怪人を狩る怪人   作:成金ヤック

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2話目ドーン!!!


怪人足る所以

アマイマスクさんの乱入により部屋全体が良くない空気に包まれる。

 

「アマイマスクさん…いえ決して除け者に使用などと…まずはS級だけで情報整理をしようと…」

童帝君がアマイマスクさんを宥めようとするけど、アマイマスクさんはそれに反論する。さらにタツマキさんが火に油を注ぎにかかる。もうめちゃくちゃだよ!

 

挙句あの人僕の下につけとか言い出したよ。

 

「ほぉ?俺たちがお前の下に?冗談は名前だけにしてくれよ…」

 

フーっとゾンビマンさんが先程サラッと付けていた煙草の煙を吐き出す

 

煙草いいなぁ俺も吸いてぇ…でも隣童帝君だし…ゾンビマンさんはそこそこ席離れてるからだしぃ。

 

「…ゾンビマンそして首切り。君らはなぜ不死身なんだ?もしかしたら怪人なんじゃないのか?」

 

タツマキさんと童帝君の表情が僅かに変わる…ここで1つ説いておくか。

 

「いい説ですねアマイマスクさん…確かに俺とゾンビマンさんは不死身だ…顔色も悪い。その様はまるで死体の如く…ね」

 

「アシナあんた!?!?」

 

「でも怪人見たいなのはここにいる全員同じじゃないですか?もちろん貴方込みで…」

 

「ほう?それは僕に喧嘩を売っているのかい?」

 

短気だなぁ短気は損気だぞ★

 

「滅相もない…話を変えます。怪人協会にはギョロギョロと言う災害レベル竜認定のエスパーが居ます。そしてヒーロー協会の最高戦力の1人…戦慄のタツマキ。彼女ももちろんエスパーです…ここに違いはありますか?」

 

「何が言いたい?」

 

「貴方は先程俺やゾンビマンさんを不死身だから怪人だと仮定した。ならば彼女もエスパーだから怪人ですね。アトミック侍さんだってそうだ…人間とは思えない…」

 

「俺か?」

 

「はい、貴方です。なんてったって1秒間に100発の斬撃を打ち出す事が出来るなんて、それは人間の範疇に既にありません。きっと怪人ですよ。」

 

「おもしれぇこと言うな?」

 

アトミック侍さんがニヤニヤしながら行ってくる。

 

「次にフラッシュさん!貴方のスピードは明らかに可笑しい。本気を出せばどれくらい出せますか?推定でいいです。」

 

「俺の名前の通りだ光の速さで動ける。」

 

「多分これは比喩無しでだと思います。閃光怪人認定ですね。」

 

「他にも豚神さんやクロビカリさん…他のS級の方々も人間とは思えない身体スペックを有して居ます。もちろんあなたもですよ!アマイマスクさん。この中で人間っぽいのなんて童帝君ぐらいです。ですがそんな人たちも怪人ではなくヒーローと呼ばれています。それは何故か…人の味方だからです。怪人は人に敵対するだけど我々ヒーローは人の味方である唯それだけの違いです。まぁ俺は種族的に完璧な怪人ですし人に害なす同族を狩ると言う目的で動いています。その結果でヒーローだのなんだのと祭り立て挙げられてるだけですがね。本題がそれましたね今回の奴らは人に害あるもの達です。それもとてつもない力を持った。この中の誰か死ぬかもしれない、ならば人を守る為に、我々力あるものが協力し合わなければならないんですよ…1人のワガママを通してる暇なんてどこにもありはしないんですよ…大人しく一番頭のいい人に従っていれば良いんです。分かったら待機室に帰りましょうね。」

 

「結局あなたも喧嘩腰じゃないですか!?」

 

童帝君に怒られた。

 

「君の言う事にも一理ある…確かに君は今まで数多の怪人を狩り市民を守ってきた…その様はまさに人の味方たり得る。だがそれがフェイクだとしたら!ヒーロー協会に潜伏する口実であるとしたらどうかね。」

 

「あぁそれはありませんよ。」

 

「何故そうと言いきれる。」

 

「だってここに来た時に首切りさん本人に尋問してますもん。質問内容は確か…怪人が否かについて、不特定多数の怪人及び怪人協会との繋がりはあるか…最後はヒーロー及び人類の味方であろうとしているか…ですね。その答えは怪人であった事を除いて、好印象を得られるものでした。彼は結局同族殺しだのなんだの言ってますけど。ツンデレなだけですね、しっかり市民の事を考えて人を守ろうとしてます。」

 

なんか恥ずかしいな。

 

「口ではなんとでも言える。」

 

「嘘発見器を使って立証しましたので。僕の発明に不備なんてありません!」

 

「………まぁ君達が怪人か怪人じゃないかに着いてはこの際どうだっていい。僕が君たちを上手く使ってあげようと言う話だ。より合理的にね。分かったら…」

 

僕の指示に従え。

 

「力づくで従えてみたらどうだ?できるものならな?」

 

フラッシュさんがドスを聞かせて話す。結局こうなるのかぁ

 

「出来ないとでも思ってるのか?」

2人とも殺る気マンマンやな

 

「フラッシュその殺気辞めろ唯じゃすまんぞ。」

 

「そうですよ。アマイマスクさん貴方がその力をヒーローであり…人間であるフラッシュさんに使おうとするならあなたは立派な怪人になりえます。フラッシュさんもです、抑えて下さい。」

 

夕日を出して臨戦態勢を取る。

 

流れが変わる。動くまで…3…2…

 

「皆様!キング様の到着です!!!」

 

皆の緊張が別のものに変わる。タイミング完璧っすよぉ流石人類最強の男。

 

驚くべき事実キングさんは1人で怪人協会本部近辺の怪人を狩っていたらしい。その行動力…脱帽です!

 

「ふっ…喧嘩していても仕方ない…今回はキングに免じて許してやる…だが僕も突入する!それだけは譲らないぞ!」

 

はぁ…やっと言ってくれたよ。

 

準備を整えて、集合場所に向かう。蝙蝠はもうしばらく寝かしておく。名前さえ呼べば寝てても手元に来るし。

 

「みんな!準備はいいね!それじゃあ…行くぞ!!」

 

怪人協会から人質奪還作戦が開始した。

 

 

 




たちゅけて単行本がおわりゅ。こっからはサイトと行き来かぁ頑張るわ

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