怪人を狩る怪人   作:成金ヤック

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眠い。


ピコピコ

タツマキさんとの茶会から1週間と少し程経つ。今日は怪人相手に1週間程訓練した流水岩砕拳を使ってみた所普通に通用したのだ。道場に通いつめた甲斐が会ったというものだ。

 

久しく忘れていたけど今の体の…いや蝙蝠の成長促進能力を些か甘く見ていた。まさかこれ程とはなんかほかの人たちに申し訳無くなってくる。明らかなずるだし…まぁ同化時の戦闘力が著しく上がったから満足である。

 

後はタツマキさんから頻繁に連絡が入るようになった。今日はどんな怪人を倒しただとか今度の訓練は何時にするだとか色々と…まぁ暇だから返信したりしてるけど。

 

最近怪人の出現件数が妙に多い。しかも鬼とかも頻繁にでてる…なんか予期せぬ事態の前兆かも…

 

「あーあーやだやだ帰ってタバコ吸おっと!」

 

俺はニコチン摂取のために足を早めた。

 

 

 

ガチャッ

 

「ただいまー」

 

(お帰りなさいませ主よ。)

 

このやり取りはずっと続けている。俺が1人でやってても虚しいから何時からか蝙蝠におかえりをお願いしたのだ。

 

ニッコチンー ニッコチンー

 

ガララ…

 

スゥー……フゥー

 

今日も一日ご苦労…俺!

 

ピポピポピンポーン!!!

 

あっ?誰だよニコチン中だぞ。居留守使おうかな?

 

「おーいアシナァ?いないのかぁ?」

 

あぁサイタマさんか…しゃーないでるか…

 

「はいはーいますよぉ」

 

ガチャ…

 

「どうしました?」

 

「タバコ吸ってたのか?悪いな。」

 

ホントだよ

 

「今からフブキんとこに戦いしに行くけど来るか?」

 

「なんじゃアシナ君も誘うのか?」

 

「バングさん!貴方も参加するんですか?」

 

「まぁなちょうど良いじゃろうお主の流水岩砕拳を楽しみにしておくぞ!」

 

ドッドッドッドッドッドッ

 

この音は聞き覚えがあるぞ。キングさんだな?…やっぱり

顔に刻まれた3本の線と雄々しい顔立ち。蝙蝠ですら測定出来ない。エネルギーのコントロール力その力は未だ未知数。是非今度お手合わせして欲しいものだ。

 

「キングさんも居たんですね。」

 

「あぁサイタマ氏の頼みだからな。行かない訳が無い。」

 

流石漢の中の漢だ友のためならなんとやらと言う奴だカッコ良さが違う。

 

そんでジェノス君は当然の如く居ると…

 

「ほんでアシナ来るのか?」

 

「是非とも行かせて貰います!」

 

2つ返事だろう。キングさんの実力も見れるしこのメンツならまず何が来ても負けないだろう。

 

 

 

 

 

「おいフブキ来たぞ」

 

「貴様ら先生の貴重な暇な時間を無駄に使わせて唯で済むと思うなよ」

 

「言葉おかしいよジェノス君。」

 

ほんとにサイタマさんに盲目だよなぁこの子。

「それがサイタマ組ってわけね…」

 

どうやらサイタマさんが契約書にサインしなきゃ行かんらしい。多分適当にやってそうだよなぁあの人。

 

「負けたチームは勝ったチームの言うことをなんでも聞くこと…ふふ♪しっかりサインしてるわね」

 

「えっ?そんな事書いてあったの?」

 

やっぱり読んでなかったよ

 

「サイタマ氏ィこれからは説明書とか利用規約とかしっかり読んだ方がいいよ」

 

「先生!ここは俺がまとめて排除します…」

 

排除とか怖ァ。

 

「ジェノス君。排除しちゃだめだって」

 

「まぁまぁアシナ君。ジェノス君やここはワシに任せてくれんかの?けが人は出ないに越したことはない。どれ…ワシが軽く稽古を付けてやるぜ」

 

やる気だなぁバングさん。

 

「負けたチームはわしの道場で全員1から鍛え直すこと!突然後輩が増えてチャランコも驚くぞ!」

 

気になる勝負の方法がなんと

 

「じぃさん!攻撃しろって!違う違う!右のキャラがじぃさんのキャラ!セレクトボタン連打するな!それ挑発だから!」

 

「バングさん!取り敢えずAボタン!Aボタンです」

 

ゲーム対決だった。終わった…勝てるわけがないよ…ゲームなんて学生の頃以来だぞ。社会人になったら余裕なんてなかったから触れてないから腕はガタ落ちだろうし。

 

あっバングさんが負けた。あーめっちゃズーンってしてる。苦笑いしか出来ねぇ。

 

「誰も直接勝負するなんて言ってないわよ。同意書にも勝負内容は記載していたし。最後まで正々堂々と受けて貰うわよ。まぁ先鋒の彼だけで決着着きそうだけど。」

 

フブキ組のメガネボーイのメガネが光る。

 

俺は天を仰ぎ手を顔に載せる。あーダメだこりゃ。

 

 

 

試合は進みジェノス君サイタマ君と終わって俺の番だ

 

ジェノス君は初手でコントローラー握りつぶしちゃうし。サイタマさんは普通に負けるし。

 

さて死にに行こうか…

 

 

 

 

 

 

結果手も足も出ませんでした。強攻撃連打したらガードして掴みからの空中コンボでGGでした。泣いていいですか?

 

「アッハッハッハッハッさて残るはキング1人のみよ!ストイックな戦いの人生しか知らない貴方がゲームで彼に勝てるかしらァ!?サイタマ以下4名フブキ組に加入してもらうわ!」

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは今蜘蛛の怪人を御している。まぁ俺が出るまでもなかったけど。

 

タバコ出そうと思ったけど童帝君がいるなぁ

 

なんかオカメなんちゃらで測ろうとしてきたけど遠慮しといたどうせ蝙蝠の方の数値が出ちゃうだろうし。

 

そう言えばゲーム大会だけど結果から言ってキングさんの一人勝ちだった30人切り恐れ入ったね。常時おーって言ってたもん。

 

それでフブキさんがずっとorz状態なので何とかしてあげたいけど。まぁサイタマさん達が何とかするでしょう。

 

「周りを気にするな!」

 

サイタマさんの激励が響く。

 

「うわぁ子蜘蛛だ!」

 

「ここら一体焼却を…」

 

「行かん!辺り一帯巻き込むぞ!」

 

血潮で飛ばすか?

 

そう思った時。蜘蛛が宙に浮き始める。ん?宙に浮く?え?エスパー?どことなく雰囲気も似てる気がしてきたぞ?

 

俺はフブキさんに最近妙に丸くなった緑のクルクルさんを重ね合わせる。

 

あっ似てるー目元とか。口調とか。態度おっきいとことか!

 

「あなたや姉が私より強くたって関係ない!私は私のやり方でいく!」

 

後で関係性について聞いてみよ。

 

「今日のところは大人しく負けを認めるわ…でも、まだ諦めたわけじゃないから…それじゃ。」

 

「いや「それじゃ」じゃねーよ負けたんだから約束通り飯奢れよ。」

 

俺たちはレストランでご飯をご馳走になってそれぞれ家に帰った。

 

蝙蝠の手入れをしながら思い出す。

 

タツマキさんとの関係性…聞くの忘れたやん。

 




2話投稿じゃい!今日は多分もう投稿しないはず!(とか言っといてするかもしれないやーつ)

コメント等はどしどしお願いします!待ってマース
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