裏稼業とカカシさん(旧題:裏稼業の何でも屋が出向く先には必ずカカシが待っている件) 作:chaosraven
1日掛けて仕事の休憩中もタカタカしてたけど、これ以上頑張っても無駄に長くて纏まりが無くなりそうなので今日は短めでさらっと流せる文量で投稿(アセアセ)
突然だがわしゃI.O.P製の人形の中では45がいいキャラしてると思ってます(唐突)
スケアクロウをお買い上げして、寝ぐらにしている部屋の一室で同居するようになってから幾日か経った今日この頃。世が世ならフクロウがほーほー鳴いているような真夜中の時間。ベッドの上で安眠していた筈なのに何処か寝苦しさを感じて目を開けてみれば、暗闇でもはっきり見えるお月さまみたいな両目を付けたカワイイお顔が視界ほぼ全てを埋め尽くして・・・というかUMP45が俺の寝顔を覗き込んでいた。
以前受けたヤク取引の際にスケアクロウが近づいてきた距離よりもさらに近い。顔が近い。顔が近いぞ。
「・・・起きた? おはよ、レイ」
「・・・どうりで寝苦しいと思ったよ。こんな時間に住居侵入してまで何の用だ」
「ねえ、寝苦しいってどういうこと・・・?」
自分が重いと言われるのには抵抗があるらしい。若干目が据わったままで問いかけられるが、こちらは別にお前の体重で弄ろうというつもりは欠片も無いぞ。
「どうもこうも、寝てる所に肺の上に物乗せたら息苦しくなるに決まってんだろうが。それよか用があるなら早く言え」
「んもぅ、ツレないんだから」
仰向けに寝ていた俺の体に馬乗りになって覗き込んでいた彼女は、本題を告げるべく退いてくれた。・・・馬乗りになられてるのをスケアクロウに見られてたらまたつーんってなりそうだな。
眠りを妨げられて若干不機嫌になりつつも体を起こせば、そこにはUMP45率いる『404小隊』のメンツが揃っていた。いつもは寝坊助なG11も珍しくキリッとした顔つきで立ってら。てかおい、人の部屋に上がるんならお前ら靴を脱ぎやがれ。俺の部屋は靴に関しては和式ルールを採用してるんだぞ。そう言っても全員どこ吹く風って反応しか返ってこなさそうだが。
「それじゃあ私たちがここにきた目的を教えてあげる。”仕事”よ」
突然だが、UMP45を含めた404小隊は、現代の大手PMCの一つ『グリフィン&クルーガー社(これからは長いからG&Kって呼ぶ)』の非公式特殊部隊という役割を与えられた『戦術人形のみで構成された』小隊である。
この場合の人形のみというのは、後方でリアルタイムに部隊に指示を出す”人間の指揮官”すら持たない、完全に人形が独立して作戦を遂行する部隊という意味。本来人形にそれだけの権限を与えるとプログラムの構成次第では人に反逆を企てる事も出来てしまうのだが、彼女らに関しては部隊の遂行する任務が任務なだけに特例でそうした作戦指揮モジュールを頭に搭載しているらしい。
んで、なんで俺がそんな大手PMCの裏部隊と関わりを持ってるかというと。G&Kの社長が404と共闘させる事を目的にうちのギルドに依頼をした事があるから。G&K依頼の初仕事に担当として割り振られたのが俺で、その仕事が成功して以来、時々G&Kからの依頼が入っては任務の内容次第では404と共闘することがあるってわけ。
にしても、こんな真夜中に本当にいきなり仕事をぶっ込んで来やがる。なんの仕事なんだか。
「・・・こんな真夜中に人を起こす必要があるほどのか?」
「そうよ。レイが以前潰した薬物を取引する裏組織、奴らがグリフィンのある指揮官と癒着してたことが分かったの。だからソイツを粛清するためにレイにも協力して欲しいの。役割分担は単純。私たちが基地の人形の制圧を行ってる間に、レイが基地に侵入して指揮官を抹殺する。報酬は社長がいつも通りのやり方で振り込むって言ってたけど、どう?」
なるほどねぇ。身内からヤク関連の汚職者が出たとなりゃそりゃ生かしておきたくはないわな。
普通は社則に従って独房入りなんて展開の後に処分を決めるって流れになるんだろうが、そんな面倒な手順を踏むんならその前に暗殺したほうが圧倒的に楽で早い。UMP45の言い分から見るにヤク関連の取引をしてた証拠をすでに抑えてるようだし、それなら捕らえて生かす理由もないと見た。しかし、それを実行するのは吝かではないが一つ問題がある。
「今から移動して粛清なんて間に合うのかよ?」
「問題ないわよ? だって、粛清対象は”この地域を管轄してる基地の指揮官”だもの」
「・・・グリフィンの社内監査網は大丈夫なのか?」
「大丈夫だから大事になる前に処刑するんじゃない」
「まともに機能してるんならそもそも取引なんてさせねえと思うんだが・・・それを現場のやつに言っても意味ねえな」
体を完全に起こすべく、軽くストレッチをしながら仕事のプランを改めて確認する。
「それで? 殺る標的は指揮官様だけでいいわけ?」
「あとはレイの姿を見たやつも問答無用でって感じみたいよ。もちろんなるだけ殺さないに越したことはないけど」
「あいよ・・・。んじゃあ5分くれ」
「着替えるなら別に私たちは気にしないわよ?」
「ちげえよ」
なけなしの懐の中身を未来の分も含めて投げ打って迎え入れた、俺の大事な
そう思ってスケアクロウが寝ている部屋に向かおうとドアを開けた瞬間、若干拗ね顏のスケアクロウがフヨフヨ浮きながら部屋の前で待ってた。
起きてんのかい・・・もしかしなくても今までのやりとり全て見てた?
「ふぅん? レイ、鉄血の人形を買ったの?」
「ああ、聞くも語るも涙なしではいられない深〜い事情があってな。それとスケアクロウ、あとで埋め合わせはする」
「・・・必ずでしてよ?」
「ふ〜ん???」
UMP45のそのふーん?が何を指してるのか判りかねるが、スケアクロウの準備が整ってるなら話は早い。大急ぎで黒づくめの仕事着に着替えてアイバイザーを装着する。P90とFive seveNをそれぞれの定位置に収め、必要なものを全て揃えて玄関へと向かう。
「それじゃ、パートナーを迎えてパワーアップした『
「おう。スケアクロウの力添えは中々だからな。期待していいぞ」
「ご期待に添えるよう、尽力させていただきますわ」
スケアクロウをオンボロに乗せ、404は自分たちで乗ってきた軍用の四駆に乗り込み発進する。
近くまで乗り物で行き、その後は徒歩でそれぞれの進行ルートに従って基地に侵入。俺たちはヤラかした指揮官様と目撃者の始末、404たちは基地にいる人形たちの相手をする。
薬物に手を出した奴に容赦する気は一切無いからな。
覚悟しておけ、指揮官サマ。
最近毎日投稿するのが大変というか急に話が頭の中でまとまんなくなっちゃったので、落ち着く時間を取りながら気長に書いていこうと思いますので、皆さんどうぞ見捨てないでくださいね(汗)
というか、カカシが嫁入りした途端にお気に入りと評価の数が爆速的に増加してるんだけど。
ハーメルンにはやはり変態しかおらんのか?(錯乱)
P90に名前を付けるとしたら?
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そのまま『P90』でいんじゃね?
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『ナインティ』でいんじゃない?
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ナインとティを逆さにして『ティナ』とか?
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いやいや変化球で『きゅーまる』はどうよ?
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良いアイデアがあるから感想に書くぜ