派遣部隊の日常(プロット修正中の為凍結中)   作:無課金系指揮官

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後編です。今回は戦闘シーンマシマシでお送りいたします。

では、ゆっくりしていってね!!!



第四話:通り名 後編

コンソールにて模擬作戦のフィールドとにらめっこしていると、先に個別調査を行っていた全員が帰ってきたとの通知が来た。

 

「あー、全員聞こえてる?」

「聞こえてるよ。指揮官」

 

するとまず返答があったのがエルであった。どうやら目が覚めた様だ。

 

「じゃあ次の部隊調査を行う」

「「「「「了解!」」」」」

 

俺はそう言うと同時にコンソールを操作してフィールドの地図を出す。

 

「今回は、この地域にいる敵性勢力の排除だ」

「えぇ~夜じゃん」

「これエル。夜であろうと特に問題無かろう?」

 

やはりというか、エルが面倒くさがってるがばあちゃんに咎められてるな。そう思っていると静かにしてきたフィーが口を開いた。

 

「指揮官。それでは私とリーエンを主軸にして殲滅するのですか?」

 

フィーが言ってきたが俺は違うと言った。

 

「今回はイージスだけじゃなくてダイナゲートが大量に確認されてるから、主軸はエルになるかな?」

「雑魚が固まってるのか、面倒じゃの」

 

なんか声にならない悲鳴が聞こえた気がするが、特に気にせずばあちゃんの言葉に返答を返す。

 

「正直これ難易度可笑しいから、索敵して見つけたら逃げつつ攻撃って感じでお願い」

「「「「「了解」」」」」

 

全員との話が終わったので、俺は訓練開始のボタンを押した。

 

「さてと、じゃあまずはコルトが索敵。ナガンが前衛、エルとリーエンがメインアタック。フィーはサポート...といっても背後の警戒を頼む」

 

「了解っ!じゃあ出発~」

「「「「了解」」」」

 

コルトの元気な声が俺の鼓膜を震わせる。ほかの面々はいたってシンプルに返事をしてきた。俺はそこまでで肩の力を抜いた。なぜならすぐに敵襲ではなかったからだ。

 

「このまま普通に突っ込んでくるなら、特に問題なく俺が指示を出すまでもなく終わるんだろうな」

 

無論通信を入れずにそう呟いて、コルトからの報告を待つ。そろそろ彼女の速さなら、そろそろー

 

「ー敵前衛部隊発見~!いつも通りだよっ!」

「分かった。コルトは下がってばれない位置まで退避。横やりがないか確認後横やりを入れてやれ。ナガン!」

 

呼びかけると、ナガンは声を張り上げた。

 

「了解じゃ。エル、リーエン!ゆくぞっ!」

「了解」

「うぇぇぇぇ~わ、分かったよぉ」

 

迫ってくる黒い壁を確実に減らしていく。敵の数的に多勢に無勢となるのが基本なのだがな。俺はそう思いつつ、彼女達の通信と映像に注目する。

 

「ふっ!当たらんわっ!」

「リーエン、イージスメインでよろしくぅ」

「分かった。じゃあダイナゲートナガンに近寄らせないでくださいよ」

 

エルは嫌そうにしつつも先ほどまでの面倒といったイメージではなくなっている。おっそろそろ敵の後衛が来る頃だな。まぁコルトがそろそろ横槍入れるころだし、これはまた完勝パターンだな。

 

それから特に問題なく、敵を殲滅するまで特に指示することなく試験が終わった。

 

「お疲れ様」

 

俺はそう言って、電脳世界から戻って来た彼女達を労いの言葉をかける。それに対しての答えは

 

「そこまで疲れんかったわ....」

「そうだね~」

 

やれやれといった感じに肩をすくめたり、懐からコーラを出して飲み始める者。

 

「はぁ...結局ほとんど撃ちませんでした。これならあのゲームの方が.....」

「いや、結構撃っていたからな?それにフィクションのゲームと一緒にしては....」

 

まだ撃ち足りないといった感じの者とそれにすかさず突っ込みを入れる者。

 

「今日の仕事はこれだけだよね?じゃあお休みぃzzzzz」

 

そんなことより睡眠を始める者と様々であった。

じゃあ、俺はこれを報告書に添付して報告しようかな。っとその前に

 

「今日はこれにて終了だ。皆お疲れ様」

 

じゃあ、解散というと全員....いやエル以外の面々は部屋を後にした。俺は訓練結果を手入力で報告書に入力して上司に報告した。よしこれで終わりだ。

 

「おいっ、こんなところで寝てないで、自室に戻れ」

「うぅ~分かったよぉ~暴力反対ぃぃ」

 

そうブツブツ文句を垂れながらエルが退室するまで確認して、じゃあ自分もと思ったところで、俺の端末が着信音が鳴った。そこに表示されているのは、先程報告書を送った人であった。俺は面倒だなと思いながら電話を取る。

 

「はい.....」

「流石仕事が速いな....いつも貴様が一番乗りだよ」

 

聞こえてきたのは、貫禄がある声であった。

 

「いえいえ、そろそろかと思いましてね...丁度できる時間を空けていただけですよ」

 

俺は一応畏まって言う。すると少し小ばかにした声音が帰ってきた。

 

「ふっ、流石だな。で今回も相変わらず指示がほとんど出ていないようだな」

「彼女達にとっては俺の指示なんて、必要としませんから」

 

質問にそう返すと彼は、ため息を吐いた。

 

「そう自身を卑下するな。あの面々をコントロール出来るだけ立派なのだから」

「そうですかね?それで、普段忙しい貴方がなぜ直接通信を?そんなことを言うためじゃないですよね?社長?」

 

とっとと本題に入れと思い突っ込んだ話をしたら、上司....この会社の社長であるクルーガーさんはため息を吐いたのちー

 

「とある基地の空いたのだが「お断りします」....そうか」

「話はそれだけみたいなので、失礼します」

 

この人とまともに話し合っても勝ち目が無い為、俺はそう言って逃げるように通信を切った。

 

「さてと、じゃあまた仕事を再開しますかね」

 

俺はそう言って部屋を後にした。

 

ーーーーー

 

ここは社長室である。私は切れた端末を見てため息を一つ吐いた。

 

「無理に外堀を埋めようとすると、私の命が危ないしな....」

 

本当にあの連中を制御できる彼は凄いと思う。彼女達には諸事情により人間に対する安全装置が無い等しい。

 

「それに、彼の指示の仕方は間違っていて間違ってない」

 

送られてきた報告書を見て、私はそう呟いた。こんなさっぱりした指示では普通のメンタルモデルでは実行出来ないだろう。

 

「はぁ....「危険部隊」か。間違っていない通り名だな」

 

そのつぶやきは誰にも聞かれることなく、霧散した。




一ヵ月もの間何をしていたのか....

短編を執筆していて遅れに遅れました。スマナイ
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