ダンブルドアによる講評をお楽しみください。
翌日。
私は医務室で目が覚めた。
ベッドはカーテンで仕切られ面会謝絶。
クィレル教授が作っていた『抑制剤』を点滴で注射され、ハロウィン以来の一週間寝たきり生活が始まる。スネイプ教授の用意した色々な薬を決まった時間に飲みながらダラダラ過ごしていた。
山のような差し入れ……魔法界の本を読む。
これはこれで面白いが、どうにも絵本のおとぎ話のようで筒井康隆や横溝正史が恋しくなる。
白いカーテンの向こうでハリーとダンブルドアが話しているのも全部聞こえていた。
2人ともヴォルデモートが生きていると確信している。
彼が吸血鬼という存在を軽視していることも。
そして、何故ハリーがクィレルを倒せたのか。
あれは特別な呪いでもなんでもなく。
母親の『愛』だと、ダンブルドアの口から語られた。
ヴォルデモートがヴォルデモートである限り、この魔法を破ることはできない。
それこそが彼の最初と二度目の敗因。
まぁ、次はもっと上手くやるだろう。
それは誰であっても考えることだ。
もしも次があるなら、私ももっと上手くやらねば……。
†
例の『立ち入り禁止の廊下』にある部屋の1つが丸焼けの状態で発見された。校長は朝食の席で「その部屋に『賢者の石』を隠していて、丸焼けになったのは石を守ろうとした者がウッカリやってしまったのだ」と説明したそうだ。
可哀相にハグリッドは愛犬のフラッフィーが死んだためおいおい泣いて、隣にいたフリットウィック教授は涙の滝に打たれていたらしい。ハーマイオニー曰くあのケルベロスはまだほんの子犬らしい。『悪霊の火』で焼き払って正解だった。
学校で怪物を飼うな。
生徒を殺す気か。
……『賢者の石』の件は先生たちと生徒の秘密。
そうして、この話は締めくくられた。
何人がこれが本当の話だと信じるかはさておき。
石はダンブルドアが砕いてしまったそうだ。
クィレル教授が亡くなり、ヴォルデモートが逃げ出した翌日。ダンブルドアが医務室でハリーにそのことを話し、ハリーも医務室でハーマイオニーとロンに話し、ハーマイオニーが廊下で私に教えてくれた。
フラメル夫妻はこの世を去る道を選んだ。
闇の帝王が蘇るくらいなら、という考えだろう。
石だけが復活の手段とは思えないが……。
「おい、僕の話を聞いてるのかアオイ」
「なんの話でしょう。テストの出来ですか?」
年度末最後の朝。
談話室でドラコはご機嫌だった。今年も寮対抗はスリザリンの圧勝で終わるから、というのが理由らしい。
家に帰れるのがうれしくてほとんど聞いていなかった。
「……ダンブルドアはクィレルが悪霊に取り憑かれてたなんて言ってたが、本当かどうか怪しいって話だ。もう腹が減ったのか」
「あの話は本当ですよ。私、見ましたし」
教授が昨年、研究旅行中にタチの悪い霊に憑かれたこと。
そして後頭部に宿った霊をターバンで隠していたこと。
ハリーを殺そうとして返り討ちに遭い、霊ともども倒れたこと。
全部が全部本当というわけではない。だがこれでいい。
何でもかんでも本当のことを言えばいいとは限らない。
ドラコは私の話を聞いて呆気にとられている。
「本当に使えない男だな……ポッター程度にやられるなんて、本当にホグワーツを卒業したのかも怪しいレベルだ。お前まさかとは思うが、ポッターに手を貸したんじゃないだろうな」
「私は見ていただけです。腰が抜けてしまって」
「こ、腰が抜けた?」
ドラコが噴き出した。
どうにか話を逸らせられた。
根掘り葉掘りで嘘がバレたら話がこじれる。
ダフネは「先生がそんな悪い人なら腰も抜けるよ……」と同情してくれたが、それは申し訳なかった。私はただ一連の出来事を眺めていただけだ、何もしていないのは嘘じゃないけれど。
「グリフィンドールの減点がなかったのは惜しいけど、どのみち連中は今年最下位が確定してるし。石を守ったってから加点するならスミレも関わったから大丈夫そうね」
「どうでしょう。ダンブルドアは信用できません」
「まったくだ。アイツが石を学校に置いたせいでクィレルはトロールを侵入させた、おまけに森であんなものを見せられて。あのグズの森番もそうだ。ホグワーツはいつから見世物小屋になったんだか!」
「同感です。敷地内にケルベロスやケンタウロスがいるなんて、安全管理に問題がありますよ。なんであっちこっちに危険な生き物がウジャウジャ……」
考えるだけで恐ろしい。
この調子だとまだまだハグリッドの違法ペットがいそうだ。
今年は時間的に無理でも、来年には一匹残らず駆除せねば。
それでなくとも物騒な学校だ。
少しでも安全に過ごせるようにしたい。
それにしても。
パンジーからの目線が痛い。
昨夜の一件は根に持たれそうだ。ちゃんと説明したいが、今はタイミングが悪すぎる。
†
ハリーも校長の許可でどうにかベッド生活を脱したらしい。
ホグワーツの一年を締めくくる『学年末パーティー』とやらで、大広間はいつになく盛り上がっている。この場で寮対抗戦の結果発表があるようだが、大砂時計を見れば一目瞭然でスリザリンの圧勝だ。
広間は銀と緑のスリザリンカラーで飾られ、天井からはスリザリンの寮旗が垂れている。あまり興味なかったが、これは壮観だ。周りの浮かれようもなんとなく分かる。
勝てば嬉しい、当たり前の話だ。
少し時間が早いのか、他のテーブルにはちらほら空席が目立つ。
パーティーまで時間がありそうだし、今日のドラコは立て板に水で自慢話がノンストップだ。セオドール・ノットとザビニには悪いが聞き役はお任せする。
今回の席争奪戦はミリセントが勝利し、運悪くもう片方の席にはダフネが座ってしまった。これなら盗み聞きされる心配もない。
となりのパンジーにそっと耳打ちする。
「血、吸わなくてすみません」
「理由を聞かせて」
そうだろう。
誰だって、吸血鬼に血を吸われたくなんてない。
なのに自分から差し出すと言ってくれた。それを断って逃げたのだから、説明しないのは不義理だ。
「私と同じ思いをして欲しくないんです。何も面白くありませんから……ただ不便なことが増えるだけです」
「…………」
「誰かを見るたび、お腹が空くんです。同じ人間が食事に見える。友達にそんな感覚を知って欲しくありません」
すれ違うたび、相手の心臓の鼓動が聞こえる。
砂みたいに乾いた自分の身体が、みずみずしい血を飲むために飛びかかりたくてしょうがなくなる。鮮血が染み渡る感覚を、この病んだ身体は本能で知っている。それを味わいたいなんて、人間の感覚じゃない。
ただの化け物だ。
誰かにこれを味わわせるなら自滅した方がマシなくらい。
「別に、それでいいと思ったの」
……今、なんて?
「アタシ1人なら絶対イヤ。でも2人なら辛いのも半分でしょ」
「本当にすみません」
「謝らなくていいけど。私以外の誰かから血を貰ったら、そのときは許さないから」
「……どうしても欲しくなったら、お願いしてもいいですか?」
本音を言えば、脂身の少なそうなパンジーの血は美味しそうだ。
欲を言えばもう少し野菜を食べて欲しいけれど。
ホグワーツであなたより魅力的な女性は、きっと見つからないでしょう。
ふざけたつもりはなかったけれど、言われた側は「命に関わるなら文句ないわ…………ていうか、冗談言えたのね」とあっさり流されてしまった。
冗談じゃなくて本気ですよと説明したかったが、ダンブルドアの声が響いてすべての雑談を遮った。
「――また一年が過ぎた!」
歓迎会と同じ、朗らかな調子だ。
「一同、ご馳走にかぶりつく前に、老いぼれのたわ言をお聞き願おう。みなの頭も以前と比べ少しでも何かが詰まっておれば良いが……新学年を迎える前に、頭がきれいさっぱり空っぽになる夏休みがやって来る。その前に、寮対抗杯の表彰を行うとしよう」
ドラコは喋り足りないようだが、結果はすでに全員の知るところだ。スリザリンの……自分たちの勝利と分かっていれば、負けず嫌いの彼も黙って発表を待っていられる。
「点数は次の通りじゃ。四位グリフィンドール、312点。3位ハッフルパフ、352点。2位のレイブンクローは426点。そしてスリザリン、472点」
学年最高の優等生ハーマイオニーがいようと、校内最強のトラブルメーカーことウィーズリー兄弟とあのハリー・ポッターがいてはこの点差も自然だ。3人は校則違反への抵抗が欠落している。
大はしゃぎのスリザリンはさておき、2位のレイブンクローまでグリフィンドールと同じくらい残念そうなのは……やはり寮同士の関係の表れなのだろう。
ようやく一週間ぶりのまともな食事だと思いきや。
結果発表はまだ終わらない。
ああ……あの人は厄介なタイプの天才だった。
九月の歓迎会で披露したあの音頭への感想を、今更になって思い出す。
「よしよし、スリザリンの諸君。よくやった。しかし、つい最近の出来事も勘定に入れねばなるまいて」
しん――と大広間は静まり返る。
スリザリンは――ソロ船長風に言えば――嫌な予感、他の寮は微かな希望を抱いて、校長を注視した。
「駆け込みの点数をいくつか与えよう。えー、まずは……ロナルド・ウィーズリー君」
誰かと思ったが、ロンというのはロナルドの略称か。
「この何年間か、ホグワーツで見ることのできなかったような最高のチェス・ゲームを見せてくれたことを称え、グリフィンドールに50点を与える」
これで点差は110点。
だがハーマイオニーとハリーで50点ずつ稼いでも同点だ。
スリザリンが優勝した事実は変わらない。
「次に……ハーマイオニー・グレンジャー嬢、火に囲まれながら、冷静な論理を用いて対処したことを称え、グリフィンドールに50点を与える」
あと60点差。
私がヴォルデモートを見逃し、結果的にハリーを見殺しにして、最後の最後で石を奪おうとした事をバラすならばスリザリンの負けだ。だがそれは、私をこの学校に閉じこめたい魔法省の意向に逆らうこととなる。
さあどうする。
「三番目はハリー・ポッター君。その完璧な精神力と並外れた勇気を称え、グリフィンドールに60点を与える」
3つの寮から歓声が爆発した。
スリザリンの7年連続単独優勝を阻止できたのが、よほど嬉しいのだろうか。それともこのサプライズに興奮しているのか。私には分からないし、残念ながら同じスリザリンの愕然とした顔も哀悼の意を表する他に反応出来ない。
競争とか勝負は昔から苦手だ。
これでグリフィンドールとスリザリン、ともに472点。私が減点される可能性は大きい。それがある限り、落ち着かない。
ダンブルドアは手を広げた。
とたんに大歓声は静まり返る。
「恐怖に屈することなく真実を見届けた鋼の精神力と、揺るぎない意志の力をもってサラザール・スリザリンの理想を示してくれた。これを称え、スミレ・アオイ嬢に50点を与える」
追加は50点。これで再び突き放した。
駆け込み加点の理由は創設者の1人、サラザール・スリザリンの理想を示したこと。組み分け儀式の際にあの帽子が歌ったとおり。冷静に状況を判断し、ときには非情なほど利己的に目標を達成する決断力。
私は『賢者の石』を巡る騒動でそれを示した、らしい。
あれは偶然が重なっただけだ。石を守った覚えはない。
それにまだ謎のままの部分も多い。真実を見届けたなんて、私自身はこれっぽちも思っていない……。
さらにスリザリンへの加点が続く。
なんと面倒なことをする人だ。
「苦しむ友を救うため我が身を惜しまぬ勇気は実に素晴らしい。同時に、わしはその美しき友情も称えたいと思う……パンジー・パーキンソン嬢に50点を与える」
私に血を吸うよう迫ったことか。
どうせなら私への加点をそのままパンジーに渡して、1人で100点を稼がせてあげて欲しかった。特になにもしていないような人間よりずっと立派なことをしたんだから。
改めてスリザリンが沸き上がる。
偉業を達成できるか否かの瀬戸際でどんでん返しなんて趣味が悪い。エンターテインメントにしてもやりすぎだ。ああ、これで落ち着いて家に帰れる。
なんてほっとした。
だが、アルバス・ダンブルドアがこれで終わると何故みんな思ってしまったのか。
最後の最後にひっくり返してこそ観客にとって面白いのに。
やられる側は堪ったものじゃないけれど。
「勇気にも色々ある」
全員の時が止まったようだ。
私も校長から目が離せない。
「敵に立ち向かっていくのにも大いなる勇気が必要じゃ。しかし、味方の友人に立ち向かうのにも同じくらい……時にはそれ以上の勇気が必要となる。そこで、わしはネビル・ロングボトム君に100点を与えたい」
私は葬式に参加している。
真横のグリフィンドールのテーブルからは狂ったような歓声。大広間が震えるほどの熱狂と歓喜で鼓膜が裂けそうだ。一方、スリザリンのテーブルは耳を澄ませばお経が聞こえそうなほど悲愴感に包まれていた。ドラコがあんな死んだ目をしているなんてよほどだ。
ザビニの顔からも薄ら笑いが消え、ダフネなんてこの世の終わりを迎えたかと思ってしまう表情。まさしく絶望である。
何よりレイブンクローとハッフルパフまでスリザリンが優勝を逃したことを祝っている。
つくづくスリザリンはよそと仲の悪い寮である。
ロンとハーマイオニー50点。
そこからハリーの60点でグリフィンドールとスリザリンが同率首位で、私とパンジーへ50点ずつ加算。これで突き放したと思わせ、最後の最後にネビルへ追加で100点。グリフィンドールが優勝寮に躍り出て、スリザリンは七年間の優勝杯独占に失敗した。
結果で見れば同率一位、つまり二位に落とされたのではない。
しかしスリザリンにとっては屈辱だ。7年連続での単独優勝は叶わぬ夢に終わった。それも多くの生徒が不倶戴天の敵とみなすグリフィンドールとの同時優勝は、特に最上級生には屈辱だった。悔し涙を流す監督生や7年生、それより下の学年も手放しで喜べない空気が漂っている。
あのドラコすら怒りに震え、ザビニとセオドールがいなければネビルを呪い殺しそうなほどだ。グリフィンドールの、あのロングボトムがスリザリンの偉業を邪魔した。そう思っているのだ。
ミリセントもダフネと小声で不満を言い合う。
嬉しいのと悔しいのとでごちゃ混ぜになり、パンジーは呆然としたまま泣いている。
もしかするとハーマイオニーに並べたからかもしれない。
私は『来年こそは失敗すまい』と心に誓った。
たかが寮対抗で死人が出るのは困る。それも友達が犯人になりかねないとあっては、ちょっと以上に問題だ。
「さて、飾りつけをちと変えねばならんのう」
7年目にして雪辱を果たしたと言わんばかりの狂喜乱舞を、ダンブルドアは一瞬だけど鎮めた。ほんの一瞬、手を叩いて横断幕と寮旗が加えられるそのひとときだけ。
右半分は赤と黄色のグリフィンドール、左半分は緑と銀のスリザリン。
何度目かの大爆発は、今度こそ止まらないし止めようがない。
葬式から法要くらいには明るくなったスリザリンのテーブルで、遠くにあるトライフルをこちらへ貰いながらふと思う。
校長はこうなると予想していたのではないか?
ハリー・ポッターに華を持たせる。
そしてネビル・ロングボトムにも。
その上で、私に今後どう振る舞うべきか示したかった。
あの鏡の前では隠しきれていなかったから、きっと気づいているはずだ。
……なるほど、教育者としても天才だ。
全部お見通しでここまでされたら堪ったものじゃない。
久々のパンケーキに生クリームをのせてハッとする。
私はホグワーツの生クリームが大の苦手だ。
†
私の成績は普通だった。
飛び抜けて悪い科目はない、強いて言えば『飛行訓練』が全科目中で一番低かった。この授業は今年だけだからなんとか頑張ったが、やはり箒は苦手だ。
しかしパンジーやミリセントの前で「普通でした」と言ったら怒られた。
魔法薬学と呪文学は本気で取り組んだのだから、その分良くて当然だ。他の科目は人並み。あまり関心もないし将来使う予定もない。卒業とともに「お役御免」なのは2本もある杖だって同じことだけど。
着替えと本を鞄に押し込め、ベッドの下から出たがらないアオダイショウの『ザクロ』を首に巻いて準備は終わった。
……私個人の成績より、スリザリンから魔法薬学と呪文学で酷い点数を取った人が出なかったことが何より嬉しい。字もまともに書けないゴイルでさえ人並みの成績だったのだから……これは自慢していいはずだ。
成績不振で退学にならなかったことをロンとハリーは残念がっていたが、お手盛りで優勝出来たのだから我慢して欲しい。
帰りのホグワーツ特急も行きと同じ顔ぶれ。
キングズ・クロス駅に着いたときには、ドラコの『ゲラート・グリンデルバルドがいかにダンブルドアより素晴らしいか』という話が3周目に突入して乗り物酔いみたいになっていた。
制服から普通の服に着替えて、降車用の改札を通る。
叔父さんがクリスマスにくれた四次元ポケットのキャリーケースを引きずりながら、みんなと別れる。こけないかと心配されるが、私だって背は伸びた。あれだけ肉ばかりの生活をしていれば当然だ。
「ちゃんと三食食べなさいよ。そんでなくても小さいんだから」
「あなた基準だとみんな小さいのでは」
「食べて頭に行かなきゃ意味ないでしょ。ああでもスミレってそもそも食べないのよね」
「無理せずでいいよ? 少しずつでもちゃんと……」
「日本食は普通に食べられますからご心配なく」
思い出すだけでお腹の虫が鳴く。
早く帰って白いご飯が食べたい。
そんな挨拶をしつつ改札を出る寸前になって、
「というか、私が歳下みたいな扱いになってますよね!? 今年で14なんですけど!?」
気づいたがもう遅い。
みんなバラバラに別れ「なにを今更。当たり前だ」と笑顔で手を振りながら、家族といっしょに1991年のロンドンの雑踏に消えていく。
いつものみんなはイギリスの魔法の世界へ。
そして私は日本の普通の生活へ。
――純血の寮と言われるスリザリン生なのに、堂々とマグルの乗り物で家へ帰る変人。
来年はそんな風に言われるんだとぼんやり思いながら、私はロンドン名物の黒塗りタクシーに乗り込んだ。
次回からは『秘密の部屋』が始まります。
今回で1年目が終了。現時点ででスミレが得意な魔法は『悪霊の火』と『閉心術』の二種類、ただしどちらも吸血鬼化しないと使用出来ない制限付きです。他の呪文は授業で習う範囲を出ません。
通常時は格上相手にまともに戦えない状態です。