女子小学生に大人気の官能小説家!?   作:暮影司

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淫でタブーなインタビュー

 よもやこんなことになるとは。

 ここは賃貸マンションの三階のドアの前。

 意外と我が家から近く、隣駅ではあるが、歩いてこれる場所だった。

 小江野さんのアパートに比べると、さすが社会人という感じがする。高級とまでは言わないが、それなりにキレイでセキュリティも安心できそう。

 

 ぴんぽーん

 

 インターフォンを鳴らすのも、妙に緊張する。

 エロゲーをやりにきたわけじゃないからな……。

 

「いらっしゃい」

 

 インターフォンではなく、ドアを開けて直接出迎えられた。

 メイクはきちっとしてあるものの、普段はきちっとしたスーツなのに対し、服はパステルカラーのルームウェア。しかも普段はつけていないメガネを装着。

 普段と違う姿を見ちゃうと、ますます意識してしまう……!

 落ち着け俺、俺は小学生の彼女と愛人がいるんだ。いまさらちょっと美人の年上の女性なんて……めちゃめちゃ緊張するよ!

 

「どうぞ」

「ひゃいっ」

 

 ガチガチになっている俺……。

 こころなしか、いい匂いがする。玄関に花が飾ってあったり、いちいち女性らしさを感じてしまう。

 

「お、おじゃましま~す」

 

 廊下からリビングに入る。ここでいまさら「おじゃまします」と言うことに意味はないのだが、つい。なんなんでしょうね。

 どぎまぎしつつ彼女を見ると、あっけらかんとした顔で。

 

「あ、最初からベッドに行く?」

「ぶーっ!」

 

 な、なんてハレンチな!

 官能小説を書いてる俺もびっくり仰天ですよ。

 とんだビッチですよ。こんなむっつりだったとは……いいですね!

 

「え? あ? そ、そう?」

 

 頭をぽりぽり。

 なんか俺、童貞みたいだな……。

 

「じゃ、いきましょうか」

「あ、は、はい」

 

 先にシャワー浴びなくていいの?

 イソジンは?

 トイレ先に済ませておかなくて大丈夫か聞いてこないけど?

 手を出したものの、手をつないでくれることはなく、虚しく宙に浮いた。

 

「こっちです」

「あ、は、はい」

 

 寝室……。

 大人の女性の寝室に、二人きりで……。

 

「どうしたんですか、たかが取材でしょ」

「そ、そう、ですよね」

「なんでそんなに緊張してるんですか?」

 

 むしろ平然としている方が異常だと思うんだが?

 確かに、確かに取材なんですよ。

 彼女は、俺の編集担当でもある富美ケ丘文乃(ふみがおかふみの)女史は。

 この前電話で、しれっと言ってのけた。母や姉となんかいろいろやってると。

 どうも完全にアウトっぽいのだが、なんせ言葉では説明しにくいと。じゃあ見せてくれと言ったら「小説に関係あるんですか」との問い。もちろんあると返答すると「じゃあ、取材ということならウチに来ますか?」と。

 そんなわけで取材に来たわけだけれども。

 要するに、ベッドで、口では言えないようなことをするってことですよ!?

 

「とはいえ、家族以外とはしたことがないですが……」

 

 ようやく少し恥ずかしそうにする。

 ベッドに腰掛けた女性が、もにょもにょと髪をいじる仕草、ますます俺が緊張しちゃう!

 

「そ、それで、取材ですが」

「はい。どうぞ。なんでも聞いてください」

「えー、じゃあ最初からがいいので、そうですね、お母さんとお姉さんはどちらと先に?」

「ママですね」

 

 ママか……非常に一般的な名詞であるママという言葉、どうしてこんなに興奮するんでしょうね!

 

「な、何歳くらいですかね」

「胸が膨らみ始めたころでしょうか。九歳くらい」

 

 ……落ち着け~。これは女児向け小説を書くために必要な取材だ……眼の前の女性が九歳のときの胸を想像している場合では……。

 

「お風呂で説明されたものです。胸は男に見せてばいけない。それがパパや先生でもと」

「おっ、俺の小説と同じメッセージじゃないですか」

「そうですね……」

 

 ちょっと嬉しくなる。ママさんと俺は仲良くなれるかもしれないですね。

 

「そのあと、乳首を舐められました」

「ええーっ!?」

 

 驚きですよ! ママさんと俺は確実に仲良くなれそうです!

 

「な、な、なんでですか?」

「逆に、先生は乳首を舐める理由ってわかりますか?」

「……な、舐めたいから……」

「おそらく同じでしょう。ママは、わたしが可愛いから舐めたいのよ、と言っていました」

「な、なるほど」

 

 そう言われれば、むしろ納得しかない。ママさん、一生着いていきます!

 

「お風呂のときに乳首を舐めあう……これは問題ないですよね?」

「うえっ!?」

 

 どうやら富美ケ丘(ふみがおか)家においては普通のことらしい。うーむ。

 

「ほ、本人たちが幸せならいいかと」

「そうですよね。乳首を舐められるのは気持ちいいから、いいことですよね」

 

 富美ケ丘文乃(ふみがおかふみの)さんは九歳の頃から、乳首を舐められて気持ちよかったそうです。

 いいことでしょうか? もちろんいいことです。ええ。

 

「ど、どんな感じで?」

「ですよね。詳細が知りたいですよね……」

 

 彼女はすっと立ち上がると、服をぬぎぬぎした。うほーっ。

 

「男性に見せるのは初めてなのですが……」

「取材ですからね! 作品のためですから!」

「そうですよね。作品のために肌を脱ぐのは編集者として当然ですよね」

 

 さすがプロですよねー!

 俺もプロですからね!

 作品のために、頑張ろう!

 

「あっ、ブラジャーの写真も撮らせてください」

「……必要なんですよね?」

「もちろんです」

 

 白をベースに水色も含まれた、上品な下着姿だった。大人のブラジャーって感じで凄くいいです。

 

「撮れたので、脱いでいただいて」

「……はい」

 

 後ろを向いてではなく、こちらを向いたまま、ブラを外した。いいですね~。取材だから恥ずかしくないのだと思い込んでる感じがいい。

 もちろん俺も仕事だと思ってますからね。真面目モードですよ。しかしズボンが痛いな。俺もズボン脱いだほうがいいか?

 

「ここをですね」

「はいはい」

 

 人差し指が、乳輪の下半分をなぞった。

 

「舌でこういう感じで」

「はいはい」

 

 くるくると舌で乳輪を舐めて、乳首を下からつんつんとつついたりしたようです。普通に前戯だな!

 ママさんのプレイは、まぁ、俺に似てるかもですね。ええ。

 

「それにしてもきれいな乳首ですね」

 

 乳輪は小さく、色は薄い。形も美しい。

 

「あ、ありがとう?」

「撮っておきましょう」

 

 参考にしたいですからね。きれいな乳首。

 

「それはお姉さんも?」

「おねえもママからはそうされてたそうです」

「ふんふん」

 

 まぁそうだろうな。

 それにしても「おねえ」もいいね。うん。詩歌も俺のことを「おにい」って言えばいいのに。

 

「おねえと乳首を舐めあってはいないんですね?」

「してないですね」

「ふんふん。ママさんは他にも?」

「もちろん、こっちの方を……」

 

 股間を指差す文乃さん。

 そもそも、電話では伝えられないというのは、そういうことだからだ。

 彼女は、女性の性器についてあまりご存じないらしい。官能小説家の編集としては失格ですね。

 

「なるほど。では詳しくお願いします」

 

 言葉では説明できないから、直接目で見せてくれるというのです。素晴らしいですね。

 

「あ、ぱんつも撮らせてくださいね」

「……」

 

 取材だからね。大事ですよ、写真は。ええ。何度も見返すことになると思いますので。はい。

 

「では」

「はい」

 

 するするとぱんつを脱ぐ……ごくり。

 ベッドに腰掛け、ぱかんと脚を開いた。俺は間近に寄ってじっくり見る。んー。これが大人のか……普段は小学生のしか見てないからな。結構違うものですね。

 

「毛は剃ってるんですね」

「えっ!? 普通じゃないんですか!?」

 

 大人の女性が普通は陰毛を剃るのか剃らないのか。そんなことは俺にはわかりません。普段見てるのは、単純にまだ生えてないんだよ。

 ただ官能小説においては、割と陰毛の描写はある気がする。

 なんにせよ似合ってると思いますね。剃った跡が。うん。

 

「いえいえ、お手入れしてるのはいいことです」

「そうですか。よかった」

 

 パイパンを否定するなんてとんでもないことですよ。

 とりあえず写真を撮って。さ、取材を続けましょう。

 

「それでお母さんは……?」

「まず、ここを舐めますね」

「おおう……」

 

 舐めちゃうのか……母親が、娘のそこを……。

 おそらくだが、それは普通ではないと思いますね……。

 

「ここをこう、舌でくるくると」

「ほー!」

 

 勉強になりますね。なるほどなるほど。

 

「そして、ここを舌を固くしてツンツンします」

「ふぁ~!」

「ここに舌を入れたりもします」

「うっひょー!」

 

 いや、うん、絶対この親子やばいです!

 

「ママはこのくらいなんですが」

「え? おねえは!?」

「おねえは、もうこっちの穴からこう」

「うえっ!?」

「そして同時に指でここをこう」

「げえっ!?」

「さらに、ここにこういうものを装着して、ここに挿れちゃいます」

「……」

 

 やべーな……姉やべーよ。

 

「個人的には……うちのレーベルくらいのスキンシップとは言わないまでも、もうちょっとライトな方が好みです」

「あ、はい」

 

 彼女が百合モノが好きなのは、そういう理由だったのですね……。

 ご実家がディープなせいで、ライトな百合を好むことになったという経緯だったとは。

 そして妙に男性慣れしてないのも理由がわかったよ。

 

「それで、どうでしょうか」

「えっ」

「だから、これは普通なんでしょうか」

「……」

 

 多分普通じゃないと思います……。

 しかし普通とは何かと言われると。

 例えば俺のように、女子小学生の恋人と愛人がいるのは普通なのかということになりますよ。普通かな?

 しかしながら、そもそも今の時代に普通とか普通じゃないとか考えるのがもうナンセンスなのでは?

 

「愛し合っているようで、羨ましいご家庭ですね」

 

 言った―!

 これは良い答えなのでは?

 そうだよ、家庭に普通も何もないんだよ。幸せならいいじゃない。そんなこといったら、あげはちゃんのお宅なんてどーすんの。

 

「そう、ですよね……」

 

 スッキリしたー。という反応ではなかった。まぁ、そうですよね。

 

「個人的には、お父さんはどうだったのかなーと」

 

 登場してないからね。

 

「パパはお姉のことを愛していたのですが、愛しすぎたことでママから近づくことを禁止されたそうです」

「愛しすぎちゃったんですか」

 

 何をやっちゃったんだよパパ。

 まさか真奈子ちゃんのパパよりスゴイことをしちゃったんじゃないでしょうね?

 

「はい……ほっぺにキスしたとか」

「ええーっ!?」

 

 それだけかよ!?

 

「男女ではちょっと」

「いや家族ならいいんじゃないんですかね」

「そうなんですか?」

「そうだと思いますけど……」

 

 しいて言えば、あなたのお姉さまは絶対ヤバいです。

 

「もちろん、俺ももう妹と風呂に入ったりはしませんが……」

「ほっぺにキスくらいならいいと?」

「うーん。いいと思いますけど……」

 

 どっちかっていうと妹の友達のJSとえっちなことをしちゃう俺の方がダメな気がするんだよね。しいて言えばですけど。別にどっちも問題ないっすよ。

 

「そうですか……ちょっとお願いがあるのですが」

「あ、はい。なんでしょうか」

「弟になってもらってもいいですか? 実は……本当はもっと男性に慣れたくて。年上はちょっと怖いのですが、年下のかわいい男の子なら……」

 

 むっ?

 かわいい男の子?

 俺のことをそんなふうに思っていたのですか?

 

「弟になりまぁす!」

 

 こうして俺は姉ができた。

 

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