女子小学生に大人気の官能小説家!?   作:暮影司

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寝取るか寝取られるか

 いきなりホテルに連れ込まれた……!

 となるかと思ったが、そこまであげパパは鬼畜じゃなかった。

 やってきたのは、カラオケルーム。

 奥にモニターやカラオケ機器があり、両脇にオレンジ色のソファータイプの椅子がある。真ん中にはガラステーブル。

 当然のごとく、俺はあげパパの隣に。やはり近くでサービスせねばなるまいと思ったのだが。

 なんと、ももきゅーちゃんは対面に座った。そして自然にぱんちらをスタート。なんと小癪な。ギャルなファッションなのに、ぱんつは清純そうな白のレースというのがまた小癪。

 ドリンクや軽食を注文しながらも、あげパパはときおりそちらに視線を送って楽しんでいる様子。

 まったく男ってバカなんだから……。見てることなんてバレバレなのに、がっつり見るわけでもなく、見ないようにするわけでもなく……なにやってんだか。俺もまったく同じように見てしまうけれども。小癪だなあ。

 そしてカラオケルームに届けにきた女性店員さんのこともチェックしてしまう。まぁまぁ可愛いが、俺に比べたら大したことはないな……。いや、俺と比べるのはちょっと可哀想だが。

 

「フラポおいしー」

 

 ケチャップをつけたフライドポテトをあざとく食べるJSギャル。俺もチョコバナナかアイスキャンデーをペロペロするしかねえか……そうすりゃ、あげパパも思わず前かがみですよ。うーん、残念ながら無かった。フラポ食うか。

 

「最初に歌っちゃおうかな~」

「どうぞ」

 

 歌うだと? カラオケルームらしからぬ会話をしているな。

 普通カラオケといえば歌わずにペッティングだろうが。マイクより握るべきものがあるでしょ?

 

「いっくぞー!」

 

 ノリノリでシャイニング娘。を歌い始めたよ。なにやってんだか。しょうがねえからマラカス振るけど。

 あげパパは歌っているところを見ている……と見せかけて、ぱんちらを見ている。歌に合わせて脚を動かしているから、ちらちらちらちらするのです。小癪すぎる。

 もうすっかり、ももきゅーちゃんに夢中じゃないか。シャカシャカとマラカス振ってる場合じゃない。

 ここはテクニックを使うぜ。

 

「あっ、すみません。わー、結構たくましー。スポーツとかやってたんですかー?」

 

 必殺、マラカス振ってたらついつい隣の人に当たっちゃってからのボディタッチだ。男はボディタッチに弱い。バカだから。

 

「サバゲーを少々」

「そ、そうなんですね~」

 

 思ってたのと違いすぎて軽く混乱したが、何をやっていたかなんてどうでもいい。ボディタッチするための理由にすぎない。

 

「わー、すごーい、たくましーい」

 

 そんなにたくましくないが、腕やら胸板やら、ふとももやらを触る。男なんてこれやっとけば大体オチる。ソースは俺。

 どうだ、あげパパ。興奮しすぎて言葉も出ないのかな?

 

「……あ、見えた」

 

 ももきゅーちゃんのぱんちらに夢中!

 いや、いつまで凝視してんねん、あげパパ。もういいだろ!?

 さすがの俺もレースの形までくっきり覚えきってしまうまで見たら十分だよ?

 しょうがない……。

 

「ねえパパ~」

 

 俺はあげパパの腕を取り、胸の間に挟む。

 今どきは偽乳(にせちち)もなかなかのもので、正直自分でも揉みまくってしまったからね。

 

「へえ、思ったより、すごいね」

「え~? なにがですかぁ~?」

 

 どうせならとEカップにしたからね。

 よかろう俺のおっぺえはよ~。気持ちよかんべよ~。

 なんかこっちまで興奮してきたぞ。

 

「当たってる、当たってるよ」

「え~? なにがですかぁ~?」

 

 当ててんのよ~。

 なんだろう、男におっぱい当てるのなんか楽しいな。こんな面白いことなんでみんなやんないの? 俺はいつでもウェルカムだよ?

 

「あっ、なんかふたりともイチャイチャしてる~」

 

 歌い終わったももきゅーちゃんが、あげパパの隣りに座った。いまさら俺と同じ方法で対抗しようとな? 小癪な。

 しかし小娘、まだまだ胸の大きさが足りないんだよ、ははっ、残念だったな!

 ももきゅーちゃんは、胸を寄せて上げるようなこともせず、じっとあげパパの目を見た。

 

「パパ、あたしとちゅーする?」

「なっ!?」

 

 なんてことを言うんだ、このJSは!?

 俺というカレシがここにいるのに……。

 カレシの目の前で、あろうことか……。

 許せん!

 許せないぞ、絶対に……!

 

 あげパパを直接誘惑するとは!

 

 俺が一所懸命にボディタッチで誘惑してるのに、キスのお誘いって!

 反則だって!

 そんなのアリかよ!?

 しかし、これを真似すると言うことは……うーむ。

 正直、体に触るだの、ぱんつ見せるだの、偽のおっぺえを触らせるだのは大した問題ではない。

 しかしだよ。

 ちゅーはアレでしょ。

 いくらパパ活でお金もらえるからって、ねえ?

 おっさんとちゅーは、いくらなんでも……。

 

「ももきゅーちゃんにキスしていいのかい?」

「いいですよー?」

 

 ヤバい!

 このままでは、このままでは!

 奪われてしまう!

 俺の、俺の……!

 

 あげパパの唇が奪われてしまう!

 

「パパ!」

 

 俺はあげパパの顔を強引に引き寄せ、強引に口づけた。

 

「んっ……」

 

 やってしまった……。

 おっさんとちゅーしてしまった……。

 なんか顎にひげが当たってチクチクする……なにやってんだ俺は。

 ふたりのキスを防ぐのが目的なら、彼女であるももきゅーちゃんとすればよかったのでは?

 なんであげパパを独占しようと思ったんだ俺は。どう考えても俺のやってることはオカシイ……。

 も、もういいだろ。

 

「ちょっ……んっ」

 

 唇を離そうとしたら、後頭部を抑えられてしまった。

 に、逃げられない……。

 

「んっ!?」

 

 くっ。

 し、舌が……。

 っていうか、俺からキスしたはずなのに、いつの間にか主導権を握られていて、全然キスが終わらない……。

 おっきいよお……女の子と違って、おじさんの舌はおっきいよお……。ふええ……。

 

「え、ええー」

 

 なんか隣から、ドン引きしているギャルの声が聞こえる。

 このままではまずい。

 

「ま、待ってください」

「……なんだい」

 

 そう言いながらも、目をじっと見て胸を触ってくるあげパパ。

 完全に火をつけてしまった。

 正直、そうしようとしてたのは俺なんだが、こうなってくると俺もドン引きだった。

 駄目だ、もう、本当のことを言おう。

 

「すみません、俺は男なんです」

「……わかってるけど」

「えっ?」

「いや、そりゃわかるでしょ。声が男なんだし」

 

 たしかになー。

 顔は美女だけど、声は男だもんな。

 俺は別に中性的なボイスではないし、声色を女性にするなんてこともできない。盲点だったぜ。

 

「思ったよりすごいねって言ったじゃない。胸パッド」

 

 そういう意味だったのかよ!

 偽乳バレバレかよ!

 

「それに当たってるって言ったじゃない。大きくなったモノが俺の脚に」

 

 ええ!?

 俺のモノが当たってたの!?

 ニセおっぺえじゃなくて!?

 っていうか、俺はなんで大きくなってたの!? 確かになんかちょっと興奮してたけど!

 

「っていうか、四十八先生でしょ」

「ええーっ!?」

「最初からわかってたよ」

 

 嘘だろ……!?

 俺ですら、鏡を見たら「これがわたし……!?」ってなるのに、すぐにわかっただと!?

 わかったうえで、俺とキスを……!?

 

 きゅん……。

 

 あっ、今なんかときめきが……。

 

「だから問題ないだろ」

「あっ」

 

 顎をくいってされて、熱烈なキス。

 力強く背中をぐいっと抱きしめられて……こんなのされたらオチちゃうよお……。

 

「えー」

 

 彼女にドン引きされながら、俺はされるがままだった……。

 

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