっと頼めばすぐにやらせてくれるチョロい女みたいに思われてるかもしんないですけど、私、そんなに軽くないし、正直、ドン引きしてます。」
「えー、お前、さっき、俺の事大好きって言ったじゃん。大好きなら無理じゃないじゃん。」
「大好きでした!
でも、今は大嫌いです。」
「なんだよ、それ~」
と、ガヤガヤ騒がしくしていると、
提督が眺めていたモニターには、捜索隊がボス戦に突入していた様子が写っていた。
だが、ぎゃあぎゃあわめきあいをしている二人は気づかないままだ。
航空隊や決戦支援の攻撃が面白いように次々と命中して、どんどん敵随伴艦が撃沈していき、ついにボスの北方棲妹のみとなった。
だが、二人はまだ気がついていない。
北方棲妹の苦し紛れの攻撃さえかすりもしないまま、夜戦に突入し、友軍支援の攻撃を受け続け、損壊し、虫の息だった。
そして、ヴェールヌイとガングートの二人が背中合わせになり、
「帰ってこい、空色の巡洋艦 Товарищ Ташкент!」
と、叫びながら砲撃を加えると、ついに北方棲妹は撃沈し、海中に沈んだ。
完全勝利だ。
眩しい光が瞬く。
そして、
「 Здравствуйте!
嚮導駆逐艦、タシュケント、はるばる来てみたよ!
同志提督! よろしくお願いするね!」
ついにタシュケントが艦隊にやって来た。
だが、提督と愛宕は痴話喧嘩の真っ最中であって、未だに何も気がついていない。
「提督ぅ、もしもーし、提督ぅ。」
捜索隊から提督へ無電を飛ばしても、返事はない。
どころか、
「キャー、提督。下半身丸出しで…」
「いいじゃねーかよー、もう、これしか、方法がねーんだよ、愛宕ぉ」
などという声が聞こえてくる。
「Не может быть! (信じられない)
Я вернусь в Россию(私はロシアに帰る)」
と、捜索隊と別れロシアにむかおうとするタシュケントを必死で引き留める捜索隊の面々であった。
何回やっても 何回やっても タシュケントが出てこないよ
あのe4 何回やっても出てこない
支援出して 出撃つづけても 一度もタシュケは出てこない
ロシア料理も ためしてみたけど センサー相手じゃ 意味がない
だから次は絶対出すために 僕は賢者タイムだけは最後まで取っておく
タシュケントが来たら、タシュケント来ました、スパシーパって書きたいです。
最終日の仕事の休憩中の10時の時間ギリギリまで掘ったけど、タシュケント来ませんでした。(涙)
最後は鈴谷でした。