隊長とアクトレスたちとの日々   作:Blueクラーケン

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あらすじ
前の話をみて


真理さんとの偽装カップル生活1.5日目

屋上での出来事を終え、エントランスで待っている真理さんの所へ向かう。

しかし向かうには二階の事務所を通らずには行けない。そう!絶っっっっ対に面倒な事になってる。

もうやだ。

そんな心配をしていると後ろから寒気が三人分感じる。

(え?どうして?屋上までの階段は一本道よ?)

二人までならステルス迷彩の特殊なスーツを持っているから見当はつくけど、もう1人は誰だ?

(…ゴクリ)

恐る恐る後ろを振り向くと…

「隊長さん…大丈夫?無理してない?…今からでも遅くないよ。一緒に真理さんに謝りに行こ?」

「そうですよ隊長さん。真理さんとではなく私とデートしましょうよ」

「隊長さんが良ければ結婚式の準備は万端です。どうかご決断を…」

そこには小鳥遊さん、籠目さん、芹菜さんらが姿があった。

うん。何処から漏れたのかは知らないけど、どうやら重要な部分だけが流れなかったのが解った。

しかし、何故でしょう。このままでは拉致られて既成事実からのゴールインされそうな未来が見える。

(それにしても小鳥遊はスーツがないのに、気配を感じなかったんだが…こわ)

深く考えても仕方ない(無謀)と結論し、どうにかこの場から逃げる算段をつけなければ。

数少ない語彙力と文章力を総動員して口に出す

「いや~ごめんな。不本意と言えど、エントランスで真理さんが待っているから…」

(どうか、この場から去ってくれ!)

祈りにも似た気持ちで、3人が立ち去ってくれることを願う。しかし、一つ俺には不足していたことがあった。 それは乙女心ってやつだ。

これなら恋愛ゲーを愛する舞さんや恋愛経験(地獄)を体験してきたゆみさんに聞いておくべきだった。

 

 

多分三人に言う言葉の選択を間違えたことを…

俺が言った一言により、三人とも一度顔を下げた後に何かを決断したのか。こちらを『キッ』と見つめる。

「隊長さんは疲れているですよ。ささっ、これでも飲んで下さい。どうぞ!」

芹菜さんが何処からか取り出した水筒。

その中身をコップに移してこちらに渡してくれた。

(飲まない選択肢は実装されていない!?)

まあ、多分そんな生易しい選択はないだろう。

覚悟を決める前に後ろに誰もいないことを確かめる。

人がいない方がこのあとの行動に移すのが楽だ。

《チャンスは一度きり》

俺は胃を決して、渡されたコップを垂直に上へと投げ、

後方へ跳んだ。

「「「っっ!」」」

察したのか、急いで降りようとする三人であったが、落下したコップから液体が溢れでしたことが幸いしたのか。無暗にかけ降りたら滑ってしまうため、手間取ってしまった。

(天は俺に生きろと…)

そう捉えつつ、事務所を突っ切り一階のエントランスへと向かう。

「…逃がさないよ、隊長」

「あら、隊長さんって照れ屋なんですね 今度は拘束してから飲ませなきゃ」

「隊長さん、私、子供は3人は欲しいです」

…どうやらあまり距離は広がらなかった様だ。

エーメン。

(こうなったら、全力疾走を保ちつつ行くしかない)

歯を食い縛り、エントランスで待っていた真理さんを発見した。

「お!隊長さん。お待た…なに起こってんの?」

(俺が聞きてぇよ)

両目に微かに涙を流し、速度を保ったまま、真理さんを抱っこした。

 

 

世間一般的で言うと【お姫様だっこ】という奴だな

「ふぇ!隊長流石に…これ…結構恥ずかしい」

そんなこと言われても後ろから逃れるにはこれしかない。

「ごめん。舌噛むかもしれないから、喋らない方がいい。後、出来たらで良いから、真理さんも俺を強く抱きしめてほしいのだけど」

抱っこしていても万が一落としたら不味いもんね。

「は、はいぃ~!?…しっ、しつれいしますっす」

驚きつつも、両手を俺の首の後ろへ回した。

その結果さっきよりも密着した状態になった。

「…もう、ドキドキしちゃたじゃない」

後ろに気

を取られててよく聞こえなかったが、お陰で安定した走りになった。

しかし妙に真理さんしおらしいくなった。

何でだ?

乙女心というのは解らん。

そんなこと気にしていると、

(ハッ!殺気!?)

距離は広がっている一方だが。

しかし3人はお姫様抱っこされて、幸せそうにしている真理さんを目撃し更に殺気が大きくなっていった。 

「隊長、覚悟をは出来てるんでしょうね」

「隊長さん?浮気は死で償わないといけませんよ?」

「隊長さん。愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています」

 

「いっやあああぁぁぁぁぁぁ」

こうして述べ十分間の逃走により、何とか撒ける事に成功を納めた。

 

 

 

~東京シャード~

「あ、危なかった。何とか撒けた」

ゼェハァと息を切らしながらも周囲に付けられていないかの確認…よし。一先ずは大丈夫そうだ。

「…まさか、この歳でお姫様抱っこされる日が来るなんてね…」

「よいしょ」と真理さんが俺から降りた。

「不快だったら謝るよ。突然抱っこしてしまったんだもんな、びっくりしたろ?」

不快だった場合、土下座することも考慮しておくか…

しかし真理さんは頬を赤くしながら、こちらを向けず

「いやぁー、貴重な体験させて貰ったから気にしないで。そこら辺の店で何か奢ってくれれば、それでよしとしよ!

いやぁ、若い姉さんに感謝してね❤️はっはっはー」

と何時もの口調で接してくれた、良かった。

「お、お気遣いありがとうございます、お姉さま」

「善きに払いなさいな!」

(よくみると、髪型も服も違う)

上から

髪型は巻き髪ポニーテール

チェスターコート(黒)

ローゲージハイネックニット(モカベーシュ)

デニムストレートパンツ(青)

【PLEASERプリーザー】中厚底サンダル(黒)

興味があったら調べてみてね!

いつもの【サーベイ】よりも、大人のイメージを強調した服装。これが盟華のファッションセンスか!?すげぇ

服が人を変えるって本当なんだな

(…でも、どうしてこちらに顔を向けないのだろう。人と話すときは相手の顔を見るのが常識では?)

疑問に思ったが、これで機嫌を損ねたら不味いなと判断。空気を読むというのはこう言うことを言うのだ!

とりあえず回りの店を見て、良さそうな所で一息つこう。

今まで自宅周辺にしか行ったことないから、ここにどんな店が定番なのか解らん。

え~と街の名前は…【銀座】って所か。

現在地の場所を確認できたので、店を選ぼう。

右腕の袖を引っ張る感覚があった。

(?)

横を振り向くと、下を向きながら真理さんは俺にしか聴こえないであろう小声で

「…こ、恋人同士なんだから。手をにぎ…握ったらそれっぽく見えるでしょ。…ほら、早く!」

強引でもあったが、俺の手をとり、彼女の手と重なった。

……

………

何とも言えない空気が私達を包んだ。

(う~。偽装カップルと言えど、手を繋いでみると…変な感じに)

嫌と言うわけではない。私自身も隊長さんの事を信頼しているからこそ頼んだ訳だし。

(あー。こんな時こそ大人の女ってやつを発揮するところじゃん。も~)

内心喜んでいるのは秘密。

(アッ!)

…ふと、カップル特有の【呼び方】をしていないことに気づいてしまった!

常々思っていた、隊長さんの本名を知る人はいない。

でも、今回のこれ!この場合なら隊長さんも喋らない訳にはいかない。

(ムフフフ✨

私だけが!隊長さんの名前を知っちゃうのか~。

そっかぁ~、『私だけがかぁ』)

などと浮かれてしまっているとき、私は気づいてしまった。

(……あ、私ひょっとして隊長さんマジで恋してる!?)

や、やだぁ。だって三十路よ!(戒め)

女らしいことなんてしたことないし、体つきだって他の子達より、貧相だし。

そんな私を嫁に貰ったって隊長だって迷惑じゃ…って

どうしてこんなこと考えてるんかなぁ)

初めて女性らしい格好して、カップルの様な事をしているから!?

(あ~んもぉ!これは【偽装】!

そうよカップルの雰囲気を掴む為にのめりすぎたんだ きっと、…そうきっと!)

一時の気の迷いだ、冷製さを取り戻そう。そうしょう。

…でも

(もしこの木持が本物なら…私は…)

そうこう考えている内に、隊長さんが店を見つけてくれていた。

……

………

(ま、こんなところか)

スマホで【銀座】周辺検索で、星4.5を獲得した所なら問題ないだろう。

予算も普段使うことないなら、二人くらい養うことぐらいはあるし大丈夫だ。

「おーい、この店に入ってみましょう。奢りますから」

さっきから一人で喜んだり、自分の胸みて冷静になったりしてなんしているのだろう?

こちらから声をかけると『ハッ!』と正気に戻り、急ぎ足でこっちに向かってきた。

しかし、うん。ぎこちないな。動きが、

(…あまり履きられない靴だから、動きがぎこちないな……仕方ない)

「も~履きられないだと、動きづらくて参るなぁ」

時間をかければ余裕とか言いたそうだが、体の動きがもうダメってなってるぞ。

この店で食べるのは後回しでも良いとして、目の前の問題を解決するとしましょうか。

「えーっと、取り敢えず靴屋にいきますので…まあ、はい」

「え!?また、ちょっとまたなの?一回目は突然の事であれだったけど。もう一度だと心のキャパがオーバーしちゃうから、お姉さん爆発しちゃう」

そうは言ってもですねお姉さん。

辛うじて倒れないのが奇跡と言うような状態ですので。

「遠慮なく爆発でもしててください、今度は背中に背負いますんで」

よいしょっと真理さんの制止を遮り、背負う。

「もう…でも、隊長さんの背中って大きい…」

「誤って首閉めないでくださいね~」

真理さんを背負いながらもスマホを片手で操作し、周辺の靴屋を検索し始める。

……

「いらっしゃいま……本日はどの靴をお探しでしょうか?」

店員がいつもの仕草で言うとして一瞬動揺している、無理もない。どこぞの漫画の様におんぶして入店する者などに遭遇して動揺しないものなどいないだろう。

「……いっそ殺して…」

でぇ丈夫だぁ。

ここに来るまでにもっとひどい状態になったやつがいるからな…

……

「真理さんがあわわわ。仲間だと思ってたのに」

「ガタッ」と倒れる女性。付き添いの彼女も

「あらぁ~ここから見える茶畑は綺麗ねぇ~」

お姉さま方正気にお戻りください。

そんな光景を見た親子連れが、

「まま~あのおねぇちゃんたちって、こんきおくれのはいぼくしゃだって三ちょうめのすずき君がいってた!」

「しっ!静かにしなさい!」

それを聞いた途端に、お姉さま方は店の一番高いお酒を注文し始めていた。

(もう手遅れだ)

……って事があったな。

見た事がある二人だったけど、忘れよう。

それよりも

「すいません。女性サイズのスニーカーを探しているのですが、彼女にプレゼントしたいのでおすすめを持ってきて貰っていいですか?」

よし。多分カップルならばこう言うだろう。

店員さんは

「畏まりました!直ぐにお持ちします!!」

何だか嬉しそうな口調で探しに奥の方へ行ってくれた。

「今の内に…」

おぶっていた真理さんを椅子に下ろす

「元気がないな?どうした??」

「……不公平」

「へ?」

「私だけがドキドキするなんて不公平……だから隊長さんにもドキドキしてやるですけど」

ほほう!?確かに初デートがお姫様抱っこからスタートすればそうかもな。

しかし、真理さんはどうやって俺をドキドキさせるのかは意外なことだった。

「……名前」

「ふぇ?」

「名前よ。隊長さんの名前に可愛い呼び名付けて、「もうやめて」って言うまで言い続けるから。か、覚悟してね!」

「…フフ。それは確かにドキドキしてしまうかもな?俺も…」

座っている真理さんの耳元に近づき囁く。

「まーちゃんとかで呼ぼうかな?」

う~む。慣れない感じして恥ずかしいが、楽しくもあるな。

まーちゃんは自分に呼び名が付くまで想定しなかったのか、顔が真っ赤になってしまった

「まっ!まーちゃんって…

        何で私に付けてんのよ~もぉ」

あれま。まーちゃん呼びはお気に召さなかった様だ

ポカポカと脚に殴っているのがなりよりの証拠だろう

(痛くないけどね)

なんか楽しいな♪

だからこそ、まーちゃんの望みを叶えよう。

「あめ、みやだ」

「え?」

「雨宮零ってぇのが、俺の名前だ。まーちゃんが初めてだよ、名前を言うのは」

恥ずかしいな、なんか

本名を聞いた途端、まーちゃんの顔が『ボンッ』と

音と共に更に熱くなった

「そ、それってつまり!?私だけが隊長さんの…」

ま、他の娘達に聞かれなかったから、言ってないだけだけどな

ちょっとの間、まーちゃんは意を決したかのような表情で言葉にする

「じゃ、じゃぁさ?あ~ちゃんって呼んでも…いい?」

上目遣いでこちらに申してきやがって!

ちょっと可愛い奴だと思ちゃったよ

「あ~、うん。良いんじゃない?呼びやすくて、うんとてもいい感じよ」

「そう?えへへ。…そうだ!このデートが終わってもさ、二人っきりの時はお互い愛称で呼ぼうよ!」

「そうだな」

提案になる。悪くない、そう言うのも珠にはいい

「「・・・・」」

不思議な、なんと表現すればいいか。甘い…そう、甘い空気が二人を包んだ。

たが、

「…あのぉ、すみません。お探しのスニーカーをお持ち致しましたので…試着して戴いてよろしいですか?」

「「あ!」」

すっかり忘れてた!

よく見たら、回りの人達もチラチラと、こちらを見ては微笑んでる。死にてぇ

「ご、ごめんなさい。す、直ぐに試着しますので」

「い、いっそ、持ってきたのも全部買うか!?」

あわわわと慌て蓋めく我ら、小声で

「こちらの靴なんてとっても素敵何ですよ!

 よく彼女さんに購入してる、人気ブランド品です」

気が利く女性店員さんだ。ダークグレーのロングブーツ

ですか…これも頂くとして

「これ、まーちゃん試着して貰っていい?」

女性店員さんが持ってきて貰った中から、ダスティピンクのレザースニーカーを選んだ

「いいけど、やっぱり恥ずかしいね」

「まーちゃんが始めたでしょ、愛称で呼ぼうって!?」

「そうたげどさ」

「このままだとディナーがゆっくり食べれないから、早く試着してきな」

更に周りからの視線が増えているから、さっさとサイズ確認して店を出よう。

「はいはーい」

返事とは裏腹に彼女は動かず、脚をこちらに向け、こちらに目線を送ってきやがった。このまま

「はいはい、わかりましたよ。お嬢様」  

どうやら、履かせて欲しいらしい。

口走ってお嬢様と言ってしまったが、外見ならそう見えてもおかしくないだろう。

(一方的に約束を結ばせた我が儘お嬢様か…)

しかし、お嬢様と言うには違和感が一つあった

(…お嬢様って年齢ではないなw)

「ふんっ」

「顎にアッパーはいてぇ」

「心に手を当ててみて、今私の事を馬鹿にしていたでしょう?」

ヒィ!?

「そ、そんなことありませんがな。

ささ、綺麗な足に似合う靴を履いてお料理を食べに行こうやないですか?」

バレたら殺される

顔に出ないように必死に心を無にし、靴を履かせてさっさとここを出よう。

「……」

「どうしたの?早く履かせてよ?」

冷静になって見れば真理さんの足細くて綺麗だ

(柔らかいなぁ)

赤ん坊のほっぺたと同じ感触

でも手入れは行き届いてなさそうだ、所々皮膚がひび割れ

しているし…

(肌年齢は45と見た!)

「てい」

真理の足が俺の目を捉えた

「あ〜!痛って!目に当てやがって」

「早く履かせない君がまーちゃんが、悪いんでしょう?」

「ぐぬぬ…はいはい、私が悪うございやしたお姫様」

急いで靴を履かせる

うん。サイズはバッチリだ

「どうだい?足に違和感を感じたら、店員にいってもうちょい上のサイズを取って来てもらうけど?」

「いや、ぴったし✶ありがと頼れる私の彼氏!」

「んじゃ先に店の外で待っててくれ、頼れる彼氏君は会計に出陣してくる」

「りょーかい」

鼻歌交じりながら真理は店の外へ向かっていった

「お客様、現金で払いますか?カードでのお支払いでしょうか?」

「カードで一括で願いします」

(結構高いんだな)

会計も済ませたことですしおすし、外にいる真理の方を見ると

「お嬢さん、ちょっとうちらと楽しいことしに行かない?」

「そうそう!一人で危ないから俺らとね」

「いや、あの…」

ヤンキー二人組が真理をナンパしている光景を目にしていた。

(アイツら目が節穴だな)

兄貴分っぽそうな細身な奴と、ガタイが良くても頭が悪そうな舎弟か

見かけだけでの判断で勘違いしているのだろう

「そのお方は30過ぎてます!ピチピチのお嬢さんのカテゴリーに位置していません!!」

と行ってしまったら、真っ先に路上リアルデスマッチに発展するだろう。俺と彼女の

まあ、それよりも

「その辺にしてください、彼女は僕のなんですけど?」

真理の前に立ってヤンキー二人の前に立ちふさがる形となった

「さっさと消えてくれれば、痛い目に合わずに済むんで失せろ」

多分言い方が悪かったな、うん。

ヤンキーは激怒してしまった

「兄ちゃん、嘘はいけねえなあ。俺達はこの嬢ちゃんと遊ぶ約束してたんだ、勝手に割り込んでくんなよ!」「アニキの言う通りっす!痛い目見る前に帰りな兄ちゃんや!」

おお~っと頭悪い理論から胸ぐら掴むとは、たまげたなあ

「…ハァー、ったく。後悔しても知らないからな」

「うっせぇなあ、いいからくたばれ」

「いっけえ兄貴ぃ~」

左手で胸ぐらを掴み、右手で殴りにかかる。漫画でよく見る光景だな

先ず、胸ぐらを掴んでいた手首を掴んで~、殴りかかった来た拳をジョルトカウンターでこっちの拳を相手の顔面を捉えた。失神したか、おお痛って

「まずは一人」

「あ、アニキィ~~」

「お次はお前かい脳筋君?」

「ば、ばかにしやがって!アニキの仇だ!!」

パワー任せの突進か

冷静にガゼルパンチを当てて、顔を上げさせてから

「喧嘩ボンバー」

渾身のラリアットを食らい後方に飛ばされ電柱にぶつかる。Oh~YES

「さて…店に行くか」

久しぶりの喧嘩はやっぱ疲れるな、近頃ディスクワークだったからなあ

「ま、まって隊長!隊長ってそんなに強かったの!?」

まあ、普段は指揮しかしないから、わからないよね

「ん?ああ。成子坂には若い奴ら多いからな、隠れてはトレーニング室で汗流しているよ」

近頃は夜勤のシフトが少なくなったけど、夜の一人帰りは危ないからね

「へえ~だから、楓ちゃんやちえりちゃんの模擬戦ができるって訳か」

「まあな」

あの二人、模擬戦って言っても加減しないから、骨が折れるわ(精神的な意味ね)

「それよりも…ありがとね。守ってくれて、嬉しかった」

「当然の事をしたまでですよ。無事で良かったな」

調子が狂うなぁ

お互い知っているようで実は何も知らない私達

けれど今日は少し彼氏・彼女らしい雰囲気が出ていたと…思いたい。 

その後、食事をして今日の偽装デートは終了した。




最後の方力尽きたとからじゃないからね。
違うからね
次はどんなデートになるのか、ノープランのまま進めたいと思います。
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