俺は今日、サイタマさん達を家に招いてご飯をご馳走した。
今は俺がお皿を洗っていてサイタマさん達は食後の小休憩を挟んで貰っている。
この後はいいお酒を振舞って、サイタマさんの怪人の話をしてもらうつもりだ。
「おいジェノス面白いもん見せてやるよ。」
「是非お願いします!」
サイタマさん…またくだらないことやろうとしてるな?
サイタマさんはそう言うと、親指を人差し指と中指の間に挟んで、スポーンって感じで抜いたようにみせている。
あれじゃさすがに無理があるでしょ。ジェノス君もきっと呆れて…
「!?!?!?そっそのような技が…!」
いやお世辞だよね?
(あのサイボーグの反応に声質。素の反応であります。)
ジェノス君…変なところで残念だなぁ。
「先生!こういうことですか!?」
ジェノス君は自分の指を本当に抜いている。
「いやお前、なにしてんの?」
本当になにしんてんの?あの子。
「ほらくだらないことしてないでお酒とおつまみですよー。」
「おっサンキューな」
サイタマさんは少し嬉しそう。まぁなんせただ酒だしね。
「ジェノス君はサイボーグと言えど未成年だからオレンジジュースね」
「アシナさん!くだらないことでは無いです!きっとこういう行動1つ1つに先生の強さの秘訣が…」
そんなこんなで、サイタマさんやジェノス君が狩ってきた怪人の話を聞いていたら、あっという間に夜が更けて行った。
「おっ?もうこんな時間か、今日は有難うな。」
「お礼を言いたいのは俺の方だよ。また呼ぶね」
「先生!歩けますか?」
「大丈夫だと思うよサイタマさんはお酒に強いから。」
「そうそう少しテンション上がるだけだ。歩けないほど飲んでねぇ。」
俺はジェノス君とサイタマ君を玄関まで送って、後片付けを始める。
一服一服。
「あぁー雨降って来てるなぁ今日は辞めとこ。」
そう言えば雨で思ったけどスライムモードって血の塊だよな?
(その通りでございます。)
雨とかに当たったらどうなるの?
(そうですね血の力が薄まり。さらに火の力も通りにくくなるので能力が著しく低下致します。)
雨の日の接敵は控えろっていうことか…
(まぁ余りオススメは致しません。)
雨の日の接敵なんてそうそうないでしょ
俺は内心笑いながら。雨が降っているのにベランダに出る
「やっぱ降ってても喫煙欲は収まらんでぇー」
ふざけながら火をつける。
スゥーーー、フゥーーーー
煙に乗せるは悪しき幻聴。自らを怪人だと渦巻く心は煙に乗せてどこかに飛ばす。
このまま平和が続きますように。そんな事を思って。ベランダに座り煙を吐く
遅れてすいません!石を投げないでください!石を投げないで!