時は昼下がり。朝の訓練も筋トレも終わり、俺はコーヒー片手にベランダでタバコを吸っている。
今日も今日とて平和だなぁ。目立った事件もないし、協会からの連絡もなし。後はパトロールに出かけるだけなんだよなぁ。
平和じゃなくなった。仕事が舞い込んだ。
「もしもーしこちら首切り。」
「こちら協会本部。首切り君、君は確かZ市出身だな?」
「そうですけど?」
「ならZ市の支部まで行ってくれないか?」
「怪人っすか?」
「似たようなものだ」
含みのある言い方が気になる。だけど護衛じゃなきゃなんでもいいや。
「了解っすぐ行きます」
「あぁ助かるよ」
ピッ
「さて行くか」
俺はベランダから外に飛び出て屋根伝いに支部を目指した
っし到着っと。協会周辺はやけに静かだった。てか協会の中ももぬけの殻状態で誰もいなかった。
「お主も来たのか。」
「ん?あぁバングさんじゃないですか。お久しぶりです」
この腰の曲ったまさにおじいさんと言った風貌の人はS級
3位のシルバーファング。本名はバングと言う。初対面の時に本名で良いと言われたので本名で呼ばせて頂いている。
「君がジェノス君じゃな?ワシはシルバーファングというものじゃ。よろしこ」
「協会に呼ばれて来たんだが。」
おっジェノス君も来たのか。これはなにが来ても勝ち確だろうなぁ。帰り道になんか買っていこう。
「S級3人集まれば何とかなりそうですね。」
「それは無理な話じゃ。なんせ今回は災害レベル竜の最悪な事態を押し付けおった。」
要約すると巨大隕石がここに落ちるらしいからそれを近場のS級で食い止めてくれと。出来なかったら近隣都市が吹き飛ぶぞと。
生物なら何とかなったかもだけど。巨大隕石は無理やわぁ。
バングさんが避難した方が良いって言ってるけどまぁ俺は肉体的には死んでるし。本当の意味で死ぬことができるならそれでもいいし逃げるメリットがないなぁ。
バングさんはまぁ残るだろうなぁ。道場あるし。
ウウウウウウウウウウウウウ ヒーロー協会からお知らせします
始まったみたいだ。
「お前は残るのか?」
「お前じゃないバングさんと呼ばんか。ワシは代々継いできた道場があるからのぉ。残るしか…」
「アシナさんはどうしますか?。」
「ん?俺?俺はまぁ生きてる事に執着はないし抗ってみようかなぁって。」
「そう…ですか。分かりました。」
「それよりジェノス君」
シュバババ
「流水岩砕拳知ってる?」
「もう行きましたよ?」
俺はバングさんにそう伝えて支部を出た。
明日から学校始まるから投稿頻度落ちるかも。失踪だけは避けたい卍