派遣部隊の日常(プロット修正中の為凍結中)   作:無課金系指揮官

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はい、お久しぶりです。

では、どうぞっ!


第三話:通り名 前編

休日明けの早朝、俺はいつも通りの時間に執務室に付き端末を開いた。すると何やら重要事項が送られてくるメールが届いていた。題名は「性能調査」と書かれていた。

 

「あぁ....もうそんな時期か」

 

俺はそんな事を呟きつつそのメールを端に寄せ、メール作業を始めた。

 

「ん~相変わらず来てんなぁこれ....」

 

何時もと変わらず来る面倒な仕事もこなしつつ暫く端末を動かしていると急にドアが開いた。

 

「指揮官」

「ばあちゃん。おはよう」

 

入ってきたのは、ナガンばあちゃんだった。その後ろにはコルトもいた様だ。ばあちゃんの頭上を飛び越えて俺の仕事机の前に音もなく立ち軽く敬礼した。

 

「おはようっ指揮官!」

「お、おう。おはよう」

 

何だ?今日は結構機嫌がいいな?何があったんだ?俺が考えているが、コルトは特に気にせず懐から出したコーラを飲み始めた。

 

「コルトはどうしたの?」

 

俺が近付いてくるばあちゃんに質問してみると、彼女は溜息を吐きつつ答えた。

 

「昨日少し勝負をしてな。それでコルトが勝ったからじゃの」

「成程ね」

 

それなら納得だ。コルトはコーラ好きではあるがそれ以上に負けず嫌いでもあるのだ。それにばあちゃんに勝てたなら、結構凄い事だしね。

 

「ばあちゃん手加減した?」

 

一応聞いてみたら返ってきたのは軽い拳骨であった。

 

「いっつ!」

「分かってる癖にそれは無いぞ?指揮官」

 

戦友が弱いわけなかろうと続けるばあちゃん。そんな話は聞こえて居ないのかコーラを幸せそうに飲んでいるコルトに視線を向ける。

 

「コルト本人には言わないのか?」

「別に改めて言う事もなかろう」

 

そう返して、自身はコルトの隣に座り自身の銃を弄り始めた。あぁ朝のメンテかな?そう思いつつ時間を確認すると、そろそろ始業時間だ。

そう思い残りの面々はどうしたのだろうと思った瞬間に、ベルが鳴った。

 

「どうぞ」

「「失礼します!」」

 

入ってきたのは、リーエンとフィーの二人であった。あれ?エルは?そう思っていると俺の背もたれの向こうから何者かが引っ付いてきた。

 

「おはよぉ~」

 

その間の抜けた声に俺は苦笑いをしつつその人物の頬を容赦なく引っ張る。

 

「おはようエル。だがとっとと離れろ」

「うぅ~痛いよぉ」

 

文句は垂れるが直ぐに何時ものソファーに座るエル。リーエンとフィーももう一つのソファーに座っていた。

 

「よく連れてこれたの」

「いえ、文字通り引きずって来ましたので特に問題なかったですよ」

 

ばあちゃんの問いにサラッと返すリーエン。まぁ人形なら引きずってこれるけど、それを構わずやるのはやっぱりリーエンだな。

 

「じゃあ、エルが寝る前に今週の業務を伝える」

 

俺がそう言うと、朝の挨拶から雑談を始めていた部下たちは静かになった。

 

「ーと言っても、いつも通りではある。「性能調査」がある事以外はね」

 

性能調査があると聞いた瞬間全員が全員嫌そうな顔をした。理由も概ね理解できる。

そもそも性能調査とは、前線ではない戦術人形に対して、電脳にて模擬戦闘を行い、その結果で部隊の強さを測ると言ったものである。

 

主に支援要求等の際の目安になるので、うちの部隊とかは必須なのだが....うちの人形達はこれが嫌いなのだ。

 

「まぁ、こればっかりはルール何でな。頼むわ」

「「「「「了解っ!」」」」」

 

癖で少し頭を下げつつ頼むと、綺麗に揃った了解の声が聞こえてきた。

 

 

それから性能調査が始まるまでは各自好きに動いて良いぞと言うと、まずリーエンとフィーが執務室から出ていった。どうやら自身の銃のメンテナンスをしに行くそうだ。

ばあちゃんとコルト、それにいつの間にか抱き枕を抱えて寝ているエルは、執務室から出る感じでは無かった。

 

「ん。指揮官そろそろ時間じゃ」

 

そう言って立ち上がるばあちゃん。コルトもその行動を見て急いで残りのコーラを飲み干し立ち上がる。

さてと、じゃあ眠り姫をー

 

「ーふあぁ~」

「起きたか、行くぞ」

 

ソファーに寝転んでいたエルは状態を起こして欠伸していたので、俺は彼女を立ち上がらせ外に誘う。

 

「うぅ....まだ寝足りない...」

「これっ!歩きながら寝るでないっ!」

 

ばあちゃんに叩かれて、嫌がりつつ歩いて行くエル。俺は最後に電気を消して一緒についていく。

 

 

着いたのは、特殊訓練場と言う名前が入っている部屋で、あるのは作戦指揮用のコンソールと何やらプラグが飛び出ている椅子が10個ほどある部屋だ。

ここでは一切外とは繋がっていないサーバー内にて電子戦を行える設備である。ここで性能調査を行う。

 

「もう既にリーエンとフィーはやってるな」

「そうじゃの。では先ずは個別調査やってくるぞ?」

 

ばあちゃんの言葉に俺は頼むと言いコンソールの前に歩みを進めた。彼女達はそのまま向こうに席に座ってプラグを指す。じゃあ自分の仕事を始めようかね。コンソールの傍に掛かっているヘッドセットを付けてマイクに向かい声を出す。

 

「既に始めている奴が居るが、一応今から性能調査を始める。まぁいつも通りやってくれればいいよ」

 

そう言うとやる気の無い声が5種類飛んでくる。

 

《了解...》

《了解しました》

《了解じゃ》

《了解~》

《了解ぃぃぃぃ》

 

上からリーエン、フィー、ばあちゃん、コルト、エルである。

エルは寝るなよ?

 

「じゃあそっちが終わるまでは暇ー」

 

ーいや今回の部隊調査のフィールドを確認した方が良いか。

そう思いコンソールを操作し調べる。

 

「今回は夜戦か...これはリーエンとフィーの独壇場かね」

 

でも、編成を見ると前衛のイージスやらダイナゲートが多そうだな。MVPはコルトかばあちゃんかな。

そんな事を思いつつ作戦を考えながら俺は待つことにした。




長くなりそうなので分担します。

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では、また次回お会いしましょう!
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