さて…と同化が持つのは約45分。その間に脅威の生命力を持つルイーツェを仕留めきらなければ行けない。タイムリミットきて挽肉エンドが目に浮かぶ。
「血流技『血纏』」
とりま腕に血纏を使う。
「gyarurururu」
ありゃあ完全に獣だな。身長も3メートル近くまで伸びてるし、第2形態のイケメン具合はどこえやら
ジリジリと距離を詰める。奴は唯様子を伺うだけのようだ…ならばこちらから仕掛けるまでのこと!
「シッ!」
奴との距離を詰めて。顔面まで飛び上がり回し蹴りを食らわせる
ズバゴン!!!
大気が揺れる。同化での実戦は初めてだけどえげつないわ…これ。奴の右頬が大きく抉れる。
「グッ…ギッAAAAAAA!!!!!!!」
反撃とばかりに大振りの一撃を噛ましてくる。おいおい、さっきの俺はこんなトロイ攻撃くらってたのか?
「よっと…」
バゴッ…ドゴーーーーン!!!
やつの攻撃を右に逸らすと、拳が当たった地面がおおきく抉れている。
ひゅーあんなん挽肉になっちまうよ。
俺は全身の筋肉に意識を集中させる。
ビギバギメギゴギュ
筋肉が肥大化して力が湧いてくる。
今の体は生きている…蝙蝠とリンクするってことはアイツの身体も俺と同化するって事だ、だから俺は今痛みも感じる、疲れも感じる、汗も吹き出す、血も流れる。
生命を全身で感じつつ。相手の身体に拳を打ち込む。
【ラッシュとは1発1発殺意を持って撃つものだ。】
プリズナーさんがいつぞやに深海王に言われたと言っていた。
1発1発殺意を込めて。
ズドドドド
ルイーツェの身体に何発もの窪みができる。最後に…
ベゴォォ!!!!
横蹴りを浴びせてルイーツェが船に叩きつけられる。
仕返し完了。さっきはよくも、ペシャンコにしてくれたな?
ズン!!
「UGGUAAAAAAAAA!!!!」
奴が腕を大きく広げてこちらを捻り潰そうと船から翔んでくる。
奴の懐に入り腹に拳を入れる。
「終わらせてやる。」
メリィッッッッ!バン!!!
奴の背中から円形の空気が放出される。
「グッハァ見事………………な……り」
ドシャァ
とうとうルイーツェは倒れる。俺は安心して一息着く
ふぅー同化まじでぱねぇな。いや違うなルイーツェは半ば我を失いかけていた…そうまでさせたのは主への忠誠からかそれとも。戦いに興が乗りすぎたか…。
「あしなよ…そなたは誠の強者…であった…誇って…よ…いぞ」
「お前も良くあそこまでやるよ。鬼神なんちゃら使うまで俺と戦いたかったのか。」
「我は…ボロス…さ…まに…忠誠…を誓っ…ている。…誠の…忠誠を…な…自らが…逃げて…ボロス…さまの…お手…を煩わせるなど…もっ…ての他…」
「ルイーツェ…お前は本物の武人であり立派な騎士だよ。」
「介錯を…頼む我が血を…力と…してくれ。貴殿との戦いは実に最後を飾るに…相応しいものだった。貴殿はまだ余力があった…みたいだがな…」
「蝙蝠…」
手に蝙蝠を呼び寄せて同化を解除する。
「それ…では…頼む。」
「御免」
シュッ
ルイーツェの首を切り落とす。そして胸に蝙蝠を突き刺し血の継承を行う。
俺は手を合わせる。責めてもの弔いである。これが終わったら墓でも立てるか…。
それにしても。ボロスとかいってたっけ?きっとサイタマさんがぼこしてんだろうなぁ。
俺は未だ落ちる気配の無い船を見上げた。
2話きちんと投稿休み分は取り替えしまっせ(揉みて揉みて)
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