ドラえもん のび太の転生ロックマンX 番外編 作:赤バンブル
「いや、悪いねアクセル。この間はあんな悪い冗談言ってさ。」
作者に呼び出された僕が聞いた言葉は謝罪の言葉だった。
話によるとオープニングステージの戦死は冗談だったのだが予想以上に僕に同情してくれるファンがいたので誤解されないように今回の話を作ることにしたらしい。
「冗談だったら最初っから言わないでよ。ビビるんだからさ・・・・・・」
「悪い悪い。いやあ、でものびエックス(作者はこれを略称としている)ここまで書くことになるとは連載当初予想もしていなかったんだよね。最初の頃はドラえもんを出す予定もなくて少しひみつ道具が出るぐらいでそのままXシリーズで書いてX8までの予定だったんだよ。」
「えっ?そうなの?」
「そもそもブラックゼロも復活の予定が最初の構想ではなかったんだよ。でも、X2編を書いている最中に『せっかくドラえもんとのクロスなんだからもう少しドラえもん要素を加えようかな?』って具合で今は名前を伏せておくけどドラえもんサイドのヴィランが彼を回収してそのデータを基にベルカナとダイナモを造ったっていうオリジナル設定にしたんだ。」
「でもさ、ダイナモもベルカナもほとんど正体を明かされることがなかったいわゆる黒歴史的扱いだよね?態々ピックアップする必要あったの?」
「Xシリーズは外伝・リメイクも含めて12作あるんだけどその繋がりが全部曖昧なんだよ。例えばX2ではゼロが敵サイドで復活しようが味方サイドで復活しようがEDでは合流しているだろ?」
「うん、まあね。」
「ところがX3ではドップラー博士の生死が分からなくなっちゃうんだ。ビームサーベルの欲しさにゼロを使用不能にすると彼がシグマを道連れにして死んじゃうんだけど、ゼロが使用可能のままクリアするとその役割がゼロに変わってEDでも登場するようになる。Xシリーズの設定があやふやになってしまい始めたのはここからだと思うんだよ。」
「なるほどね・・・・そう言えばX5以降はマルチエンディングを採用するようになったんだもんね。」
「そう。唯一分岐ルートも設けられなかったのは初代を除けばX4。アイリスの死亡シーンを見た時はマジでショックで何とかならないかと何度もプレイしてネットでクリア動画を見たりしたんだけどこれは回避の仕様がなかったんだよな・・・・。」
「そう言えばX4ってメインプロデューサー 稲〇さんだよね?」
「うん。彼は元々ゼロを主人公にしたかったらしいからね。だから、X4ではゼロをメインに扱っているんだけどそのゼロのヒロインであるアイリスを戦わせて死なせてしまった。X5のゼロENDでも公開している描写があって『後悔していたんだな・・・・』って改めて感じたよ。まっ、次回作ではなんか開き直っちゃっていたけど。」
「X6はツッコミどころが多いからね。今でもネタにされているし。」
「話は戻すけどX2編が終わった後最初、サイバーミッションとX3のどちらをやるか迷ったんだ。」
「どうして?」
「サイバーミッションは外伝作な上にマイナー作品だからだよ。それに中身はX1、X2のステージをゲームボーイカラーの容量で何とか詰め込んだものだから評価もいまいちだったんだ。それにボスもワールドシリーズ同様に使いまわしだったからね。」
「でも、やったんでしょ?」
「うん。一応ロックマンXシリーズは外伝も含めて地続きになっている印象があるからね。ソウルイレイザーもアイリスとの交流を描くために追加したんだ。」
「っで、X3編でドラえもんたちを登場させたんだね。」
「これには正直悩んだよ。何しろ作風が違うのも同士を組み合わせるんだからね。だから、ドラえもんは最初は捕まって、エックスが「鬼」への道を進み始める展開を考えたんだ。」
「漫画版だとドップラー博士が死ぬ前までは綺麗なエックスだったのに・・・・なんでそういう形にしたの?」
「漫画版ではマーティがまともに出てきたのはX3までだったんだよ。X3編を書いていた時期、他の作品に比べて伸びが遅かったこともあってこのまま継続していくか綺麗なところで終わらせるかで悩んでいたところ『せめて漫画で叶わなかったエックスとマーティをくっつけたところで綺麗に終わらせられるんじゃないか?』って結論が出て、終盤はハードな展開にしたんだ。まあ、漫画版と内容があまり変わらないように感じるけどね。」
「それで終わらせようと思っていたけどその後にソウルイレイザーとX4って続けたんだよね。」
「アイリスの戦死は避けたいという思いがあったからかもしれないね。別作品の「ゼロの幻想入り」でも二人を和解させているんだけどあっちは一応X5後の話にしているからちょっと物足りなさがあったんだよな。」
「その作品も今のところ更新が止まっているけどね。」
「・・・・・・面目ない。」
「じゃあ、その後のブリキの迷宮はなんで書くことにしたの?」
「ドラえもんシリーズとクロスているから何かしらの劇場版をやろうと思ったからかな?映画の筋書きがXシリーズに似通っていたところもあったし。」
「ワイリーナンバーズはなんで出したの?当初は予定なかったって聞いていたけど。」
「悪い言い方をすればテコ入れかな?映画をそのままやるという考えもあったんだけどその場合だとエックスたちの方が有利になっちゃうんだよ。だから、うまく調整できるように出したんだ。」
「へえ・・・・」
僕は感心しながらも作者を見る。
結構癖が強いけど考えて書いているんだな。
「まあ、あまり長くなると大変だから今回はここまで。次回があればこの雑談の続きでもしようかな。」
「えぇ!?また、僕が付き合うの!?勘弁してよ!」
「仕方ないだろ?まだ、出番も先だし。この際だから俺の愚痴でも聞いてよ。」
「ハア・・・・・・勘弁してほしいな。」
僕と作者の雑談はまだ続きそうです。
次回?
あるといいな・・・・・