裏稼業とカカシさん(旧題:裏稼業の何でも屋が出向く先には必ずカカシが待っている件) 作:chaosraven
先に言っておきます。
今回のお話、シリアルでもひょっこりギャグでもありません。本気のシリアスモードです。
なんだったらマジの胸糞悪い話でもありますので、くれぐれも覚悟を決めてお読みください。
良いですか? 本当に覚悟を決めた人だけ、本文に入ってくださいね?
前書きにちゃんと書きましたから、クレームは受け付けませんからね?
俺たちは今、人形たちが捕らわれたと思しき建物付近に潜伏している。
かつてこの地区に居を構えていた資産家の旧宅で、それなりの土地になかなかの屋敷が立つここは拠点とするにはもってこいの場所である。
旧宅は防犯性の向上とは別に自身の力を誇示するのを目的に、実用面だけでなくデザイン面でも意匠を凝らした高い塀で周囲をぐるりと囲っている。唯一塀のないところは正門のみ。他は所々経年劣化で崩れかけてる部分はあるにせよその高さは健在であり、侵入するには少々骨の折れる場所を拠点にこしらえたってわけだ。
まあ塀が高いからといってチンタラと突入法を探してられないから、ちょっとした変化球で塀の内側へと忍び込むけどな。
「というわけでスケアクロウ、よろしく頼む」
「う、うぅ・・・」
方法は簡単。スケアクロウに体をホールドしてもらい、彼女のフヨフヨパワーで塀の内側へと忍び込むだけ。別にやましいことも何もない。業務上必要だからそうするだけの話だが、乙女な彼女の擬似人格的にはそう簡単に割り切れることじゃないようである。
一見真顔に見えるが両側の耳が真っ赤っかなので、多分本人的には今もの凄く恥ずかしい気持ちでいっぱいなんだろう。・・・それともあれか? 今朝の抱き枕事件がフラッシュバックしてたり? ・・・冷静さを欠くと落っことされそうだな。戦場にいるわけだし、気を引き締めてもらう。
「なぁ、今は仕事の遂行が最優先だ。余計な感情は捨ててくれ」
彼女からはバイザーに隠れた俺の目は見えないが、少しばかし冷たい声を出しつつ彼女に目線を合わせる。
俺たちはこれから命のやり取りをする。しかも彼女にとっては、ドールズジャマーによりピンチに陥る可能性もある状況へ飛び込むのだ。仕事に必要のない感情を持ち込めば、時にそれがイレギュラーとなって俺たちに不利に働く危険もある。
今の俺たちは”仕事人”、それを忘れるなと警告の意味も込めて言葉をかけると、彼女は落ち着きを取り戻してくれた。ふぅ、切り替えがすぐに出来るのは彼女のいいところだよ。
「・・・どさくさに紛れて変なことはしないで下さいまし」
まだ若干耳は赤いままだったけど。
そしてそのセリフが出てくるってことは前言撤回、まだ完全に気持ちを切り替えられてはいなかったらしい。
あまり厳しく言いたくないが、敵地で余計な事を考えるなってことはちゃんと理解してくれないと困る。
「・・・二度も同じことを言わさないでくれると助かる。時間が無いのは理解してくれてるもんだと思ったが? 早く」
「っ、で、では行きますわ」
自分でも驚くほど冷たい声色になったが、彼女には仕事が終わった後で詫びる。とにかく今は人形たちを助けないと。
後ろから俺の体を抱きすくめるように細い両腕が回される。直後彼女の体に引っ張られる形で浮かび上がり、屋敷を囲う塀を越える事ができた。
さて、肝心の中に忍び込むにはどうするかというところだが、端末に落とした設計図のデータを見る感じ厨房の勝手口から忍び込むのがちょうど良さそうである。
回り込んでたどり着いた勝手口の扉は、驚く事に鍵が開いていた。普通に考えて塀の中に入れるのは正門だけという状況に油断したか。
想定してない方法で忍び込まれた時に備えて、しっかりこういう所の対策もしてないといけないはずなんだがな・・・。それ以前に常識的にも鍵を掛けないのもどういう感覚なんだか。だから俺たちみたいな方法で侵入してきた奴にこうやって隙を突かれるんだよ。
屋敷の中は真っ暗とまではいかなくとも、必要最低限の明かりしか灯されていないせいでとても暗い。電気を含むインフラが死んでる地域だからこの状況は当たり前だが、忍び込む側の俺たちにとってこれは好都合。
P90を構え、任務を開始する。
目的地はこの屋敷の二階、旧オーナーの部屋と思しき一番大きな部屋だ。見取り図から見てもさらわれた人形たちの数を考慮しても、恐らくそこが本丸のはず。
バイザーの赤い光を灯し、ダッシュで厨房から目的地まで駆け抜ける。
途中現れた敵兵たちは片っ端から頭を撃ち抜き、俺が撃ち漏らした分は後ろから来るスケアクロウのレーザーで仕留めてもらう。
「邪魔だ!!」
ダダダと足を踏み込むたびに、軸となる背骨がグワングワンと揺られる。その上前傾姿勢になるからだんだんと背中が痛くなってきた。クソ、本当に時間の余裕がねえな、いっそのこと中のジャマーだけぶっ壊して後は人形たちに暴れてもらうか?
二階へ続く階段を駆け上がる中で、奇襲に気づいた構成員たちが次々と現れては発砲してくる。次の瞬間急速に意識が冴え渡り、周りの光景全てがスローモーションになる。
銃口の向きから弾道も、放たれてこちらにゆっくりと飛んできている弾も、何もかもが己の頭で視える。視えるのに射線上にいてやる道理もない、”避けきってやる”、そしてぶっ殺してやるだけだ。
構成員たちの影に溶け込むように腰を落としたまま懐へと駆け込み、真正面に現れる敵の肉体をセミオートで撃ち抜く。そして次の獲物の元へ、また次の獲物へ、撃つ、撃つ、撃ち殺す。
時に回避しきれない角度からも弾が飛んでくれど、殺したヤツを肉の盾にして防ぐ。そして殺す。
全力で殺す。殺して、殺して、殺して、俺に課せられた役割を確実に遂行してみせる。それが
口が、歪んだ弧を描いた。
「おやすみ」
結局、集まってきた十数人を殺しきるのにそれほど時間は要らなかった。ルールなんて一切存在しない、生きるか殺されるかだけの二者択一。如何に身を守りつつ効率良く殺せるか、生き延びられる条件はそれだけだ。
・・・チッ。背中の痛みが蓄積され続けて、痛み止めで誤魔化せるレベルを超えてきてやがる。でもここで止まってなんかいられない。止まって良い理由など無い。
なんのためにここまで来た? 弟子を救えずして師を名乗る? バカバカしい、そんなもん一生もんの恥だボケ。
気を奮い立たせろ、前を見ろ。
再び走り出す。
本丸の扉を守るギャング達の頭に華を咲かせつつ、走るそのままの勢いで右足を前に扉を蹴破る。
中にいたのは暗殺対象だったギャングの首領や幹部達の一部、わーちゃんたち人質となったライフル人形達、そして部屋の奥にデカデカと鎮座する黒いウーファーのような機械。
・・・部屋に突入した直後、ガスマスクを通して強烈な淫臭が鼻をつくのに思わず顔をしかめる。ジャマーのせいで小さな抵抗しか出来ない彼女らの肢体を好き放題に弄び、自らの欲のままに打ち込み続けた結果がこの惨状か。
人形達は皆それぞれが可愛らしい服を着ていたはずだが、そんな服はボロボロに裂かれてもはや布切れ同然となってしまっている。
そして、俺は見た。
欲望のままにそり立つモノを、今まさにわーちゃんに突き入れようとしていた首領を。
ーー思考が、感情が、急速に冷めきったーー
首領の頭を撃ち抜く。銃口の向きをわずかに変えそばに控えていた幹部にも一発見舞う。そして間髪入れずに黒い機械に向け、マガジンの有り弾を全て撃ち込む。
やはり、こいつが本丸に仕掛けられたジャマーだったようだ。破壊した直後、頭に走り続ける苦痛に顔を歪めていた人形達が揃って顔を上げ、自分の動きを阻害していたものが排除された事を認識する。
するとどの人形も憤怒の形相を浮かべ、幹部を含む残るギャング達へとゆっくり歩き出した。もちろん、俺の育てた”白いリボン”を付けたわーちゃんもだ。
茶髪の長髪を一旦折り返すようにして長く伸ばしている人形が一歩前に出る。
確かスプリングフィールドと呼ばれている人形だったか。彼女の服装は騎士のように優雅で凛々しくも格好良さも合わせたもののはずなのに、青と白の布が申し訳程度にしか残されていない彼女の姿から、どのような目に遭わされたのかは想像に難くない。
普段は朗らかな笑みを浮かべている彼女の顔からは、憎悪と絶望以外のあらゆる感情が欠落していた。それは能面とも言うべきか。歴戦の兵士として確かな実力を持つ彼女達ゆえに、圧倒的な覇気にあてられたギャング達は抵抗するのも忘れただひたすら後ずさるばかり。
やがて全員が壁際に追い詰められたところで、ようやくスプリングフィールドが口を開く。
「・・・さて、よくもここまで私達を痛めつけてくれましたね。人を傷つける振る舞いをするなら、自らも他者に傷つけられる覚悟を持たなければなりません。今まで私達にしてきたこと、その報いを受けて頂きますよ」
「ま、待て! 金をやろう。幾らだ? 幾ら欲しヒッ!?」
典型的な命乞いをし始めた幹部の頭すぐ近くにP90を撃ち込む。あまりにも見るに堪えない無様な姿に、もはや呆れを通り越して哀れみすら浮かんでくる。
・・・人形というのは実に不条理な立ち位置にいるんだと、こんな現場を見せられて改めて気付かされる。
コーラップスと三次大戦を経て激減した地球人口、社会形態を維持する上で絶望的に足りない労働力を補うべく生み出された彼女達。”人間”が必要としたから人間の欲求を満たすために生まれた彼女達は、一方で同じ”人間”によって敵視されている。
人間が立ち直るには人形の存在は不要、人間の雇用を人形が奪っている、そんな理由から人形を嫌う一派が現れ、次に恨む一派が現れ、やがて憎む一派までも現れた。彼女達自身は”人間に望まれたから”そうしているに過ぎないのに。
人形達は何もしていない。全ては人間が自らのために生み出したから、生み出されたから設定された存在意義を果たすために活動しているだけ。なのに何故、こんな目に彼女達は遭わなければならない?
”何故どうしようもできない理由で虐げられなくてはならない?”
機械の塊である人形に対してここまで入れ込むなんて、普通に考えれば変人なのはむしろ俺の方なのだろう。だが俺は確かに、人形達にこんなクソったれな行いを働いた下種どもに対し、猛烈な怒りを感じずにはいられなかった。
「お金ですって? お金で解決できると本気でお思いですか? ・・・ふざけるのも大概にしなさいッッ!!!」
「ヒィィッ!?」
今の彼女達の感情全てが籠った渾身の叫びが、スプリングフィールドの口から放たれた。
ただ欲求を満たすためだけの道具とされたことへの恨みもそう。だがそれ以上になによりも滲み出ていた感情。人間にこんな目に遭わされたことへの深い絶望と悲しみ。彼女自身、もう己の中の感情がグチャグチャになって、ボロボロと涙を流しながらありったけの感情をひたすらに叫ぶ。
「私たちは貴方達人間が必要としたから生まれた。人間が私たちに社会の歯車になれと望んだから生まれたんです!
それを何ですか? 人間の生活を人形が奪っているですって? そんなことを言い回りながら、人形を目の敵にしておきながらっ! いざ私たちを手に掛ける時には『必要としている人間のために股を開け』と言いながら事に及んで! 挙げ句の果てには自分の命が危なくなればお金で命乞い?
ふざけるなッッ!!! 私たちは・・・、私たち人形はッ、こんな経験をするために生まれてきたんじゃないッッッ!!!」
「な、人形のくせに一丁前にガッ・・・」
これだけ言われて尚も反省する気の無い幹部様にはもうこれ以上喋ってもらう必要はないだろう。警棒で一発頭を殴って気絶させる。一番情報を握ってそうな首領と側仕えの幹部を真っ先に殺っちまったのは早計だったかもしれないが、コイツも金で命乞いできるくらいなんだから組織内である程度の立場はあるだろう。相応に信頼を得てないとこの場でボスと一緒に強姦なんて出来ねえ筈だしな。
「さて、俺はG&Kから依頼を受けて人形たちの救出に来たモンだが。死にたくなきゃおとなしくここで縄を頂戴しろ。嫌なら突っ込んで来るもよし、その場で無抵抗の意思を示すもよし。死にたい奴は来い。真っ先に撃ち殺してやる」
『・・・』
「・・・ジャマーが無くなった途端にコレか? まあいい、スケアクロウ。クルーガーに連絡を・・・スケアクロウ?」
呼びかけても返事を返さないスケアクロウに後ろを見やると、青ざめた顔でワナワナと口を震わせる彼女。・・・まさか、ジャマーの影響が?
「スケアクロウ! どうした!?」
「ッ、なんでもありませんわ・・・。クルーガー社長に連絡ですわね、今繋げます・・・」
「・・・ああ、頼むぞ。それとギャングたちに攫われた人形ってのはここにいる皆で全員か?」
「ええ・・・。あの、本当に社長が、貴方がたを?」
恐る恐るといった風で、スプリングフィールドが質問してくる。
もしかしたら俺もギャングの仲間なのではないかと疑っているようだ。クルーガーの名前を騙り、自分たちに再び非道な行いをしようとしているのではないかと。・・・疑われるのも無理はない。見ず知らずの人間にこんな目に遭わされれば誰だって人間不信になる。
勤めて冷静に、彼女たちの傷を刺激しないよう配慮して返答する。
「クルーガーから渡された依頼書、そのデータがこの端末にある。見てくれれば分かるか?」
スプリングフィールドに端末をトスし、その間に意識のある残りのギャングたちを全員ぶっ叩いて沈める。ここには縄の代わりになりそうなモンは無いな・・・。仕方ない、表のグリフィンの捜索隊が来たら拘束してもらうとしよう。
「クルーガー社長に繋がりました。すぐにこちらのポイントへと捜索隊を向かわせるそうですわ・・・」
「分かった。・・・本当に大丈夫か? ねぐらに帰ったらすぐに休んだほうがいい。明らかに顔色が悪いぞ?」
「・・・申し訳ありませんが、そうさせて頂きますわ」
・・・オンボロの運転は俺が無理を押してでもやらないといけなそうだ。普段と比べて明らかに大分参っている様だし、仕事と、俺の用が終わり次第すぐにねぐらに帰ろう。
十数分後、グリフィンの人形たちが揃ってこの旧宅へと突入、制圧をしてくれたおかげで俺がクルーガーに遣わされた者という証明も出来た。
ギャングたちは次々と縄でぐるぐる巻きにされて回収。ついでに凄惨な目に遭った彼女たちのために、体を隠すローブも捜索隊の面々が持ってきてくれた。
今回の仕事、実に胸糞悪い案件だったと言う他無い。
人形たち誰一人として”生命活動”が失われなかったという点では成功かもしれないが、彼女たちの”心”が傷付けられることを阻止できなかったという点では依頼は失敗だろう。
もちろん出来ることには精一杯手を尽くしたし、可能な限りの全速力で現場に向かったが、結果が伴わないんじゃ何の意味も無い。今日の場合は、結果が伴ってこそ過程にも意味が出来るのだから。
人の業というか、人間が持つ残酷な性をこれでもかというほど見せつけられたよ。ここまで後味の悪い仕事も久しぶりだ・・・。
さて、気持ちを切り替えないとな。
「スケアクロウ、体調が悪いところに本当に申し訳ないんだが・・・」
「・・・分かっています。彼女のところに、行ってあげて」
「・・・ワガママに付き合ってもらってすまないな。必ず、埋め合わせするよ」
「良いんです。今の彼女には、貴方の支えが必要ですから・・・」
ね? と、少し青ざめた顔で健気に送り出してくれるスケアクロウ。
本当、良いパートナーを持てた事に感謝だよ。ありがとう、スケアクロウ。
俺がこの仕事を受けた一番の”理由”に、再会の挨拶を。
バイザーとマスクを外し、ローブにくるまって震え続けるわーちゃんの前にしゃがむ。
「よう、WA2000。俺のこと、覚えてるか?」
俺の声に反応したわーちゃんは、膝に抱えていた顔をゆっくりと上げる。そして俺の顔を認識した瞬間、泣き腫らした目を少しだけ見開いた。
「・・・レイ? レイ、なの?」
「ああ、その白いリボンをあげた教官さんだ。・・・こんなにボロボロになるまで、ずっと付けててくれたのか?」
彼女の一房の髪を束ねるシルクのリボン。近くで見て気付いたのは、使っては洗ってをずっと繰り返してきたのか、全体的にボロボロにほつれている。
「っ、も、もちろんよ。だって、貴方がくれた、大事なリボンだもん・・・」
「・・・そうか。大切に使ってくれたんなら、プレゼントした甲斐があったよ」
わーちゃんが本当の高みに昇りつめるまで、そしてエースの狙撃隊に選ばれるほどの高みに至ってからもずっと大切に扱い付けてきてくれたシルクのリボン。まるで本当に”人間”のように絆を大切に感じてくれていたからこそ、このリボンも大切にされてきたんだ。
汚れきった俺やギャング達よりも彼女は遥かにずっと”人間”らしい。だからこそ、わーちゃんやスプリングフィールド達がこんな目に遭わされたという現実に、たまらない遣る瀬無さを感じた。
「あっ・・・」
わーちゃんの体を抱き寄せる。
どれだけ怖い思いをしたのだろう、どれほど傷付いただろう。俺では決して計り知れないその大きな痛みを、たった一人の”少女”がその小さな心に受けたのだ。俺たち”人間”が、無情にも傷付けた。
「・・・ごめんな」
「な、なによ・・・?」
「・・・一番助けて欲しい時に、護ってやれなかった。キミに戦い方を叩き込んだ師匠なのにな? 弟子一人のピンチも救えなかった。俺は、責任を果たせなかった」
「だ、だって、それはっ!」
「傷付けられた後じゃ遅いかもしれなくとも、キミのそばで、せめて心を落ち着ける手助けをさせて欲しい。・・・ごめんな。怖かったろう? 辛かったろう? もう、耐えなくて良い。もう、『泣いて良い』んだ・・・」
「・・・」
わーちゃんの顔が乗った俺の肩に、暖かいものが染み込んでいく。ボロ、ボロ、ボロボロ、堰を割った様に、彼女の心の痛みを叫ぶ様にとめどなく溢れた。
「ヒグっ、怖かった・・・! 怖かったよぅ!! うぁぁぁ・・・!!」
涙を流し、叫ぶ彼女の背中を、ポンポンと叩く。
俺がそばにいる、キミは一人じゃない、そう伝えるために強く抱きしめて・・・。
ということで、バッドエンドに近い展開となりました。
前書きで警告した通り、見る人にとってはとても胸糞悪いお話に映ったかもしれません。不快になられた方が居ましたらここでお詫びさせていただきます。
人形と人間の関係、社会での人形のあり方、ドルフロの世界において決して目を逸らすことの出来ない命題ですよね。人形の存在を是とするものもいればその逆もいる。そしてその中には本話の様に平気でクズな行いを出来る者も当然いるわけです。
正直なところ、自分でも書いてて中々難しいところであり、投稿に時間がかかったのも話をまとめて整理するのに大きく時間を取られたことが理由でした。
この先、ほのぼのから離れて段々とシリアスなムードになっていく事も増えてきますが、それでも読みたいという方がいらっしゃれば是非、これからも応援をお願いいたします。
P.S.この雰囲気の中でこれ書くのもバカなんじゃねえの?っていうの承知で書きますが、-14-の資料集の方にオンボロの超雑ラフイメージを乗せたので、それも合わせてご覧下さい・・・それでは汗
P90に名前を付けるとしたら?
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そのまま『P90』でいんじゃね?
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『ナインティ』でいんじゃない?
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ナインとティを逆さにして『ティナ』とか?
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いやいや変化球で『きゅーまる』はどうよ?
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良いアイデアがあるから感想に書くぜ