ウィィィン
協会のゲートをくぐる。おっあれは…
「おぉシルバーファングに首切りじゃねぇか。来ると思ってたぜ。後は…サイボーグジェノスと…1人知らんのがいるな。」
「久しぶりです。アトミック侍さんこちらは…」
「B級のサイタマ君じゃいずれS級上位になる逸材やし連れてきても問題ないだろう。」
「おっさんもヒーローなんだな。よろしく」
パァン!
アトミック侍さんがサイタマさんの握手を拒む。
「握手はせんぞ。俺は強者しか認めねぇ、お前がここまで上がってきたら改めて挨拶してやる。それに俺はおっさんって言う歳じゃねぇ!まだ37だ!」
偏屈だなぁアトミック侍さんも
「ちょっと誰よB級の雑魚なんて連れてきたの!」
この声は…
「私たちに対して失礼だとか思わないの!?」
やっぱりタツマキさんだ
「呼ばれても普通…?アシナじゃない。あんたも来たの?」
「まぁ呼ばれたら俺は基本来ますよ。」
あっそうそうタツマキさんがいるなら訓練の件頼まないと。
「タツマキさん近々空きありますか?また訓練お願いしたいんですけど…」
「そうね…大丈夫だと思うわよ。」
「なら良かったでは明日にでも…」
「ちょっちょっちょっとまてよ なんだこのちんまいの迷子?」
あぁーサイタマさんは知らないのか。
「何よ!迷子ってあんた本当に礼儀ってもんがなってないわよ!大体なんで来たのよ!どういう神経してんの!?S級とお近づきになりたいとか、浅い考えで来たんでしょ!?不愉快、消えて。」
ボロくそ言うなぁ。
「そいつはS級2位の戦慄のタツマキですね。超自然的な攻撃で敵を倒す…俗に言うエスパーです。先生!もう大体集まっているようです、席に着きましょう。」
「無視する気!?ちょっと!アシナも何とか言いなさいよ!」
「タツマキさん席につこう?」
俺はタツマキさんを宥める様に言う。
「納得行かない!」
それぞれがそれぞれの席に着く。不在なのは見た感じ、メタルナイトさんとブラストさんだけ…か
にしても一同に集まるとメンツ濃すぎんかえ?これ。豚神さんとかえげつないほど食ってるし。あっサイタマさんがお茶頼んだ…マイペースだなぁ本当。
あぁ話が始まるみたい。
「私は今回の説明役を任された、ヒーロー協会のシッチだ。早速本題に入らせて頂こう。」
なんかすっげぇ壮大に話されたけど預言者のおばあさんが半年までの未来を見てたらヤバイもん見ちゃって地球がやべぇって言い残して死んじゃった、でも今までそんなやべぇなんて抽象的な予言はなかったからお前ら命落とすかもだけど。何来ても言い様準備だけしとけよってか…占いは宛にしないようにしてるから、どうでもいいな。
ゴゴゴゴ
本部が少しだけ揺れる。
ん?襲撃?本部が?肝が座った奴がいる物だ。
「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!まさか今すぐ予言の時が来るなんて誰が予想できる!?」
「シッチさん落ち着いて下さい。何があったんです?」
俺は一先ずシッチさんを落ち着かせようとする。
「落ちついてる場合じゃない!A市が…A市が一瞬で破壊された!!!!」
「おい!この建物はなぜ無事なんじゃ」
バングさんが凄みを聞かせてる。
「この建物はメタルナイトに依頼して並のシェルターより強固にできている!」
なるほどな…流石メタルナイトさんだ。今日来てたらサイン欲しかった…なんて呑気なことを考えてる間に皆、天井の穴から外に出るらしい。
てかサイタマさんが消えたな…あぁ皆が出てった穴は彼が作ったわけか…安定の規格外っすなぁ。
「よっこいせっと…」
えぇ…もう接敵してるよあの人たちがいるよ…
「アシナ!遅いわよ!何ぽけっとしてんの!?」
タツマキさんにドヤされた
どうやらあの空のデカブツをどうするかで揉めていたらしい。
んで結局タツマキさんが1人で飛んでっちゃって攻撃を始めた。俺たちは置いてけぼりと…
「ジェノスくんどうする?」
「どうしようもありませんね。先生が既に船に乗り込んでいることでしょうし待つ他ないでしょう。」
「それがいいかなぁ。地上はあの4人で事足りそうだし」
俺はポケットからタバコを取り出す。
「おじさん。小学生の前でタバコはどうかと思いますよ?」
「ん?あぁごめんね童帝君。」
そうかぁ副流煙かぁ。配慮が足らんかったかぁ
「気を付けて下さいね」
(主!高エネルギー反応!小娘の方角です!)
蝙蝠がそう叫んだ直後タツマキさんが吹き飛んだ。
「地上から応援要請があって来てみたが…なんなんだメルザルガルド。実に脆いではないか…このような相手に手こずるとは貴公もまだ修練が足らぬか…」
「悪ぃなルイーツェ。助かったぜ、グハハ貴様らも終わりだ!俺とあいつで貴様らを血祭りに上げてやる!」
「タツマキさん!大丈夫ですか!?」
俺はタツマキの元へと瞬時に移動する。
「大丈夫よ。それよりあいつ…ぶち殺す。」
相当ご立腹のようだ…でもあの甲冑戦士、立ち振る舞いからして強いんだよなぁ。
「ほぅ向かって来るか?原住民よ。その心意気賞賛に値するが…実力も悟れんようじゃ…」
早いっ!?
ルイーツェは一瞬でタツマキさんの懐に忍び込み
バゴォ
どこから出したかわからぬ、大剣でタツマキさんを吹き飛ばす。
「弱者と言わざるを得ぬなぁ。」
こいつに俺たちは勝てるのか?
お客様困ります。あーお客様困ります。石を投げないで!
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