ドリフターズ平成最強の殺し屋   作:ゾグ

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8話完成しました。
今回は約7000文字になりました。これから増えていくのかな・・・・・・・・・・・・・・・。
それではどうぞ!



8話

代官の城館を占領した後、信長さんは代官室の書類をあつめてた。

 

信長「書類だの地図だの全部見逃すな。ちょっとした走り紙も全部じゃ洗いざらい持っていけ」

 

オルミーヌ「!!・・・本当に本当に城館を落としてしまうなんて」

 

信長「おーオルミーミュ来たか」

 

オルミーヌ「もはやツッコミ入れる気力も無い」

 

信長「諦めたらそこで合戦終了だよ」

 

拓斗(何で信長さん安○先生の言葉知ってるんだよ)

 

信長「所でおいこれ誰だ。デケェなぁ」 

 

オルミーヌ「それはこの国オルテ国父、オルテ帝国を作った男ですね」

 

拓斗(国父ねぇ〜どうせ金ピカのマントを着て、偉そうに座っている爺さんだと思うが・・・・・・!)

 

俺は肖像画を見て驚き固まる。

 

オルミーヌ「60年前に突然現れたそうです。漂流者だったと廃棄物だったとよく分かっていません。ある日酒場に現れて人々を扇動し、天才的な演説と人心掌握術で反乱を起こし首都まで行進し、当時の記録によると手慣れたものだったようでその後オルテ建国後突然自殺したようです。原因は今も謎に包まれています。ドリフだったとしたら知ってたりしますこの人」

 

信長「知らんわ。何このヒゲ舐めとんのか。おい拓斗お前ならこいつ知っていて・・・!」

 

拓斗「あっ・・・え、えーーーーーーーーーーーー!」

 

拓斗は肖像画を見て驚きの余り大声をあげる。

信長・オルミーヌ・エルフ達は拓斗の声に耳を塞ぐ。 

 

オルミーヌ・エルフ「「・・・」」グッタリ

 

信長「何じゃ拓斗いきなり大声をあげて耳に響くじゃろう!やっぱアレかお前こいつ知ってるだろ」(# ゚Д゚)

 

拓斗「えっ、え〜知ってますよ。余りに驚愕の人物で、こいつはこいつはアドルフヒトラー!」

 

肖像画に描いていた人物はアドルフヒトラー。ナチス党を率い最終的にドイツの総統になり、ユダヤ人を迫害殺害し、第二次世界大戦のキッカケを作った張本人。

 

拓斗「まさかヒトラーがここに、でもあのちょび髭、右手を掲げるポーズ間違いない」

 

信長「こいつは何をしでかしたんだ。お前が驚くなんぞ珍しい」

 

拓斗「ヒトラーはドイツという国のトップで、前に日本が2度の世界大戦に参加したこと廃城で言いましたね」

 

信長「あぁ聞いたな」

 

拓斗「その2度目の第二次世界大戦を引き起こした張本人です」

 

信長・オルミーヌ「「!!」」

 

拓斗「ヒトラーは多くの人間を特にユダヤ人という人種を迫害し虐殺をしました。その数は約600万人」

 

信長・オルミーヌ「「ろ、600万人!!」」

 

オルミーヌ「ひ、酷すぎる」

 

信長「そのヒトラーえげつねぇ人間を殺したな。こんなちょび髭野郎に」

 

拓斗「見た目で判断しないでください。信長さんの方がまだ可愛い方です」

 

信長「フヒヒヒヒ俺がまだ可愛いかフヒャハハハ」

 

拓斗「オルミーヌヒトラーが自殺した理由は本当に分かんないのか」

 

オルミーヌ「は、はい原因は不明です」

 

拓斗「俺の時代ではヒトラーも自殺している。第二次世界大戦のドイツはアメリカ、ソ連、イギリス等を中心とした連合軍にドイツは攻められ敗北直前まで追い詰めたが、ヒトラーは追い詰められ死んだ。自ら頭を撃ってな」 

 

拓斗「しかし遺体は燃やされたと記録にあったが、まさかこっちの世界で生きていたのか。ヒトラー生存説が流れるほどだったからな」

 

拓斗(だが何故自殺を?オルテ帝国を作り上げこれからという時に何故死ぬんだ。野望に満ち溢れたヒトラー程の男が何故?)

 

そんな事を思っていると・・・

 

エルフ「信長さん!」

 

信長「何事だ」

 

エルフ「豊さんが敵兵を庭に引き出して撫で切りだか根切りするって」

 

信長「・・・何だと!」

 

拓斗(まさか豊久さん女子供達を犯す光景を見てブチ切れたんじゃ)

 

信長(しまったお豊お前は何処まで真っ直ぐ何だよ)

 

俺達は豊久さんのもとに急ぐ

 

エルフ「あの根切りって何ですか?」

 

信長「皆殺しだ」

 

エルフ「「!!」」

 

信長(エルフ共の男みりゃ女も美形だって分かるだろ。そいつ等を定期的に攫ってんだぞ兵は犯すだろそんなの。んな物はこの城落とす前から分かんだろう)

 

信長(根切りだの撫でだのはお前がやっちゃ駄目だ。端からそんなのは俺の役目なんだよお前はそのまま真っ直ぐのままに生きろ。そんなものはこの第六天魔王様に任せとけ。な〜に手慣れたもんさ)

 

拓斗「あの信長さん」

 

信長「何じゃ?」

 

拓斗「豊久さんに任せてもいいんじゃ」

 

信長「駄目だ。その役目は俺が引き受ける俺がやらねば駄目だ」

 

拓斗「何故です?」

 

信長「あいつが太陽のような光ならば、俺は真っ黒の暗黒の闇だ。あやつにはやらせないあやつには真っ直ぐ向かってもらうんだ」

 

拓斗(そうか信長さんが何故悪逆非道な行いが出来、第六天魔王と呼ばれるのかそれは、信長さんは自分1人の責任にしたいんだ。誰かの手を血で染めるより自分自身の手で血を染めようとしてるんだ)

 

拓斗(恨まれるのは信長さんだけで充分だと。そして信長さんは1人で抱え込んでいる。悩みを相談する相手もなく、周りからは誤解されがちだが、本当は誰よりも優しいんだ信長さんは。俺は元々信長さんは歴史上の偉人で1番好きな人物だ。俺が思ってる事が本当だったら俺はますます信長さんに惚れます・・・ふざけることを除けば)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久はオルテ兵を庭に人固まりに集め処刑しようとしていた。

 

オルテ兵「助けてくれ。命ばかりは」

 

豊久「・・・」

 

オルテ兵「お前等どうなるか分かるのか。こんなの本国が知ったら皆殺しになるぞ」

 

シャラ「豊久さん射たせてくれ。早く殺らせてくれ」

 

豊久「・・・」

 

シャラ「豊久さん早く!」

 

豊久「・・・きょうよ」ドン

 

信長「・・・」

 

信長さんは豊久さんの後頭部に火縄銃の持ち手を殴った。豊久さんは倒れ気絶した。

 

信長「ふぅ〜」

 

オルテ兵「!」

 

エルフ「!」

 

拓斗(痛そう〜)

 

信長「殺せ皆殺しじゃ。今まで散々女共を嬲っておいて武器を捨て降伏するだけで助かると思うたら大間違いじゃ!」

 

信長「お前等こ奴ら滅ぼす気まんまじゃねぇか。ならば滅せられても仕方ない道理ではないか。死ね死んで火薬になれ」

 

代官「!」

 

信長「構え〜」

 

オルテ兵「助けてくれ」

 

シャラ「ふざけんな。散々俺達を甚振ってたくせに」

 

エルフ「てめぇの番になったら命乞いか」

 

メガネ男「私は本国から派遣されたばかりで何も何もしてない」

 

代官「やめてくれ!」

 

オルテ兵は命乞いを散々続けるが、時はきた。

 

信長「放て〜」

 

エルフ達から弓をオルテ兵に放たれて、死んだ。

 

オルミーヌ「うっ・・・」

 

拓斗「フン」

 

豊久「う、う〜ん」

 

信長「起きたか思いっきり殴りつけたんじゃがのう薩人は頑丈だのう。兵共は始末しておいたわい。いい光景だろうガキが命ずるはまだ早いわい。俺にやらせい遠慮は要らんぞ俺の手はとうに真っ黒じゃからのうハハハハハハ」

 

信長「伊勢長島、比叡山延暦寺、浅井・朝倉数え切れん数え」ドコン

 

豊久さんは信長さんを殴りつけた。信長さん殴られなひょうしに尻餅をついた。

 

信長「んな!」

 

豊久「そがいなこつおいが知るか!そがいなこつおいに関係なか!」  

 

信長「・・・」

 

オルミーヌ「あ、」

 

与一「ただいま〜何です喧嘩ですか怖〜い」(棒読み)

 

拓斗「与一さん棒読みですよ」

 

豊久「喧嘩ではなか」

 

信長「あぁ違う」

 

与一「そうだね違うね」

 

信長(ぶん殴られて叱られるなんざ懐かしいな。親父殿以来だ。あ!平手の爺やに怒られたんか。いつの間にか俺は親父殿より年取っちまったわい)

 

与一「フッ、1人残ってる」

 

メガネ男「やってないです何も何もまだ女と寝たことはない」

 

シャラ「何もしてないとああまで言ってんだ。殺したら俺達も連中と同じになる」

 

与一「うんそうだね」

 

拓斗「そうだな〜そいつにはまだ利用価値がある」

 

俺はメガネ男に歩き始めた。

 

拓斗「そいつは本国から派遣して来たと言ったな。だったらオルテ本国の情報をこいつは少なからず持ってるって事だ。まぁ裏切ったら・・・」

 

拓斗は一瞬でメガネ男の襟を掴み持ち上げた。

 

拓斗「殺すがな」

 

メガネ男「ひぃ〜〜」

 

拓斗「簡単には殺さないお前の体の一部を裏切る度に斬る。斬って斬って斬りまくる。最終的には首と胴体を切り分ける。首は弔うが、胴体は火薬の肥料だ返事は?」

 

メガネ男「ハ、ハイ」(小声)

 

拓斗「声が小さい」(# ゚Д゚)

 

メガネ男「は、はい」(大声)

 

信長「不憫な奴だ。オルミーミュオッパイ揉ませてやれ」

 

オルミーヌ「お前が射られろ」(# ゚Д゚)

 

豊久「骸の首ば狩って弔うぞ逝くかろうが死ねば仏。体は玉薬じゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ「彼等ドリフの噂は瞬くに周囲の村々に伝わっていきました。ドリフターズエルフの村を助け占領代官を襲撃。そして代官城館に囚われてた村々の娘が各村に帰ってくると困惑の噂は歓喜の確信に変わりました。だか、帰ってきた娘達には信長が持たせた周到な土産が付いてきたのです」

 

オルミーヌ「檄文です。その内容は実に信長らしい読む者の心情を撫で操る代物でした。国がほしいかくれてやる戦列に加われお前達はもう一度その娘を差し出すのか。再び来る新しい代官にその娘達をもう一度慰み物にさせるのか」

 

オルミーヌ「そして別紙にはオルテが如何に限界かを示す代官書で集めた書類内容を添付するやり口。なんていやらしい男でしょう。そしてエルフ達は続々と蜂起を始めました。エルフ占領地はもはやオルテの支配化から離れつつありました」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方紫の持つ新聞には『エルフ族反乱拡大』と明記された。

 

EASYは寝間着を着て眠たそうに歩いていた。EASYはソファーに腰掛けパソコンを見ていた。パソコンにはドリフターズとエルフが反乱の文字が

 

EASY「!!」

 

さらに英語表記で与一、信長、豊久、拓斗の文字が

 

EASY「くぅ〜〜何なのもう紫の奴。何が、何がドリフターズなのよ〜〜〜」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方豊久達がいる廃城に向かう一団がやってきた。

 

シャラ「止まれ!フィゾナ村の連中か来てくれたのか」

 

フィゾナエルフ「シャラか!あんな手紙読んだらな。ここで立たなきゃエルフじゃない」

 

シャラ「他の村からも続々集まっている。勝てるぞ!」

 

フィゾナ「事を起こしたドリフ達はどんな奴等だ?」

 

シャラ「どんなって言われても困るな。・・・変な奴等さ」

 

フィゾナ「いくら助けたドリフって言っても、所詮はエルフじゃない耳短の人間なんだ信じられるか?」

 

シャラ「信じられる。少なくとも俺はね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃城では信長さんがふくれっ面をしていた。

 

信長「ん〜〜〜〜〜〜〜」ムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ

 

豊久「ま〜だ怒っとんのか」

 

与一「いい加減機嫌直して大人なんだから。元右大臣でしょ」

 

拓斗「おじいちゃんさっきご飯食べたでしょ〜」

 

信長「うるせぇ!あと誰がおじいちゃんだ。そんな歳じゃねぇ〜」(# ゚Д゚)

 

豊久「そもそも何でそんな怒っちょる?」

 

信長さんの髪が逆立ち怒りが爆発する。

 

信長「当ったりまえだ〜何で村長共の合議制にした。なし崩しに全てを握れたんだぞ。お前が王になれたんぞ」(# ゚Д゚)

 

豊久「おいは仕掛けたのはよう知らん。人の頭の中で考えちょる事は分からん。信、武者が人の頭ん内読むのは何でも見抜く。じゃっどん人の心の中で思っちょる事は見抜けん」

 

信長「ん・・・」

 

豊久「今はきっとエルフは付いてくる。王でん何でんなれるだが、いつか必ずおい達に弓ば引くど。おいらが何処ぞの寺で寝ちょる時、起きたら火矢に囲まれちょる。ここでん繰り返すか本能寺をおいは嫌じゃ」

 

信長「人の心の中が読めんか。グサリと来るとこ言いやがって俺だってやなこった。謀反はお腹いっぱいだよ」

 

与一「そんなに裏切られたんですか」

 

信長「え〜と弟の信勝に2回、勝家&林、浅井・松永に2回、荒木・波多野・別所・光秀、後〜」

 

豊久「多すぎる!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「ほんと運だけは恵まれてますね。あと義昭も挙兵してますよあのバカ」

 

信長「あぁあのバカ将軍なアホの」

 

豊久「お前等将軍様をバカ呼ばわりか」(# ゚Д゚)

 

信長(だが俺は1度決めたことを必ずやる。お前を王にする)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャラ「何やってんだ!便所の土で何やってんだあれ?」

 

オルミーヌ「分かんない?」

 

信長「フヒヒヒヒ気をつけて作業せぇよ吹き飛ぶぞ。シャラほかの村の連中に言っとけ便所周りと家畜小屋の土全部じゃんじゃん持ってこいって」

 

シャラ「どんだけうんこ好きなんだよ」

 

シャラ「信さん各村の鍛冶に聞きましたが、やっぱりこれ加工が難しくて作れないそうです」

 

信長「であるか。堺や国友衆はやっぱ凄かったんじゃのう。・・・誰なら作れる?」

 

シャラ「多分鉄に長けたドワーフなら。あいつらそれだけは長じていますから」

 

信長「ドワーフ・・・であるか。後で拓斗に詳しく聞くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

与一はエルフ達を集めて弓の指導をしていた。

 

与一「あ〜僕が貴様等エルフの弓の教官であ〜る。那須資隆与一であ〜る。だらだらするな!鈍りきった貴様等しごきにしごいてや〜る。泣いたり笑ったり出来なくしてや〜る。口開く前と後に【源氏万歳】と付けろ〜。フヒヒヒヒヒヒヒ」

 

エルフ「源氏?」

 

エルフ「何だろう?」

 

与一「百発百中なんてのじゃなく百発万中くらい目指し猛特訓を始め〜覚悟しなさい」

 

エルフ達「WIYES源氏万歳」

 

エルフ「あの人ふざけてるとあんなだけど、本気になると綺麗でおっかないよね」

 

エルフ「耳短には勿体無い」

 

与一「何を言ってるかよく分かんないですけどね。僕は那須11人兄弟の末弟だが、僕は一族の中で1番ブサイクだ。兄様達の美しさといったら歩くたびに地面に花が咲き、海が割れて、金が降る。それくらいになってから言うべき」

 

エルフ「絶対嘘だ源氏万歳」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「イヤぁーーーーーーーーー」

 

豊久は木にめがけ刀を振ると木が伐採された。

 

豊久「こいが薩州の刀業じゃ。一撃に何も感もこめん後のことなんぞ考えるな」

 

エルフ「あ、あの一撃が外れたり避けられたらどうすれば」

 

豊久「さばっとして黄泉路の先陣じゃ。誉れじゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方拓斗は、日向ぼっこしていた。

 

拓斗(俺に教えることなんて特にないな。弓は与一さんで、刀は豊久さんで充分だし、信長さんはうんこだから)

 

信長「誰がうんこじゃ!」(# ゚Д゚)

 

シャラ「信さん大声出してどうしたんですか!」

 

信長「誰かが俺をバカにしたような」

 

拓斗(俺はいらないんだよな〜。フンフンん?何だこの匂い)

 

拓斗は起き上がり匂いのする方に向かうと、エルフの女達が料理の支度をしていた。

 

エルフ女「あぁ拓斗さん!」

 

拓斗「お前等もう大丈夫なのか?」

 

エルフ女「まだ大丈夫とは言い難いですね」 

 

拓斗「そうか無理はするな。それよりいい匂いだな何の飯だ」

 

エルフ女「少ない麦でパンを作っているんです」

 

拓斗「パンか旨そうだな」

 

エルフ女「良ければ食べますか」

 

拓斗「良いのか。んじゃまいただきま〜す」

 

拓斗はパンを食べ始める。

 

エルフ女「どうですか味は」

 

拓斗「美味い。外はパリッと中はふわふわで堪らん」

 

エルフ女「わぁ〜良かったです。嬉しい」

 

拓斗(パンなんて久しぶりだ。飯は殆ど与一さんが捕まえた鶏をむしって焼いて食う。栄養偏り過ぎ何だよ。これを基に魚や野菜も調達するのも有りだな)

 

拓斗「よ〜し俺も作るか」

 

拓斗は飯の準備をした。手際が良く知識もあって夜までに素早く終わらせた。余りの手際の良さにエルフの女性達は感心し、一部で『お母さん』と呼ばれる。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

信長「腹減ったな〜」グゥ~

 

豊久「飯はなかか?」

 

オルミーヌ「いきなり言われても・・・」

 

与一「また鳥でも射ってきましょう」

 

信長「また鳥か。最近そればっかだな何か他に無いのか?」

 

拓斗「あるぞ」(某バーテンダー風)

 

いなかった拓斗が帰ってきた。

 

信長「遅かったではないか何してた」

 

拓斗「飯の準備をしていた」

 

信長・与一・豊久・オル「「「「!!!!」」」」

 

豊久「おま飯作れるのか」

 

拓斗「ひとり暮らしだったからよく飯は作ってた。さぁ食おうぜ」

 

拓斗が作った料理はパン、きのこ汁、焼き魚を1人で作り上げた。

 

信長「旨そうだな」

 

オルミーヌ「(゚A゚;)ゴクリ」

 

拓斗「どうぞ食べてください」

 

それを聞いた4人は一斉に食べ始める。

 

信長「こ、これは物凄く美味い。中ふわふわじゃねぇかこれは何だ?」

 

拓斗「パンですよ」

 

信長「パンじゃとあの硬い食べ物が、こんなに柔らかいのか!」

 

与一「この焼き魚丁度いい焼き加減で食が進む」

 

豊久「このきのこの汁薄くもなく濃くもなく丁度ええ」

 

オルミーヌ「はぁ〜癒やされる」

 

4人は拓斗が作った料理を美味しそうに食べていた。

 

拓斗(料理を作って褒められることなんか初めてだな。いや確かおぼろげだが小さい頃に作って誰かに食べさした事があったな。たまには料理を作るのも悪くないな)

 

信長「お母ちゃんパンおかわり」

 

与一「お母ちゃんおかわり」

 

豊久「母ちゃんもっと飯くれ」

 

拓斗「誰がお母ちゃんだ」(# ゚Д゚)

 

オルミーヌ「お、お母さんおかわり・・・」

 

拓斗「オルミーヌ無理してボケるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「エルフにおいの刀業は無理じゃ。どうも向いていると思えん」

 

信長「んん・・・」

 

与一「弓は凄いですよ。全員弓の申し子のようです」

 

信長「さっき村の鍛冶共に・・・ん」

 

与一「何でしょうねこの嫌な感じ」

 

オルミーヌ「え?」

 

拓斗「確かに誰かが来たな。だが殺気を感じる」

 

豊久「何ぞ来よるこん感じはオルテの兵共ではなか。何かが来よる」

 

オルミーヌ「!」

 

豊久「関ヶ原とおんなじ匂いじゃ。屁どん臭か匂いじゃ」

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月が不気味に目の形に見える。

 

??「探せ、探し出せ」

 

??「いくぞジルドレ。臭うぞ漂流者共の匂いだ」

 

??「殺せ、漂流者達を殺せ。無花果が実る前に立枯れにせよ」

 

 

 




拓斗、信長にますます惚れましたね。私なりに織田信長を分析してみました。私なりの解釈なので本当かどうかは分かりませんが、どう思うかは皆さん次第です。

新たな発見、拓斗料理が得意ということが分かりましたね。また新たなあだ名『お母さん』って今後子供達(信長・与一・豊久)の扱いが大変ですね。

それではまた次回までさようなら〜

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